み教えに聞くE (願いに応える
  人生)i モード

 

親鸞聖人の時代も、私たち歴史の素人にはどこまで理解できておるのかわかりませんけれども 「 源平の戦い 」があり、ちょうど社会が大きく変わっていった時であります。

その上に、天災地変というような、今ではかなり科学技術の進歩によって解決されていることも、そのまま一人ひとりの身の上にふりかかってきている時代であったと思います。

そういう意味では 「 私たちだけが苦労しているのだ 」 ということは、少しあまえた感情になる気もしますけれども、やはり現代に生きる私たちもまた、自らの一生をかけて努力しなければならない問題を多く抱えていることは、確かだと思います。

そういった点で、み仏の教えを聞かせていただきつつ、現代を振り返ってみますと、自分自身を見失っているということが言えるのではないでしょうか。

 つづく



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