2023年
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12月
12月22日〜1月5日 レスパイト入院
今年の年末年始は病院で過ごす。年末年始の期間は日中は訪問看護師やヘルパーが休みだし夜間は重度障害者訪問介護を 呼ばざるを得ない。年末年始 特に夜間には見知らぬ他人が座敷の手前の部屋にでんと陣取っているのは僕は嫌だし僕の 家族も嫌だと思うと考えている…だから。それに僕が家に居ると家族は自由に動けない、僕はこの時期は自分がほんと お邪魔虫だとそう感じているのだ。
今回の入院中ずっと肺が冷えた感じがあって、家に戻る途中から気管切開部から右肩にかけて痰がじゃじゃ漏れ状態に なって家に着いた時にはシャツは痰でびっしょり。病院では何とか状態を保てていたのにちょっと環境が変わるとこの 有り様、本当に情けない身体だ。それから18時間ぐらいは気管切開部から引き続き痰が出て右肩はじゃじゃ濡れ、時折 クシャミも出て風邪引いたみたいになってしまった。幸い一晩寝たら風邪みたいな状態も大分治ってパソコンも入力 出来る状態まで回復した。
今回入院したのは長期滞在型神経難病病棟、3ヵ月ぶりの入院なのに看護師さん達も介護員さん達も僕のことを覚えていて 親しみを込めた挨拶やケアをよくしてくれた。今回の問題点は排便とナースコールの待ち時間、排便は今回も4回とも 苦労した。ナースコールの待ち時間もこの病棟に入院することが決まってある程度(10分〜15分)は我慢して待とうと 決めた、だから用事が出来た時(例えば気管吸引は痰が出始めたらすぐに)にはナースコールを早めに押すことにた。この 神経難病病棟には僕みたいに人工呼吸器を着けている患者が50人はいるそうだから、スタッフの忙しさは半端じゃない ことは僕にも十分理解出来た。現に今回僕が入院した病室は人工呼吸器を着けている患者ばかりの4人部屋だったけど 部屋に響くのはテレビの音とスタッフの声のみ、だけどよくスタッフの姿がどこかに見えていたという印象が 残っている。
今回リハビリは合計6回、年末年始の割にはよく来てくれたと思う。立位運動も車椅子移乗も3日してもらって… まだ訪問 リハビリで立位運動はしてないけど12月30日に立ってはいるから、来週火曜日の訪問リハビリでの4歩の歩行運動は希望的 観測で大丈夫だと信じたい。お風呂には2回入れてもらって程良い強さで丁寧に洗ってもらって大満足。ただ 年末年始に かかったから仕方ないのだけれど 間が10日ほどあいて後頭部の痒みに耐える日々が続いた。眠る前には看護師さんと 介護員さんにお決まりの手脚の運動もしてもらって…こうしたみなさんのおかげで今の僕の状態があるという訳だ。 滞在型神経難病病棟のスタッフの皆様 本当にお世話になり ありがとうございました。

12月20日 今年最後の入浴車・リハビリ
朝10時過ぎからは入浴車。昨日から羽毛布団を使っていて昨晩は暖かく眠れたのだけれど今朝目が覚めたら肺が冷えて 上半身に寒気がした、いくら羽毛布団でも目覚めの時の肺の冷えには勝てないようだ。今日の入浴車のスタッフは 看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのMaさんとMoさん、浴槽にお湯が溜まるまでに今日もまずF看護師に 脚のマッサージをしてもらったのだが…パジャマの上からでも手が冷たいのが分かった。それだけ外が特別冷えているの だろう。それから看護師さん二人で万歳(気持ち良かった)・左側臥位になってタッピングした後吸引してもらって、 スライドボードでベッドから浴槽に移動してお湯に浸かった。お湯に浸かった瞬間は熱く感じたお湯もすぐにそうでも なくなった。足し湯と胸にシャワーでお湯をかけてもらって温まり、一度あがって身体を洗ってもらいもう一度お湯に 浸かって十分に温まってからお風呂からあがった。今日はお風呂からあがってからは汗も出なかった、それだけ気温が 低いのだろう。これから3週間こんな気持ち良いお風呂は入れない、病院にここまで期待するのは無理だもの。
午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。最初は脚の可動域運動。今日の股関節の屈曲運動は 大腿二頭筋が痛かった、珍しい。今日は脚を上げての膝の裏伸ばしも踵(アキレス腱)伸ばしもかなり痛かった、今日は ずい分寒かったから。立位運動は立つ時ゆっくりだったから太ももの力を結構使った。腰伸ばしはもうひとつ だったかな。

12月19日 流石ベテラン
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーYさんが定刻に来たのは予想通りだけど続けて訪問看護ステーションOの M看護師が部屋に入ってきたのにはびっくり、慌ててパソコンをシャットダウンした。いつもの様にYさんが洗顔している 間にM看護師がバイタルを測り胸の聴診をして脚のマッサージ、M看護師の脚のマッサージはとても気持ち良いけど たいてい右脚だけで時間オーバー。
それから二人で背中拭きと陰洗、背中拭きの前に首前方左と左脇腹(テープ負け)と左手親指(虫刺され?)の痒みを訴えて 処置してもらった。M看護師の背中拭きは今日も丁寧で気持ち良かった。陰洗が終わったら次は車椅子移乗、スライド ボードを使って車椅子に移ったのだがとってもスムーズ。流石ベテランの二人で(僕の所に訪問に来るようになって 二人とも20年以上)息の合った移乗だった。車椅子は今日も庭向き、曇り空だったけど南天の赤い実だけが 輝いて見えた。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。寒くなったからか関節の可動域運動余計痛く感じるように なった、肩も肘も手の指の関節も早めに痛みが来た。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は久しぶりに重心を前足に移す際に 後ろ足で身体を押す気になったし まあいい出来だったかな。
午後2時半からは訪問歯科、左下奥歯の腫れが少し気になったけど処置してもらった時もそう痛まなかったし…入院中も このまま無難な状態が続いてくれればいいけど。処置中に舌がずい分傷ついてるのを知った、結構痛い。舌がこんなに 傷つくのは珍しい、歯がギザギザしてる?

12月18日 寒い
昨夕5時頃肺の調子が少し悪くなったような気がしたから妻に風邪予防の漢方薬を夜の経管栄養時に他の薬と一緒に 服用してもらえるよう頼んだ。昨晩寝る前にはクシャミが出るようになっていた、まあ肺の調子は夕方より幾ぶん 良くなっていたけれど。今朝もクシャミが続いていたし肺から肩にかけて寒気がした。こんな日はあんまり清拭したくは ないな。
月曜日の朝のケアは10時半から、定刻に訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーNiさんが部屋に入ってきた。 ヘルパーのNiさんを見た時にはちょっと不安にかられたがT看護師が何とかしてくれるだろうと思い直した。今日は洗顔と 清拭と排便介助、Niさんが洗顔している間にT看護師はいつも通りバイタルを測り胸の聴診をしお腹と脚のマッサージ。 それから二人で清拭と排便介助、清拭はT看護師が寒くないように気を使ってくれたけどこの冬の時期は清拭の途中で やはり肩が冷えた。この時期の清拭の時は暖房をかなり強くするしかないみたいだ。
さて 最後は問題の排便、今日も苦戦した。最初の浣腸ではガスしか出なかった、ガスはいっぱい出たけど…。しかし 便が肛門近くまで下りてきている感じはあったのでT看護師に取れるだけ取ってもらって…2回目の浣腸、それで便が結構 出てお腹も結構スッキリになった。Niさんのお腹の押し方が上手くなっていたのでびっくりした。ただ時間は2時間20分も 架かった。申し訳なかった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とKさん。月曜日も一度二人に立たせてもらってから車椅子に移った。 立たせてもらった感じはまあまあだったかな、今日は腰も伸びたしね。車椅子は庭向き、もう南天の赤い実以外庭に色は なくなった。1時間後車椅子からベッドに戻る時のヘルパーはNiさん(Kさんは指導)でスライドボードでの移動に初挑戦、 力が弱いから苦労してたけどT看護師のリードとKさんの指導で何とかなった。僕は車椅子からベッドに戻った時に冬って こんなに寒いのかと改めて思った。

12月16日 土曜日のケア
土曜日のケアは朝10時15分から、訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーFさんが部屋に入ってきた時は僕が 慌ててパソコンをシャットダウンしているところだった。今日のケアメニューは洗顔・清拭と陰洗の1時間コース?、 T看護師が来るのはもったいないくらいだ。いつもの様にFさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸を 聴診してから脚のマッサージ。それから二人で清拭と陰洗、二人の清拭は丁寧で気持ち良かったが…陰洗が終わったのは 11時半過ぎ、思っていた以上に時間がかかった。時間オーバーするほど丁寧に清拭する必要はないのに、僕は手足の指や 指の間さえしっかり広げてゴシゴシ拭いてくれれば十分だ。

12月15日 今日は暖かい?
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車、「今日は暖かい」と来たみんなが口にするが…エアコンの効いた部屋でベッドにほぼ 寝たきりの僕には気温の変化は分かりにくいのだ。そのみんなとは今日の入浴車のスタッフ 看護師のFさん(ケア マネージャー)とGさん・ヘルパーのKさんとNaさん、いつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでにF看護師が丁寧かつ力強く脚の マッサージをしてくれて その後看護師さん二人に万歳・左側臥位になってタッピング・吸引してもらってスライドボードで 浴槽の中に入って温もった。すると胸にシャワーでお湯をかけてもらっている訳でもないのに汗が出てきた。始めは どうして今日は久々に汗が出るのか理由が分からなかった。それから身体をみんなに洗ってもらい、もう一度お湯に 浸かって十分に温まってからお風呂からあがった。するとベッドの上でも汗が噴き出した。それでみんなが「今日は 温かい」と言ってたからかと気が付いた。冬でも20℃を越えるとお風呂で汗が出るんだな。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、そして午後3時半前からはH先生の訪問リハビリ。脚と頸に装具を着けて最初は ベッドの右端に端座位。端座位する前から気管のどこかに痰が引っかかってる感じがしたので装具を着ける前に妻に 吸引してもらったのだがスッキリしなくて…。端座位や立位運動の時には鼻と口から鼻水や唾液が滴り落ちて庭の景色を 見る余裕はなかった、まあ端座位は気持ち良かったし立位運動の際は腰を伸ばそうと努めたつもりだけど。次の脚の 可動域運動は今日も結構痛かった。股関節の屈曲運動の時には右は内側が痛かったし脚を上げての膝の裏伸ばしも踵 (アキレス腱)伸ばしも結構来た。でも入院したらこの傷みもしばらく味わえないのだから まあいいか。

12月14日 大遅刻?
木曜日の朝のケアは9時45分から、のはずが今日の担当看護師の訪問看護ステーションOのMさんがいつまで経っても 来なかった。前の訪問先で緊急事態が起きたようだ。10時5分早めにK会のヘルパーMaさんが来たのだが…ケア計画に 書かれていない洗眼等はやってはいけない決まりになっていた。それでもM看護師がいつ来るのか不明なのでMaさんに 洗顔を頼んだ。そして洗顔の途中でM看護師がようやく着いてバイタルを測り胸の聴診。洗顔が終わってから二人で 背中拭きと排便、今日はちょっと慌て気味だったけどM看護師は背中だけではなく胸も脇も拭いてくれて…いつものこと ながら上半身の清拭並みだった。排便は今日も苦労した。最初の摘便と浣腸でガスとほんのちょっと便が出ただけで…。 だけど便が肛門近くまで下りてきている感じはあったので取れるだけ取ってもらってもう1本浣腸、これである程度出て お腹もほぼスッキリ。M看護師が言うには「便自体は固い訳じゃないけどチョコレートの中のアーモンドみたいなのが 所々にある」と。僕も最近便に変化が起きたことは自覚している、それと便と便の間に何ヵ所もガスが溜まっていて 出ににくなってるとも感じている。この変化は夜に便の薬を飲み始めてから、止めた方がいいのかな。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日は一度二人に立たせてもらってから車椅子に 移してもらう。今日立たせてもらった時の感じは膝にも力が入ったしまあまあかな。ほんと腰に湿布を貼ると右膝の 調子が良くなるから不思議だ。スライドボードで車椅子に移った後は庭が見える位置に向けてもらった。すると庭を見た 瞬間にマルが僕の見える範囲に入ってきて通り過ぎていった、それだけで嬉しくなった。南天の赤い実は雨に濡れて 輝いていた。なかなか良い風景だと思った。

12月13日 年賀状作り
年賀状の季節、12月22日からレスパイト入院するから今週作らないとどうしようもない状態に追い込まれてようやく 作ろうという気になった。実は今年はずっと年賀状を作りたくなくて…、会社時代の仲間やまだ交流のある数少ない 同級生に対して「まだ僕は生きています」と言うことを知らせる唯一の証・方法なのに。年賀状を出さなくてもいいんじゃ ないかと思うようになった背景には、「長く生き過ぎた、嫌なことが多過ぎる」「存在してないのも同じ僕が生きようと 死のうと世間には関係ないじゃないか」という想いがあった。
昨夜から辰年の年賀状の画像を検索し幾つか保存、今朝その画像を加工しWordのハガキ書式に貼り付けお風呂の時間・ リハビリの時間を除いて一日かけて年賀状の文面を仕上げ住所録を修正した。後は印刷するのみ。自分ではプリンターを 操作出来ないから誰かに手伝ってもらわなければならない。妻にはパソコン関連の細かなことは頼みづらいから娘しか 頼める誰かはいないのだけど…。
朝10時過ぎからは入浴車、今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さん・Yさん・ヘルパーのFさん(久しぶり)・Niさん。 いつも通り浴槽にお湯が溜まるまでに看護師さん達に軽い運動と吸引をしてもらいスライドボードを使って浴槽の中へ。 そして身体を温めながらFさんに洗髪してもらったのだけれど…Fさんの力加減が髪が伸びてた時のもので 少々 痛かったが、スタッフの中にFさんがいることの方が嬉しくて痛みを打ち消してくれたみたい。それからネットを上げて みんなに全身を洗ってもらってからもう一度お湯に浸かってゆっくりと温まりお風呂からあがった。今日も楽しくて 気持ちの良いお風呂だった。
そして午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動。今日は膝の裏伸ばしも踵(アキレス腱)伸ばしも 痛かったけど、特に股関節の屈曲運動の時には股関節の内側が痛んだ。立位運動の時にはツワブキの黄色い花も南天の 赤い実もほとんど見えなかったけれど、膝や太ももにはちゃんと力が入って立てたし まあまあだったと思う。

12月12日 Naさんは独りでもう大丈夫
火曜日のケアは朝9時半から、久しぶりに事前にパソコンを終えて訪問さんが来るのを待った。定刻に訪問看護 ステーションOのM看護師と社協のヘルパーNaさんが一緒に部屋に入ってきた。Naさんはいつものごとく明るい挨拶、 そしてNaさんは洗顔に取りかかった。Naさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸とお腹を聴診して脚の マッサージ。それから二人で背中拭き・陰洗と車椅子移乗、NaさんはM看護師によく付いていってた。車椅子は庭向き、 ツワブキの花が終わりを迎え南天の赤い実だけが目立つ庭になった。冬の半ばにユキヤナギの白い花が咲くまではずっと このままだ。来年の老木の白梅はどのくらい咲くのか、モモがさぼって迎えに来なかったら見られると思うけど。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。いつものことながらこの時間帯は眠たくて目をシボシボ しながらH先生に挨拶、そして目を閉じたままでリハビリを受けた。H先生のリハビリは今日も結構激しかったけど数を 数えながら我慢した。ただ掌を閉じる運動の時は痛みに耐えられなくて…目を開けてH先生に合図を送った。ベッドに 戻る時の4歩の歩行運動は両足とも重心がかかった際に不安は感じなかったから…まあまあだったかな。

12月11日 珍しい
月曜日の朝のケアは10時半から、社協のヘルパーKさんが定刻に 1分遅れで訪問看護ステーションTのT看護師が部屋に 入ってきた。今まで訪問看護ステーションTの看護師が1分ですら遅れてきたことがないからちょっと不安だったけど…。 それに朝から便意がすごく弱かったから心配したけど妻がホットタオルでお腹を温めてくれたら便意が強くなった。 ただ タオルが冷えてきたのか時間が経つに従って次第に便意が弱くなっていき…T看護師が来た時には便意が なくなっていた。
Kさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測りお腹と脚のマッサージ。それから二人で清拭と排便。清拭はT看護師と Kさんだったから安心して任せられたけど…排便は僕自身の問題、浣腸しても最初の5分間は便意はちっとも催して こなかったけど…しばらくしたらようやく催してきて便は出たが何故かまた途中で止まった。T看護師は摘便してくれたが 「(僕にしては)ちょっと固め」と、自分でも最近便が変化したなと思っていたけど道理で。なんだかんだ言ってもまあまあ お腹はスッキリした。
午後3時からは車椅子移乗、担当は朝のケアと同じT看護師とKさん。今日も車椅子に座る前に立たせてもらったが立つのは まあまあだったかな。座った時に庭を見たが…南天の赤い実が輝いていた。今日は朝も昼もケアの間中二人はお子さんの 話をしていたなあ。手は動いていたから構わない、それに僕も聞いてて楽しかったから。ただ僕のやったことのない 子供の話が出来るのが半分羨ましかったけど。

12月9日 今日は一日統計GIS
今朝から有田町の統計GIS。地域別の人口分布は出来たけどExcelデータで加工した地域の65歳以上の人口比・15歳未満の 人口比が何度やっても地図上に表示出来なかった、国勢調査(2020年)の境界値データと5歳階級別男女別データとは何とか 結合出来て属性データでもunder14(15歳未満)・over65(65歳以上)列があるのは確認したんだけれど、地図上に人口比を 表示するために必要なシンボロジのvalueの中にunder14とover65は見当たらなかった。講義の動画通りやったつもりなのだけど…出来ない。ケアの時間以外一日中考えていたのだけど…分からなかった。どうしよう(悩)。
土曜日のケアは10時15分から。定刻に訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーFさんが部屋に入ってきた。一瞬 今日はT看護師でなくてもよかったがと思ったけど 安心したのも確かだ。今日のケアは洗顔・洗髪と清拭・陰洗の1時間半 コース、丁寧に洗ってもらったし拭いてももらった。あまりに丁寧過ぎたのかケアが終わったのは正午、 ご苦労様でした。

12月8日 通院日
今日は通院日。午前11班前に社協のヘルパー二人が来て外出準備。まず二人で玄関にスロープを設置してその後Kさんは 脚のマッサージをして装具付け・Naさんは洗顔を担当、今日はNaさんの外出準備の初陣なのだ。そしてNaさんの洗眼の 途中で訪問リハビリのH先生がもう着いて洗顔が終わってから脚に装具を付けてくれた。それからH先生とKさんの二人で 頸にも装具を付けてから車椅子に移してもらった。その後妻に吸引してもらって人工呼吸器を車椅子の座席の下に移して 外出準備は終わり、正午前に部屋を出た。
玄関から外に出ると青空 絶好の外出日和、四週間ぶりの外出がこんなにも良い天気で良かった。思っていた通り 国道沿いの街路樹も曲川小学校の正門の所の大きな銀杏も国道35号線添いの街路樹の銀杏も枝だけ丸坊主。 ただ隣り町 波佐見へ繋がる県道沿いの銀杏はまだ黄色い葉っぱが残っていて少しく黄葉が味わえたし、川棚役場裏の お寺の大公孫樹は今が見頃の様だった。病院へ向かう道中リフト車の中から見える山々にもスポット的な紅葉がなかった、 例年ならば何ヵ所か赤の紅葉スポットが見えるのに。今年は自分の目では紅葉している風景は見られそうもないな。道中 途中にある巨大なキャベツ畑では真ん中にあるはずの緑の球が見えなかった、収穫はもう終わった様だ。やはり四週間も 間があくと風景も一変するな。
病院に着き玄関でリフト車を降りて救急処置室に入って時計を見ると12時50分前、ストレッチャーに移ってバイタルを 測りしばらく待つと(15分ぐらいかな)主治医が来て診察と処置(カニューレ交換)。帰る準備をして処置室を出る時に 時計を見ると1時半、今日も早かった。リフト車に乗り込み出発する時に玄関前の池を見ると亀が二匹?甲羅干しを していた。それだけで「今日がとても良き日」に思えてきた、ほんと単純な性格だな。
家に着いて部屋に入り時計を見るとまだ2時20分前、今日の通院も本当に短時間で済んだ。後はリハビリの先生が どのくらいで来るか、前回の通院の時は1時間くらい待ったから。帰りの道中頸の装具の後ろの方が痛んだので車椅子の 姿勢を調整してもらってから待った。H先生は30分くらいで来てすぐにリハビリ開始。最初は車椅子からベッドに移る時の 4歩の歩行運動、まあまあだったかな。次は脚の可動域運動、股関節の屈曲運動は内側がかなり痛かった脚を挙げての 膝の裏伸ばしも今日は痛かった。この前(水曜日)との違いは何だろう。

12月7日 今日は良い日?
木曜日の朝のケアは9時45分から。朝からパソコンしてる時は今日が金曜日と勘違いしてて9時半過ぎに木曜日と気付いて 大慌て、ひと区切り付けて保存してパソコンを終わらせた。今日の担当看護師は訪問看護ステーションOのMさん、 大慌てでパソコンを終わらせたのにM看護師は10分ほど遅れてきた。いつもの様にすぐにバイタルを測り洗顔開始。 M看護師の戦艦は相変わらず手早くてきちんとしてる。その洗眼の途中でK会のヘルパーMaさんがいつも通り早めに来て 背中拭き用にお湯を準備してきた。洗顔が終わって二人で背中拭き(上半身の清拭もどき)と排便、背中拭きも丁寧に 拭いてもらっていよいよ排便の番になった。便意も朝かほとんどなくて便が下りてきている感じもなくて…朝から大いに 不安を感じてた。思っていた通り苦戦はしたが、2回の浣腸とM看護師の上手な摘便である程度の量便はなんとか出た。 これで月曜まで安心して過ごしていられる。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日は一度二人に立たせてもらってから車椅子 移乗、今日は立つのに若干時間がかかったけど踏ん張れた。車椅子は大部分庭向き、ツワブキの花がだいぶ枯れていた。 途中手チビが座敷の横のいつもの場所に来て休んでいる姿をしばらく見ることが出来たので嬉しかった。今日は 良い日かも。

12月6日 寒くなった
あさ10時過ぎからは入浴車、今週の金曜日は通院だから頭はしっかり洗ってもらわなければ。今日の入浴車のスタッフは 看護師のY子さんとHさん・ヘルパーのMaさんとNaさん、H看護師が脚のマッサージをしてくれる時に「手が冷たくて すみません」と謝辞。確かにH看護師の手はパジャマの上からでも冷たかった、今朝はそれだけ冷えたということたろう。 お湯に浸かった瞬間も熱っちとは感じなくて…しばらくしたらぬるく感じ始めたのでシャワーで胸にお湯をかけて もらって温まった。次は身体を洗ってもらう番、この時先週の金曜日のワイヤーが切れた事件を思い出したのは僕と H看護師だけだろうがワイヤーを交換したとかで今日は無事だった(笑)。それからみんなに丁寧に身体を洗ってもらい もう一度お湯に浸かってゆっくりと温まってからお風呂からあがった。今日も気持ちの良い入浴だった。
午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の脚の可動域運動と立位運動3回。今日はお風呂でゆっくり温まっていたおかげかかいつもより脚の可動域運動が楽に感じた、少しだけど(苦笑)。立位運動は庭の様子をよく見るために立ち上がりを 頑張ったつもりだが…腰はH先生に伸ばしてもらったようなものだ、2回目はタイミングよく腰に力が入って上手く立てた みたいだけど。ツワブキの花はまだ幾らか残っていた、しぶとい。今日みたいに中途半端な姿勢で見る時の方が ツワブキの花は黄色が鮮やかできれいに見える。

12月5日 まだ危うい
火曜日のケアは朝9時半から、聞いてはいたが訪問看護ステーションOのKg看護師が部屋に入ってきた。Kg看護師は 半年ぐらい前ケアのやり方が気にさわって強い口調で文句を言ったらそれ以降担当を外れた看護師さん、まあ今日の パートナーは社協のヘルパーKさんだったから何とかなるとは思ったけど。Kさんが洗顔している間にKg看護師は バイタルを測り脚のマッサージ、そのマッサージが力任せで痛いばかり。Kg看護師は何かを考えて脚を動かしているの だろうか。背中拭きも陰洗も早く終わりたいのか何か焦っているかのように拭き方も洗い方も荒い感じがして…、 早くさっさと拭いてもケアのTotal時間が短くなるとは限らないのに。最後は車椅子移乗、スライドボードを使って 車椅子に移ったのだけどちょっとまごついていた。
車椅子は今日は完全に庭向き、いつもより車椅子も前に出してもらった。マルがやってきて石の上にあるお供えの水を 飲んで向こうへのっしのっしと歩いて行った。ツワブキの花も半分ぐらい枯れていた。生垣の南天にも小さな赤い実が 少しだけ付いていた。今年は南天の実が豊作だ。モチノキは今年も青々しているが…実は見当たらなかった。 悲しいな。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。車椅子に座ったままで可動域運動している時もベッド上で 可動域運動を受けてる時も今日は肩の可動域運動がしんどかったけど数を数えながら耐えた。ベッドに戻る時の4歩の 歩行運動では今日は左足のH先生がお喰ってくれる歩幅が小さかったので左足の体重移動が変な感じだった。まあ歩けたの だから結果オーライ。

12月4日 
月曜日の朝のケアは10時半から、訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーNiさんが僕の部屋に入ってきた。 今日も排便の日だというのに朝からの便意はほとんどなかった、8時前に妻が持ってきてお腹に乗せたホットタオルで 一時的に便意が強くなった気がしたが、Niさんの顔を見た時また排便出来ない気がしてきた。気分によって便が出そうか どうかの自信がゴロゴロ揺らぐ、排便ごときで気持ちが落ち着かないなんて ほんとなんて情けない身体&精神力なんだ。 なんとかしてほしいよ 全く。
Niさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸とお腹を聴診して脚をマッサージしてくれた、最近脚が疲れ気味? だからマッサージしてもらうと気持ちが良い。Niさんの洗眼はもうひとつかな、清拭用のお湯も熱くはなかったし…。 排便介助の時のNiさんは前回とは別人のよう、掌の使い方が前とは違っていた…位置が僕の望んでいた所よりへそに 近かったけど。最近左側臥位の時にお腹を押してもらうとゲップが出るようになった、自分でゲップが出せない僕に とっては稀なことで嬉しいことだった。ただお腹を押してもらうと部分的にキュッキュ鳴くのが気になった。浣腸と T看護師の摘便で便はまあまあ出たようだ。お腹はもうひとつだったけど…ひと安心。
午後3時からの車椅子移乗、担当はT看護師とKさん。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから。今日はベッドに 端座位した時の脚の位置も悪くはなく、結構すんなり立てた。車椅子は庭向き、ツワブキの花はまだ残っていた。南天の 赤い実だけがやけに目立っていた。南天の赤い葉が今日はくすんで見えた。こうやって庭を見るのが好きなんだ。

12月3日 妻お出かけ
いつだったか妻から「12月3日昼前から出かける、午前中はM看護師・午後は(重度障害者訪問介護のヘルパー)Aさんが 来ることになってる」と聞いていた。なので妻の外出に関し僕が何か言えることもなく 代わりの人を頼んでくれてくれて いるのだから言う必要もなかった。ただこの頃妻の外出が幾分増えたような…、それだけ妻が僕と違って重度障害者訪問 介護のヘルパーさんを信頼出来ると思い始めたということだろう。まあ妻の介護負担軽減のために重度障害者訪問介護に 来てもらっているのだからこれでいいと思っているのだけど個人的には時々見放されたようで寂しさを感じる…。
午前10時半過ぎに(訪問看護ステーションOの)M看護師が来てケアに取りかかった。洗眼・(弱)上半身の清拭・陰洗・歯磨きを 一人でこなした、この辺が流石M看護師だった。正午前にAさんが着いてM看護師のする歯磨きを見学し、そしてM看護師と 交代。Aさんの役目は吸引・排尿補助 それに見守り、合間に重度のヘルパーの近況を尋ねられた。ゆっくりしとけば いいものを、真面目だな。

12月2日 期待通り
土曜日のケアは10時15分から、定刻に訪問看護ステーションTのN看護師が部屋に入ってきた時には正直「今日はまた イライラしそうだな」と思ったけど…パートナーがK会のヘルパーMoさんと分かった時には「Moさんがリードして くれるんじゃないか」と期待した。その期待通りMoさんが随所にリーダーシップ?を発揮してN看護師が戸惑っている時に 必要に応じてさりげなく適宜アドバイス、文字盤もMoさんが素早く受けてくれるから意思疎通に時間がかからなくて… 楽だった。二人がケアする動きに無駄はそうなかったと思うんだけどケア終了時に時計を見たら11時40分と計画より25分 オーバー、ケアとケアとの繋ぎの時間が長いんだ。計画では洗顔・清拭・陰洗で1時間、これが出来るのは M看護師ぐらいかな。

12月1日 ワイヤーが取れた? 外れた?
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のGさんとHさん・ヘルパーのKさんとNiさん、 初めはいつも通りにスタッフが僕の部屋のベッドの横に浴槽を据えて浴槽にお湯が溜まるまでに看護師さん達に身体を 動かしてもらって、吸引してもらってからスライドボードでベッドから浴槽の中に移してもらった。事件が起きたのは 頭を洗ってもらいながら浴槽の中でゆっくりと温もった後、身体を洗ってもらうために浴槽の中を上下するネットを 上げようとした時、浴槽の四隅に繋ぎ止めているネットのワイヤーが右足の所から外れた いや切れたのだ。みんなが どうしようかと大騒ぎしている時に僕は「これはメーカーか点検業者の責任だ」なんてことを考えていた。問題は浴槽の 中からどうやってベッドに戻るかだ。結局ネットを3点で上げ僕のお尻の所は若いKさんが持ち上げ濡れた大きめの バスタオルごと力ずくでベッドに戻した、当然ベッドには防水シートが敷いてあったけど。ワイヤーが形状劣化していて 切れたのだろうけど…入浴車を利用してもう20年以上になるがこんなこと始めて、なんてことだ(笑)。怪我なし、みんな 心配してくれた。



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11月
11月30日 流石
木曜日は排便の日、今日も便意はほとんどなくて自信がなかった。木曜日の朝のケアは9時45分から、今日の担当看護師の 訪問看護ステーションOのMさんがちょっと遅れてきてすぐにバイタルを測り洗顔開始。M看護師の洗眼は丁寧でしかも スピーディ、いつものことながら早めに着いたK会のヘルパーMaさんが部屋に入ってきた時には洗顔はもう終わっていた。 それから二人で背中拭き いや上半身の清拭、M看護師の場合はそう言っていいくらいの丁寧さがあるのだ。そして いよいよ懸念の排便。ところが最初の摘便で固いコロコロ便が3個?とガスがかなり出て、浣腸で思っていたよりたくさん? 便が出た…いつも通り途中で止まってしまったけど。その下腹に残った残便とその奥に存在してた軟便やガスを見事な お腹押しと摘便でM看護師が出してくれた。おかげで妻が言うには「お腹もぺっこり」、僕もスッキリ。
午後3時からの車椅子移乗、担当は社協のヘルパーYさんとM看護師。木曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから スライドボードで車椅子に移る手順、ベッドに端座位した時にやけに足が前にあるなと思っていたけれど二人に脇を 抱えてもらってもベッドから腰を浮かしにくかった。腰掛けも浅かったし…失敗だった。車椅子は庭向き。ツワブキの 花も枯れているのが出てきた、そろそろ終わりの時期を迎えそうだ。この1ヶ月間僕を楽しませてくれた、ありがとう。 南天の赤い実は生き生きとしてる、いいぞ。

11月29日 胸のヒリヒリ
午前10時過ぎからは入浴車、今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とYさん・ヘルパーのMaさんと Kさん、今日もいつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでに脚のマッサージ・万歳・左側臥位になってタッピング それに 吸引してもらってスライドボードを使って四人に浴槽に入れてもらった。今朝から気になっていることがあった、胸の 右側の1ヵ所がヒリヒリ痛んだのだ。浴槽の中でF看護師にそう訴えたら「三つ虫に刺されたような痕がある、帯状疱疹かも しれない」と、僕はジクトルテープ負けだと思っていたんだけど。最終的に「しばらく様子を見よう」ということになった。 今日のお湯は入った瞬間は熱め、しばらくすると丁度良くなった。それでも身体はなかなかぬくもらなかった、そういう 季節になったということだろう。身体を洗ってもらった後はもう一度お湯に浸かって胸にもシャワーでお湯をかけて もらって温まりお風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂だった。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動3回。最初は脚の可動域運動、股関節の屈曲 運動の時は今日も股関節の内側が痛んだけど我慢した。脚を挙げての膝の裏伸ばしもアキレス腱伸し(踵伸し)も 痛かったけど耐えた。立位運動もツワブキの花を見るために頑張ったつもりだけど もうふたつかな。

11月28日 Naさんももう大丈夫
朝9時半、僕がまだパソコンをしていろところに社協のヘルパーNaさんが来て今日も明るい声で「おはようございます」と 挨拶。仕方がないのでNaさんが洗顔用のお湯を準備している間にWordを保存し、フリース状態でパソコンを下げて もらった。そしてNaさんが洗眼している途中で訪問看護ステーションOのM看護師が10分ぐらい遅れ来てすぐにバイタルを 測り胸の聴診をして脚のマッサージ。洗顔が終わったら二人で背中拭きと陰洗、NaさんはちゃんとM看護師について いけてた。そして最後は車椅子移乗、Naさんはスライドボードに若干戸惑っていたようだったが何の問題もなく車椅子に 移れた。火曜日の車椅子は完全庭向き、ツワブキの花が終わりかけてた。僕を1ヵ月間楽しませてくれたけど自然の摂理、 仕方ない。
御前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。今日も結構痛かったけど泣くほどではなかった(笑)。 ベッドに戻る時の4歩の歩行運動も今日はまあまあだったかな。

11月27日 Naさん 一人で初陣
月曜日は排便の日、排便を促す薬はちゃんと2種類服用していたんだけど便が下りてきている感じもほとんどなく便意も かなり弱かった。
月曜日のケアは朝10時30分から、社協のヘルパーNaさんが少し早く来て明るい声で「今日から独りでケアです、よろしく お願いします」と挨拶があった。始めからあまり大きな期待をしている訳ではなかったけど、排便の時に想定外にお腹を 押すのが上手くて…嬉しかった。Naさんは小学4年から大学まで柔道をやってたそうだ。そのためかどうかは分らないけど 掌の使い方や押し方が看護師並みに上手いのだ、ツボにも当たっていたし前回「腕全体を使ってお腹を押して」と僕が 言ったことも仰向けになった時に実践していたし。今日の排便は1回目の浣腸ではガスしか出なかったけれども…2回目の 浣腸で便が途中まで出て、そこで止まった便と奥の方に潜んでいた便がNaさんのお腹押しとT看護師の摘便でいっぱい? 出た らしい。今日はNaさんが一番の功労者、相撲でいうところの技能賞だな。

11月25日 土曜日のケア
土曜日のケアのは10時15分から、丁度に訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーFさんが部屋に入ってきた。 今日のケアは洗顔・清拭・陰洗、T看護師が来たのがもったいない気がしたし月曜日のケア時の看護師が誰なのか気に なった。その分ケアは順調で何の心配も不安もなかった。清拭の時に二人に手足の指も指の間もしっかりと拭いて もらったし陰洗の時の差し込み便器挿入の際もお尻を上げてもらって1回で済んだし…。ただケアが丁寧だった分時間も かかった、ケアが終わって眼鏡をかけてもらい時計を見たら11時40分に近付いていた。計画の1時間で終わることは 難しいのはもう解っていたけどここまでとは…、これが続くとヘルパーさんの方で問題になりそう。
昼からはパソコン三昧、統計GISが少し解ってきた。

11月24日 今週2回目の入浴車
午前10時過ぎからは入浴車。今日のスタッフは看護師のGさんとHさん・ヘルパーはKさんとNaさん、今日もNaさんの 「おはようございます、髪切ったんですね」という元気で明るい声が僕の部屋に響いた。それだけで僕は笑顔になった。 いつも通り浴槽にお湯が溜まるまでの間に看護師さん達に脚のマッサージ・万歳・左側臥位になってタッピング・痰の吸引を してもらって、スライドボードを使って浴槽の中に入った。スライドボードでの浴槽への移動は始めて7ヵ月、最初は ギクシャクしていたが今はもうみんな慣れたもので移動もスムーズになり時間もかなり短縮された。今日のお湯の設定 温度は43℃とのこと、1℃の違いが浴槽に入った瞬間もかなり熱く感じずっと更に気持ち良かった。
浴槽に浸かった僕を囲んでの今日の井戸端会議の話題は子供たちの話から児童手当へ、今日の入浴車のスタッフにいる 子供の合計は13人を上回るから。児童手当に関しては一人っ子の親から「一人っ子と二人以上で児童手当に差があることに 納得がいかない」と文句が出るらしいのだ。子供の数で児童手当に差があるのは今の日本の状況なら当然だろう、今は二人 以上の児童手当は一定らしいのだけど…僕は「三人目・四人目 増えれば増える程児童手当を増額するのも良い」と思う。 一人っ子の親も自分が年金をもらう立場になって考えてみたらいい、将来年金を支えるのは今の子供たちでその数が 爆発的に増えれば年金問題も少しは緩和するかも…。児童手当の増額で少子化問題が解決すれば安いもんだ。
午後からはT先生の往診とH先生の訪問リハビリ、リハビリの端座位の際に庭を見たらツワブキの花が見えた、まだ 残っていた。

11月23日 勤労感謝の日
今日は祝日、昨日の夜までしっかり覚えていたのだけれど 今朝はすっかり忘れていて…午後3時からの車椅子移乗が あると思い込んで3時10分前にパソコンを止めヘルパーさんが来るのを待った。ところが5分過ぎてもヘルパーさんは 来ない。その時「はっ」と思い出した、「祝日は午後の車椅子移乗は出来ない」と言われていたのに。その後妻を呼んで パソコンを点けてもらったのだが…「どうしたの?」と聞かれても本当のことが言える訳もなく、馬鹿だな。
木曜日の朝のケアは9時45分から、10分ぐらい訪問看護ステーションOのM看護師が遅れてきてすぐにバイタルを測り洗顔 開始。別に洗顔・背中拭きが粗い訳でもないのに排便が終わった頃にはほぼ時間通り。洗眼の途中でK会のヘルパー Maさんが早めに来て洗顔が終わってから二人で背中拭きと排便介助、浣腸により途中で止まった便をM看護師が上手い お腹押しと摘便でいっぱい出してくれた そうだ。この辺が流石M看護師。

11月22日 散髪
朝9時玄関のチャイムが鳴った、訪問理容Rさんの到着だ。元々10月〜11月に接種する3回のワクチン(新型コロナウィルス 7回目・肺炎球菌・インフルエンザ)が終わったら髪を切ろうと決めていたのだ。今日の理容師はいつものKさんと補助の ?さん(名前は忘れた)、Kさんとはもう20年来の付き合いでどのくらい切るかはもう全てKさんにお任せだ。?さんと 初めて会ったのは15年以上前、当時?さんが前勤めていた会社の前の事業所の人事の女性の姉妹かと思うほど似てたので 驚いたのを今でも覚えている。今日もきちんと短く?カットしてもらったようだ。
床屋の後10時過ぎからは入浴車、まあ入浴車が来る日に合わせて床屋に来てもらっているんだけど。今日の入浴車の スタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーはNiさんとMoさん、ヘルパーは今年度から来るようになった二人だから ちょっと心配だったけど。いつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでにY子看護師が脚のマッサージをしてくれてその後二人で 万歳10回、この脚のマッサージと万歳が結構気持ち良い。それから左側臥位になりタッピングして吸引してもらってから スライドボードを使って浴槽に入った。お風呂に浸かった瞬間からお湯が熱く感じなかったので、お湯の温度を上げて もらった上で足し湯をしてもらって胸にもシャワーでお湯をかけてもらった。そしてある程度温まったところでネットを あげてみんなに全身を洗ってもらって、もう一度お湯に浸かって汗が出るまで十分温まってお風呂からあがった。 お風呂に浸かっている時の井戸端会議の話題は進学・就職のこと、僕は子供たちのこれらの行事にほとんど携わったことが なかったから井戸端会議に口を挟むことが出来なかった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動。脚の可動域運動では痛いのは痛かったけど 今日はH先生の遠慮があったように思う。立位運動でベッドに端座位した時に庭に咲くツワブキの花が見えて 立つと もっとよく見えて、昨日は花が幾つかしなびているように見えたけど…今日のツワブキの花は輝いてきれいに見えた。 光の加減なのかな。

11月21日 ツワブキの花ももう終わり
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーKさんが先に来て洗顔開始、10分ほど遅れて訪問看護ステーションOの M看護師が来た。僕がM看護師に対して最初に発した言葉は「床屋さん」、夜M看護師が来て「床屋は明日9時半」と 伝えてくれた。今回はM看護師も床屋さんも対応が異常に早かった。M看護師はその後バイタルを測り胸を聴診し脚の マッサージ。それから洗顔を終えたKさんと二人で背中拭き(上半身の清拭?)と陰洗、相変わらずM看護師の拭き方・ 洗い方は丁寧で気持ち良かった‥そして最後は車椅子移乗、スライドボードを使って車椅子に移してもらった。 M看護師が遅れてきたにもかかわらずこの二人ならこのメニューでも無駄がなくて1時間、本当にたいしたものだ。
車椅子は今日も庭向き、まず僕の目がいったのはツワブキの花、もうそろそろ終わりを迎えそうだ。蕾の頃から1ヵ月僕を 楽しませてくれた。今日は蝶が何度もツワブキの花を訪れて蜜を吸っていた。今年は長い間綺麗な花を咲かせてくれた、 ありがとう。南天の実もだいぶ大きくなってきた。モチノキの赤い実は残念ながら今年も見られそうにない。
午前11時前から訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動とベッドに戻るための4歩の歩行運動。今日も肩の内転・外転と ての指の可動域運動は激しかったが心の中で数を数えながら耐えた。歩行運動は不安定さを感じることもあったけど脚に 力を入れて踏ん張れたからまあまあか。

11月20日 ヘルパーNaさん初陣
月曜日は排便の日、朝から便意はそこそこあった。今日はどうかな?
月曜日の朝のケアは10時半から。定刻丁度に訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーさん二人が部屋に 入ってきた。Kさんが言うには「今日のケアはNaさんがやる」って、不安はあるけどいつも明るくはきはきとした返事の Naさんのことを僕はまあまあ気に入っているから「まあいいか」って感じだった。洗顔は 髭剃りは上手くてまあまあ、 だけど石鹸洗い後の顔は二回拭いて欲しいかな。清拭もまあまあだった、ただ1回目のお湯はもう少し熱くてもいいかな。 排便介助の際のお腹押しも意外と上手くて結構ポイントを付いてた。便は少し固めで出にくかったけどなんとなく出して もらえたみたい、木曜日まではもてそう。
午後3時からの車椅子移乗、担当はT看護師とYさん。この二人の時は立ちやすい、今日もそうだった。車椅子は庭向き、 チビが座敷横のコンクリートの上に居た。その後も僕の見える範囲から出たり入ったり、最後僕の見える所にチビが 居てくれて嬉しかった。

11月19日 この図太さはたいしたものだ
20日の未明のことだから19日のこの雑記帳に書くか20日のに書くか迷ったのだけど…。
この日の夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーはMさん、うちに来る重度のヘルパーの中で最も介護技術が全般的に高いし 頭の回転も早いんだけれど…性格が大雑把でケアは手を抜きがちだし来るのもいつもギリギリ(遅れることもあり) それに 僕の就寝後しょっちゅう寝る。僕が午前3時前に目が覚めるのは珍しいんだけど、未明(2時前)気管に痰が溜まった感じで 目が覚めて気管吸引して欲しくて歯ぎしりして何回もMさんに合図を送ったんだけど…鼾かいて寝てた。この時は 5分ぐらいして起きたみたいだったから再度歯ぎしりして呼んで吸引してもらって事なきを得たけど、真夜中にたっぷり 皮肉を言ってやった。にもかかわらず朝4時?5時?頃目が覚めたら隣の部屋から鼾が聞こえて…30分以上?続いた。この時は 用事もなかったから寝かせてやったが、相変わらず彼女は図太い。彼女には手のかかるお子さんたちがいて大変なことは 知っているけどいったい彼女は何をしにここに来ているのか、「まさかここに休憩をしに来ているのではないか」という 疑念が湧いた。いつか事故が起こりそうな…。

11月18日 疲れる
土曜日のケアは朝10時15分から。定刻に訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパーFさんが部屋に入ってきた。 N看護師を見た瞬間 正直「今日は苦労しそう」と思い心の中で「期待しない」と呟いた。その時は直ぐに来た、パソコンを 片付ける前に文字盤でN看護師に「(回路の)水抜きをして」と頼もうと思ったのだが…文字盤で5分ぐらい行ったり来たり。 結局文字盤をFさんに代わってもらってようやく「水抜き」が伝わった。
その後も試練は続いた。清拭の時も背中を拭く際に胸から掛け物を剥ぐので寒くて…、それを文字盤で伝えるのにまた 5分ぐらいかかってしまった。清拭の途中で我慢出来なくて吸引してもらったのだが…スッキリ取れなかった、痰が気管で 難しい引っかかり方をしてたのは確かだけど。そしてケアが終わったのは午前11時45分過ぎ、確かに文字盤で時間が かかりすぎたけど…それにしても洗髪もないのにここまでとは時間がかかりすぎだ。全くN看護師は文字盤も使えないし 技術も疑わしいし…、ヘルパーのFさんが頼もしく見えた。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーは苦手のSさん、午前中のケアも夜も…疲れるなあ〜ぁ。

11月17日 寒い日の入浴車
今日は訪問リハビリのH先生が有休を取らざるを得ないということで午後のリハビリは休み、今受講しているgacco講座 「統計GIS講座(基礎)」を進めることが出来Week1が終わった。自分が決めている期限まであと19日で4週分(23講義)、 果たして終わらせることが出来るか。
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとYさん・ヘルパーのKさんとMoさん、今日は若い Moさんが初めて洗髪をした。Moさんの洗髪は僕の頭の一番かゆいところには手が届かなかったけれど…Moさんの力加減と 洗い方はまあまあかな。まあすぐに慣れるだろう。
お湯に浸かった瞬間は「とっても熱々」に感じたけどすぐに熱さに慣れてしまってぬるく感じて…足し湯をして胸にも シャワーでお湯をかけてもらった。そして温まってからみんなに体を洗ってもらって、もう一度お湯に浸かって温まって お風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。

11月16日 ツワブキの花はまだ…
木曜日の朝のケアは9時45分から。訪問看護ステーションOのM看護師が定刻前に来たからびっくり、慌ててパソコンを シャットダウンした。M看護師が言うには「後でKs看護師が合流する」と、そう聞いた時には「今日も便は出ないか」と 覚悟した。今日はKs看護師がバイタルを測り胸とお腹を聴診してその後洗顔、洗顔が終わった時にK会のヘルパーMaさんが 着いてそれから三人で背中拭き。Ks看護師が中心になって背中拭きと陰洗してくれるはずだったと思うんだけど、 M看護師の手がどこを拭いているかはだいたい分かったけど…Ks看護師とMaさん二人の手はどこをどう動いているのか 分かりにくかった。排便は浣腸とKs看護師&M看護師の摘便で何とか出たのかな、残便感はいっぱいあったけど次の排便日 (月曜日)まではなんとかもてると思って洗ってもらった。排便の日の憂鬱は相変わらずだ。
午後3時からの車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーKさん。今日も二人に立たせてもらったが立った感じは まあまあかな、膝にも力が入ったし腰も一瞬だったけど伸ばすことが出来たしね。車椅子は庭向き、今日もツワブキの 花がきれいだった。南天の実も少しずつ大きくなっている。ユキヤナギの葉っぱの緑も目立っていた。庭を見るのは 楽しい、車椅子に座った時しか見れないが。

11月15日 gacco講座「統計GIS講座(基礎) −地域データの可視化と分析−」受講開始
朝10時過ぎからは入浴車、今日も冷えてたらしく最初の挨拶は「手が冷たくてごめんなさい」だった。今日の入浴車の スタッフは看護師のGさんとHさん・ヘルパーのMaさんとKさんで、挨拶の流れを汲んだのか浴槽の中で僕を囲んでの井戸端 会議の話題は「天気(気温)」となった。「もう霜が降りてた」と言う、「天気予報ではこの冬は暖冬だと言ってたのに、 本当かな」という声がみんなから上がっていた。浴槽に入った瞬間も熱くは感じなかったのでお湯の温度を上げてもらい、 胸にもシャワーでお湯をかけてもらったのだけど…汗はほとんど出なかった。ついにこの季節が来たか。
午後3時半前からはH先生の訪問リハビリ、最初は脚の可動域運動。今日も全般的に痛かったが…膝の裏伸ばしは声を 上げたいほどだった。立位運動はどうだったのか、悪くはなかったと思うが。ツワブキの花は今日もきれいだった、 もっとよく見ようときちんと立とうと頑張ったつもりだが…。
朝からe-lerningの講座「統計GIS講座(基礎) −地域データの可視化と分析−」を受け始めた。受講しようか止めようか散々 迷ったのだけれど、次に受講しようと思っている講座が開講するまで3週間もの間 何もしないていると暇だろうし… かといって3週間で出来るボリュームかというと27回×講義時間10分?で時間的にはかなり難しそう。開講日数は60日と 十分あるし、3週間後「統計GIS講座」を取るか新しい講座を取るか年賀状をするか迷いそう。今年は困ったもので年賀状を 書く気が起きないけど…。

11月14日 明るいのが一番
火曜日のケアは朝9時半から、今日の担当の社協のヘルパーNaさんが定刻丁度に来て訪問看護ステーションOのM看護師が ほんのちょっと遅れてきた。僕はNaさんの明るい笑顔を見ると僕の心も楽しくなる。Naさんの顔を見る度に何故か高校の 同級生Kさんのことを思い出す、KさんとNaさんは顔もちっとも似てないけど…顔からかもし出る雰囲気が似ていると 感じるのだ。とは言っても僕は同級生のKさんのことは全然知らないのだ、同じクラスになったこともないし話したことも ないから。自分でも何故Kさんのことを覚えているのか不思議なくらいだ、僕は高校の時は同じクラスだった女子でも 覚えていないくらいなのに。彼女生徒会の役員でもしていたのかな、顔を合わせる機会もなかったのに顔を覚えて いるということは。Kさんは僕のことは絶対知らないだろう、なんせ1/315だから。
Kさんはヘルパーとして一人で僕のケアに入るのは2回目なのによくM看護師についていってた。髭剃りは上手いし洗顔も 背中拭きも陰洗も車椅子移乗もたいして問題はなく安心していられた、まあM看護師がよく声かけし上手くリードしてた こともあるけど。車椅子は今日も庭向き、南天の実が光の加減でちょっと違う色に見えたがツワブキの花は今日もまだ きれい。ユキヤナギに小さな枝が伸びてきていた、ここには冬は確実に白い花が付きそう。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と呼吸リハ。今日は車椅子に座っている時もベッド上でも 肩の可動域運動(外転・内転)と掌の指の可動域運動が痛かったが、やはり寒くなったからか。ベッドに戻る時の4歩の 立位運動では左足重心の時に右足で久しぶりに身体を前に押してみたら、左足重心移動は上手くいって安定したけど 今度は右足重心の時に不安を感じた。上手くいかないものだな。

11月13日 自信がない
今日も排便の日、嫌になる。今日も朝からの便意はそれほど強くない、便が出るかどうか今日も自信がない。
月曜日の朝のケアは10時半から。担当は訪問看護ステーションTのT看護師&N看護師と社協のヘルパーYさん。N看護師が 清拭までしてT看護師が排便介助。こうなるとだいたい予想はしていたけれど「もしN看護師が排便介助を…」と考えたら 出なくなりそうで…、全くメンタルが弱い。1回目の浣腸では片手分ぐらい出て…止まった、全部出すだけの腹筋がない 嫌になる。それでお腹を押しながら摘便してもらったがもうひとつスッキリしない、もう1本浣腸してもらったら 木曜日までもてると思えるようになったので終わりにした。なかなか上手くいかないな。
午後3時からは車椅子移乗。一度立たせてもらってから車椅子に移ったがまあ上手く立てたと思う、やはり腰の湿布が 良い影響を与えている。車椅子は庭向き、ツワブキの黄色い花がまだいい感じを保っていた。南天の実もすっかり赤く なって少しずつ大きくなってきた。チビが見える所に来たので妻を呼んで写真を撮ってもらおうと思ってたのだけれど、 妻が来た途端チビが「中に入れて」と窓を叩いたので…写真はツワブキの花と南天の実しか撮ってもらえなかった。 残念。

11月11日 土曜日のケア
土曜日のケアは朝10時15分から。定刻丁度に訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーMoさんが部屋に入ってきた。 K所長の顔を見た時最初嫌な気がしたけど…今日は洗顔・洗髪・清拭・陰洗だから、それにヘルパーがMoさんだから上手く リードしてくれるだろうと思った。
K所長は洗髪の段取りなどいろいろ忘れていたけど、思っていた通りヘルパーのMoさんが上手にフォローしてくれた。 J所長の洗い方・拭き方は性格から来てるのかちょっと雑かな、まあこんなもんだろうけど。だけど陰洗の時「赤くなってる とこがある」と僕が言う前に陰部のかぶれを見つけてくれたので、K所長も見るべき所はきちんと見ているんだなと 感心した。ケアは時間通りの終わった。まあこのメニューなら時間通りに終わってもらわないと困るけど。

11月10日 通院日
今日は通院日、4週間ぶりのリフト車での外出。午前11時半にヘルパーさん二人が来て外出準備、Yさんが洗顔している 間にKさんは脚のマッサージをして装具付け。Yさんの洗顔が終わったところに訪問リハビリのH先生が丁度着いてYさんと 一緒に頸に装具を付けてから車椅子に移してくれた。その時に時計を見たら11時50分、今日の外出準備は本当に早く 終わった。最後に妻に吸引してもらって玄関から外に出た。空はあいにくの小雨模様、仕方ないけど…。
今日の外出の目的の一つは紅葉の進み具合を見ること。曲川小学校の正門の所の銀杏はそろそろ見頃、あと1週間すれば 落葉が始まるかも。国道沿いの銀杏はまだ青々してるのもあり黄葉してるのもありもう落葉してるのもありでバラバラ、 陽の当たり方で違うのかもしれないけど我が町の道路沿いの街路樹の銀杏は例年黄葉が早い。ところが川棚役場の後ろの お寺の大きな公孫樹の樹は未だに真っ緑、不思議なことに去年も12月になってから黄色くなった。山の紅葉もまだまだ、 たまに黄色くなった葉もあるけどハゼの木が何処にあるかまだ分からないし…。
病院に着いてから通路の時計を見ると12時45分、家の部屋を出る時正午のサイレンがなってたからリフト車の乗り降りも 含めてここまで45分か。救急処置室に入って車椅子からストレッチャーに移りバイタルを測るとすぐに主治医が処置室に 入ってきた。主治医が最初に発した言葉は「次のレスパイトはいつからにします?」、それに対して事前に妻から話を 伝えられていた看護師が「12月22日から2週間」と答えた。家で妻から「次の12月のレスパイトはいつから?」と聞かれ僕が 「22日」と答えた時も周りに2人ヘルパーさんがいたのにみんな無反応、年末年始の入院がほぼ恒例行事になっている とはいえ誰か一人ぐらい「年末年始なのに入院するの」と言って欲しかった。自分の必要のなさが改めて解り 寂しくなった。
そして主治医が診察と処置(カニューレ交換)を済ませ妻と薬の処方の打ち合わせをして主治医は戻っていった。主治医が 処置室にいたのは15分ぐらいだろうか、それから帰る準備をし病院を後にした。家に着いて部屋に入り時計を見るとまだ 2時20分前、今日は血液検査があると思っていたがそれもなかったし 今日は特に早かった。1時間以上待ってようやく H先生が着いた、頸の装具が下過ぎたのか頸が痛んで それに途中から両膝が痛くなってH先生が待ち遠しかった。
まず4歩の歩行運動でベッドに戻った。膝が痛かった割にはまあ歩けたと思う。今日もH先生の脚の可動域運動は しんどかった。水曜日と同じくらい股関節の内側が痛かった。膝の裏伸ばしも踵伸しも結構痛かった、 が 我慢出来た。

11月9日 散歩
木曜日は排便の日。月曜日に便が出なかったので流石のM看護師でも1週間分はどうかなと心配していたが…。
木曜日の朝のケアは9時45分から、担当看護師は訪問看護ステーションOのM看護師。ただM看護師が最初に「今日は Ks看護師と一緒に来る予定だったけど来られなくなった」と聞いた時には正直ぞっとした、だってKs看護師の排便介助じゃ 今日は無理だと分かっていたから。M看護師がバイタルを測り洗顔して背中拭き用のお湯を準備したところにK会の ヘルパーTさんが来た。ラッキー、今日は安心して便に専念出来る…出るかも。そして背中拭きが終わっていよいよ排便、 M看護師のおかげで浣腸液2本を使用してたっぷり(茶碗2杯以上?)出た らしい。お腹もスッキリ。良かったし 安心した。
午後3時からは車椅子移乗、だがM看護師は珍しく早めに来た。そして突然「明日は雨、それに雨が上がったらそれ以降寒く なるらしいから今から散歩に行きましょう」と言うのだ、朝のケアの後にM看護師と妻で話したそうでそう決まったと。 それからヘルパーさんと二人で車椅子に移してもらい、外出準備をして(玄関にスロープを設置し車椅子の座席の下の ボードの上に人工呼吸器を置く)玄関から外に出た。掛け物を重ね着していたおかげか外は思っていたより寒くなく風も ほとんど吹いてなかった。
行き先は桑の木原方面、西の方に上がり振り返ると巨大な崖や牧ノ山の後ろに青?山が見えた。子供の頃どうしてこの 風景が見えなかったのか不思議だった、巨大な崖なんか僕の好きそうな場所なのに。今日は散歩では初めて桑の木原の 信号を下山の方に少し連れていってもらった。そこから見える田園風景は春の彼岸前にヨモギ取りに行ってた時や 本家の西岳の田植えの手伝いに行く時よく通った道で、もし元気だったら…子供の頃歩いていた道をもう一度歩いて みたくなった もう出来ないが。それから田んぼの農地改良記念碑(そういえばこの辺りは昔は小さな田んぼばっかり だったがいつの間にか田んぼが大きくなってた)や同級生のSF(故人)の実家の横を通り桑の木原の大通り?に出た。 驚いたのはSの実家とお踊りの間に家が何軒も増えていたこと、僕の記憶の中では寿満子の家は一軒家だったはずなのに。 近くの防火用水用?の池に大きな鯉が3匹泳いでいた。その後桑の木原のメイン通り(大通り)を下り、大樹神社の横を通り 龍泉寺の銀杏の黄葉具合が見える位置まで下って家に戻った。龍泉寺の銀杏はかなり黄色くなってはいたがまだまだ 緑の葉が残っていた。散歩は1時間丸々、1kmほど車椅子を押してもらったようだ。本当にありがとうございました。 散歩 楽しかった。

11月8日 寒くなった
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとYさん・ヘルパーのMaさんとMoさん、浴槽にお湯が 溜まるまでにいつも脚のマッサージをしてもらうのだが…その際のY看護師の今日の挨拶が「手が冷たくてすみません」に なった。浴槽に入った瞬間も熱くは感じなかった…お湯そのものはそこそこ熱かったのに、きっと浴槽そのものがかなり 冷えていたのだろう。そんな寒さを感じる季節になったということか、浴槽に浸かっている時にシャワーで胸にお湯を かけてもらわないと汗もかかなくなったなあ。
午後3時半前から訪問リハビリ。今日の下半身の可動域運動は全般的に痛かった、朝晩が寒くなってきたからかなあ。特に 股関節の屈曲運動では股関節の内側が痛んだし踵伸しも足が震えてくるほど痛かった。立位運動はベッドに端座位した 際にツワブキの黄色い花がいっぱいにょきにょき咲いているのが見えたので、立ってもっとよく見ようと頑張った つもりだ。先週の金曜日に比べると立位運動は良くなった。やっぱり腰の真ん中に貼ってる湿布の効果は出てる。

11月7日 流石M看護師
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーKさん(Niさんは見学)の顔が見えた時すぐに「上を着替えたい」と頼んだ、 一昨日の夜ほどじゃないけれど昨日の夜もしっとりと汗をかいたから。すぐに訪問看護ステーションOのM看護師も着いて Kさんがそのことを伝えてくれて、ケア開始。いつもの様にKさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸とお腹の 聴診をし脚のマッサージに取りかかった。そしてKさんがお湯を替えにいっている間に僕の上半身を脱がせた、黙って 作業するM看護師は本当にスピーディーだ。それからM看護師とKさんの二人で丁寧に上半身の清拭と陰洗、ケアメニューは 背中拭きと記してあるけど…胸も腕も手も拭いてくれたからもはや背中拭きレベルじゃなかった。最後は車椅子移乗、 火曜日は車椅子を完全に庭に向けてもらって庭の景色を楽しむ日。ツワブキの黄色い花がいっぱいになって庭の アクセントになっていた。それに9月には丸裸になっていたユキヤナギも葉っぱがいっぱいなって、これなら去年のように 冬に花が付きそう。モチノキの赤い実は今年も付きそうにないなあ。
午前11時前からはH先生のリハビリ、まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動。今日は指の 運動が痛かった。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は膝にも力が入って上手くいったと思う、左足重心はまだちょっと 不安定感があるかな。ベッドに戻ってからの右上半身の可動域運動では手を上に挙げてる際に珍しく痛みが出た。


11月6日 出なかった
熱は下がった(36.8℃)みたいだけど今朝も元気が出ないし体調ももうひとつ、まだ昨日の熱発の影響は残ってるようだ。 パソコンは朝5時過ぎからやったけど(笑)。
月曜日の朝のケアは午前10時半から。今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさん・Naさん、 まず最初にT看護師に「昨日熱発したこと」を伝えた。午後の車椅子移乗の時に今日の朝のケアはNaさんに任せるつもり だったと聞いたがもう後の祭り、Naさんには洗顔を頼み後のケアはT看護師とKさんが担当。Naさんが洗顔している間に T看護師はバイタルを測りその後はお腹と脚をマッサージ、この時のバイタルでの体温は36.8℃と熱はなかったが…体調は まだもうひとつと回復してなかった。それからT看護師とKさんの二人で清拭と排便介助、清拭の時気を付けてくれては いたのだろうけど少し上半身が寒かったし浣腸液を2個使っても便は出なかった。こんなに便が出ないのはいつ以来?、 やっぱり昨日の熱発が関係あるのか。ただ不思議なことにケアが終わった時には体調も気分も良くなっていていた。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とYさん。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから車椅子に移る。 二人に立たせてもらったら…今日はすんなり立てた、昨日から背骨と腰骨の接続部に貼り始めた湿布が効いているのか。 車椅子は庭とテレビが見える向き、ツワブキの黄色い花がいっぱいになっていた。今日は最初に座敷の上がり石の上に チビがいて、最後にマルが庭を横切っていくのが見えたから大満足。

11月5日 熱発
午前11時半前から妻にケアをしてもらっている時には何にも感じなかったのだけど、昼の経管栄養の途中から少し 息苦しさを感じ始めたので妻を呼んで熱を測ってもらったら37.3℃。普通の人には微熱程度だろうけど僕にとっては 息苦しさを感じる体温、すぐに解熱剤を服用した。それにしても息苦しさを感じるほどの発熱?は何年ぶりだろう。 昨日の午前中の清拭の時に少し身体が冷えた感じがあったけどそれだけで…、妻は「会社の人たが訪ねて来てくれたから 嬉し熱じゃないの」と笑っていたが。ともかく厄介な身体だ。
何度かの解熱剤が効いてきたのか次第に汗が出てき寝る前にはびっしょり、それで夜間担当の重度障害者訪問介護の ヘルパーさんたち(今日は同行で二人)に「上を着替えさせて」と頼んだが自信なさげ…「妻に手伝ってもらって」と助言。 結局着替えは妻が一人でやったようなもの、思っちゃいたけどたいていの重度障害者訪問介護のヘルパーの技術は こんなもんだ。

11月4日 ベストコンビ
土曜日のケアは朝10時15分から。定刻過ぎに訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさんが一緒に部屋に 入ってきて、今日は洗顔と清拭と陰洗だけの日なのに(洗髪のない1時間コースの日なのに)このベストコンビじゃあ もったいないなあ。もったいないけど仕方ないから今日は全てベストコンビに任せてケアの時間はじっくり休むことに した。洗顔が終わるまでには少し時間がかかったみたいだけど後の清拭と陰洗は順調、隅々まで丁寧に拭き洗いして もらった。ケアが終わって時計を見たら午前11時半過ぎ、このベストコンビでも1時間では難しいか。

11月3日 また嬉しからずや
今日の午後 病気になるまで勤めていた会社の職場の元の上司と仲間(後輩)が訪ねてきてくれた。20年以上ぶりに顔を 付き合わせたけどお互い髪が後退した以外は全身からかもし出る雰囲気も変わってなくて Mさんも相変わらずきれいで、 懐かしかったし嬉しかったし 楽しかった。
相槌を打てない・口を挟めないのはいつものことながら寂しいし悔しいけれど、苦楽をともにした仲間の話は聞いている だけで楽しかった。みんなの話の中に知っている人の名前が出るとその度に顔が浮かんできて懐かしさを噛みしめて いたけど、話の中には「僕がそんなことを本当にしたの?、人違いじゃないの」と思うこともあって…また妻にその事で いじられるんじゃないかと恐怖?なんかして(笑)。あっという間に1時間あまりが過ぎてみんなは帰っていった。帰り際 みんな「また来ますね」と言ってくれるのだけど…僕の中に「会うのはこれが最後か」と思う気持ちがあるのは確かだ、僕は 未来を考えることはもう出来ないしいつモモが迎えにくるか分からないと考えているから。みんなが帰る前に娘と末の 息子が間に合って良かった、子供たちに会ったことのあるIさんと職場最後の日迎えに来た家族と僕を見送ってくれた Mさんには会って欲しかったから。今日は本当に楽しかった。ありがとうございました。
今日は文化の日、祝日なのにケアはいつも通り 朝10時過ぎから入浴車・午後3時半前から訪問リハビリ、ありがとう ございます。本当はみんなにリハビリを見て欲しい気持ちもあったけど…。今日の立位運動はもう二つぐらい、最近の 立位運動の不調(脚に力が入りにくい感じ)はやはり立たせてもらった時の腰の真ん中の痛みが関係あるのか? 昔の仲間が 来てくれるともう諦めかけてる生きたいという気持ちが強くなるから不思議だ。

11月2日 疲れた

木曜日の朝のケアは9時45分から。最初に訪問看護ステーションOのKs看護師とM看護師の二人が部屋に入ってきた。 今日は排便の日なのにM看護師はKs看護師に任せるらしい。先週はKg看護師の排便介助で心配と指示でゆっくり排便 出来なかったし、月曜日はM看護師が次の訪問先が気になってバタバタしてる感じがあって僕もM看護師のバタバタの 雰囲気が気になってゆっくり排便出来なかったし、今日もKs看護師の排便介助じゃ便が出るかどうか心配でゆっくり 出来そうもないし…。
Ks看護師の洗顔は問題なし、背中拭きは…誰が拭いてくれてるか分からなかったが力加減は良い。最後は問題の排便。 M看護師がお腹を押してくれてKs看護師が摘便、ガスは幾らか出たけど「便には届かなかった」と。そして浣腸してもらって 便はそこそこ出たけど、下腹に便がまだ残ってる感じだったのでKs看護師に摘便してもらっても「便には届かない」との ことだった。そこでM看護師に交代してM看護師がお腹を押しながら摘便してくれたら下りてきていた便の残りとガスが 出た、ここがKs看護師とM看護師の違いだ。これでもまだ便が残っている感じがあったのでもう1本浣腸、これで残便と またガスが出た。5分待ってもらって便意も小さくなったので陰洗してもらって終わった。今日も苦労した。 Ks看護師の時は浣腸液2本だな。
すっかり忘れていたけど…明日は祝日(文化の日)だったから午後2時からはかかりつけ医T先生の往診。今日は診察と カニューレ交換のみ、すぐに終わった。インフルエンザは学校のクラスの中やクラブ活動で感染が広がっていると。
午後3時からは車椅子移乗、M看護師と社協のヘルパーYさんが一緒に部屋に入ってきた。木曜日の車椅子移乗は一度 立たせてもらってから、今日も上手く立てなかった。車椅子にに座って庭を見ると蕾が大きくなってきたツワブキが にょきにょき伸びてきているのが見えた。始めは大丈夫だったのだけど…残便が出るかもとお尻に当てていた尿取り パットが次第に痛み始めた。ところがベッドに戻る時間になってもM看護師は来なかった。それでお尻の痛みがもう 我慢出来なくなってYさんと妻に車椅子からベッドに戻してもらった。M看護師が着いたのは5時を回った頃、申し訳ないと マッサージをしてくれた。
11月1日 肺が冷える
朝10時過ぎからは入浴車。今日は朝から肺が寒くて妻に胸にホットタオルを当ててもらった、ホットタオルの方が 使い捨てカイロより即効性があるのだ。今朝は肺が冷えると思うほど寒いのか。使い捨てカイロは僕の胸には暖かく 感じないから不思議だ。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのMaさんと Moさん、F看護師には湯船にお湯が溜まる前に丁寧に脚をマッサージしてもらって、その後G看護師と二人で万歳10回・ 左側臥位になってタッピングしてもらってから吸引してもらった。これで前準備万端、みんなにスライドボードを使って 浴槽に入れてもらった。お湯に浸かった瞬間はお湯は熱く感じたけれど…すぐに普通になった。洗髪と洗顔をして もらいながらゆっくりと温まり、それからネットをあげて何本もの手に全身を洗ってもらってもう一度湯船に浸かり 温まってお風呂からあがった。今日は汗はぼちぼち溢れ出るだけだった。今日のお風呂も気持ち良かった。
午後3時過ぎからはH先生の下半身のリハビリ。最初の股関節の屈曲運動では股関節の内側が今日は結構痛かった。 膝の裏伸ばしも踵伸しも痛かったし、水曜日はだいたい調子が良い傾向なのに(午前中の入浴車のおかげ?)。立位運動も 1回目腰が崩れた、歩幅がほんのちょっと広いと気になっていたからかなあ。最近の立位運動はH先生に頼ってばかり、 駄目だ。



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10月
10月31日 ツワブキの花が咲いた
火曜日のケアは朝9時半から。定刻丁度に訪問看護ステーションOのM看護師と社協のヘルパーKさんが一緒に部屋に入って きたから僕はびっくり、「最近のM看護師は早いな」と思いながら慌ててパソコンをシャットダウンした。Kさんが 洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸を聴診しそして脚をマッサージ。それからいつもの様に二人で背中拭きと 陰洗、この二人のケアは丁寧で今日は特にすひーディだった。その後スライドボードで車椅子移乗。火曜日は庭がよ〜く 見える向き、今日はいつもより車椅子を窓に近付けてもらったらツワブキの花がようやく1輪咲いているのが見えた。 南天の実はこの時間帯太陽の光の加減で色が分からなかった。モチノキははっきり見えたけど今年もモチノキに赤い実が 付くことはなさそうだ、寂しいなあ。
午前11時前からはH先生の上半身のリハビリ。最初は車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動、今日は 痛みが来るのが遅く感じたので我慢出来た方だと思う。ところがベッドに戻った後の右肩の内転運動の際はすぐに痛みが 来て困った。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動では左足重心の際に膝が折れそうで不安だった。いつもは左脚の方が 安定してるのに…何でだろう。

10月30日 代打
朝「今日の担当看護師である訪問看護ステーションTのT看護師のお子さんが熱が出たということで急遽 担当看護師が 訪問看護ステーションOのM看護師に代わる」と連絡が来た。今日は排便の日だから心配事がより少ないM看護師に代わると いうのなら歓迎こそすれ文句を言う必要は微塵もなかった、定刻に部屋に入ってきたパートナー 社協のヘルパーIさんの 顔を見た時には「今日はM看護師で良かった」と特に思った。なにせIさんは僕の訪問は久しぶりの上に排便介助は 苦手だから。
今日のM看護師は始めから次の訪問先の時間を気にしていてバタバタと落ち着きがなかったし、Iさんも今日のM看護師には 引き釣り回されてるって感じだった。清拭も排便介助も二人の息は合っていなかった、普段のIさんならもう少しついて いけるはずなのだが…今日のM看護師はいつもの看護師さんと排便介助のやり方もだいぶ違ったし。しかし M看護師の お腹を押しながらの上手な摘便と浣腸で便はそれなの量出た、M看護師は新しく処方された便通の薬のおかげだと言うが。 ケアの時間も正午過ぎには終わった、次の訪問先には間に合ったそうだ。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーKさん。月曜の車椅子移乗は一度二人に立たせてもらってから スライドボードを使って車椅子に移る。車椅子は庭とテレビが両方とも見える向き、生垣の南天の実の赤が少しずつ 濃くなってきていたしツワブキの蕾のついた茎がにょきにょきと幾つも伸びてきていた。僕の見える範囲でも秋が少し 深まってきている。

10月29日 gacco講座「江戸怪談を楽しむ」受講開始
今日の午後からまた新しいgacco講座を受講し始めた。講座名は「江戸会談を楽しむ」、候補はこの講座と「統計GIS講座 (基礎) −地域データの可視化と分析−」の二つがあったのだが…前回受講した「人間脳科学脳科学入門」は何とか修了は 出来たもののほとんど内容の理解出来ていない講座になってしまったから 今回は脳休めも兼ねてちょっと緩そうな 講座にした。
「江戸会談を楽しむ」は1Week 5テーマ×4Weeksでいつもの半分程度の講座量、2週間ちょっとで終われる感じだ。 「統計GIS講座(基礎)」は「江戸怪談を楽しむ」が終わってからでもいいだろう、終了期限も「江戸怪談を楽しむ」の方が 早いし。ただ「統計GIS講座(基礎)」も12月6日までに終わらせないと次の東北大学の講座が始まってしまう。年賀状も 作らないといけないし、11月〜12月は忙しくなりそうだ。

10月28日 土曜日のケア
土曜日のケアは朝10時15分から、まだパソコンをしていた僕は慌ててシャットダウンした。今日の担当は訪問看護 ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさん、今日は洗顔と清拭と陰洗という簡単な方のケアの日なのに…こんな日に 限ってベストペアか。もったいない?
Moさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸の聴診をし脚をマッサージ、クッションで左脚を挙げていると 膝や足首・足の指が痛くなるので…気持ち良かった。それから二人で清拭と陰洗。清拭は二人とも拭き方が丁寧で力加減も 丁度良くて、陰洗も丁寧に洗ってもらった。丁寧過ぎたのかその分オーバーしてしまったけど、それも20分も。

10月27日 7回目の新型コロナウイルスワクチン
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとHさん・ヘルパーのKさんとNiさん、 今日の入浴車は静かだった。いつもの様にお風呂にお湯が溜まるまでにH看護師に脚のマッサージをしてもらった後で 万歳・左側臥位になってタッピングをしてもらいその後に吸引、そしてスライドボードでお風呂に入れてもらった。お湯に 浸かった瞬間は熱く感じたけどすぐにぬるく感じるようになった。それで足し湯をしてもらってしばらく温まり、 それからお風呂からあがってみんなに全身を洗ってもらいもう一度お湯に浸かって胸にシャワーでお湯をかけてもらって ゆっくりと温まり、気持ち良くお風呂からあがった。今日は前回(水曜日)ほど汗をかかなかった、何故? エアコン (暖房)が点いてなかったから? この前汗がずっと噴き出していたのは暖房のせいだったか。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診。今日は診察・カニューレ交換の他に新型コロナウイルスの7回目のワクチン 接種。注射を刺される時と液を入れられ時は痛かったけど他の副反応はなし、無事に済んだ。これで肺炎球菌ワクチンと 7回目の新型コロナウイルスワクチンは終了。あとのインフルエンザワクチンは2週間後は通院だから3週間後の往診の 時かな、新型コロナウイルスのワクチン接種と他のワクチン接種は2週間以上間を開けなければいけないそうだから。 ワクチン接種の後T先生は15分雑談しながら体調に変化がないか様子を見て「異常なし」ということで帰っていった。雑談は 新型コロナウィルスとインフルエンザの発生状況の話、「医院に来る患者はそう多くないが、学校や保育園で インフルエンザが広がっている」らしい。僕はその後も副反応はなし、良かった。
そして午後3時半前からは訪問リハビリ。最初はH先生に脚と頸に装具を付けてもらってからベッドサイドに端座位の 姿勢にしてもらった。その姿勢で庭を見るとチビが僕の見える範囲に入ってきてしばらくうろちょろして、最後は僕の 見える範囲の石の上に来て毛繕いして休んだ。端座位の姿勢ではチビの休んでいる姿は見えにくかったので立位運動を 頑張ろうと思っていたのだが…立位はH先生に立たせてもらい腰を伸ばしてもらっているようなものだった。最後は脚の 可動域運動、股関節の屈曲運動ではいつも通り股関節の内側が痛かったし膝の裏伸ばしも踵伸しも数を数えて耐えた。

10月26日 難しい
木曜日の朝のケアは9時45分から。今日の朝のケアの担当の看護師は訪問看護ステーションOからKg看護師が来ると 聞いていたので朝からいろいろ心配していたし、いつもより早めにお腹をホットタオルで温めたり浣腸を2回しようと 決めたりと心構えと今僕に出来ることを準備しておいた。
9時45分過ぎやっぱりKg看護師の姿が見えた。まずはバイタルを測り洗顔開始。髭剃りはまあまあ上手いけれど、洗顔は 拭き取りがもうひとつだったかな。洗顔が終わろうとしたところで玄関の開く音がしてヘルパーさんの挨拶の声が 聞こえてきた。この声はK会のヘルパーMaさん、今日はKg看護師さんを引っ張ってくれるヘルパーさんが来てくれれば いいなと思っていたのだが…Maさんも動きは積極的だし悪くはない。それから二人で背中拭きと排便介助、左側臥位に なった時に何となく二人の息が合わないって感じ。排便はもっと苦労した。Kg看護師の摘便は始めから期待して いなかった、浣腸で出すしかないと思っていたから今日は2回浣腸すると決めていた。思っていた通りKg看護師の摘便は 浅くて優しくて…ガスも出なかったし「便に届かない」とのことだし、刺激を感じることもなかった。1回目の浣腸で ガスだけ出て…、2回目の浣腸で便が何とか一塊くらいは出た。それでも便が肛門の上あたりに残っていたので「お腹を 押しながら深く摘便」と文字盤で指示、Kg看護師に摘便で出してもらったがどのくらい出たかは分からなかった。浣腸の 直後にもあれこれ文字盤で指示する必要があって…ゆっくり排便している余裕はなかった。Kg看護師から「両手は出た」と 聞いたので お腹には便がまだ少し残っている感じはあったけど…終わりにした。結局朝のケアに2時間以上かかった、 覚悟はしてたけど。
午後3時からは車椅子移乗、今度の担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。便が出そうな感じはまだまだあった、車椅子に 座っている間に便が出ればいいなと期待していたが…。木曜日の車椅子移乗は一度二人に立たせてもらってからスライド ボードで車椅子に移る手順、今日も立つのがちょっと難しかったが踏ん張った。車椅子の向きはテレビと庭が見える 位置、庭のツワブキの蕾が付く茎が1・2・3・4・・・。南天の実も赤や黄色にだいぶ色付いてきた。

10月25日 久しぶりに汗が噴き出した
朝10時過ぎからは入浴車、今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのKさんと Naさん、Naさんがいるとお風呂の場が明るくなったように思えるのは僕だけか。今日もいつもの様に浴槽にお湯が 溜まるまでに看護師さん一人に脚のマッサージをしてもらい、その後看護師さん二人に万歳・左側臥位になって タッピングしてから吸引してもらいみんなにスライドボードでベッドから湯船に入れてもらった。今日のお湯はちょっと 熱め、シャワーで胸にお湯をかけてもらって久しぶりに汗も出てきた。
今日の浴槽に浸かっている僕を囲んでの井戸端会議の話題は岸田総理の施政方針演説の話から始まって所得減税・給付金の 話になり続いて進学の話になった。進路によってかかるお金がかなり違う、子育てにもっとお金を使って欲しいという 結論で終わった。このような話を聞きながらゆっくり温まり、お湯からあがって全身を丁寧に洗ってもらい、もう一度 お湯に浸かって十分に温まってお風呂からあがった。ベッドに戻ってからも久しぶりに全身に汗が噴き出していた。 今日はお風呂に溜めるお湯の温度設定を上げてくれていたから久しぶりに汗が噴き出したのかとおもったけれど、部屋に 暖房を点けていたからかもね。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、水曜日は下半身のリハビリ。最初は脚の可動域運動。股関節の屈曲運動ではいつもの 股関節の内側じゃなく珍しくお尻の太ももに近い方が痛んだ。ただ今日の脚の可動域運動は全般的に痛みが小さいように 感じた。次の立位運動の時はベッドサイドに端座位させてもらった際にツワブキの黄色い蕾が増えているように 見えたので、もっとよく見ようと頑張るつもりでいたのだが…H先生にほぼ立たせてもらい腰も伸ばしてもらったような ものだった。

10月24日 実地研修
火曜日のケアは朝9時半から、ほぼ定刻に訪問看護ステーションOのM看護師と社協のヘルパーNaさんが部屋に入ってきた。 Niさんがヘルパーとして1人で来るのは今日が初めて、髭剃りは上手かったし洗顔は初めてだからこんなもんだろう。 Niさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸を聴診した後は朝をマッサージ。それから二人で背中拭きと陰洗、 Niさんは動きがキビキビしてるし性格も明るいから見ていても気持ち良い。最後の車椅子移乗もM看護師にちゃんとついて これたし、Niさんは一人でももう安心だ。車椅子は今日は庭向きにしてもらった。ツワブキの蕾が少し増えていたし僕の 見える範囲でも庭の紅葉が始まっていた(南天の葉)。モチノキの赤い実は今年もやっぱり見られないようだ、 残念だし寂しいけど。
午前11時前にH先生が来て上半身のリハビリ開始。まずは車椅子に座ったままで左肩・肘・腕・手の可動域運動。今日も肩の 外転腕挙げと指の屈曲運動が特に痛かったけど数を数えて耐えた。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動では足を前に出して 足が床につく際に少し不安定さを感じたけど、足に力を入れて踏ん張った。歩行はまあまあだったかな。ベッドに 戻ってからは右上半身の可動域運動と呼吸リハ、肩の可動域運動はベッド上の方が痛い気がするけど…気のせいか。
夜6時半からは本当の意味での実地研修、2週間前に行なった重度障害者訪問介護事業所のいう実地研修は吸引圧20・ カニューレに挿入出来るカテーテルの長さは10cmまでという僕には合わない実地研修で、しかもそれらを含めて吸引・ 経管栄養の手順を確認する研修という言葉の名を借りた審査が主な目的だから。今日の実地研修も僕の新しいヘルパー 候補Moさんの県の認可を前提で行なうことになっていたのに、昨晩寝る前にリーダーであるAさんに確認したら「県から 連絡が来てない」と。Aさんが「昨日までに「自分でMoさんの認可を確認する」と約束したから「今日実地研修すること」を 「実地研修をM看護師に頼むこと」を認めたのに、Aさん曰く「今日確認する「戸。今日の午前中確認して夕方の実地研修を 自分の会社の看護師ではないM看護師に頼むなんて常識から外れているだろう。だから「(実地研修の)スケジュールを 組み直せ」と伝えてもらったのに…、今日の実地研修を強引に決めてしまった。僕は「今日実地研修をする」と聞いた時から Aさんに対して怒り爆発、Aさんに口をきく気にもならなかった。今回はM看護師ずっと実地研修する気でいたから 良かったけれど、M看護師には1週間以上連絡がなかったらしいから…もしM看護師が断ったり他の予定を入れてたら Aさんはどうした? 「その時は中止にすればいい」って軽い気持ちじゃなかったんじゃないかな。M看護師も人が いいから。

10月23日 天国と地獄?
月曜日は排便の日、また悩ましい1日が始まった。便意も便が下りてきている感じもそこそこはあった、でも便を出せるか どうか 自信はなかった。朝のケアは10時半から、定刻に部屋に入ってきた訪問看護ステーションTのT看護師と社協の ヘルパーKさんの顔が見えた。ヘルパーは4週間ぶりにNiさんじゃなかった、これで排便中に考えなくてはならないことが 大幅に減った。今日のケアは全て看護師とヘルパーに任せられる。この精神的安定が良い方向に向かわせた。
洗顔と清拭が終わっていよいよ排便、T看護師に最初の摘便をしてもらってガスがそれなりに出た。そして浣腸で軟便?が 一塊半以上、下腹に下りてきている分がほぼ出た。それから二度目の摘便をしてもらうと残便とガスが出て、仰向けに なってしばらくすると少しばかりお腹に残っていた便汁が出た。今日の排便はこれで十分、陰洗してもらった。ちょっと 時間オーバーしたけど…今日は満足。
午後3時からは車椅子移乗、T看護師の午後のペアは社協のヘルパーYさん。二人に一度立たせてもらってから スライドボードで車椅子に移してもらった。車椅子の向きはテレビも庭も見える位置、生垣の南天の葉も色付いてきたし 南天の実もまだ小さいながら赤や黄色に色付いてきた。車椅子からベッドに戻って体勢を整えてもらった夕方4時50分過ぎ 玄関の戸が開き男の声がした、まさかと思ったが重度障害者訪問介護のヘルパーSさんだった。今日の重度のヘルパーは Mさんで夜7時に来ると思っていたから…想定外のことが起こると それも苦手なSさんが来るとは、夜は地獄の想い? だった。

10月22日 gacco講座「人間脳科学入門」終わった
退院してから再度gacco講座「人間脳科学入門」を再開しまずWeek3続いてWeek4を視聴してそれぞれの確認クイズを終わらせ (提出期限が10月3日だったから)、その後Week3のWordによるまとめに取り掛かりWeek4のまとめの方も今日ようやく 終わった。Week1の内容が理解出来てないから全体的な理解度ももうひとつだったけど、いろいろな感情が思い浮かぶ時に 脳の部分部分を組み合わせて働いていることだけは分かった。もし「人間脳科学」の続編の講座が今後行なわれるとしても 受講することはないだろう。それ程「人間脳科学入門」という講座は理解出来なかった。
講座一覧を見たら興味を引きそうな講座が3つほどあった。年末年始にかけて2週間入院することを考えれば3つ全部を 受講することは難しい。どれにしようか。

10月21日 時間が足りない
土曜日のケアは10時15分から。定刻に訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーFさんが顔を見せた。今日の ケアは洗顔と清拭と陰洗の1時間、洗顔にちょっと時間がかかった感はあったけど(僕がパソコンを長めにしてたから)… 清拭と陰洗は順調にいった。なのにケアが終わったのは11時半過ぎ、やはりこのメニューで1時間は難しいか。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーはSさん、今日の担当がSさんだということは解っていたのに最初から小言。 どうしても嫌いみたい。

10月20日 事件?
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフはFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーのNiさん (Yさんは指導)とMさん、今日はYさんの指導の元Niさんが初めて洗顔を受けもったがNiさんは結構力強くて初めてにしては 気持ち良かった。いつも通りお湯が溜まるまでに脚のマッサージをしてもらい万歳と左側臥位になってタッピングして もらった後に吸引してもらってからスライドボードでベッドから湯船へ移してもらった。お湯に浸かった瞬間今日も少し ぬるく感じたから胸にシャワーでお湯をかけてもらって温まった。それからみんなに丁寧に全身を洗ってもらって もう一度湯船に浸かって足し湯をしてもらっているところで事件?は起きた、お湯の出が悪くお湯もぬるいらしいのだ。 それは入浴車のタンクにお湯が溜まってなかったと言うのだ、つまり入浴車のタンクに供給する水道からの水の量と 使っていたお湯の量のバランスが崩れていたらしいのだ。供給する水道からの水の量の量を調整が難しいことを入浴車を 利用するようになって20年になるけど初めて知った、いつも簡単に水道の蛇口を開けているようだったから。入浴車の タンクに入る水の量を増やしてしばらく胸にシャワーをかけてもらいながら温まってお風呂からあがった。ちょっとした 事件はあったけど…今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。

10月19日 木曜日のケア
木曜日の朝のケアは9時45分途中と半端な時間、担当の訪問看護ステーションOのM看護師が僕がパソコンを丁度終わった 頃に来て妻と雑談(妻の相手をしてガス抜きしてあげるのもM看護師だけにしか出来ない大切な仕事)。それからバイタルを 測り胸の聴診をし洗顔に取りかかった。洗顔が終わった時に玄関の開く音がして「おはようございます」の声が聞こえた。 そこからは僕とM看護師で「誰かな?」と推理タイム、正解はK会のヘルパーAちゃん。Aちゃんの訪問は1ヵ月半ぶりぐらい、 「最古参の二人なら今日は大丈夫」と安心して任せた。便も後の方は水様便だったらしく、M看護師の最後のお腹を 押しながらの摘便で大きな2-3発のガスと共に残便も出てお腹もスッキリ。でも病院で処方してもらった便秘の薬、 効きすぎかな。
午後3時からは車椅子移乗、今度のペアも社協のヘルパーで古参のYさん。M看護師とYさんに立たせてもらったのだが最近 右膝の伸び具合が悪い。車椅子は今日も庭向き、ツワブキの蕾が黄色くなってきた。

10月18日 ぬるく感じる?
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴剤は別府温泉の素とのこと、僕にはどうせ匂いもお湯の肌触りも判らないの だけれど。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのKさんとMさん、来た時の挨拶がこの頃ずっと 「今朝は寒かったですね」になっている。10月も下旬になっているのだから寒いのは当然なのだけど9月末までが異常に 暖かかったからから…。今日もお風呂に入った瞬間も熱くは感じなかった、42℃設定でお湯を湯船に溜めてもらっている らしいのだが…湯船がこの朝晩の寒さでそれだけ冷えているのだろう。足し湯をしてもらいゆっくり温まり身体を丁寧に 洗ってもらった。洗ってもらった。今日も気持ち良かった。BR> 午後3時半前からはH先生の訪問リハビリ、下半身の可動域運動。今日は足の裏のツボ?を指圧された時とても痛かったから 思わず「もう止めて」と歯ぎしりで音を出した。それに今日も股関節の屈曲運動の際内側が痛かったし膝の裏伸ばしも 踵伸ばしも痛かった。最近H先生の可動域運動が激しく感じる、寒くなゃたからか。

10月17日 ホームページのソースの編集
自分のホームページのソースの編集に僕はずっとInternet Explore(IE)を利用していたのだが…昨日の朝突然IEが 起動出来なくなった、おそらくWindowsの自動updateで強制的にIEがMycrosoft Edgeに変えられてしまったのだろう。 それから今朝までは「どうやってホームページのソースを編集しよう、出来なければホームページを更新出来ない」と 苦悩の時間。まず試しにIE10をインストール、それでIEを起動してもEdgeが立ち上がる。次にEdgeやChromeでローカルの ホームページの原案を呼び出してソースの編集を試みるものの、ソースを表示までは出来るものの編集のやり方が 分からなかった。もう一度試しにIE6をインストールしてみようとした(かなり昔のなら出来るかなと思って)が、 インストールを受け付けなかった。思い付く方法がなくなって最終手段「htmlのソースを編集するアプリ」で検索し、 使ってみようと決めたのが「サクラエディタ」。中々解りやすいアプリ、編集ウインドは専用画面でテキストじゃないのが 寂しいけど。
火曜日のケアは朝9時半から、まだパソコンを続けたかったけど…社協のヘルパーYさんが来たから仕方ない。Yさんが 洗顔している時に訪問看護ステーションOのM看護師が着いてバイタルを測り胸を聴診し脚をマッサージ。それから二人で 背中拭きと陰洗、M看護師はとても丁寧でしかも背中拭きのついでに胸も拭いて 陰洗まで終わって10時前。やっぱり M看護師は要領がいいのだろう。そして最後は車椅子移乗、今日も車椅子の向きは庭がよく見える位置にしてもらった。 南天の実の粒が目で見て分かるくらいの大きさになって色も少し濃くなってきているようだ。それにユキヤナギの枝にも ずい分葉が増えてきた。これなら今年の冬も白い花が見られるかもしれない。
午前11時前からはH先生のリハビリ、今日も肩や肘・掌の可動域運動が激しく感じたが 数を数えながら耐えた。ベッドに 戻る時の4歩の歩行運動は脚を前に出す際の腰の伸び具合がちょっと気になったけど、歩行は脚に力を入れて踏ん張れて いたからまあまあだろう。呼吸リハは上手く痰が剥がれた感じだった。

10月16日 人工呼吸器を着けて22年目
記憶がもうひとつ定かではないが…、2002年10月15日の朝食で誤嚥したのだろう(当時経口・経管を併用) 呼吸不全になり 救急車で病院に運ばれその場で気管挿管をした。そして翌日気管切開をして人工呼吸器を着けた。今日は呼吸器を着けて 22年目の始まりの日だ、自分ではよく今の体調を保っていると思ってる。これも家族の力強い支えがあり、リハビリの 先生・看護師さん・ヘルパーさんに家でも病院でも身体や関節を動かしてもらっているおかけだと感謝している。
月曜日の朝のケアは10時半から、部屋に入ってきた今日の担当の訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパー Niさんの顔を見た時は「今日もNiさんか」と一刻は思ったけれど…「今日はT看護師が指導してくれるからあまりケアが 止まることはないだろう」と思い直した。思った通り通院の翌日から朝便秘を改善する薬を飲み始めたせいか便が少し 固くなった気がしたが、T看護師の摘便と浣腸で時間がかかったけれど便は程よい量出た。やはりヘルパーがNiさんの時は 指導出来る看護師でなければ難しそうだ。
午後3時からは車椅子移乗。T看護師と社協のヘルパーYさんが来て脚のマッサージと装具付け。それから頸にも装具を 付けて、僕を一度立たせてからスライドボードを使って車椅子に移った。車椅子は今日も庭向き、今年南天の実は豊作?の ようだが…モチノキの赤い実はこの冬もお目にかかれないと思う。ベッドに戻る前にチビとマルを見られて良かった。

10月14日 実地研修
土曜日のケアは朝10時15分から、部屋に入ってきた訪問看護ステーションTのK所長の顔を見た時「今日は洗顔・洗髪と 清拭・陰洗だし(排便はない)今日K所長が担当なら月曜日はT看護師の可能性が高い」と思ってこの方がbetterと考えた。 パートナーはK会のヘルパーFさん、先週のようにしてくれたら慣れていないK所長を十分フォローしてくれるだろう。 洗髪も力強くて気持ち良かったし清拭も陰洗も何の問題もなかったし…先週のN看護師と違ってだいぶゆっくりと休んで いられた。
今夜の重度障害者訪問介護は実地研修2回目付き。今回の重度のヘルパー候補はやさ男、見た目で判断してはいけない ことは十分に分かっているのだが…頼りがいがありそうには見えないし 毎度のことながら頭が良さそうにも見えない。 前回(水曜日)の実地研修で知ったのだけど実地研修では医師の指示書通りの手順で出来てるかを見るという。そして 医師の指示書の吸引の項目には気管(カニューレ)に挿入出来るカテーテルの長さは10pまで・吸引圧は20(単位?)、 たとえ痰が実際に吸引出来なくても手順が正しければ審査としては合格。気管から痰が実際に吸えなくてもいい 実地研修をやる意味があるのか? まあ今回の重度のヘルパー候補Mさんの気管吸引は前回(水曜日)はカテーテルの 先端が痰に触れもしなかったけど、今日は痰が残りはしたものの半分以上吸引出来たから良くはなっているもんな。

10月13日 通院日
今日は通院日。午前11時半にヘルパーさんが二人来て玄関にスロープを設置。それからYさんが洗顔、Kさんは脚の マッサージと装具付け。洗顔が終わろうとする頃玄関のチャイムが鳴って来られないと聞いていた訪問リハビリのH先生の 声がした。そして妻に頸の装具を付けてもらい吸引してもらった後H先生か車椅子に移してくれて、正午のサイレンの音を 聞きながら外に出た。空は青空良い天気、絶好の外出日和。
今日の通院の目的の一つはコスモスを見ること。リフト車の中で車椅子に座っていると目の位置が高くて 窓も少し 小さくて位置も低目だから景色は見にくかったけど、コスモスはギリギリ見えた。コスモスは今が満開みたい。良い 季節、散歩に行きたいと訪問看護師に頼んでいる。稲刈りは半分ぐらい終わったのかな、大豆の収穫ももう少し 後みたい。キャベツ畑が青々としていた、収穫は来月末?
病院に着いて玄関でリフト車を下りた。待合室に入ると「あれーっ (見張りの)係員がいない」、新型コロナが5類に 変わったらこうなるのか。救急処置室に入って車椅子からストレッチャーに移してもらった後に時計を見たら12時50分、 やはり1時間近くかかるか。そしてバイタルを測った後は主治医を待った。今日は珍しく30分以上待たされて主治医が 来て診察とカニューレ交換、る退院して以来脚を上げていたから脚の浮腫が少しは改善しているはずなのだけど… そこには注視はなかった。主治医の診察が終わったから帰途についた、久しぶりに救急の出入り口から出たら玄関の池で 亀が甲羅干ししてるのが見えた。それだけで何となく良い気分になった。
家に着いた時に訪問リハビリのH先生も着いて僕が部屋に入ったらすぐにリハビリ開始。まず車椅子からベッドに 戻るための4歩の歩行運動、左脚にも右脚にもある程度よく力が入って踏ん張れたから歩きはまあまあの出来だったと 思う。次は脚の可動域運動、今日もH先生は力強く感じた。股関節の屈曲運動は右脚は股関節の内側が痛かったけど左脚は 膝や膝下が痛かった。踵伸しは痛くて脚がピクピクしてたけど…我慢した。

10月12日 流石
木曜日の朝のケアは9時45分から、パソコンをちょっと遅れて終わったところに今日の担当看護師 訪問看護ステーション OのMさんが来た。木曜日の朝のケアだけは看護師さんが先に来て洗顔してくれる日、M看護師がバイタルを測った後胸の 聴診してから洗顔に取りかかってくれたのだがM看護師の髭剃りは良くも悪くも相変わらず力強かった。洗顔が終わったら 背中拭きの準備、その時K会のヘルパーMaさんが早めに着いて二人で背中拭き。そして最後は排便、妻が朝からお腹に ホットタオルを置いてくれたので便意は強くなっていた。それに月曜日の便の残りがあってお腹にガスも溜まって いたのでお腹も張っていた。最初に摘便でガスを出してもらってそれから浣腸、これで片手一杯は出たらしい。それでも まだお腹が張ってる感じがあったのでお腹を押しながら摘便してもらったら、大きなガスと便が何発か出た。これで 合わせて茶碗一杯?は出たと言う。それでも…変な感じ、5分待っても出なかったので陰洗してもらった。お腹も ぺっこり、流石M看護師。
午後3時からは車椅子移乗、社協のヘルパーYさんが定刻5分前に来て脚のマッサージと装具付け。Yさんが左脚に装具を 付け終わったところにM看護師が着いてすぐに右脚に装具を付けた後、二人で僕を立たせてからスライドボードを使って ベッドから車椅子へ移動。いつもの木曜日ならテレビと庭が見える位置に車椅子を向けてもらうんだけど、今のテレビ ドラマが面白くないから今日は庭を向けてもらった。すぐ目が行ったのは生垣の南天の実、色がはっきりしてきた。 モチノキの実は今年も無理かな。最後にチビを見れて良かった。

10月11日 Web面談
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とYさん・ヘルパーのMaさんと Moさん、お風呂に入った時にはお湯はあまり熱くは感じなかったけど…お湯に慣れたら少しぬるく感じてきて足し湯を してもらった。入浴車のスタッフにMaさんが入るのは久しぶり、いつも洗髪を担当してくれるんだけど力加減が丁度 良くて気持ち良かった。いつも通り浴槽にお湯が溜まるまでに体を動かしてもらい、スライドボードを使ってベッドから 浴槽に移って湯船の中でゆっくり温まって…全身をみんなに丹念に洗ってもらってからもう一度温まってお風呂から あがった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半過ぎからはH先生の訪問リハビリ。ただ今日は3ヵ月に一度のK先生とのWeb面談の日、僕の訪問リハビリは 介護保険を使っているから3ヵ月に一度医師との面談が必要なのだ。今日日はインターネットが発達しているから一々 病院に行かなくてもWeb面談で済むのだ。Web面談ではH先生が僕の現状と現在の取組内容をK先生に説明しお言葉を いただいた。時間にして約10分、便利になった。ただH先生はいつもより早く来てWeb面談の準備、その前にまず右脚の 可動域運動。そしてWeb面談が終わってから左脚の可動域と立位運動3回、今日の可動域運動はいつもよりちょっと 激しかった気がした。立位運動はFケアマネージャーが見ていたからか気合いも入って…立つのは久しぶりに上手く 立てたと思う。

10月10日 庭の南天の実
火曜日のケアは朝9時半から、パソコンをしていた僕は部屋に入ってきた社協のヘルパーKさんの顔を見た時慌てて パソコンをシャットダウンした。Kさんが洗顔の準備をしている時に訪問看護ステーションOのM看護師が着いてバイタルを 測り胸の聴診をし脚のマッサージに取りかかった。洗顔が終わってそれから二人で背中拭き、相変わらずM看護師の 背中拭きは丁寧で気持ち良かった。背中拭きが終わったら陰洗、それから最後の車椅子移乗。今日火曜日の車椅子は 庭向き、南天の実はまだまだ小さかったけど黄色く色付いてきている実もあった。剪定されたユキヤナギや愛染カツラの 明るい茶色の枝が見えた、今までユキヤナギの葉や庭の大きな石の陰に隠れて見えなかった枝た。ユキヤナギの枝には 小さな葉が付いてた、この葉々が今からどう成長してゆくか。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と4歩の歩行運動。肩の外転と掌を閉じる運動は今日も 痛かった。ベッドにへ戻る時の4歩の歩行運動は今日はまあまあかな。

10月9日 組み合わせが最悪
月曜日の朝のケアは10時半から、今日はブラックマンデー(世間ではハッピーマンデー)「スポーツの日」という祝日だから 午後の車椅子移乗はない。定刻に僕の部屋に入ってきた訪問看護ステーションTのK所長と社協のヘルパーNiさんの顔を 見た瞬間「今日は最悪のペアだ、不慣れで流れがよく分かってない二人をよりによって同じ日に集めなくても よかろうもん」と失意した。幸い便意は朝からかなり強かった、摘便が痛いだけで不発の(と僕は思っている)K所長でも 何とかなるかな。そしてその時「今日は浣腸液を何本使っても出す」と決めた。
便意が出そうな程強かったので最初にK所長に「清拭の前に便を出す」と伝えてK所長もNiさんにそう伝えたのだけれども… Niさんは動かないしK所長も洗顔を促そうとしない。しびれを切らしてNiさんを呼んで文字盤で「洗顔」「しろ」と言ったけど 理解した風はなかった。今日は一事が万事こう、文字盤も二人とも上手くなくて途中の言葉までではこっちの言いたい ことを理解出来ないから最後の一語まで文字盤をやらなければいけない。疲れるというよりも諦めのムードが強かった。 排便の時に段取りの悪さに切れそうになって「もうここで止める」と口から出そうになったけど何とか我慢した。朝の ケアの時間は僕にとってゆっくり休息が取れる安らぎの時間なのだけど、今日は気にすることがいっぱいあってゆっくり することが出来なかった。

10月8日 gacco講座「人間脳科学入門」再開
やりたくないという気持ちがかなり強かったけど…gacco講座「人間脳科学入門」のWordによるまとめを再開した、一度 始めた講座を途中で投げ出すのが嫌だったから。一応確認クイズは40問中3問間違えて、また最終課題のレポートは 「将来の脳科学の人との関わりあい」みたいな感じのテーマで この「人間脳科学入門」という講座をほとんど 理解出来なかった僕には難し過ぎたのでボイコットした。結局「確認クイズ68点+最終レポート0点=68点」、修了ラインは 60点だったと思うから…修了は出来たと思うけど。まとめはいつまでかかるかな、この講座を視聴出来るのが 今月いっぱいなのだけど。

10月7日 疲れた
土曜日のケアは10時15分から。定刻前にパソコンをしている僕を横目に部屋に入って来た看護師を見て今日は期待しない・ 出来ないと思った。今日の担当は訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパーFさんという二人とも言われて動く タイプのコンビ、でも今日のFさんは自分から文字盤を持ったり話し掛けたりと積極的に動いてくれた。Fさん お疲れ様でした。
Fさんが洗顔を始めた時にN看護師は脚のマッサージ、えーっ 何故。すぐにFさんを通して「バイタル」を促した。朝の ケアの時間は僕にとっては休息の時間なのに…、今日は全然休めなかった。清拭の際N看護師の拭く肩や腕が何となく ゴツゴツする、タオルは程よく広げてはいるのだがグーで持って拭いているんじゃないかな。陰洗はお尻の下に 差し込み便器を差込んで(僕も差込む時にお尻を上げて協力する)洗ってもらうんだけど…差し込み便器を差込む時に膝も 真横に広げたままで膝を立てない、これじゃ僕がお尻を上げて協力したくても出来ないのが分からないのか。手足の指や 指の間をもう一度拭くか聞く必要はない、早く終わって欲しいのだからよほどでない限り頼むことはない。ケア終わりの コール置きも同様、新しくクッションを置くようになったのだからコールが置けることもコールを合わせることが 出来るとも思っていない。早く妻に任せて欲しかった。
午前中でぐったり疲れた。こんな時ぐらい妻に甘えさせて欲しいものだけど…。

10月6日 肺炎球菌ワクチン
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。この2-3日で「寒くなりましたね」という挨拶がすっかり定着した。1週間前まで 汗をかく程暑かったのにいつの間にか秋本番の気温(寒さ)、まあこれが10月本来の気温かもね。今日の入浴車の スタッフは看護師のY子さんとYさん・ヘルパーはKさんとNaさん、Naさんがいるとこの場が明るくなると思っているのは 僕だけか。今日も浴槽にお湯が溜まるまでにY看護師が脚のマッサージをしてくれて、その後Y子看護師と二人で万歳と 左側臥位になってタッピングをして吸引してもらってからスライドボードを使って浴槽の中に入れてもらった。お湯は 最初浴槽に浸かった時はあまり熱いと感じなかったんだけど…身体を洗ってもらってから浴槽に入った時は少し熱く 感じた、最初から同じ温度で足し湯をしてもらっている訳だら最初の湯船がそれだけ冷えていたということだろう。 浴槽の中で僕が聞かせてもらった井戸端会議の話題の内容は大まかに言うなら「人事考課」「業務評価」に対する不満と いうとこかな。日本の大企業はもう実力評価主義 すなわち同じ仕事が出来たら同じ評価をするということになってるが、 僕は年功序列と実力評価のミックスが最も良いと思うのだが…。年功序列は会社内に昔の良き日本の家庭的な雰囲気を 創れる可能性を持つ また若者の会社離れの意識を小さくする可能性を持つのかもしれない。聞いていて問題だと 思ったのは入社年度によって初任給に差があり、それが基本給として維持され元からいる社員の基本給は是正されない (上振れしない)らしい。だから同じ仕事をしているのに後輩の方が給与が高いという矛盾が生じ…不満が口に出るという 構図。そんなことを考えながら浴槽の中で温まり、身体をみんなに洗ってもらってからもう一度湯船の中で温まって お風呂からあがった。今日も楽しくて気持ちの良いお風呂だった。
昼の経管栄養が終わって午後2時からはかかりつけ医T先生の往診。今日は肺炎球菌のワクチンとカニューレ交換、 肺炎球菌ワクチンは思っていたより痛くなったしT先生が話してくれた副反応「200人に1人腕が腫れる」も出なかった。 診察の後の雑談で僕のあと2回の予防接種のスケジューリング、新型コロナウイルスワクチンの前後2週間は他の 予防接種は出来ないということで「2週間後のインフルエンザワクチンが早過ぎるかどうか」が話の中心だったと思う、僕は どっちでも構わないが…11月2日の往診の話が出てたから新型コロナウイルスワクチンかな。
午後3時半過ぎからはH先生の訪問リハビリ。3時半前から喉がムズムズ?して吸引して欲しかったのだけど…コールに 届かなくて妻を呼べなかった。喉ムズムズの影響が出たのかH先生に端座位させてもらった時に鼻水がひっきりなしに 出た。今日はこの滴り落ちる鼻水が気になって端座位も庭の景色も楽しめなかった。3回の立位運動も鼻水がH先生に 落ちるんじゃないかが心配で集中出来なかった。最後は脚の可動域運動、右足の踵を指圧された時痛みに耐えられなくて 声を上げた。股関節の屈曲運動の際はいつもの様に股関節の内側が痛かった。脚を挙げての膝の裏伸ばしは今日は我慢 出来たけど時間が長く感じた。踵伸しは今日は痛かった。手脚の関節が日によって痛みの程度が違うのは何故だろう。 それに左足の甲がわずかな刺激でも痛みを感じるのは何故。

10月5日 お腹にガスがいっぱい
今日も妻が朝からお腹の上にホットタオルを置いてくれたのだが、時間が経つに従って便意が強くなりケア前にはお腹が 痛む程になっていた。「お腹が痛いくらいだから今日の排便は簡単に済むのかな」と期待はしていたけれど…最近ガスが あまり出ていなかったから「(お腹に)溜まっているのはガスかも」と疑ってもいた。
木曜日の朝のケアは9時45分から。まだパソコンが終わっていなかった僕は「少し遅れてきてくれないかな」と思って いたけれど、ほぼ定刻に訪問看護ステーションOのM看護師とKs看護師の顔が見えた。今日はKs看護師が主役かな、 M看護師がどこまで我慢出来るかは分からないけどバイタル測定と洗顔はKs看護師に任せたようだ。Ks看護師は 髭剃りするのは初めてじゃないと言ってたけど全然悪くなかった。そしてM看護師が自分の背中拭きのやり方をKs看護師に 教え、背中拭きの準備をしているところにK会のヘルパーTさんが少し早めに着いた。それから三人?で背中拭き、 背中拭きで左側臥位になった時にガスが出てお腹の張りが少し治まったので ケア前にお腹が痛かったのはお腹にガスが 溜まっているのが理由だと確信した。M看護師?のいつも通りの丁寧な背中拭きが終わっていよいよ排便、その前に M看護師に「お腹にガスがいっぱい溜まってる」と告げた。まずM看護師に摘便で程よいくらいのガスを出してもらい次に 浣腸1本、初めはガスが次々に出るばかりで便の出る気配は全くなかったけど…最後にようやく一塊弱の便が出た(片手分? らしい)。まったくお腹に大量に溜まっていこのガスは排便を邪魔するばかり、消化器でガスを出にくくする薬は ないものか。浣腸した後もお腹に便がまだまだ残っている感じがしたのでM看護師にお腹を押しながらの摘便をお願いし もう片手分、そして仰向けになってしばらくしたら摘便の刺激で便汁も少し出た。今日はこれで十分、と思って洗って もらった。時計を見たら11時10分過ぎ、まあまあか。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーKさん。Kさんが定刻に来て脚のマッサージと装具付け。 装具を付けてもらっている時のふくらはぎの感じが違う、脚が細くなってると実感出来た。Kさんが左脚の装具を 付け終わったところにM看護師が着いて急いで右脚の装具を付けてその後二人で頸の装具付け。それから二人に立たせて もらったのだけどもうひとつかな、腰が完全には伸ばせなかったから。そしてもう一度ベッドに横になりスライドボードで車椅子に移動。車椅子は庭もテレビも見える位置で。庭の生垣の南天の実が色付き始めていた、僕は実が大きく なってから緑から赤に変わっていくと思っていた。モチノキにこの冬実が付くかどうかは今も分からない。ギリギリで マルが見れて良かった。

10月4日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。スタッフの朝一番の挨拶が「朝晩は寒くなりましたね」に変わった。僕の掛け物も何枚か 増えた。今まであんなに暑かったのに10月に入った途端こう、お風呂のお湯も熱くは感じなくなり常時足し湯が必要に なった。そしてお風呂からあがっても汗が湧き出てはこなくなった。
今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのKaさんとMさん。いつもの様に浴槽に お湯が溜まるまでにF看護師が僕の脚のマッサージと屈伸運動をしてくれて、その後看護師さん二人で万歳10回・ 左側臥位になってタッピングして吸引してもらってスライドボードでベッドからズルリ 浴槽に入った。浴槽の中で F看護師の提供してくれる色んな話を聞きながら温まり、みんなに全身をくまなく洗ってもらってもう一度お湯に浸かって 温まってお風呂からあがった。病院(8病棟)の洗い方も気持ち良かったけど洗い時間と安堵感が違うかな。今日も気持ちの 良いお風呂をいただきました。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動。H先生がいつもより少し早く来たから「Web 面談は今日だったか」としばらく勘違いしたままだったけど…、脚の可動域運動が続いたからWeb面談が来週と聞いたのを その時点でようやく思い出した。可動域運動の方は入院中に身体をあまり動かしてなかったことが影響しているようで 脚も手もまだ関節も筋も硬いままのようだ。股関節の屈曲運動の際も膝下の内側がなんとも言えない変な感じで 痛かったし、脚を挙げての膝の裏伸ばしは久しぶりにかなり痛かった。しかし退院した日からほとんどクッションで脚を 挙げているので次第に足首と膝が痛んできて、だから踵伸しをしてもらった時は気持ち良かった。立位運動の調子は 自分でもよく分からない、立ち上がる時は腰を伸ばす際に太ももや膝には力は入っているみたいだけど…H先生に支えて もらって腰を伸ばしているだけで自分で上手く腰を伸ばすことが出来てるかは??

10月3日 庭の様子の変化
今日火曜日のケアは朝9時半から。定刻にまずK会のヘルパーMoさんが顔を見せてその後すぐに訪問看護ステーションOの M看護師が着いた。M看護師曰く「10時前にKs看護師が合流する」、M看護師はどうやら火曜日はKs看護師に任せようと しているみたいだ。火曜日といえども僕のところに来れる看護師が増えることはいいことだと思う。そして洗顔が 終わった時にKs看護師が着いてM看護師から説明を聞きながら背中拭きから参加、背中拭きはM看護師がやっているのか Ks看護師がしてくれているのか分からなかったけど…Ks看護師ならすぐに慣れると思う。
最後は車椅子移乗、火曜日の車椅子は完全に庭向きにしてもらう。今日は庭の様子がよく見えた。ユキヤナギだけでは なく愛染カツラも丸坊主になっていた。愛染カツラは半年以上間があるから蔓も伸びるし花も咲くと思うけど… ユキヤナギはどうだろうか、来年もあのユキヤナギのあの白い花が見れるのか。梅の木も少しずつ葉っぱが少なくなって いたけどもう全部落葉していた。南天も実が付いているように見えたがその実も少し大きくなった? モチノキの花って どんな?、今年も赤い実は駄目かな。
午前11時前からは訪問リハビリ、今日は上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動・呼吸リハと歩行運動。左上半身の可動域 運動は車椅子に座ったままで庭を眺めながら…。肩の外転腕挙げは相変わらず痛い、でも我慢は出来た。掌握りは 我慢出来なくて「もうこれ以上は勘弁して」と目でH先生に訴えた。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動の出来は右脚にも 左脚にも上手く力が入って踏ん張ることが出来た、まあまあ良い出来だったと思う。

10月2日 今日は快便
土曜日便を出してもらったから今日の排便は難しいと思っていたけれど、妻が朝からホットタオルでお腹を温めてくれて いるからその効果が出ているのだろう…時間が経っていくのに従って便意が強くなっているようだ。そこが入院中の 排便との段取りの違いかな、入院中は予定している時間内に便が出なくて精神的に苦労したから。
月曜日の朝のケアは10時半から、ゆっくりパソコンが出来る朝だ。レスパイト入院していたことをFacebookに上げた。 定刻に訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーYさんが来た。いつもの様にYさんが洗顔している間にT看護師は バイタルを測ってから胸の聴診をしお腹と脚のマッサージ、「脚の浮腫が少し変わってきたのかな」ということだった。 それから二人で清拭、肩や腕を拭いてもらった時に垢が出てきたらしい。入院中お風呂は2回あって丁寧に洗ってくれて 「垢の出ない患者さんは珍しい」と言ってもらって「家でのケアがしっかりしてる証拠ですね」って結論で会話は 終わったけど…病院と家では拭く力が違うようだ。そして最後は問題の排便、最初にT看護師に摘便してもらってガスが幾らか出てその後の浣腸で便が一塊ちょっと出た。今日の便の量としてはこれで十分だったのだけど、まだお腹が張ってる 気がしてお腹を押しながら摘便してもらったら大きなガスと一緒に便汁が数発出た。これでお腹もほぼスッキリ、 十分だ。時計を見たら正午、こちらも十分。
午後3時からは車椅子移乗。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってからもう一度ベッドに横になりスライドボードを 使って車椅子に移る手順。T看護師とYさんに立たせてもらった時に立ち上がりは不安定だったけど太ももや膝にきちんと 力が入って立てた。それから庭とテレビが見える位置で車椅子に座らせてもらったのだが庭のユキヤナギが丸坊主に なっていた、びっくりした。庭の石の上にチビがいた。時々動き回っていたが1時間(僕が車椅子に座っている間)僕の 見える範囲にいた、嬉しかった。

10月1日 脚の浮腫(ムクミ)
昨夕5時〜今朝7時半までの夜間帯には重度障害者訪問介護のヘルパーが来てくれる(泣)。昨夜の担当はAさん、聞いて いたのだろうが同行のおまけが付いてた…帰ってきてすぐはやることがいっぱいあるので精神的に2-3日ぐらいはゆっくり させてもらいたいのだけど。重度障害者訪問介護の制度上仕方のないことだと頭では理解はしているが…同行がいると 隣の部屋でごちゃごちゃうるさいし煩わしいし、僕は元来同行が嫌いなのだ。だから昨夜も無視…。それにしても 重度障害者訪問介護のヘルパーに賢そうな人はほとんどいないな、以前来ていたY子さんぐらい。不思議。
入院中リハビリ(作業療法士)のU先生が僕の左脚を見て「これは酷い、F先生(主治医)はなんにも言わないんですか?」と ひと言、このひと言で僕は「家に帰ったら左脚をクッション等で上げよう」と決め、この日から「左足の親指と人差し指の 間にスイッチを挟んで押す」練習を始めた。午前中の訪問看護師は気付かなかったみたいだけど、Aさんは就寝前の手脚の 運動の時に「左脚の浮腫が少し変わりましたの声。退院した日の夕方からクッションで左脚を上げている効果が出てきた ようだ。
同行が就寝後で終わったからという訳でもないが朝になったら僕の機嫌も直っていて、会話はなかったけど機嫌良く? 別れた。ただ最後に気になるひと言「水曜日も同行です」、仕方ない。午前11時過ぎ妻が僕をケア。その時「重度の ヘルパーがいても顔を見せて欲しい」と頼んだのだけど無反応、これも仕方ない。まあ日曜日だくはこうして十分なケアを してくれるのだから感謝しなければね、それにきつい時もたまにあるけど気持ち良いケアだしね。 ありがとうございます。



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9月
9月30日 代打?
今日は訪問看護ステーションOのM看護師が来ることはあらかじめ妻に聞いて知っていた。ただそうなった理由は聞いて いないので、訪問看護ステーションTにまた何かあったのかと気になってはいた。しかし今日M看護師に変更になったことは僕にとっても都合が良かった、今日のケアのメニューを洗顔と洗髪と排便介助に変更してもらうつもりだったから。 病院での排便は上手くいかなかった、前の日の夜のラキソベロンの服用で便が下腹に下りてきている感じは あったのだけど…浣腸しても摘便してもらっても便はその時には出なくて午後のリハビリの後に出た。何で…、その時 M看護師の「股関節を動かせば便は出やすくなる」という名言を思い出した。「ここにM看護師がいれば排便は楽になるのに」 と何度思ったことか。
土曜日のケアは朝10時15分から。今日のパートナーはK会のヘルパーMoさん、「これなら今日のケアは万全だ」とひと安心。 Moさんが洗髪の準備をし洗顔に取りかかったところにM看護師が着いてバイタルを測り胸を聴診してから脚のマッサージ。 そしてひと言「左脚の浮腫が強くなったみたい」、あれーっ 昨日帰ってきてから左脚はクッションで10cm程 持ち上げてるんだけど。それから二人で洗髪。M看護師の洗髪は本当に久しぶり、力強くて気持ち良かった。次に課題の 排便、最初にM看護師に摘便と浣腸をしてもらったのだがガスしか出なかった。それでもう1本浣腸液の注入を所望、 それによってようやく下腹に下りてきていた便が二塊近くは出た。そこからは流石M看護師、下腹に残っていた残便を ほぼ総て摘便で出してくれた。それに仰向けにしてもらいしばらく待ってもらったら摘便の刺激で便汁とガスも出た。 これでお腹もまあスッキリ、良かった。
ケアが終わった時に「今日訪問看護ステーションTと交代した理由」を聞くと月々の訪問看護件数の凸凹を少なくする ためとのこと。先月は特別案件が逢って訪問件数が極端に多くなったらしいのだが、今月は僕が入院したこともあって 訪問件数がかなり減ったらしいのだ。そのため「今日の訪問看護を代わってほしいと頼んだ」ということだった。「こっちの キ合だから心配する必要はない」と念まで押された。そういうことか。

9月15日〜29日 レスパイト入院
今日(29日)の午後に2週間のレスパイト入院から何事もなく無事に帰ってきた。今回の入院はいつもの6階病棟(急性期 病棟)は満床で入れなかったから 久しぶりに8病棟(神経難病滞在型病棟)への入院だった。
久しぶりといっても5-6年ぶりだろうか 最初は久しぶりの病棟と言うことでスタッフや病棟の雰囲気に不安が あったけど…、介添員の方は半分以上代わってなくて「お久しぶりです」と言ってくれたし 看護師の方も顔見知りが 10人ぐらいはいて他の看護師さんたちも同室の患者さんたちも歓迎してくれた。僕が入院する病棟にとって僕の状態や 入院は少し特別な存在のようだ、自分では年齢を重ねているということもあって(肩・腕・肘・手・指の力は全廃)脚の力も 少しずつ弱ってきてるなと思っているのだが 看護師さんたちみんなが「以前とちっとも変わりませんね」と言って もらえたし…ALSでこんなに状態が変わらない?のは珍しい存在のようで取扱注意(笑)特別扱い?で接してくれていたのかも しれないな。
8病棟での僕のルーティンは6時朝の経管栄養・9時過ぎバイタル測定・10時〜11時陰洗・11時過ぎ昼の経管栄養・平日15時 リハビリ・17時過ぎ夜の経管栄養・22時半手脚の曲げ伸ばしと就寝介助。お風呂は2回入れてもらって金曜と月曜に別途 洗髪、お風呂での洗い方も丁寧だしきめ細やかな対応は流石8病棟というところか、髭剃りが電動しか使えないという ルールには困ったけど隠れてスタッフがT字カミソリで髭剃りしてくれたし…諸々の対応ありがとうございました。
今度のリハビリの担当はU先生(主任作業療法士)、気軽に文字盤を使ってくれるからコミュニケーションが本当に楽。 こんなに楽なのは西九州大学に行ったU先生が担当してくれていた10年前?以来かな。僕も今回担当のU先生には自分で ホームページを作っていることも話した、自分のホームページについては滅多に話すことはないんだけど。リハビリは 連休開けの19日(火曜日)から毎日あって計8回、その内3回は立位運動をして車椅子にも座らせてもらった。U先生は僕の リハビリは初めてなのに結構ギリギリまで動かしてくれてほぼ満足、3日しか立てなかったけど脚に力もちゃんと入って 満足な出来だった。次回のレスパイト入院の時もU先生だったらいいな。
検査は連休開けの19日に血液検査と検尿、主治医から何も話しはなかったし処方も変わりなかったから糖尿病の悪化は なかったようだ。そして今週の水曜日には脚の静脈のエコー検査を受けたのだが、脚の血管末梢障害の方は「血流が (幾らか)良くなっていた」と主治医から結果を話してもらった。ALS(筋萎縮側索硬化症)になっておそらくもう30年近く (人工呼吸器を着けて10月中旬で丸21年)、いつお迎えが来てもおかしくないと開き直っている僕なのだが8病棟の スタッフや同室の患者さんたちの笑顔での歓迎と血管末梢障害の改善はちょっと矛盾しているけど嬉しいものだった。
レスパイト入院に向かう日に懸念していたのは「今年は彼岸花は見られないで終わるのかな」ってこと、だけど退院の日の 路傍には彼岸花はなんとかなんとかまだ残っていた。今年は夏の終わりを告げる蜩の鳴き声も聞けたし秋の訪れを告げる 彼岸花も何とか見れた、良い年なのかも。ついでに言うとコスモスも咲いていた。
家に着いたら訪問リハビリのH先生はもう来ていて僕の部屋に入ったら早速リハビリ開始。まずは車椅子からベッドに 戻るための4歩の歩行運動、入院中上手く立てたから今日も上手く歩ける気はしてたけど…歩行はまあまあだったかな。 ベッド上では脚の可動域運動、H先生の脚の関節の運動は2週間ぶりだったけど…H先生には弱めのはずなのに今日の 僕にはやはり激しかった。H先生のリハビリのこの感じ、いいなあ。

9月14日 便は出た ひと安心
木曜日の朝のケアは9時45分から、3回続けて訪問看護ステーションOのM看護師が来てくれた。M看護師に世話になるように なっておそらく22年、今までこんなことあったかな。M看護師はバイタルを測りまず洗顔、そして洗顔が終わった頃に K会のヘルパーMaさんが着いた。それから二人で背中拭きと排便、M看護師の背中拭きはいつものことながら下手な誰かの 清拭よりも丁寧だった。最後は排便、今日もM看護師のおかげでいっぱい便が出た。これで懸念なく病院に行ける。
午後3時からは車椅子移乗。担当はM看護師と社協のヘルパーKさん、M看護師は遅れて来たけど。今日はレスパイト 入院前の最後の車椅子座位、入院したら今度はいつ車椅子に座れるか分からないから庭の景色を楽しんでおかなければ。 今の時期庭に緑しか色がない、ツワブキに黄色い花が咲くまでは南天の実が赤く色付くまではこの庭に色はないのかな。 今年こそはモチノキに実が付いて欲しい、そんなことを考えながら今日は庭を眺めてた。

9月13日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーのKさんと Naさん、Naさんがいると何となく場が明るくなるような気がするのは僕だけか。今日の井戸端会議の話題は「職場 アンケート」、「上司のことをどう思うか?」という質問があったらしいのだが社協では上司というものが 分かりにくいらしい、一般の会社組織では部・課・係が階層になっていて上司は分かりやすいのだが。浴槽にお湯が 溜まるまでにいつもの様にH看護師が脚のマッサージをしてくれてその後に二人の看護師が万歳と左側臥位になって タッピングした後に吸引してもらって、スライドボードを使ってベッドから浴槽の中に移った。そしてお風呂の中で ゆっくり温まり、全身を洗ってもらってもう一度温まりお風呂からあがった。今日はやけに汗が噴き出した、お湯が そんなに熱かったとは思えないのだけれど。これがレスパイト入院前の最後のお風呂、入院したらお風呂はどうなるか 分からないから十分に楽しんだ。
午後3時半過ぎからは訪問リハビリ、水曜日は下半身の可動域運動。最初は脚の可動域運動、今日も股関節の屈曲運動の 時に股関節の内側が痛んだ。それに膝の裏伸ばしも踵伸しも痛かったけど我慢出来た。立位運動は背中・腰伸ばしは もうひとつだったけど立つのはまあまあだったと思う。
昨夜gacco講座「人間脳科学入門」のWeek2が何とか終わって、午後3時配信のWeek3の講義動画を一度見て確認クイズに 取り組んだ。でもクイズの分の内容も意味も講義動画の内容もちっとも理解出来なかった。Week3の内容が今までの中で 一番複雑かもしれない。このまま続けるべきか迷った。

9月12日 Naさん独り立ち
火曜日のケアは朝9時半から、定刻に社協のヘルパーNaさんが来て「今日から一人です」と言って洗顔の準備を始めた。 洗顔の準備が終わった頃に昨日に引き続き訪問看護ステーションOのM看護師が来て、Naさんと挨拶を交わしてバイタルを 測り脚のマッサージ。その間Naさんは洗顔、Naさんの洗顔はまだ経験が必要そうだけど髭剃りは上手い方だと思った。 それから二人で背中拭きと陰洗してもらったがM看護師がNaさんにちゃんと指示していたので何の問題も生じなかった。 その後スライドボードを使って車椅子に移動してもらった。車椅子は庭向き、モチノキと愛染カツラの葉っぱは元気 良かったけど梅の木の葉っぱはしおれて数が少なくなったようだ、梅の落葉はこの時期なのか。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。まず車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動、今日も肩の内転・外転と指の屈曲運動がかなり痛かった。ベッドに戻る際の4歩の歩行運動は直前の吸引の 時にカテーテルが気管を刺激して脚に緊張が起こっていたので、それが歩くのに良い方に働いたようだ。ベッドに 戻ってからは右上半身の可動域運動と呼吸リハ、その時刺激の影響もあって痰が出てきたのでH先生に吸引してもらった。 これで胸もスッキリ。

9月11日 代打
朝電話があって「今日の担当看護師の訪問看護ステーションTの所属する施設で新型コロナウイルスの感染者が出たとの ことで来られない、代わりに訪問看護ステーションOのM看護師が行ってくれる」と連絡があった。ただ…M看護師なら 便意がなかなかない今日でも便を出してくれる かもという期待は出てきた、申し訳ないけど…。
月曜日のケアは朝10時半から、社協のヘルパーYさんが定刻前に来て少し遅れてM看護師が来た。そしてYさんが 洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸の聴診をして脚のマッサージ。それから二人で清拭をしてもらったのだが、 M看護師の清拭はとっても久しぶりで何となく嬉しかった。M看護師の清拭はどこもかしこも相変わらず丁寧で気持ち 良かった。最後に排便、排便の時間が近付いても一向に便意は強くならなかったが…そこを何とかしてくれるのが M看護師だった。浣腸で片手いっぱいは出たらしいがお腹にはまだまだ残っている感じだった。そこをM看護師がお腹を 押しながらの摘便でいっぱい出してくれたらしいのだが…自分ではどのくらい便が出たのか分からなかった。でもお腹も ぺっこり、これで十分だろう。
午後の車椅子移乗は訪問看護ステーションTが来られないということで今日は休み、代わりにパソコンの時間が出来た。 これでgacco講座「人間脳科学入門」のWeek2の終わりが見えてきた、まあ明日徹夜でもして頑張ればだけど。

9月9日 案ずるより産むが易し
土曜日のケアは朝10時15分から、定刻に僕の部屋に入ってきたのは訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパー Fさんというどちらかといえば指示待ちの二人。今日のケアは洗顔・清拭・陰洗の1時間コースだがどうなるか・どのくらい 時間がかかるのかと心配したけれど、僕が何にも口を挟まなかったということもあるのだろが…山もなし谷もなしという 感じですんなり進み1時間20分かかったけれど無事終わった。いつもは指示待ちの姿勢だけどやれば出来るじゃないかと 感じた。ご苦労様でした。
今日まででようやくgacco講座「人間脳科学入門」のWeek1が終わった。レスパイト入院まであと1週間もない。明日から 今週の水曜日の午後配信されたWeek2 それに来週の水曜日配信されるWeek3・入院中配信されるWeek4(退院してから 提出期限まで4日)、どうなるか。

9月7日 良き日?
昨夜少しお腹が痛かった、これで今日の排便が楽になればいいなと思っていたが。
木曜日の朝のケアは9時45分から。定刻に訪問看護ステーションOのM看護師とKs看護師(同行)が来てくれたのだけど、 僕がパソコンしててケアの開始を7分遅らせてしまった。木曜日はお風呂の時以外で看護師が洗顔してくれる唯一の日、 おかしな言い方だけど大事にしなければと思う。洗顔が終わった頃にK会のヘルパーFさんが来て…二人で背中拭き、 M看護師は片腕脱がせて背中も胸も丁寧に拭いてくれるからいつものことだけど上半身の清拭並みだ。排便はM看護師の 技術と浣腸で意外にたくさん便が出た ようだ、お腹も適度にぺっこり。昨日お腹が痛かったのが良い方に 影響したのかも。
午後3時からは車椅子移乗、社協のヘルパーYさんとM看護師が来てくれた。木曜日の車椅子移乗は一度立たせて もらってから、今日二人に立たせてもらった時は結構上手く立てた。車椅子はテレビも庭も見える向きにしてもらった。 庭から座敷へ上がる上がり石のところでチビとマルがゆっくり休んでいた。チビとマルが仲が良いのは聞いていたが こんな風に二匹がゆっくりしているのも見るのは初めて、それだけで嬉しくなった。

9月6日 季節が変わった
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーとYさんと Hさん、スライドボードを使っての浴槽への移動もみんなかなり慣れたようだ。浴槽のお湯は入った瞬間から少しぬるめに 感じたくらい、浴槽に入れたお湯の温度はいつもと変わらないはずだけど…ぬるく感じたってことはもうそんな季節に なったのかって感じ。浴槽の中でゆっくりと温もってお風呂を楽しんで…、今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と歩行運動。最初は脚の可動域運動、股関節の屈曲運動の 時に股関節の内側が痛んだ…が以前ほど痛みは強くはなくなった? 立位運動の際にベッドの右端に座らせてもらった時に 庭の石の上にチビが座っているのが見えた。立つとチビがもっと見えると思って頑張って立とうとしていたのだけど、 立った時にチビが見えたのだけどもうひとつ頑張れなかった。最近立位運動も駄目だな。

9月5日 gacco講座「人間脳科学入門」再開
火曜日のケアは朝9時半から。定刻に社協のヘルパーさんが二人来た、今日はKさんの指導の元Naさんがケアをするとの こと。Naさんにしてもらった洗顔は結構上手いと思っていたけれど、今日もKさんに何度も確認してた。Naさんももっと 自信を持てばいいのに。訪問看護ステーションOからもMさんとKsさん二人の看護師が来て僕の部屋は大賑わいだった。 ケアはKさんとM看護師の熱心な指導もあり洗顔・背中拭き・陰洗と順調に進み最後に車椅子移乗、車椅子は庭向きにして もらった。僕の部屋から見える庭の南天にも実が付いてきたのかな、何となく枝が目立ってきたような気がした。 早朝には虫の鳴き声も聞こえているし…少しずつ季節が動いてるような気がしてきた。
朝11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動、今日も痛みが早めに来て数を数えなら耐えた。まあいっときに比べたらだいぶ痛む部位が変わってきた ような。だけどベッドに戻る時の4歩の歩行運動は無難にまあまあ上手く歩けたと思う。全体としてはまあまあか。
朝からgacco講座「人間脳科学入門」を再開した、Wordによるまとめをしても内容がなかなか理解出来ない。それでも 大まかなところは解ったつもりだけど…。困ったことにWordによるまとめも時間がかかりそう。15日に入院するまでに Week1とWeek2のWordによるまとめとWeek3の確認クイズまでは終わらせたいんだけど…、物理的(時間的)に 難しそうだ。

9月4日 ひと安心
月曜日は排便の日。今日も朝からの便意はほとんどなかった、困ったものだ。定刻丁度に訪問看護ステーションTの T看護師と社協のヘルパーKさん(Naさんは見学)が着いて…、Kさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測りお腹と 脚のマッサージ。そしてその後二人で清拭、相変わらずこの二人の清拭は丁寧で気持ち良い。手足の指も指の間も きちんと拭いてくれたところもNaさんも見てくれたかな。最後は排便。朝からホットタオルでお腹を温めていたおかげか 便は何とか出ている、今日も館長1本で便は出るには出たが…また途中で止まってしまってT看護師に摘便で下腹に 残っていた残便を出してもらった。何にしてもひと安心。
午後3時からは車椅子移乗。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから。T看護師とYさんに立たせてもらったけど 今日は意外とすんなり立てた。車椅子は庭とテレビが見える位置、ただマットレスを今日は僕の部屋の窓際で 乾かしたからチビが座敷の上がり口のコンクリートの上に来たのが見えなかったのが残念。

9月3日 誰でもいっしょ
昨日の夕方5時から今朝7時半までの担当は重度障害者訪問介護のヘルパーAさん、今週3回目で他の現場も兼務して 働いているだろうから前回は疲れで表情がかたくて話す気にもならなかったが…今回は時折笑顔も見えて普段通りの 態度。でもまあ最近は夜間のどのヘルパーさんと話しても疲れてしまうから夜誰が来てもおんなじだと誰が来るのか 気にもならなくなった、完全に諦めムード。ただ濃いSさんとは30分以上顔を突合わせているだけでも疲れるし腹が 立ってしまうから自分でも嫌になる。Sさんの吸引は最近ようやく人並みになってきたけど…ほんと肌が合わないって 感じでどうしようもない。でもあと二週間すればレスパイト入院、そうすれば二週間は重度障害者訪問介護の ヘルパーとも離れられる。精神的にもゆっくり出来るはずだ。
午前11時半前から妻が僕のケアをしてくれた。毎日曜日しんどい思いをしてまでケアをすることはないと思うのだが… それを口にすると角が立つから口には出さない、有難いけど。ケアが終わった時に妻の実家のシロアリの状態を聞いたら 妻からは「シロアリ対策をするつもりはない」との答えで「家を解体してもいい」と。そんなことをしたら妻も妻の姉弟も 帰る所が無くなるではないか。本当にそれでいいのか、大いに疑問だ。

9月2日 気持ち良い
今朝目が覚めたのが4時半前、重度障害者訪問介護(夜間担当)のヘルパーさんに吸引してもらってもう少し寝ようと 試みたのだが目が覚めてしまって…諦めてパソコンをセットしてもらった。僕は朝起きると窓を開けてもらうのだけど、 空が白み始めると共に窓の外から虫の鳴く声が聞こえてきた。鈴虫? どんな虫かは分からないがこれこそ秋の音。 ところが6時半頃になると虫に声は止んで、しばらくすると小鳥の鳴き声が聞こえてきた。小鳥の鳴き声はすぐ近くみたい だったから庭のモチノキに小鳥が停まっていたのかも。最近車椅子に座っている時にアゲハチョウが僕の見える範囲に よく飛んでくるし、モチノキに今年こそ赤い実が付くのかも。
土曜日のケアは10時15分から、定刻ちょっと前に訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさんが顔を見せた。 今日は絶好のペアなのでケアの間は精神的にゆっくり休める、実は朝のケアの間が僕が精神的に最もゆっくり出来る 時間なのだ。最初にいつもの様にMoさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測った後で脚をマッサージ、それから 二人で清拭と陰洗。清拭は二人とも全身をきちんと拭いてくれて、そして手足の指も指の間の股も丁寧に拭いてもらって 気持ち良かった。ただ陰洗が終わった時の時刻は絶好のベアでも11時半過ぎ、やっぱりこのメニューを1時間じゃあ 無理のようだ。

9月1日 慣れてきた
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとYさん・ヘルパーのKさんとNiさん、 今日は不慣れな2人がスタッフの中にいるからどうなるかなとちょっと心配していたけれど…Niさんはだいぶ慣れてきたし YさんはY子さんの指導の通り動けていたから何ら支障はなかった。いつも通り浴槽にお湯が溜まるまでにYさんが 脚をマッサージして、その後Y子さんとYさんの二人で万歳・左側臥位でタッピングしてから吸引してくれた。そして みんなで僕をスライドボードを使ってベッドから浴槽の中へ移動した。浴槽に浸かった瞬間お湯は今日は少し熱めに 感じた。ところがだんだん時間が経つに従ってお湯がぬるめに感じてきて、体を洗った後お湯の中で温まっている時は 久しぶりにシャワーで胸にお湯をかけてもらった。もうそんな季節になったようだ。
午後2時からかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換をしてもらいアズノールとレスタミン 塗り薬を処方して もらった。そして午後3時半過ぎからはH先生の訪問リハビリ、最初に脚と頸に装具を付けてからベッドの右端に端座位。 端座位している時に庭の大石の右側に愛染カツラの花がひと蔓だけ咲いているのが見えた。僕が普段座っている車椅子の 位置からでは見えない所、そろそろ夏も終わるって感じ。次は立位運動3回、端座位の後半から少しい器具示唆を感じて… 気力も湧いてこずH先生に支えられ頼りっぱなしだった。これでいいのかと自問自答する日々、やはり2週間に一度の 通院がないと変わらない日々暮らしに気が紛れない…。最後は脚の可動域運動、いつも通りH先生の攻めは厳しくて 股関節の内側が痛かった。この厳しい攻めがいいと思う時もあるのだが…。
モモはいつ迎えに来るのかな。



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8月
8月
9月12日 Naさん独り立ち
gacco講座「人間脳科学入門」Week2

9月11日 代打
朝電話があって「今日の担当看護師の訪問看護ステーションTの所属する施設で新型コロナウイルスの感染者が出たとの ことで来られない、代わりに訪問看護ステーションOのM看護師が行ってくれる」と連絡があった。ただ…M看護師なら 便意がなかなかない今日でも便を出してくれる かもという期待は出てきた、申し訳ないけど…。
月曜日のケアは朝10時半から、社協のヘルパーYさんが定刻前に来て少し遅れてM看護師が来た。そしてYさんが 洗顔している間にM看護師はバイタルを測り胸の聴診をして脚のマッサージ。それから二人で清拭をしてもらったのだが、 M看護師の清拭はとっても久しぶりで何となく嬉しかった。M看護師の清拭はどこもかしこも相変わらず丁寧で気持ち 良かった。最後に排便、排便の時間が近付いても一向に便意は強くならなかったが…そこを何とかしてくれるのが M看護師だった。浣腸で片手いっぱいは出たらしいがお腹にはまだまだ残っている感じだった。そこをM看護師がお腹を 押しながらの摘便でいっぱい出してくれたらしいのだが…自分ではどのくらい便が出たのか分からなかった。でもお腹も ぺっこり、これで十分だろう。
午後の車椅子移乗は訪問看護ステーションTが来られないということで今日は休み、代わりにパソコンの時間が出来た。 これでgacco講座「人間脳科学入門」のWeek2の終わりが見えてきた、まあ明日徹夜でもして頑張ればだけど。

9月9日 案ずるより産むが易し
土曜日のケアは朝10時15分から、定刻に僕の部屋に入ってきたのは訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパー Fさんというどちらかといえば指示待ちの二人。今日のケアは洗顔・清拭・陰洗の1時間コースだがどうなるか・どのくらい 時間がかかるのかと心配したけれど、僕が何にも口を挟まなかったということもあるのだろが…山もなし谷もなしという 感じですんなり進み1時間20分かかったけれど無事終わった。いつもは指示待ちの姿勢だけどやれば出来るじゃないかと 感じた。ご苦労様でした。
今日まででようやくgacco講座「人間脳科学入門」のWeek1が終わった。レスパイト入院まであと1週間もない。明日から 今週の水曜日の午後配信されたWeek2 それに来週の水曜日配信されるWeek3・入院中配信されるWeek4(退院してから 提出期限まで4日)、どうなるか。

9月7日 良き日?
昨夜少しお腹が痛かった、これで今日の排便が楽になればいいなと思っていたが。
木曜日の朝のケアは9時45分から。定刻に訪問看護ステーションOのM看護師とKs看護師(同行)が来てくれたのだけど、 僕がパソコンしててケアの開始を7分遅らせてしまった。木曜日はお風呂の時以外で看護師が洗顔してくれる唯一の日、 おかしな言い方だけど大事にしなければと思う。洗顔が終わった頃にK会のヘルパーFさんが来て…二人で背中拭き、 M看護師は片腕脱がせて背中も胸も丁寧に拭いてくれるからいつものことだけど上半身の清拭並みだ。排便はM看護師の 技術と浣腸で意外にたくさん便が出た ようだ、お腹も適度にぺっこり。昨日お腹が痛かったのが良い方に 影響したのかも。
午後3時からは車椅子移乗、社協のヘルパーYさんとM看護師が来てくれた。木曜日の車椅子移乗は一度立たせて もらってから、今日二人に立たせてもらった時は結構上手く立てた。車椅子はテレビも庭も見える向きにしてもらった。 庭から座敷へ上がる上がり石のところでチビとマルがゆっくり休んでいた。チビとマルが仲が良いのは聞いていたが こんな風に二匹がゆっくりしているのも見るのは初めて、それだけで嬉しくなった。

9月6日 季節が変わった
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーとYさんと Hさん、スライドボードを使っての浴槽への移動もみんなかなり慣れたようだ。浴槽のお湯は入った瞬間から少しぬるめに 感じたくらい、浴槽に入れたお湯の温度はいつもと変わらないはずだけど…ぬるく感じたってことはもうそんな季節に なったのかって感じ。浴槽の中でゆっくりと温もってお風呂を楽しんで…、今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と歩行運動。最初は脚の可動域運動、股関節の屈曲運動の 時に股関節の内側が痛んだ…が以前ほど痛みは強くはなくなった? 立位運動の際にベッドの右端に座らせてもらった時に 庭の石の上にチビが座っているのが見えた。立つとチビがもっと見えると思って頑張って立とうとしていたのだけど、 立った時にチビが見えたのだけどもうひとつ頑張れなかった。最近立位運動も駄目だな。

9月5日 gacco講座「人間脳科学入門」再開
火曜日のケアは朝9時半から。定刻に社協のヘルパーさんが二人来た、今日はKさんの指導の元Naさんがケアをするとの こと。Naさんにしてもらった洗顔は結構上手いと思っていたけれど、今日もKさんに何度も確認してた。Naさんももっと 自信を持てばいいのに。訪問看護ステーションOからもMさんとKsさん二人の看護師が来て僕の部屋は大賑わいだった。 ケアはKさんとM看護師の熱心な指導もあり洗顔・背中拭き・陰洗と順調に進み最後に車椅子移乗、車椅子は庭向きにして もらった。僕の部屋から見える庭の南天にも実が付いてきたのかな、何となく枝が目立ってきたような気がした。 早朝には虫の鳴き声も聞こえているし…少しずつ季節が動いてるような気がしてきた。
朝11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動、今日も痛みが早めに来て数を数えなら耐えた。まあいっときに比べたらだいぶ痛む部位が変わってきた ような。だけどベッドに戻る時の4歩の歩行運動は無難にまあまあ上手く歩けたと思う。全体としてはまあまあか。
朝からgacco講座「人間脳科学入門」を再開した、Wordによるまとめをしても内容がなかなか理解出来ない。それでも 大まかなところは解ったつもりだけど…。困ったことにWordによるまとめも時間がかかりそう。15日に入院するまでに Week1とWeek2のWordによるまとめとWeek3の確認クイズまでは終わらせたいんだけど…、物理的(時間的)に 難しそうだ。

9月4日 ひと安心
月曜日は排便の日。今日も朝からの便意はほとんどなかった、困ったものだ。定刻丁度に訪問看護ステーションTの T看護師と社協のヘルパーKさん(Naさんは見学)が着いて…、Kさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測りお腹と 脚のマッサージ。そしてその後二人で清拭、相変わらずこの二人の清拭は丁寧で気持ち良い。手足の指も指の間も きちんと拭いてくれたところもNaさんも見てくれたかな。最後は排便。朝からホットタオルでお腹を温めていたおかげか 便は何とか出ている、今日も館長1本で便は出るには出たが…また途中で止まってしまってT看護師に摘便で下腹に 残っていた残便を出してもらった。何にしてもひと安心。
午後3時からは車椅子移乗。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから。T看護師とYさんに立たせてもらったけど 今日は意外とすんなり立てた。車椅子は庭とテレビが見える位置、ただマットレスを今日は僕の部屋の窓際で 乾かしたからチビが座敷の上がり口のコンクリートの上に来たのが見えなかったのが残念。

9月3日 
昨日の夕方5時から今朝7時半までの担当は重度障害者訪問介護のヘルパーAさん、今週3回目で他の現場も兼務して 働いているだろうから前回は疲れで表情がかたくて話す気にもならなかったが…今回は時折笑顔も見えて普段通りの 態度。でもまあ最近は夜間のどのヘルパーさんと話しても疲れてしまうから夜誰が来てもおんなじだと誰が来るのか 気にもならなくなった、完全に諦めムード。ただ濃いSさんとは30分以上顔を突合わせているだけでも疲れるし腹が 立ってしまうから自分でも嫌になる。Sさんの吸引は最近ようやく人並みになってきたけど…ほんと肌が合わないって 感じでどうしようもない。でもあと二週間すればレスパイト入院、そうすれば二週間は重度障害者訪問介護の ヘルパーとも離れられる。精神的にもゆっくり出来るはずだ。
午前11時半前から妻が僕のケアをしてくれた。毎日曜日しんどい思いをしてまでケアをすることはないと思うのだが… それを口にすると角が立つから口には出さない、有難いけど。ケアが終わった時に妻の実家のシロアリの状態を聞いたら 妻からは「シロアリ対策をするつもりはない」との答えで「家を解体してもいい」と。そんなことをしたら妻も妻の姉弟も 帰る所が無くなるではないか。本当にそれでいいのか、大いに疑問だ。

9月2日 気持ち良い
今朝目が覚めたのが4時半前、重度障害者訪問介護(夜間担当)のヘルパーさんに吸引してもらってもう少し寝ようと 試みたのだが目が覚めてしまって…諦めてパソコンをセットしてもらった。僕は朝起きると窓を開けてもらうのだけど、 空が白み始めると共に窓の外から虫の鳴く声が聞こえてきた。鈴虫? どんな虫かは分からないがこれこそ秋の音。 ところが6時半頃になると虫に声は止んで、しばらくすると小鳥の鳴き声が聞こえてきた。小鳥の鳴き声はすぐ近くみたい だったから庭のモチノキに小鳥が停まっていたのかも。最近車椅子に座っている時にアゲハチョウが僕の見える範囲に よく飛んでくるし、モチノキに今年こそ赤い実が付くのかも。
土曜日のケアは10時15分から、定刻ちょっと前に訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさんが顔を見せた。 今日は絶好のペアなのでケアの間は精神的にゆっくり休める、実は朝のケアの間が僕が精神的に最もゆっくり出来る 時間なのだ。最初にいつもの様にMoさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測った後で脚をマッサージ、それから 二人で清拭と陰洗。清拭は二人とも全身をきちんと拭いてくれて、そして手足の指も指の間の股も丁寧に拭いてもらって 気持ち良かった。ただ陰洗が終わった時の時刻は絶好のベアでも11時半過ぎ、やっぱりこのメニューを1時間じゃあ 無理のようだ。

9月1日 慣れてきた
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとYさん・ヘルパーのKさんとNiさん、 今日は不慣れな2人がスタッフの中にいるからどうなるかなとちょっと心配していたけれど…Niさんはだいぶ慣れてきたし YさんはY子さんの指導の通り動けていたから何ら支障はなかった。いつも通り浴槽にお湯が溜まるまでにYさんが 脚をマッサージして、その後Y子さんとYさんの二人で万歳・左側臥位でタッピングしてから吸引してくれた。そして みんなで僕をスライドボードを使ってベッドから浴槽の中へ移動した。浴槽に浸かった瞬間お湯は今日は少し熱めに 感じた。ところがだんだん時間が経つに従ってお湯がぬるめに感じてきて、体を洗った後お湯の中で温まっている時は 久しぶりにシャワーで胸にお湯をかけてもらった。もうそんな季節になったようだ。
午後2時からかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換をしてもらいアズノールとレスタミン 塗り薬を処方して もらった。そして午後3時半過ぎからはH先生の訪問リハビリ、最初に脚と頸に装具を付けてからベッドの右端に端座位。 端座位している時に庭の大石の右側に愛染カツラの花がひと蔓だけ咲いているのが見えた。僕が普段座っている車椅子の 位置からでは見えない所、そろそろ夏も終わるって感じ。次は立位運動3回、端座位の後半から少しい器具示唆を感じて… 気力も湧いてこずH先生に支えられ頼りっぱなしだった。これでいいのかと自問自答する日々、やはり2週間に一度の 通院がないと変わらない日々暮らしに気が紛れない…。最後は脚の可動域運動、いつも通りH先生の攻めは厳しくて 股関節の内側が痛かった。この厳しい攻めがいいと思う時もあるのだが…。
モモはいつ迎えに来るのかな。



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8月
8月31日 良き日?
今日もまた排便の日、今朝から便意はほとんどなかった。今日も朝の経管栄養を落とす頃から眠気が強くなって…、 ケアが始まる時刻の頃には生きる気力がなくなっていた。木曜日の朝のケアは9時45分から、今日の担当の看護師である 訪問看護ステーションOのMさんはほぼ定刻に来た。まず冴えない顔をしてたのだろう、僕のことを心配しそれから バイタルを測り木曜日だけ看護師さんがしてくれる洗顔開始。1週間ぶりのM看護師の洗顔、顔の状態もチェックして くれるし…懐かしさがあった。洗顔が終わってM看護師が背中拭きの準備をしているところにK会のヘルパーFさんが来て 二人で背中拭き、相変わらずM看護師の背中拭きは清拭並みだ。そして最後の排便、最初にM看護師に摘便してもらって ガスを出していよいよ1本全部を浣腸。それで片手一杯は出たらしいが…まだまだお腹に便が残っている感じがして 徹底的に摘便してもらってかなり便が出たらしくて(自分では?)お腹もぺっこり。これで今週も一大行事が終わったって 安心感、二人ともご苦労様でした。
午後3時からは車椅子移乗。社協のヘルパーYさんが先に来て脚のマッサージ、ちょって遅れてM看護師が来て二人で脚と 頸に装具付け。それから一度二人に立たせてもらってからスライドボードで車椅子に移った。車椅子は庭とテレビが 見える向き、愛染カツラの花が2輪残っていた。1時間後ベッドに戻って…、しばらくすると(6時頃かな)何年ぶりかに 蜩の鳴き声が聞こえてきた。すぐ近くで鳴いているようだから庭のモチノキに停まっているのかも。久しぶりに秋の 訪れを告げる蜩の鳴き声が聞けて嬉しかった。

8月30日 gacco講座「人間脳科学入門」受講開始
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのKさんとNaさん、Naさんも 僕の入浴車のやり方に大分慣れてきたようでベッドから浴槽・浴槽からベッドへのスライドボードを使っての移乗もみんな かなり上手くなった。今日の浴槽に浸かっての井戸端会議の話題は「夏休みの宿題」のこと、自由研究のネタや 読書感想文の学年別書き方をネットで検索して調べてお子さんに書かせたらしい。最近の夏休みの宿題は自主性に 任せ過ぎなので難しくなる、せめて自由研究の参考例や参考図書を幾つか示してくれれば子供たちも親も助かるだろう。 そんな話をしながら温まり体を洗ってもらってお風呂からあがった。浴槽に浸かった時はそれほど熱いと 感じなかったのだが、お風呂からあがった時には汗が溢れて止まらなかった。それくらいお湯は熱かったのか。でも 楽しいお風呂だった。
午後3時半頃から訪問リハビリ。今日もH先生は休みで代わりにK園のM先生が来てくれた。M先生のリハビリは弱からず 強からず、M先生が僕の家に来るのは3-4回目だからその割にはリハビリは怖がらずに力を入れて強くしてくれた方。まあ H先生ほど厳しい理学療法士は滅多にいないから。M先生には手足の可動域運動を40分コース?でしてもらって まあまあだったかな。
今日からgacco講座「人間脳科学入門」の受講を始めた。今までたぶん50以上gacco講座を受講してきたが今回受講する 「人間脳科学入門」は初っぱなから理解出来ていない、それ程内容が難しい。ただ確認クイズは間違いのある文を見つける 問題なのだけど、その文が講義動画の最後に表示されるまとめの中の文とほぼ一緒なのでぽかミスさえしなければ修了は 出来る見込みだ。だけど理解出来ない講座を受講し続けて意味があるのか、自問自答中…。

8月29日 千客万来
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーが二人きてNaさんは洗顔・Kさんが指導、ちょっと遅れて訪問看護 ステーションOのM看護師が来てバイタルを測りながら「10時頃K看護師が来る」と。今日は千客万来の日のようだ、全部 訪問関係者だけど…。Naさんの洗顔は時々Kさんに手順を確認してたけど…何ら支障はなかった、Naさんの髭剃りは 初めてにしては上手いもんだった。10時頃K看護師が来てM看護師とNaさんの二人で背中拭き(というよりあの丁寧さは 上半身の清拭)、その後陰洗をしてもらって車椅子移乗。車椅子は庭向きにしてもらった。庭の大石の上に愛染カツラの 花が1輪見えた、いつものカーキ色の花より色が少し濃い。おそらくこの1輪が今年の愛染カツラの花の見納めに なるだろう。夏の終わり、寂しいもんだ。ケアの最後に「Naさんは独り立ち出来そう」と聞かれ「もちろん」と答えたが、 Naさんがもう一度同行を希望。仕方ないか。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と歩行運動。車椅子に座ったままでまずは左上半身の 可動域運動、今日は先週より痛みを感じるのが遅くなって我慢出来たと思うが…。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は なんかジグザグ歩いていたような感じで脚に力を入れて踏ん張らざるを得なかった、まあそれがH先生の言う「良い歩き」に 結びついたと思う。ベッドに戻ってからはベッド上で右上半身の可動域運動。ベッド上での方が動かしやすいのか 右上半身の可動域運動の方が痛かった。最後は呼吸リハ、自分ではよく分からないが胸の動きはどうなんだろう。

8月28日 gacco講座「統計の入門」修了
月曜日のケアは朝10時半から。今日の担当看護師の訪問看護ステーションTのT看護師が来た時に開口一番に「県?の 集団指導があるから今日の午後の車椅子移乗は中止にさせてください」と。来られないと言うのならしょうがないけど、 集団指導っていったい何?。今日のパートナーは社協のヘルパーKさん、Kさんの顔を見た時に「今日は久しぶりにゆっくり 排便出来る」と正直思った。ただ朝から便意は弱かったから不安は残った。
妻とKさんが難しい話をしていてスタートが10分ぐらい遅れたけど…洗顔と清拭は無難に終わって問題の排便の刻、 浣腸液を1本全部注入してもらって一塊目は出たのだけれど…二塊目は出ていた便がまた途中で止まって残った便を 出すことが出来なかった、この残便が出てしまえばお腹もスッキリすると思うのだが…。腹筋が復活すれば便が途中で 止まるってことはないのかな。これでお腹もまあまあスッキリ、しかし夕方になって突然便意が出てきて…下腹に 残っていた?便汁が出てしまって妻の手を煩わせてしまった。こんな時に限って便が出る。しかも夜間の重度障害者訪問 介護のヘルパーは排便処理をやったことのないOさん、まずい&申し訳なかった。
午後からの車椅子移乗がなくなったので昼からはパソコン三昧、おかげで?gacco講座「統計の入門」も終わった。今回の 講座は入門という割には内容が難しかった、僕はこれまで統計関連の講座も幾つか受講していたからある程度は理解 出来たけれど…統計初心者がこの講義の内容を理解せよと言うのは到底無理だと思う。それが出来ると考えている ところが流石京大主催だ。明日開講される受講講座は今度は東北大主催、難易度はまだ分からないけど確認クイズの 回答提出可能回数は1回のみ(京大は2回)。それに開講期間にレスパイト入院が入る、時間的にも難しい講座に なりそうだ。

8月25日 土曜日のケア
土曜日のケアは10時15分から、僕の部屋に入ってきたK会のヘルパーMoさんの顔を見た時には「今日は少々の事があっても 安心だ」と思ったけど…続いて部屋に入ってきた訪問看護ステーションTのN看護師の顔を見た時には「大丈夫かな」と心配に なった。まあ全てMoさんの指導次第かと半分諦めた。
ところがバイタル測定OK。脚のマッサージOK、足の裏を拳でゴシゴシするのは結構痛かったけど…すぐに脚が温かく なった。清拭も注文を付けたいとこは幾らかあったけどまあOK、手足の指を広げて股も拭いて欲しかったけど…指は 丁寧に何回も拭いてくれたからまあいいか。陰洗はもうひとつか、ヘルパーさんと力を合わせてお尻を上げては いるんだけれど…N看護師は隙間に差し込み便器を差込むことは出来なかった。でも前回に比べるとN看護師のケアも ずい分良くなったし、Moさんの随所の良き指導もあり11時半頃には無事終わることが出来た。ほんとMoさん様々だな。

8月25日 今週2回目の入浴車
今日のテレビは時代劇「鬼平犯科帳」「桃太郎侍」。朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車、入浴車の時間もテレビではこの 時間帯は「桃太郎侍」がかかっていた。この中で「桃太郎侍」を知っているスタッフがいるのだろうか、僕も「桃太郎侍」は 再放送でしか見たことない。決め台詞は「一つ人の世 生き血をすすり」「二つ 不埒な悪行三昧」「三つ醜い浮世の鬼を 退治てくれよ桃太郎」、お風呂に浸かって話を聞いてる時だったからこの決め台詞はほとんど聞こえなかった 残念。
今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とYさん・ヘルパーのKさんとMさん、F看護師の今日の 第一声は「高校野球も終わりましたね」だった。いつもの様にマッサージ・万歳・左側臥位でのタッピングと吸引して もらった後でお風呂にはいったのたけど、最初熱く感じたお湯がしばらくするとぬるく感じられるようになった。 この時期にしては早過ぎるだろう。今日の井戸端会議での話題はF看護師がみんなに聞いていた「お風呂で耳(房や耳の 後ろ)を洗うか」って疑問、僕はケアの時に毎回きちんと拭いてもらっているけど…みんなの統一した見解は「耳の穴の 中は掃除するけど耳を洗うのは意識したことない」。そんな楽しい話を聞きながら温もって、体を洗ってもらって お風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂だった。
今日はたぶんH先生の有給消化で昼の訪問リハビリは休み、まあ週に3日も来てもらっているのだからどこかで ぶち当たるのは必然だと思う。だから昼からパソコン三昧、gacco講座「統計の入門」が遅れていたから丁度 良かったのかも。

8月24日 
木曜日の朝のケアは9時45分から、担当看護師の訪問看護ステーションOのMさんが時間前に来たからほんとびっくり。 木曜日は排便の日だけど朝から便意がほとんどなかったから「流石のM看護師でも今日は苦労するだろうな」とM看護師の ことを考えてはいたけど。M看護師はまずバイタルを測り久しぶりに胸を聴診した後に洗顔してくてくれた。洗顔が 終わった頃にK会のヘルパーAちゃんが到着、二人が話してることが聞こえたがAちゃんが僕の所に来るようになってもう 15年になるとのことだった。今日はまさに今の最古参コンビがケアしてくれる訳だ、ありがたい。そして最初の二人の 共同作業は背中拭き、でも今日もいつもの様に胸も腕も丁寧に拭いてくれたから上半身の清拭をしてくれているような ものだった。最後は課題の排便、でも1回の浣腸とM看護師の複数回の摘便で思っていたよりすんなりと便が出た。ケアが 終わった時間もほぼ定刻、良かった。
午後3時からは車椅子移乗。担当はM看護師と社協のヘルパーYさん、一度立たせてもらってからスライドボードで車椅子に 移してもらった。車椅子は庭向き、愛染カツラの花はもう終わりに近付き残っている数少ない花補は岩の向こうに隠れて 僕のいる所からはほぼ見えなくなった。終わるというのは妙に寂しいものだ。

8月23日 入浴日
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのMさんとNiさん、いつもの様に 今日も浴槽にお湯が溜まるまでにY子さんが脚のマッサージをしてくれて、それから二人で万歳と左側臥位になって タッピングした後吸引してもらってスライドボードを使って浴槽まで移動してもらった。浴槽に浸かった時にお湯は ぬるく感じた。スタッフに「お湯はぬるいですか?」と聞かれて肯くと、「今日は外が暑かったからお湯の温度を1℃下げて 41℃で設定しました、分かります?」と。そして「1℃上げますね」とも。それからゆっくり温まり身体を洗ってもらって… スライドボードでベッドに戻った。スライドボードでの浴槽への移動に僕も慣れた、スタッフのみんなも上手くなった。 今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時20分前に訪問リハビリのH先生が着いた。てっきりもう少し遅くなると思っていたから油断してパソコンに 熱中してた、申し訳ない。リハビリは脚の可動域運動から、今日もH先生の可動域運動はそれなりに厳しく感じたけど… 一つ一つの運動の時間は数を数えていたけれどいつもより短かったようだ。立位運動3回は今日もH先生の力をずい分 借りて立たせてもらっている感じ、まあ先週より良くなったと思うけど。立ち上がって腰を伸ばす時も最近お尻に力が 入ってなくてH先生に褒められなくなった。踵重心はなかなか難しいし第一気力がなあ…。

8月22日 夏の終わり
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーYさんが先に来て洗顔開始、訪問看護ステーションOのM看護師はバイタルを 測り脚のマッサージ。僕は今日はK看護師が来るものと思っていたのだけれど、顔を見せたのがM看護師だったので ちょっと意外だった。やはりK看護師がこの前来た時にあまりにも不可解な行動に耐えかねて「ばかか」と言ったことで 自信をなくしたのか。まあ僕としては火曜日も木曜日もM看護師が来てくれるようになれば、何も考えずに任せられるから 気は楽だけど。
その後二人で背中拭きをしてくれたのだが、胸も腕も丁寧に力強く拭いてくれたのでまるで上半身を清拭してくれた ようなものだ。それから陰洗をしてスライドボードを使って車椅子に移してくれたのだが、背もたれを立て過ぎたのか しばらくしてから車椅子に座っている時に息苦しさを感じるようになった。車椅子は庭が見える向きにしてもらった。 夏の間目立っていた愛染カツラのカーキ色の花もそろそろ終わりを迎えているようだ。代わりに?南天が実を付け始めた。 ユキヤナギの枝が伸び放題、気になる。
午前11時前に訪問リハビリのH先生が来て、車椅子に座ったままでリハビリ開始。今日はやけに早めに関節に痛みが来た、 上半身の可動域運動なのに…。それに少し息苦しさもありH先生が胸を押してくれるのが待ち遠しかった。ベッドに戻った 時の4歩の歩行運動は気力はもうひとつだったけど脚も自然に踏ん張れたしまあまあか。

8月21日 gacco講座「統計の入門」受講開始
今日からe-learningのgacco講座「統計の入門」の受講を始めた。統計については今までgacco講座でかなりの数 学んだから今回は復習の意味でやるつもりだ。とは言っても中には知らない新しい内容があるかもしれないし検定・推定と 因果推論は苦手だから、学び直すには良い機会なのかもしれない。月末に興味ある講座が始まるからそれまでには 終わらせたいけど…、まあこの「統計の入門」という講座の受講期間は三ヵ月あるから焦る必要はない。
月曜日の朝のケアは10時半から、先に訪問看護ステーションTのT看護師が顔を見た時には大いに安心したけど… パートナーが社協のヘルパーIさんと分かった時には「Iさんは久しぶりなのに大丈夫かな」と心配になった。最近月曜日の 朝のケアには不慣れなヘルパーさんが来る、ゆっくりした気分にならない。Iさんの動きはのんびりした雰囲気、時間 意識に欠けてる?みたい。今日は洗顔・清拭・排便介助と忙しいメニューなのにのんびりしてたら時間が足りなくなる。 清拭の時にもIさんがT看護師に渡すタオルのタイミングが遅れがち、ただ拭き方は上手いから時間はある程度 相殺されたかな。排便は2回の浣腸で3塊の便が出た、これで木曜日まで便はもてるだろう。ケアが終わった時刻は 12時15分、やっぱりオーバーした。
午後3時からは車椅子移乗、ヘルパーはKさん。Kさんだとこっちの心にもゆとりがある。月曜日の車椅子移乗は一度 立たせてもらってからスライドボードで車椅子に移る手順、T看護師とKさんに立たせてもらった時に膝 特に右膝に力が 入りにくくて苦労した。車椅子に座ってからはまあまあかな。

8月20日 外飼い猫(野良猫)マルが帰ってこない
マルが一昨日の夕方晩ご飯を食べたきり帰ってこないという。チビも心なしか寂しくしているらしい、チビとマルは外で いつも仲良く遊んでいたから何かの予感がするのかもしれない。マルは弱いのに喧嘩ばかりして…、酷い怪我しちゃ妻に 治療してもらい、ちょっとよくなったと思ったらまた喧嘩し酷い怪我して妻に治療してもらう の繰り返し。猫は自分の 死に姿を飼い主には見せないというからモモの時のように…。このままマルがもう姿を見せないとしたらチビの前から 姿を消す猫はリン・クロ・モモに次いで四匹目、もうチビに寂しい想いはさせたくないから無事に帰ってきて ほしいものだが…。
妻が寝る前の眠剤を持ってきた時に「マルは?」と聞くと「帰ってきた」とちょっと嬉しそうな返事。チビに心配をかけて 丸二日間のさるき、どこに行ってたか分からないけど無事に帰ってきて良かった。チビもひと安心だろう。

8月19日 朝のケアは言うことなし
土曜日のケアは朝10時15分から。僕の部屋の障子を開けて先に部屋に入ってきたのはK会のヘルパーFさん、Fさんは どちらかというと指示待ち型のヘルパーだからパートナーの看護師次第。ちょっと遅れて入ってきたのは訪問看護 ステーションTのT看護師、T看護師なら指示もしてくれるから今日は安泰だ。
いつも通りFさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測りそれから脚のマッサージ。その後にちょっとした事故が 起きたようだ、T看護師が洗面器に引っかかりお湯をこぼしたらしい。その騒動の後始末で10分ぐらいかかりケア再開。 次は洗髪、前回いつT看護師に洗髪してもらったか忘れたがなかなか気持ち良かった。それから清拭、全身を丁寧に力強く 拭いてもらって手足の指の間もきちんと拭いてくれたので清拭もとっても気持ち良かった。清拭の途中であれこれ口を 挟まなくてすむのもいい。最後に陰洗、最近鼠径部周りに痒みがあったので見てもらったが赤みはないらしい。 何だろう。
夜間の担当は重度障害者訪問介護のヘルパーSさん、未だに吸引のセンスはない。朝まで14時間半付き合うことになるが… 諦めてはいるけど耐えられるか。今夜も初っぱなからやることなすこと腹が立っている。今夜も長い夜になりそうだ。

8月18日 通院日
今日は一八夜、そして正午から通院。外に出たらどのくらい暑さが変わったのか(まあ病院はいつも通り寒いのは 変わらないだろうけど…病院は働く者に合わせた冷房の温度設定だから)。二週間前はプランター以外の花はほぼ 見当たらなかったのだけど(笹百合があったかな?)、あれから二週間経ったから花は少しは増たか。
一八夜の準備は昔は7時から集まってやっていた。今日は朝7時に花火の音がしなかったから今は集合時間はたぶん 10時なのだろう、10時に花火が上がったから。高校2年の時に朝7時にお寺に集合して一八夜で鐘(5種類?)をたたくバチ?の 材料となる直径10cm位もある桂(蔓)を国見トンネルのすぐ下辺りの山の中に一八夜の先輩?に連れられて取りに行った、 僕にとっては良き思い出だ。僕にとって一八夜は切っても切れない一大行事なのに子供たちにとっては単なる夏の祭・ 出来事、この意識の違いが出来たことがとっても寂しいなあ。
午前11時20分社協のヘルパーKさんとNiさんが来て外出準備。まず玄関にスロープを設置しKさんは洗顔・Niさんは脚を マッサージして脚に装具付け、Niさんは脚に装具を付けることが出来るのかなあと不安視していたが…H先生の指導を 受けてもNiさんには難しかったようで結局H先生が付けてくれた。それからH先生とKさんの二人で頸に装具を付けて、 H先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせてくれた。最後に妻に吸引してもらって、掛け物をいつもより多めに掛けて 外に出た。今日はもうヒリヒリとする暑さじゃあなかった。
病院までの道中の往復前回・前々回の通院の時はチャリに乗った人1人しか見なかったのに、今日は曇ってることもあって 22人のも人を見かけた。チャリが4人・ベンチに座って本を読んでいる人1人・犬の散歩1人・徒歩16人、やっぱり少し涼しく なったのだろう。路傍の花は…プランターの数そのものが減っててプランターの花も目立たなくなっていて、はっきり 目に入ったのは今よく見るタイプの小さな向日葵とわずかに残ったハスの花ぐらい。田んぼの稲もまだ青々して…稲穂が 付くにはもうしばらくかかりそうだ。ほんと今の時期は花が少ない。
病院に入った瞬間はあんまり冷えてるとは感じなかったので油断した、ストレッチャーに移って2枚しか掛けて なかったので身体が少しずつ冷えたようだ。家を出る時から妻は左脚の脛下の浮腫を気にしていた。主治医の診断の 結果は「出来るだけ脚を高くした方がいい」「足が傷つくのが怖い(血が止まらない)から靴下をはかせたら」と、どちらも パソコン操作に支障が出る注文。僕としてはもうそう長くは生きないと思うから見かけはどうなろうともその間動けば いいのだが…、最悪の事態(壊疽により足首から切断)さえ起こらない限り気にしてもしょうがないと思ってる。なにせ 発病からおそらく28年以上経つのだからこれ程元気?なのが不思議なくらいだ。診察とカニューレ交換が終わって主治医と 妻の話で9月15日から2週間のレスパイト入院も決まり ストレッチャーから車椅子に移って救急処置室から出て廊下の 時計を見ると午後1時40分、血液検査があって1時間しかかからなかったのだから今日も早かった。そして玄関から リフト車に乗り込み帰路についた。帰りのリフト車の中は少し冷えているように感じた、冷房の風量を強くしたのかと 思ったのだけれど…。
帰りのリフト車の中で考えていたことは「(訪問リハビリの)H先生が着くまで1時間以上かかるようならベッドに移して もらおう」と。家に戻って部屋に入り時計を見ると午後2時40分前、これなら30-40分待てばH先生も来そうだ。 午後3時15分頃H先生が着いて下半身のリハビリ開始。まず4歩の歩行運動でベッドに戻った。今日の歩行運動は気合いも あって良い出来だったと思う。次の脚の可動域運動は今日もH先生の攻めが厳しく感じた。最近いつもこう、加齢によって 関節が固くなってきているのかもしれない。今日は特に股関節の屈曲運動がしんどかった、股関節の内側が痛かった。
リハビリが終わってしばらくした頃から肺が冷たく感じて鼻詰まり感が出てきた。まずい、麻黄湯を服用しておこう。

8月17日 久しぶり
木曜日は排便の日、昨夜経管栄養の前に服用したラキソベロン14滴がよく効いたのか朝は強い便意があったのだけど… ケアの時間が近付くに従って次第に便意が弱まっていってちょっと不安が漂ってきた。
木曜日の朝のケアは9時45分から、今日の担当看護師 訪問看護ステーションOのMがほぼ時間通りに顔を見せたので少し 驚いた。まあ今日は眠たくて9時頃パソコンを止めていたから時間については何の心配もなかったけれど。M看護師は すぐにバイタルを測り洗顔開始、そして洗顔が終わって背中拭きの準備をしているところにK会のヘルパーAちゃんが 来た。この二人、今では最古参のペアでもう15年ぐらいになる。早速二人で背中拭き、相変わらずM看護師の背中拭きは 拭き方といい力加減といいちょっとした清拭並みだ。それから懸念の排便。摘便で固い便と降りてきていた泥状の便?を 出してもらったら便意が強くなって、浣腸したら久しぶりに二塊の便が出た。それでも便が残ったのでお腹を押しながら 摘便して出してもらって、仰向けになってしばらく時間をおいたら便汁も出た。M看護師曰く「いっぱい出た、こんなに 便が出るのは久しぶり」。
午後3時からは車椅子移乗、M看護師と社協のヘルパーYさんが一緒に僕の部屋に入ってきた。木曜日の車椅子移乗は一度 立たせてもらってからスライドボードを使って車椅子に移る手順、立たせてもらった時に上手く腰を伸ばせなくて もうひとつ。車椅子は庭向きにしてもらった。愛染カツラの3本の蔓(枝)にカーキ色の花々の塊が付いていて、奥にもう 一塊カーキ色があったような気がした。愛染カツラの花は次から次へともう三ヵ月咲いている、今年はすごい。

8月16日 鼻詰まり感
朝9時過ぎ上の息子は職場のある名古屋に帰っていった。帰省中上の息子には色々なことをしてもらいパソコンについて 色々なことを教えてもらった、ありがとな。上の息子が名古屋に帰っていくと思うと寂しいものだ、情けない。娘も下の 息子も少し顔を見せただけだったが…家族が揃うと?やはり嬉しいものだ。今日は朝から鼻詰まり感?があって少し寒気が した。元気そうに見えるかもしれないけど下り坂、また会えるのか・モモがいつ迎えに来るか…。
朝10時過ぎからは入浴車、なんか鼻詰まり?があって息苦しい感じでやる気がなくて早めにパソコンを止めて入浴車までの 時間ひと眠りしようとしていた。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとYさん(Fケアマネージャーは監督)・ ヘルパーのYさんとMさん、今日はY看護師がサブ看護師の役割を初めて行なった。ちょっと不慣れなこともあって息苦しい 場面もあったけどF看護師の指導の元で何とかこなした。しかしまだまだ一人で任せられるレベルではないようで今少し F看護師の同行が必要だと感じた。今日は体調がもうひとつだったのでよく温まってからあがろうと思っていたら… 温まり過ぎてお風呂からあがっても汗が湧き出てなかなか引かなくて困った。昼の経管栄養の時はもう肩が寒くなって… 掛け物を早速追加してもらった。体調はまだまだ下り坂…。
午後3時過ぎからはH先生の訪問リハビリ、ひと眠りすれば鼻詰まり感もとれると思って寝ようとしてたのだけれど… 結局眠れなくてやる気は半分程度。最初は脚の可動域運動、右脚の屈曲運動の時は珍しく大腿四頭筋と二頭筋が 痛かった。H先生の力加減は今日も厳しくて…、数を数えながら耐えた。立位運動の時も鼻詰まり感があって息苦しさを 感じて…立つのが精一杯、まあ右脇腹に痛みはあまり感じなかったけど不調。
今日の夜間(重度障害者訪問介護)の担当はSさん、そうだと解っていたけど顔を見た時笑いが出た。吸引は相変わらず感が 悪い。13時間我慢、体調も良くはないし…早く寝るか。

8月15日 庭の景色
朝9時半からケア開始。先に来た社協のヘルパーYさんが洗顔しているところに訪問看護ステーションOのM看護師が着いて バイタル測定と脚のマッサージ。それから二人で上半身の清拭?と陰洗、丁寧に洗って拭いてもらった。そして 車椅子移乗、スライドボードを使って車椅子に移り庭向きに座らせてもらった。まず目に入ったのは愛染カツラ、愛染 カツラの3本の枝(蔓)にカーキ色の花々(塊)が咲いていた。そしてユキヤナギの枝の幾つかが雑然と上に伸びていた。 どこかの高さで剪定したいが…。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身のリハビリ。まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動、あんまり痛みは感じなかったのだけど…。4歩の歩行運動でベッドに戻った後の右上半身の可動域運動は結構 早めに痛みが来た。何でだろう。4歩の歩行運動は右脇腹の痛みも久々に小さく腰や膝に力が入ってまあまあ良い 出来だったと思うけど…。

8月14日 安堵?
月曜日の朝のケアはちょっと遅い10時半から。今日は排便の日なので昨夜ラキソベロンを15滴服用し、今朝7時朝の 経管栄養の時間からはホットタオルでお腹を温めお腹の動きが良くなるようにしておいた。おかげで10時半になる頃には 便意も結構強くなっていた。それでも定刻に僕の部屋に入ってきたヘルパーNiさんの顔を見た時には、「もし今日の パートナーの看護師が訪問看護ステーションTのK所長だったら今日のケアは最悪だな」と思ってしまった。でもそこで Niさんの口から思わぬ言葉が、「今日は(訪問看護ステーション)Tさんが来られなくなったので(訪問看護ステーションOの) Mさんが来られます」と。理由は後で知ったのだが「(訪問看護ステーション)Tさんの属する施設で職員と利用者に 新型コロナウイルス感染者が出た」と、「しょうがない」と思うと共に「少し安堵した」というのが正直な気持ちかな。
ほんのちょっと遅れてM看護師が合流してNiさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを測りその後はお腹と脚の マッサージ、Niさんの洗顔はまだもうひとつって感じだな。それから二人で清拭、M看護師の清拭の手順が日によって毎回 相当違うので戸惑ってしまうが丁寧に力強く拭いてもらった。そして最後は問題の排便、最初に肛門近くまで 下りてきている便と大腸の中に留まっているガスをお腹を押しながら摘便で出してもらうのだが…M看護師と他の 看護師では出る量が全然違うのだ。次に浣腸、浣腸液を1本全部注入してもらって便も出るには出たのだけれど…ほとんど ガスと一緒だったから便がどのくらい出たか分からなかった。最後にM看護師に摘便で残便と便汁を搾り出してもらって、 便はもう出そうになかったから終わりにした。時計を見ると12時10分、やっぱりM看護師でも1時間半では 無理なのか。
今日は午後の車椅子移乗はお盆期間ということで休み、それで上の息子に4年前まで使っていたNECのパソコンにOffice 2021のインストールとWebカメラを窓際に設置してもらった。ありがとう、これで今のパソコンが万が一故障しても代品を 借りなくてすむ。

8月13日 上の息子が帰省
午前中妻にケアしてもらい昼からはパソコン三昧。午後4時前に名古屋に住んでる上の息子からメールが来て「台風が 16日には何とかなりそうだから帰ってくる」と、情けない話が息子に会えることを思わず喜んでしまった。上の息子と 会うのは確か正月以来、ゴールデンウイークにも帰省したそうだけどレスパイト入院中で会えなかった。ほんと息子に 子供たちに会えることがこんなに嬉しくなるとは思わなかった、自分がこういう風に思うようになると考えて なかったから…なんか情けない。でも 次もまた会えるとは限らないから…、遠くに住んでいる上の息子は特に。僕に何か あっても会社を休んでまで帰ってくる必要はないぞ、覚悟はとっくの昔出来ているのだから。

8月12日 天国と地獄?
最近夜間のケアに加えて日中のケアもあまり期待しないようになった、もちろんケアを担当する人により違うのだけど。 今日のケアの担当は訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさん、土曜日としては最も信頼出来るペアで目を 閉じていても安心して任せられた。まずMoさんが洗顔、髭の剃り残しなし。その間T看護師はバイタルを測り胸の聴診を して脚のマッサージ。それから二人で清拭、どこもかしこも丁寧に拭いてくれて手足の指の間もゴシゴシときちんと 拭いてもらって気持ち良かった。それに清拭の時二人とも肌をきちんと観察してくれているようで、虫刺され痕を見つけ ムヒを塗ってくれた。最後の陰洗が終わった時に時計を見たら午前11時半と15分オーバー、やはりこのケア内容で1時間は 難しいか。
午後2時過ぎから妻は「実家のお盆の準備がある」と出かけていった。妻が留守の間はまたもや重度障害者訪問介護の ヘルパーAさんが来てくれた。Aさんは翌朝7時半までの勤務、労働基準法違反だと思うけどご苦労様です。まあAさんが 労働基準法に違反しているとしたら僕が「土曜日のSさんは嫌」とわがまま言ったから。今はAさんにも同じくらい不信感が あるから…どっちが来ても変わらないのかな、今はもうそういう投げやりな心境だから。

8月11日 山の日
今日は山の日、確か八年前に施行された祝日だったと思うが…ハッピーマンデーである海の日よりも意味がある。しかし 何故8月11日なのか、調べてみると「当初の案はお盆休みに連なる8月12日だったらしいが、8月12日は日本航空墜落事故 (群馬県御巣鷹山)の日なので不適切との意見が多くあり前日にした」とのこと。山とは何の関係もなく、しょうもない 理由だった。でも…もっともっといろんな山々を登りたかった。昔は「九州自然遊歩道」を総て踏破しようと 思ってたのになあ。
今日は祝日なのにケアはいつも通り、ありがたい。朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車、今日も高校野球を見ながらの 入浴。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とY子さん・ヘルパーのYさんとNiさん、今日は 最初から水曜日の高校野球 鳥栖工業の試合のことで盛り上がった。入浴車のスタッフが代わると少しずつやり方も 変わる、それはもう仕方ないことだろう。でもスライドボードを使ってのベッドから車椅子/車椅子からベッドへの移乗は すごく上手くいった。今日もゆっくり温まって…気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半過ぎからはH先生の訪問リハビリ。最初は脚と頸に装具を付けてベッドに端座位、今日は何となく肺の調子が 良くなくて端座位の途中でバッグで押してもらった。次の立位運動の際もちょっと息苦して、立たせてもらった時も 右脇腹の背骨よりが痛んで力が入りにくかった。右脇腹?右腰?の痛みがずっと続いているが、この痛みはいったい 何だろう。脚の可動域運動の時も傷みが早く来た。股関節の屈曲運動の際は両脚とも股関節の内側に、膝の裏や踵伸しも 痛かった。気分もずっと暗いし・・・駄目だな。

8月10日 久しぶりに安堵
木曜日の朝のケアは9時45分から、ほんのちょっと遅れて訪問看護ステーションOのM看護師が来た。看護の上手い M看護師だったけど、排便に自信をなくした僕は朝からホットタオルでお腹を温めてもらっていた。最初に洗顔、いつもの ことながら安心して任せられた。洗顔が終わったところにK会のヘルパーFさんが着いて、それから二人で上半身の清拭。 清拭してる時に右肩に虫刺され痕を見つけてムヒを塗ってくれた。何気ないことだけど流石はM看護師、清拭する時に肌の 状態にも目を配っている。看護師なら当然のことと思えるけど…こういう看護師はなかなかいない。
最後は問題の排便、まずお腹のマッサージをしてもらい摘便で固い便とガスを出してもらってその後浣腸液を注入。 それで久しぶりにふた塊近く?の便が出た。それから左側臥位の摘便で残便を出してもらい、仰向けになるとこれも 久しぶりに最後の便汁が出た。久しぶりにほぼスッキリ、これも朝からお腹にホットタオルを置いてたおかげか。これで 納得して洗ってもらった。久しぶりに良い排便だった。
明日祝日だから午後2時からかかりつけ医T先生の往診、そして午後3時からは車椅子移乗。午後の担当ヘルパーは社協の Yさん、M看護師が着くまでに脚をマッサージし装具まで付けてくれた。それから二人で僕を一度立たせてから車椅子に 座らせてくれたが、今日の立位はまあまあだったかな。車椅子は庭向きにしてもらった。愛染カツラの花は台風の通過で 結構散っていたけど新しい花も付いてて蕾も大きくなっていた、もうしばらくは愛染カツラの花を楽しめそうだ。

8月9日 今年3度目の愛染カツラ
朝10時過ぎからは入浴車、今日は地元の鳥栖工業の試合が第一試合だったから野球を見ながらの入浴車だった。今日の 入浴車のスタッフは看護師のY子さんとHさん・ヘルパーはYさんとKさん、お湯は少しぬるめだったけど拮抗する延長戦 タイブレークの試合だったからつい長湯してしまった。だからお風呂からあがってからもいっぱい汗が出た。困った ものだが看護師さん達がほとんど気にしてなかったから気が楽になった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。最初の脚の可動域運動は耐える時間、でも最近の中ではさほど 我慢することもなく楽な方?だった。次は立位運動3回。ベッドに座らせてもらった時に庭の愛染カツラのカーキ色の花が 見えた。昨日は蔓に付いてた花が今は散って地面に落ちて、昨日蕾だったのが今日はきれいに咲いていた。立位運動の 方は踵に上手く乗れなかったけどまあまあだったかな。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーはSさん、ちゃんと停電した時の対応を勉強してきたという。停電対応を質問して みると正解、Sさんのことをちょっと見直した。

8月8日 疲れる
今日はパチパチそろばんの日、無適塾は楽しかった。
火曜日のケアは朝9時半から、今日の看護師訪問看護ステーションOのKさんが部屋に入ってきた時に最初に呼び止めて 「シップを貼り替えて」と頼んどいた。その後K看護師も妻が用意してたジクトルテープ2枚とシップを見て「今日は3枚 貼るのですね」と言ったのに…背中拭きの時K看護師が実際に貼ったのはジクトルテープ1枚だけ、バカか。いつもの ルーティンと今日は違うから最初に言ったのに…、ちっとも理解していなかった。K看護師が僕の所に来るようになって もう1年近く?になるが上手くなった気がしない、きっと言われたこと・定まったルーティンしか出来ないのだろう。僕が 文字盤でK看護師に文句を言っている間に今日のパートナーのヘルパー社協のヘルパーMaさん(Kさんは監督)が二人で 陰洗をしてくれて、その後車椅子に移った。K看護師の時は考えないようにしているがイライラして気が休まらない、 社協のヘルパーさんに助けられている。
夜間の担当は重度障害者訪問介護のヘルパーAさん、最近このAさんにも不信感を感じ始めて疲れるばかり。もう一つの 重度障害者訪問介護事業所に会ってみようかなと思うほどに。この頃の重度障害者訪問介護のヘルパーは何故程度の低い 人ばかり応募してくるのか、今の事業所の募集のやり方に問題があるんじゃないかと思う。まあ育てれば伸びそうと思う 若いヘルパーもいるけど、育てる仕組みが残念ながらない。

8月7日 歯が痛い
月曜日の朝のケアは10時半から。今日の担当は訪問看護ステーションT看護師と社協のヘルパーNiさん、Niさんの顔を 見た時ちょいと不安を感じたことは確かだが。ケアの最初に「(今日は正午に歯医者さんが来るから)排便を先にして時間が 余ったら清拭をやって」と頼んだ。Niさんが洗顔している間に(髭剃りはもうひとつ?)T看護師はバイタルを測りお腹と 脚のマッサージ。それから排便、2回の浣腸と摘便を複数回してもらったけど便がどのくらい出たかは自分では 分からなかった、まあ先週の木曜日よりは出たようだけど。
昨日の夕方から左下奥歯の歯茎がまた痛み出した。昨日の夜は妻に今朝5時前には重度障害者訪問介護のヘルパーさんに 歯茎に溜まった悪い血(膿)を出してもらったのだが良くなりそうにない。もう素人の生療法じゃ無理と諦めて訪問歯科に 連絡を取ってもらうことにした。それで歯医者さんが急遽正午に来てくれたって訳。歯医者さんは左下奥歯の歯茎に 麻酔をかけ悪い血をえんりょなくだした、考えるだけで痛いが…実際には麻酔が効いているから痛くはなかった。この 処置で歯茎もようやく落ち着いたようだ、まあロキソニンが効いているだけかもしれないが。その後「左下奥のブリッジは もう抜く時期が来ているのではないか」という話が出た。奥2本?は抜いていい。ただ3番目の奥歯はどんなに難しくとも 残して欲しい、僕の合図するための命の柱のようなものだから。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とKさん。Kさんの顔を見たらひと安心、やっぱり安心感が違う。月曜日の 車椅子移乗は一度立ってから、今日ベッドから立ち上がる時も膝が折れそうになったけど耐えた。3日ぶりに車椅子に 座ったら頭が痛くなった、何かが僕の身体に起きてる…気がする。

8月5日 役不足?
土曜日のケアは朝10時15分から、定刻に訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーFさんが僕の部屋に入ってきた。 このペアじゃちょっと役不足感があるが今日は洗顔・洗髪・清拭・陰洗、1時間半あれば大丈夫。まずFさんが洗顔している 間にK所長はバイタルを測り脚のマッサージ。次に二人で洗髪、K所長はきちんと洗ってくれているのだけれど…なんか 痒い所に手が届かないって感じ。次の清拭も手足の指の間まで拭いてくれてはいるのだが僕の感触はなんか物足りない。 K所長の洗い方・拭き方に荒さを感じてしまい気持ち良さはほとんど感じなかった。まあこのやり方で40年近く?看護師を やってきたのだからこのやり方が身に付いてしまったのだろう。病院勤務が長かった看護師にはよくあることだ。自分が どう拭かれれば気持ち良いか想像すればいいのに…想像力の欠如、仕方ない。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーはAさん。僕は最近重度障害者訪問介護のヘルパーの質の低下はAさんのせいでは ないかと考え出した。Aさん自身は欠点もあるけどそれを自身の真面目さと努力で補おうとしている。それは認めているが 上に立つ資質ではない、厳しい面を持ち合わせていない・優しすぎるのだ。それでも佐賀県の責任者を務めさせたいのなら 辛口のサブ(文句係)を付けるべきと思うが如何。Aさんの不幸が目に見えてる、夫婦が二人とも子供が欲しくないなら いいけれど。

8月4日 通院日
今日は通院日。ヘルパーさんが11時半前に来て外出準備、まずみんなで玄関にスロープを設置してそれからYさんは洗顔・ KさんとNaさんは脚をマッサージして装具付け。そしてYさんが洗顔している途中で来た訪問リハビリのH先生とKさんで 頸に装具を付けてから、H先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせてくれた。2週間前の通院の時に病院の冷房で 身体が冷えて体調を崩したから、今日は肩にバスタオルを掛けて上半身の掛け物を2枚にし用心のためにもう1枚掛け物を 持っていくことにした。妻に吸引してもらって外に出たら…空気が熱い、これが訪問の方々が度々口にする熱さなのかと 悟った。
リフト車に乗り込む時に小屋の方や空を見たがツバメはいなかった。また病院までの往復の道中、三代橋辺りで自転車に 乗っている人を1人見たけど…この炎天下で歩いている人は一人もいなかった。病院までの路傍プランター以外の花は めっきり少なくなっていた、白いテッポウユリと国道202号線沿いで柵に巻き付いた紫の花を見たような気もするが。
病院に着いて玄関でリフト車を降りて待合室の入り口で検温して救急処置室に入ると…やはり寒い、看護師さんが冷房を 止めてくれた。時計を見ると12時45分、部屋を出てから45分かかったか。車椅子からストレッチャーに移った後で バイタルを測りしばらく待つと主治医が救急処置室に来て診察と処置(カニューレ交換)、今日はいつもより胸の音を 入念に聞いていたような気がした。救急処置室を出る時に時計を見たら午後1時半、今日も早かったけどこれでもちょっと 待った方かな。
家に戻り自分の部屋に入ってから時計を見るとまだ午後2時20分前、それから40分以上待ってようやく訪問リハビリの H先生が着いた。H先生も背中の筋を寝違えたそうで今日は歩行運動は中止、車椅子をベッドに寄せ立ってからベッドに 移った。だけどH先生に立たせてもらった際に右脇腹を痛めてしまった。それは脚の可動域運動の時にも痛かったが 耐えた。この痛みは鎮痛の貼り薬も効かない別の種類の痛みのようだが…何だろう。

8月3日 なんてことだ
木曜日の朝のケアは9時45分から。今日の担当の訪問看護ステーションOのM看護師がほぼ定刻に来たから僕の心の中は 気分的に大慌て、幸いパソコンは眠くて上手く操作ができず10分ぐらい前に止めておいたから良かった。M看護師は バイタルを測り先ず洗顔を済ませ上半身の清拭の準備をしているところにK会のヘルパーMaさんが5分前に来た、Maさんは いつも早いからすぐ分かる。M看護師の力強くしかも丁寧な上半身の清拭が終わったら運命?の排便、だけど流石の M看護師でも今日の便意のなさじゃ二度浣腸しても片手分しか出なかった。月曜日もある程度たっぷりと 出たからなあ…。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師とKさん。一度立たせてもらってから庭向きに車椅子に座らせてもらったけど、 大きな石の前に愛染カツラの花第3弾が咲いていた。それに車椅子に座っている間に便が下りてきたようで強い便意を 感じ始めた。それで夕方は尿取りパットをお尻に当てたままにしておいたのだが、夜の経管栄養が終わっても便が出る 気配もなかったので「もう大丈夫だろう」と思って寝る前に夜担当の重度障害者訪問介護のヘルパーさんに尿取りパットを 外してもらった。ところが夜中の1時頃便がしたくて目が覚めて…出てしまった、それも形のあるきれいな便が両手弱?。 夜中寝てから便が出るなんて こんなの初めて、なんてことだ。

8月2日 夜以外? まあまあ
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のGさんとYさん(Fさんは指導)・ヘルパーのKさんとMさん、 Yさんの耳たぶにイヤリングが今日もあったのが気になったが…今のご時世ということだろう。入浴車の中でのG看護師と Kさんと僕3人の井戸端会議の話題は沖縄辺りで足踏みしている台風6号のこと、金曜日が通院なので「雨が降らないと いいですね」と言ってもらえた。入浴車は支障なく進んで…今日も気持ちの良いお風呂だった。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。最初は脚の可動域運動。今日は股関節の屈曲運動が一番 痛かったけど先週よりは痛みが遅くきて耐えられた。日によって痛みの度合いが強くなったり弱くなったり、何故? 立位運動の際にベッドに座らせてもらった時に愛染カツラのカーキ色の花が見えたような気がした、散ったはずなのに…。 今日の立位運動は膝に力も入ったし、先週に比べるとまあまあかな。

8月1日 M看護師早い
火曜日のケアは朝9時半から、定刻に社協のヘルパーYさんが来て洗顔の準備を始めた。そこへ訪問看護ステーションOの M看護師がほんの少し遅れて来てバイタルを測り脚のマッサージ。M看護師の遅れたのがほんとにちょっとだったから 部屋に入ってくるまで「今日の担当の看護師はK看護師だ」とてっきり思ってた、まったくM看護師には失礼な話だ。 それから二人で背中拭き の予定がM看護師が「着替えます?」と言ってくれたので上半身は清拭にしてもらった。その後は 陰洗して車椅子移乗、車椅子は庭向きにしてもらった。二度目の愛染カツラの花も散ってしまっていた。梅の木に クマゼミが飛んできて停まるのが見えた、生きてる蝉を見るのは久しぶり。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動+4歩の歩行運動。可動域運動は肩も肘も手の指も今日は 痛みが早めに来た。可動域運動の痛みが来るのが日によって早くなったり遅くなったり、これはいったい何だろう。 もしかして今日はH先生の攻める力が強かったとか、ないだろうな。歩行運動は何だか不安定さを感じたから右脚にも 左足にも力を入れて踏ん張った。歩行は結果的にはまあまあかな。



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7月
7月31日 なんとかなった
今日月曜日は排便の日、昨日ラキソベロンを1滴増やして15滴服用し今朝も7時頃からホットタオルでお腹を温めていた。 その甲斐があったのかホットタオルを当ててから弱かった便意がだんだん強くなっていった、どちらの効果が出たのかは はっきりとは分からないが。
月曜日の朝のケアは10時半から。担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさん、先週に比べればかなり 安心なはずだけど…それでも「便が出ないかも」という不安が消えることはなかった。いつもの様にKさんが洗顔している 間にT看護師はバイタルを測りその後にお腹と脚のマッサージ、お腹のマッサージで少しは便とガスが動いたようだったが 未だに不安は残っていた。次は二人で清拭、二人とも手足の指の間まで二度三度きちんと拭いてくれたからとっても 気持ち良かった。最後は問題の排便、T看護師に初めに摘便してもらった時はガスが出てそして浣腸してもらったら便が 二押し出た。これで便は木曜日までもてるとやっと安心出来た。最後に残便を摘便で出してもらって終わりにしたが20分 オーバー、今日も時間内には終わらなかった。やっぱり洗顔・清拭・排便で1時間半じゃ無理なようだ。この中で省ける ものがあるとしたら清拭、どうしようかな。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とヘルパーのYさん。月曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから再度 ベッドに横になりスライドボードで車椅子に移る手順。二人に立たせてもらった時に膝(特に右膝)に力が入りにくい 感じがあった。けれど立ち上がってからは腰も伸ばせたし、近頃にしてはまあまあかな。

7月30日 妻はお出かけ
今日妻は友人に会うとかで午後からお出かけ、どおりで午前中のケアの時間が1時間ぐらい早く始まったと思った。妻が 出かけている間はいつも通り重度障害者訪問介護のヘルパーAさんが来てくれて、正午〜午後7時までいてくれた(7時で 夜間担当と交代)。妻から「出かける」と言われてもちゃんと代役を用意してくれているのだから「自分だけ楽しんで、いいなぁ」なんてやっかみ言えない、言えば自分がもっと惨めになるのは解っているから快く送り出さなくちゃ。妻は6時過ぎに 帰ってきたようだ、もっと遅くなると思っていたが夜の経管栄養があるからか。申し訳ない。
妻が留守の間僕はいつもの様にパソコンとテレビで動画を見て、そして合間にネットショッピング。妻が「カメラが おかしい」と言ってて写真はスマホでしか撮ってくれないからそれがずっと気になっていて…。だけど前みたいに 2万円台のカメラは中古しかなくて、困った。前のカメラは中古だったの?、気付かなかった。一眼レフのカメラって 値段はピンからキリだけど、新品のカメラはアウトレットでもほんと高いね。

7月29日 やっぱり無理か
土曜日のケアは朝10時15分から、そして今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーFさん。今日は T看護師だから気持ちもゆったり、その分月曜日が気掛かりだけど。今日は洗顔と清拭と陰洗の1時間コース、Fさんに 洗顔の後で髪を暖かいタオルで拭いてもらったけど頭の痒みも治まり気持ち良かった。土曜日の1時間コースの時はこの 髪拭きを恒例化してもらおうかな。それからT看護師とFさんの二人で清拭と陰洗、清拭は手も足も指の間まで丁寧に 拭いてもらって気持ち良かった。洗顔も清拭も陰洗もほぼロスはなかったはずだけど…終わったのは結局11時半、 T看護師でも1時間で終わらないようだ。

7月28日 少し回復?
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーの YさんとNaさん(KさんはYさんの指導?)、Yさんは入浴車のスタッフを勤めるのは本当に久しぶりだったから指導が 必要かもとか…Yさんは入浴車のスタッフとしても上手だった。今日も浴槽にお湯が溜まるまでにいつも通り看護師さんが 脚のマッサージをして そして万歳・左側臥位でタッピングしてもらった後吸引してもらって、スライドボードを使って お風呂に入った。今日もゆっくり温まり全身をきれいにさっぱり洗ってもらってお風呂からあがった。今日も気持ちの 良いお風呂だった。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換が終わり薬を頼む時に麻黄湯と湿布薬を頼んだ。
「頸の方は鎮痛剤の貼り薬が効いて痛みもかなり小さくなっているのだが、先週末風邪気味?になったせいか右脇腹から 腰の真ん中にかけて痛みが出てその痛みが未だに続いている。右脇腹の痛みは体交等腰をひねった時やベッドを平らに した時に出て、痛みはしばらく続くけどまもなく消える。筋肉痛みたいな痛みで範囲はまあまあ広い。
それで明日のT先生の往診の時に湿布薬を出してもらおうと思っているのだが、鎮痛剤の貼り薬と湿布薬を併用しても 構わないのかまずいのか」と昨日の夜主治医にメールで質問しておいた。今朝その返事が返ってきてて「湿布ならいいが 鎮痛剤はよくない」と。T先生の話す声が聞こえてきて「ロキソニンの湿布」と、それって使えないんじゃ…。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生と妻に脚と頸に装具を付けてもらってまずは端座位。いつもなら端座位の姿勢に なると呼吸がしやすくなるのに…今日は肺が膨らむ感じがなかった。それで蘇生バッグ(アンビュー)を押してもらって 肺を広げてもらったつもりなのだが…。端座位している時に庭の方を見たら…愛染カツラの(前の花より1ヵ月遅れでまた) カーキ色の花が6-7輪咲いていた。その花にアゲハチョウが2羽飛んできて止まっていた。最近はうちの庭にも生き物が よく来るようになった。次は立位運動3回。1回目は立ち上がって腰を伸ばそうとした際に腰と膝から力が抜けたように なりH先生に支えてもらいっぱなしだった。2回目-3回目は腰にも膝にも力が入ってまあまあ上手く立ち上がれたし腰も 伸ばせた。最後の脚の可動域運動も水曜日より耐えられたしまあまあか。

7月27日 出してもらった
木曜日の朝のケアには僕の嫌いな排便がある。昨日の夜の経管栄養の前にちゃんとラキソベロンを14滴服用してたけど… 今朝の便意は相変わらず弱かった、憂鬱な一日が始まった。今日来た看護師は頼もしいはずの訪問看護ステーションOの Mさん、それでも全く便を出す自信はなかった。
ケアはまずM看護師が丁寧に洗顔してくれて、それから洗顔が終わった時に来たK会のヘルパーMoさんと一緒に上半身の 清拭をしてそして排便介助。1本目の浣腸ではガスしか出なくて、それでもM看護師に摘便してもらったら出そうな気は していたのだけれど出なくて…。2本目の浣腸でようやく少し便が出て、その後M看護師がお腹を押しながら摘便して くれて…いっぱい出た。一時は「今日も出ないのか」と絶望感に襲われたけど、僕にとってはM看護師様々だな。

7月26日 1年前の今日
昨年のこの日の夜モモはうちを出て…、そして帰ってこなかった。僕にはいつもと何変わりないいつものモモに 見えたんだけど…モモは朝僕の部屋に来て定位置 部屋の東南の隅に置いてある箱の上でずっと眠って休んでいた。 この日は火曜日で車椅子移乗は午前中、この時妻に撮ってもらった写真がモモと一緒のモモの最後の写真となった。 昼の経管栄養が終わってしばらくした午後3時頃モモは僕の部屋を出ていった、いつもの様にモモはシッポをピンと 立てながら…これが僕が見たモモの最後の姿 お尻とシッポとなった。一方妻はモモの異変を感じていたようだ、 このところモモが妻の脚にじゃれついて甘えていたと言う。これが飼い主と同居人の差だろうか。
モモとリン(2015年5月1日天国へ向かって旅立つ)は今虹の橋の麓にいるのだろう。そこで飼い主を待って虹の橋を一緒に 渡って天国へ行くと言うが…、ただの同居人に僕では役不足かな。せめて迎えには来て欲しいけど…。
午前10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーは久しぶりのMさんとNiさん、 今日の入浴車の井戸端会議では社協内での会議のゴタゴタの話が出ていたが口の出しようがないので笑って聞いていた。 今日も身体が本調子じゃなかったので十分に温まってから決めていた。だけど汗が溢れるように出て看護師さんに迷惑を かけた。いくら温もっていても肺が冷えると身体も冷える、昼の経管栄養が終わった頃から身体も冷え始めてきたと 感じてきた。コントロールはやはり難しい。よく寝るしかないな。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の脚の可動域運動と立位運動3回。今日は思っていたほど早く関節に痛みは 来なかったし左脚を右に寄せても右脇腹(腰の右上)は思ったほど痛くはならなかった。体調は少しは良くなって いるのかな。

7月25日 疲れる
火曜日のケアは朝9時半から。定刻に訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーNaさん(Kさんが指導)が僕の 部屋に入ってきてNaさんが初めての洗顔、Naさんの髭剃りは初めてにしては結構上手かった。Naさんが洗顔している間に K看護師はいつも通りバイタルを測ってその後脚のマッサージ、K看護師はどんなことを考えて脚のマッサージをして いるんだろう…力強いばっかしだし脚の感触を確かめている風はないし…いつもそう思う。それからK看護師とNaさんの 二人で背中拭きと陰洗と車椅子移乗、K看護師がしきりにKさんのアドバイスを受けて…相変わらず頼りない。車椅子は 庭に向けてもらって庭を眺めると、昨日座敷のサッシの周りを飛んでいたアシナガバチ?が今日はいなくなっていた。 アシナガバチの巣を誰かが間違って落としたか、40年前の前建っていた家には屋根の雨樋の奥の所々にハチの巣があって 中の卵を餌にして川で釣りをしたものだが。モチノキのてっぺんの天高く伸びてた枝が短くなっていた。剪定して もらったのだろうが、剪定しても今年は赤い実が付くのか。心配だ。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と歩行運動。車椅子上でもベッド上でも可動域運動で肩・ 肘や手の指の関節がいつもより早く痛くなった。4歩の歩行運動は頑張って腰を伸ばし膝に力を入れて踏ん張った。 歩行運動の後に右脇腹の筋肉?がかなり痛くなった。関節にも脚や右腰上の筋肉にも違和感がある、まだ風邪の症状が 残っている。夜は肩から背中にかけて寒かった。朝以外に肺が寒いのは夏には珍しい。体調の良くない僕に世話を やかせるなよ・気を使わせるなよ、重度障害者訪問介護。

7月24日 排便が大嫌いになりそう
今日月曜日もまた排便の日。朝からまあまあの便意があったのだけど…先週の月曜日と同じように浣腸液2本を使っても スッキリとは出なかった。今日の看護師は訪問看護ステーションTのT看護師だったからすんなりといけると思って いたのだが…。パートナーがちょっと不慣れだけで上手くいかないような気になるなんて…もうこれは心の問題だな、 月曜日は全く出る気がしないし自信喪失。中3日で(木曜日は中2日)便が固くなるのが問題なのか、月曜日は洗顔・清拭・ 排便介助で本来1時間半なのにいつも2時間近くかかって(今日は2時間越え)…時間が気になって気になって仕方ない。 ゆっくり排便する気分じゃないのだ。だから朝のケアが終わってから「月曜日は清拭なしにしたい」と妻に提案して みたのだけれど、賛同はもらえなさそう。
便が下腹に残ってる感じはあったのだが…どうやったら下腹の残便?が出るかも分からないし正午も遙か前に過ぎたから これで終わりにした。その代わりテープ式おむつを当ててもらっていた。昼の経管栄養の途中から強い便意に なってきたが便を出すことは出来なかった。それで経管栄養が終わってから妻に下腹を押してもらったら便汁がたっぷり 出た。それを午後3時からの車椅子移乗の時間に洗ってもらってもう一度テープ式おむつ、車椅子に座っている間に便汁が 出るかもしれないし夜の経管栄養の後に出るかもしれないという予感がしたから。人の手を借りないと排便出来ないなんて、改めてやってられない。

7月23日 妻外出
午後から妻はお出かけ、留守の間は重度障害者訪問介護のヘルパーAさんが来てくれた。最近の妻は重度障害者訪問介護を 利用してよくお出かけ、まあ重度障害者訪問介護は介護者が介護に縛られないようにするための制度だから…。妻の 留守中Aさんにしてもらったことは吸引・排尿介助・体を上にあげてもらって背中に入れたタオル交換、今日は排尿の回数も 量も異常に多かったから…身体が本調子に戻っていないことの表れだろう。
午後5時から同行でHさんが来る予定だったが現れなかった。AさんがHさんに電話で確認したら「忘れて予定を入れた」と、 僕ならそこで「仕事を何と考えてる、予定をキャンセルしてすぐ来い」と怒鳴るところなのだけれど…Aさんは「それじゃ 仕方ない」と引き下がったようだ。それではいけないということをAさんは解らないのだろう、AさんがHさんに「今日 日曜日が同行日」だってことを伝え忘れたのかもしれないけど。いずれにしてもHさんもあまり期待しない方が 良さそうだ。どうしてこんなにも人材が集まらないのか、会社組織が悪い?

7月22日 体調不良?
昨日の通院で冷房の冷気に当たり過ぎたのか鼻水が出そうだし肺の調子ももうひとつ、風邪に近い症状が出始めている。 だいたい病院は冷え過ぎ、まあ働いている人のための冷房だからしょうがないけど。それに病院に向かう時の冷房も だんだん冷えてきて、帰りは風を遮断してもらったけど…油断したな。
昨夜寝る前に麻黄湯を服用したんだけど今朝になっても体調は回復せずむしろ悪くなった感じ。今日のケアは 10時15分から、メニューは洗顔・洗髪と清拭・陰洗、洗髪は気持ち良かったけど清拭しているとだんだん身体が冷えて いくような感じだった。そして夕方になって少しずつ熱が上がってきて…その上夜の重度障害者訪問介護のヘルパーは 僕の苦手なSさん、体調も悪いし今日一日やっちゃいられないって感じだった。こんなに体調が悪いの、本当に 久しぶりだ。

7月21日 通院日
今日は通院日、午前11時20分頃にヘルパーさんが3人来て外出準備。まず3人で玄関にスロープを設置しIさんは洗顔、 KさんとNaさんは脚をマッサージし装具付け。それから洗顔の途中で来た訪問リハビリのH先生とKさんの二人で頸に 装具を付け、一度僕を立たせてから車椅子に座らせた。そして妻に吸引してもらってから外に出た。小屋からツバメの 鳴き声が聞こえるかと思っていたけど、ツバメは空を飛び回ってはいるものの鳴き声は聞こえなかった。病院までの道中 生き残っている紫陽花も少しはあったけど、ほとんど枯れて色あせていた。何本かプランターに小さなヒマワリが 咲いていた、最近は昔なじみの1-2mはある大きな向日葵は見なくなった気がする。他にも赤や白 名も知らぬ花々も 咲いていた。
病院に着き玄関でリフト車を降りて待合室の入り口で検温して診察に向かった。だけど救急処置室は@もAも 使えないようで初めての診察室に案内された。けれど案内された診察室が狭くて…廊下で車椅子からストレッチャーに 移してもらってから診察室に入った。診察室では月に一度の採血をした他はいつも通り、主治医が来て診察を受けて カニューレ交換をしてもらって終わった。診察室を出る時に時計を見たらまだ午後1時半前、採血した割にはとっても 早かった。それからすぐにリフト車に乗り込み家路についた。家に着いて隣の僕の部屋の時計を見ると2時20分、 訪問リハビリのH先生の到着にはもう少し時間がかかりそうだ。
午後3時前に人工呼吸器業者業者のMさんが来て呼吸器の定期点検、3時過ぎに訪問リハビリのH先生が着いてリハビリ 開始。まず4歩の歩行運動でベッドに戻った、歩行は右脚にも左脚にも力を入れて重心を移して踏ん張ることが出来たから まあまあかな。次の脚の可動域運動は股関節の屈曲運動も膝の裏伸ばしも踵伸しも全部かなり痛かったけど…数を 数えながら耐えた。呼吸器業者のMさんが「こんなリハビリしているのか」と驚いていた。

7月20日 木曜日のケア
今日のひと言、「考えることを忘れた無知な馬鹿は介護に向かん」。文字盤で何度も相手をするこっちが疲れる、昨夜も 今朝も、週に2回もは止めてよ。
今日木曜日は排便の日、昨日一昨日とちゃんとラキソベロンを服用したのに月曜日と同じくらいしか便意はなかった。 月曜日は排便にかなり苦労した。だが今日の看護師は訪問看護ステーションOのM看護師、M看護師なら何とかしてくれると 期待していた、
今日のケアは朝9時45分から、少し遅れてきたM看護師は妻と話しながらバイタルを測りそれから洗顔準備。洗顔の途中で 玄関の開く音がして「おはようございます」というヘルパーさんの声が聞こえてきた。M看護師は「誰かな、Maさん?」と 言ったけど「あの声はAちゃんに決まっている」と確信してた。案の定部屋に入ってきたのはK会のヘルパーAちゃん、 やっぱり。それから二人で背中拭き、貼り薬貼る位置でかなり文句を言われた。そして最後は排便、M看護師が上手に ガスと便を掻き出してくれて…いっぱい出てお腹もスッキリになった。流石M看護師だ。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。Yさんが文字盤を先日ラミネートして丈夫にそして 立派にして届けてくれたので、お礼を言おうと思って「文字盤…」と言いかけたところで 遮られた。先に来たYさんが 一人で脚のマッサージと装具付け、Yさんが装具を付け終わったところにM看護師が遅れてきて二人で頸に装具付け。 木曜日の車椅子移乗は一度立ってからスライドボードを使って車椅子に移動する手順、二人に立たせてもらった際は結構 安定してた。車椅子の向きはテレビと庭が見える位置にしてもらった。途中で僕の庭の見える範囲にチビとマルが遊びに 来た。チビは座敷の上がり口のコンクリートの上で寝転がったり石の上で休んだり、マルはエアコンの室外機と座敷の 縁側の間に休んでいて姿が僕から見えない位置にいた。だけどチビとマル、久しぶりに二匹が側にいるというだけで 車椅子の時間は嬉しかった。

7月19日 パソコンが返ってきた
パソコンが修理からようやく返ってきた。レスパイト入院する前の日に業者に取りに来てもらってから丁度20日、長く かかった。けど メールもWebも何も気にすることなくようやく使うことが出来る、借り物のパソコンじゃ日頃使って いないフリーメールしか使えないしWebも履歴が残るから個人情報が残るサイトはフリーメールとFacebookを時々 使っただけだった。日頃使っているパソコンがないとこんなに不便極まりないとは思わなかった。でも前のパソコンに Windows11を入れてもらえた(プロダクトキーは買った)しフリーメールやFacebookのログアウトの仕方・Web(Chrome) 履歴の消し方も覚えた。少しは益もあった。ただ業者さんが帰り際気になるひと言を、「Windows11はやり方も変わるし 使いにくいところもあるから、前のパソコンでWindows11に使い慣れてから今のパソコンをWindows11にUpdateした方が いいですよ」と。そろそろ今のパソコンをWindows11に変えようと思っていたから…気になる。
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん(Yさんは今日も見学)・ ヘルパーのKさんとNiさん、今日は近隣高校の試合があったから高校野球を一緒に見ながらの入浴車だった。残念ながら 応援していた近隣高校2校は負けてしまって、これで我が町及び我が町に隣接する二つの市の高校は「夏の甲子園 佐賀県 大会」のトーナメント表から消えた。ベスト8に近隣高校が1校も残らないのは久しぶり、でも1-2年生には有力な選手が いそう。来年・再来年は楽しみ かも。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。まずは脚の可動域運動、今日は膝の裏伸ばしと踵伸しが 痛かった。立位運動は先週より腰に力が入って…まあまあだったかな、3回目の立位はちょっと息苦しかったけど。

7月18日 K看護師久しぶり
火曜日のケアは朝9時半から。部屋の障子を開けて入ってきたのは訪問看護ステーションOのK看護師、7月の初めに 1週間入院していたからK看護師がここに来るのは1ヵ月ぶりぐらいじゃないかな。K看護師の動きを見てたら相変わらず 無駄が多くてイライラすることもあるけど、ちょっと時間はオーバーしはしたが洗顔も背中拭きも陰洗も車椅子移乗も 無事終わった。車椅子は庭を向けて座らせてもらった。モチノキやユキヤナギや生け垣の南天が今日は違って見えた、 車椅子の背もたれの倒し方や位置がいつもと違ったのか。ちょっと不思議な感じがした。
朝11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。肩は左は外転の時が右は内転の時が痛かった。4歩の 歩行運動は今日は右脚に力を入れて踏み込んで…歩行はまあまあだったかな。

7月17日 海の日
今日は海の日、僕にとっては無駄な祝日ハッピーマンデー。祝日なのに定刻10時半にちゃんとケアに来てくれた。でも 部屋に入ってきた看護師訪問看護ステーションTのK所長を見た時には「今日の排便は難しい」と覚悟し、浣腸液を2本 使おうと決めた。そして社協のヘルパーKさんが洗顔している間にK所長はいつも通りバイタルを測りその後お腹と脚の マッサージ。それから二人で清拭、二人とも結構丁寧に拭いてくれたからある程度気持ちも良かったけど…相変わらず K所長は文字盤が上手くならない。
最後に排便、まずK所長に摘便してもらったら兎の糞が二個とガスが一発出た。それから浣腸液を1本入れて もらったのだけどガスしか出なくて、しかし便が下りてきている感じは出てきて…摘便してもらったらまた固い便が 数個しか取れなかったらしい。そこでもう1本浣腸してもらったらガスと便が少し出た。それで仰向けで摘便して もらおうとしたのだがK所長はやり方が分からないといった。それでも無理やり摘便してもらったら何とか適量軟便が 出て、その後5分待ってもらっている間に便汁が少量出て…まだ残っている感じがしたけど終わりにした。とにかく便が 出て良かった。

7月16日 重度障害者訪問介護の新人
夜の介護 重度障害者訪問介護に今日からようやく新人のHさんがAさんに同行、ほんとは最古参の?さんも何故だか 来る予定だったらしいが熱が出たとかで休みだった。僕としては大雑把な性格のMさんのケアは吸引以外新人には 見せたくなかったから丁度良かった。Mさんのケアの技術はうちに来る重度障害者訪問介護のヘルパーの中では 飛び抜けて上手いし安定しているんだけど、来るのはいくら注意してもギリギリか遅刻だしケアの方も慣れてしまって 所々に粗さが出るし…性格には少々問題があると僕は思っている。先日も「ここに子育ての疲れをとるために 来てるのか」と聞いたくらいだし…。
新人のHさんと合うかどうかは分からない、僕の常識の外にいる19歳の女性のようだ。管形状のものは何でもかんでも 「チューブ」って言うのにはまいってしまう。お互いに慣れたら雑談出来るかな、初見の時はいい感じと思って いたのだけれど…ちょっと不安。

7月15日 人材不足
訪問看護・重度障害者訪問介護業界は普通に仕事の出来る人材さえいないのか、質が悪過ぎる。僕は特別出来る人を 求めている訳ではないのに、普通に仕事が出来て社会人として普通の常識・知能・性格の人であればいいのに。 普通って人によってかなり幅があるから、僕の求める"普通"の質が高過ぎるのかな。
土曜日のケアは朝10時15分から。担当看護師が訪問看護ステーションTのNさんと分かった時には「今日のケアは難しく なる」と覚悟したけど、パートナーのヘルパーがK会のMoさんだったから「何とかなるかも」と思い直した。しかし N看護師の人工呼吸器に関して無知は無知、清拭の途中で「カフ」と言ったら「水抜きですか?」と・吸引の時に 呼吸器マウントが取れなかったからと言ってカテーテルを掌に軽くでも握ってマウントを両手で取ったら「その カテーテルはもはや不潔」。こんな呼吸器に無知な看護師を人工呼吸器を着けている在宅患者の所に寄越すなんて…。 寄越すならもっとちゃんと教育しろ!
午後5時〜翌朝7時半までの重度障害者訪問介護のヘルパーは「脳まで筋肉バカ」じゃないと僕には思えるSさん、夜 ずっと一緒か考えただけで疲れる。しかしSさんもようやく気管から痰も何とか吸えるようになったし、性格が 好きじゃないから一つ一つの行為が気に触ってイライラするけど…もう受け入れざるを得ない時期が来たようだ。 仕方ない。問題はSさんを見ていて「馬鹿は介護に向かん」という文が頭の中を駆け回っているのをどうやって なくすかだな、相変わらず理解は悪いし自分で調べる・考えるという習慣(癖)を持ってないから。

7月14日 今週2回目の入浴車
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車は普通、何のアクシデントもなかった。今日の入浴車のスタッフは 看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん(Yさんは見学)・ヘルパーのKさんとNaさん、今日のNaさんはいつもに増して 明るかった。今日もお湯が浴槽に溜まるまでにH看護師が足をマッサージしてくれてその後は万歳・左側臥位で タッピングしてもらってから吸引してくれて、それからスライドボードを使って僕をベッドから浴槽まで移動させた。 今日のテレビは高校野球、FケアマネージャーがT高校を熱烈に応援してた。僕は別球場で試合していた我が母校の 試合が気になっていたのだけれど…終盤で競り負けて1-2、おそらく中継ぎと抑えが1点ずつ取られたのだろう。けれど 先発と抑えは一年生ピッチャー、来年・再来年は期待出来るけど生きているか?
髪をしっかり洗ってもらいながら温まり、ネットを上げてもらいみんなに全身を洗ってもらってからもう一度湯船に 浸かって十分に温まり、スライドボードを使ってベッドに戻った。今日も気持ちの良いお風呂だった。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、すっかり忘れいた。いつもの様に診察と処置、ところがT先生が カニューレを抜いた後にイソジンを浸した綿球を落としたらしく、カニューレを抜いている時間が長くなって 息苦しさを感じ始めていた。その時T先生がカニューレをに差し込んで呼吸器を繋いでもらったから息苦しさは なくなったけど…。ま この前の入浴車の時にカニューレが抜けた時に比べたら余裕はあった。もう通院している 病院ではもうイソジン消毒してないことを語った方がいいのかな。
午後3時半からは訪問リハビリ。まずは脚と頸に装具を着けてH先生に支えてもらいながらベッドの右端に端座位、 庭を見ても緑一色で寂しいものだし石の上を見てもチビもマルもいなかった。次は立位運動3回。H先生にベッドから 立ち上がらせてもらって腰を伸ばそうとすると力が抜ける感じ、腰の右斜め上の痛みが再発してきたか。足重心の 時に腰を伸ばそうとしたが…。最後は脚の可動域運動、股関節・膝の裏・踵 今日も関節への攻めは厳しく?感じた… が 耐えた。

7月13日 木曜日のケア
木曜日の朝のケアは午前9時45分から、定刻に看護師さんが着いてなかったから今日の担当看護師は訪問看護 ステーションOのM看護師だと思った。5分遅れてM看護師が来てまずバイタルを測り洗顔に取りかかった10時5分玄関が 開いて「おはようございます」の声と伴にヘルパーさんが入ってきた。M看護師は「誰かな?」と言っていたが「10分も 前に来るのはK会のMaさんしかいない」と確信してたが…ヘルパーは案の定Maさんだった。そして二人で背中拭き(もう 上半身の清拭といいのかな)と排便介助、問題の排便だけど先に摘便してもらったけど固い便がちょこっととガスが 少し出て、浣腸液を1本注入したらガスがいっぱい出て便も一塊出かかったけど…折角出かかった軟便も途中で 止まった。その残便をM看護師がお腹を押しながら掻き出してくれた。今日はM看護師に排便介助でガスと軟便を出して もらったって感じかな。
午後3時からは車椅子移譲、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日の車椅子移譲は一度立ってからスライド ボードで車椅子に移る手順。二人に立たせてもらったけど今日も右膝が崩れそうになった、どうしたもんかな。 車椅子は庭もテレビも見える向きにしてもらった。途中で外飼いのマルがお供えの水を飲みに来た。ちょっと痩せた みたい、どうしたのかな。今日からお盆、モモもリンも帰ってきているか。

7月12日 落雷
午前中は強い雷雨、朝からゴロゴロ言っていた。朝10時過ぎから入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんと Gさん・ヘルパーのKさんとNaさん、Naさんの「よろしくお願いします」という明るい挨拶を聞いただけで僕の心の中も 明るくなった。そして脚のマッサージ・万歳と左側臥位の後の吸引・スライドボードを使っての浴槽への移動 いつもの ルーティーンで湯船に浸かって温まって5分ほど経っていた。そこへ雷の落ちた大きな音がして、それから僕の部屋だけ 電気が消えた。初めは停電かなと思ったが…隣の部屋の蛍光灯は点いていたのでそんな訳はなかった。Y子さんと GさんとKさんが雷を怖がる中でNaさんと僕は笑っていた。やがてブレーカーが落ちたのではないかと気付いた、それで そう伝えた時には妻がもうブレーカーを上げに向かっていた。電気が点いたらいつも通り、髪を洗ってもらいながら 温もって 体をみんなで洗ってもらってもう一度温まり そしてお風呂からあがった。 今日のお風呂も気持ちよかった。
午後3時半からはH先生の下半身のリハビリ。その前にK先生との三か月に一度のWeb面談、H先生が僕の最近の状況を K先生に説明しK先生からお言葉(意見)をいただいた。本当にインターネットで医師の意見をもらえるなんて 便利な 世の中になったものだ。Web面談が終わったら下半身のリハビリ、最初は脚の可動域運動。股関節の屈曲運動の時は 股関節の内側に痛みを感じた。膝の裏伸ばしや踵伸ばしも厳しく感じた。やはり1週間の入院の影響があるのか。 最後は立位運動3回、ベッドの右端に座らせてもらった時に庭の石の上にチビが庭の石の上に休んでいるのがみえた。 だから気合を入れようと思っていたのだけれど…。H先生に立たせてもらって左足重心の時は窓枠に隠れてチビが 見えなかったけど、右足重心の時はチビがよく見えた。だから頑張ろうと思ったのだけど重心のかかった方の腰を 伸ばすのはもう一つ、出来はまあまあかな。

7月11日 庭から色がなくなった
火曜日のケアは朝9時半から、定刻に社協のヘルパーYさん(Niさんは見学)が来て洗顔開始、訪問看護ステーションOの M看護師は15分ほど遅れて来てYさんと二人で背中拭き。貼り薬2枚をどこに貼るか迷っていたようだけどM看護師の 拭き方は相変わらず丁寧だった。そして陰洗を終え最後の車椅子移乗、M看護師は今日も僕を立たせてくれるつもりで いたようだけど…。今日のM看護師はずっと他の何が気になっているようだった。スライドボードを使って車椅子に 移動し庭が見える向きで座らせてもらった。庭からはもう愛染カツラのカーキ色の花も生け垣の南天の白い花も なくなってほぼ緑一色になっていた。モチノキの枝は天に向かって伸びていたが葉っぱはほとんど増えていないように 見えた。そしてモチノキの後ろ見える空の雲が夏の雲になりつつあった。
午前11時前から訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動。まず車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動。左肩の外転運動の時に肩に痛みを感じたけど、それが腕を外に広げたことによる痛みなのか肩が車椅子の フレームに当たっていることによる痛みなのかは分からなかった。次に4歩の歩行運動でベッドに戻ったが、脚の 運びには不安はあったけど脚に力を入れて踏ん張った。歩行はまあまあかな。ベッドに戻って右上半身の可動域運動。 やはりきつい肩の内転・外転運動の時に痛みがあった。入院中右の方に呼吸器があって右肩は強く動かすことは なかったからそのせいかな。
重度障害者訪問介護のヘルパーの登録が遅いという県庁への抗議のメール、以前県庁に勤めていた同級生に「どこに メールを送ったらいいか」という相談のメッセンジャーを朝入れた。そしたら昼に連絡が入り「健康福祉部長に内容を 伝えたら至急登録する」とのこと。良かったが…鶴の一声でことが動くなんて納得はいかないな。 こんなものだけど。

7月10日 腹が立つ
排便のある月曜日の朝のケアは10時半から。排便の日だというの朝から便意がほとんどなかった、土曜日に便を 出したから今日は難しいかもとつい思ってしまった。排便の日いつも朝から出るか出ないか気になってる、困った ものだ。そして今日の担当の訪問看護ステーションTのT看護師を見た時は「今日の排便はたぶん大丈夫だ」と 安心したし、社協のヘルパーNiさんを見た時は「今日は一人か、どうなるかな」と不安も感じた。
結果は 排便も何とかなったし…NiさんはT看護師が上手く指導してくれて清拭も排便も何とかついてこれた、洗顔は もう少し練習が必要なようだけど。そしてT看護師は大変だったと思う。
夕方5時からは重度障害者訪問介護、先発はAさん。AさんからHさんの登録状況を聞いたけど、担当者から 「休んでいたから出来てない」と言われたと。登録してない県庁にも腹が立ったけど…そこで「お願いします」と 頼んだAさんにも腹が立った、どうしてそこでもっと粘らない。電話もホームページで調べた番号に電話してると 言うし…自分が名刺を渡してるというのにどうして相手の名刺をもらっていない、とAさんの社会人としての常識の なさに腹が立って、県庁に文句を言おうと思って抗議の文章を書き始めた。明日同級生のMに誰に宛ててメールを 送ればいいか相談してみよう。

7月9日 妻お出かけ
今日朝9時過ぎ妻は娘とお出かけ、どこに行ったかは知らない。しかし僕が妻の出かけた先を知ってどうなる?、どうせ 僕には何も出来ないのだから。妻が出かけている間は代わりに訪問看護ステーションOのM看護師が来てくれて、 午後からは重要障害者訪問介護のヘルパーAさんが来てくれた。朝10時半まで僕はパソコン、それからM看護師がケア 洗顔と背中拭きと陰洗をしてくれた。M看護師に本当は口腔ケアもしてもらう予定だったけど、僕がパソコンし過ぎて 時間を使い過ぎ…口腔ケアする時間が無くなって僕から口腔ケアを断った。
午後は昼の経管栄養からAさんが担当し夜7時まで見守り 痰の吸引&排尿介助、一度左側臥位になった後にベッドの 上方に体を上げてもらったかな。夜7時で重度障害者訪問介護のヘルパーが夜間担当に交代、Mさんが見守りと 就寝介助をして翌朝6時までいてくれた。妻は夜7時過ぎに帰ってきた、下の息子の職場に寄ってきたと。息子の働いて いる姿を写真にとって娘がメールしたと言ったが僕のパソコンは修理中で手元にない。貸してもらっているパソコンを インターネットに繋いでメールを見ることは出来ないことないけど、個人的なWeb履歴はあんまり残したくは ないなあ。

7月8日 気にかかる訪問メンバー
土曜日のケアは朝10時15分から。K会のヘルパーMoさんが5分前に来て洗顔準備。そして定刻に僕の部屋の障子を 開けて入ってきた訪問看護ステーションTのK所長とNさん、その二人の顔を見た瞬間「今日の排便は難しくなるかも」 と思った。今日のケアのメニューは洗顔・洗髪・背中拭き・排便介助、いつもなら退院の次の日は洗顔・洗髪・清拭・ 陰洗なのだけど入院中水曜日に(前回の)排便をせざるを得ないスケジュールになって、今日排便をし1時間半にケアを 収めるためには清拭を省くしかないと考えた。とはいえ今日のメンバーを見るとケアはヘルパーのMoさんに 頼るしかない状況だった。
Moさんが洗顔している間に看護師グループはバイタルを測りお腹と脚をマッサージ。それからK所長に洗髪して もらったのだが最初に「ゴシゴシ」と注文を付け力加減はOK、ただ頭が枕に接している部分にはなかなか手が 当たらなかった。次は背中拭き、背中の貼り薬に少し手こずってはいたけど無難に終わった。そして最後は 排便介助、K所長の摘便は相変わらずあんまり効き目を感じなかった。それから浣腸、1本全部を注入してもらったけど 残念ながらガスしか出なかった。ただ便が下りてきている感じがあったからもう1本浣腸することを決断、注入したら 方手一杯は出た。これで月曜まではもてるだろう。
夕方5時から翌朝7時半までは重度障害者訪問介護、担当のヘルパーは僕の苦手なSさん。気管からの痰の吸引を もう一度指導してもらってSさん自身は「上手くなった」と言ったけれど結果はもう一つ、でも何とか気管から痰を 吸えるようになったから初心者のスタートラインにはようやく立った。しかし 僕の苦手なSさんを拘束時間の長い 土曜日に配置するのは勘弁して欲しいな。

6月30日〜7月7日 レスパイト入院(胃ろう交換)
今回はレスパイト入院、主な目的は胃ろう交換。今回の病室は6階のずっと以前から利用していた部屋(5月の レスパイト入院の時は違う病室だったけど)、病室に入ったらすぐにこの日の部屋担当の看護師さんがバイタルを 測ってKu看護師がナースコール用スイッチをオーバーテーブルの底の梁に貼り付けてくれたんだけど…コール用 スイッチの不都合が起きそうで不安を感じていた部分もあった。入院した日にカニューレ交換したのに妻が退院する 日もカニューレ交換を頼んでいたのでちょっと驚いた、病院でのカニューレ交換は2週間毎が通例になっていて僕も 2週間レスパイト入院する時は入院の日と退院の日にしかカニューレ交換はしないから。それに入院した日から2-3日は 眠くてたまらなかった、やはり入院する日までの寝不足が原因かな。まあ今回のレスパイト入院の目的が寝不足解消に あったのも事実だけど。
今回は検査は一切なし。リハビリは火曜日から3日間、車椅子には7月5日七夕会を見る時だけ座らせてもらった。 今回からリハビリの担当者が代わって理学療法士のY主任が担当、丁寧だけど僕にとっては丁寧過ぎるのが問題かな。 今回のリハビリは手脚の可動域運動中心、股関節と膝の屈伸運動の時に膝に力を入れて脚を伸ばしてY主任を驚かせて やろうかなと思ったけど…止めた。次からのレスパイト入院、平日には毎日車椅子に座らせてもらえるのかな。
胃ろうの交換は最初4日の火曜日にする予定だったけど発注ミス?か何かで新しい胃ろうが届かないことが分かって… 木曜日に延期になった。だから木曜日は昼前からカニューレ交換・胃ろう交換・CT撮影(お腹と頸)・昼の経管栄養・ シャワー浴・リハビリと夕方5時過ぎまで大忙し、お風呂では6階病棟に入院するようになって頭も体も一番しっかりと 洗ってもらってとっても気持ち良かった。CT検査の結果頚椎には骨化や変形と色々問題を抱えているようなのだけど、 主治医が当面の処置として痛み止めの貼り薬(強烈らしい)を処方してもらった。
退院の日の病室の担当はずっと以前からの顔見知りのKu看護師、だけど6階病棟で久しぶりに見たKu看護師は以前とは 立ち振る舞いもかなり変わって落ち着いた雰囲気を持つ素晴らしい看護師になっていた。今日も朝一番に僕の所に来て 退院のスケジュールを確認し、事前に陰洗・着替え・荷物の片づけ・昼の経管栄養等早めに準備してくれた。退院の日 だいたい不満顔の妻も今日は感心しているように見えた。そして午後2時前車椅子に移してもらい人工呼吸器の回路を 替え、Ku看護師に見送られながらエレベーターを降りTa看護師に玄関まで送ってもらって病院を後にした。
家までの道中所々に紫陽花の花はまだ残ってはいたがさすがにもう色あせていた。田んぼの苗はこの1週間でかなり 伸びて田んぼが緑に染まってきた。途中にあるお寺の横の蓮池に白い蓮の花が一輪咲いているのがギリギリ見えた。 家について部屋に入ったのが午後3時前、それから30分ほど待って訪問リハビリのH先生が着いてリハビリ開始。 まずは4歩の歩行運動でベッドに戻った。歩幅がバラバラで歩きづらく不安定さを感じたけど、脚に力を入れて 踏ん張った。久しぶりにしてはまあまあか。次は脚の可動域運動、股関節や膝・踵の関節 それに筋にかなりの痛みを 感じた。まあ入院中可動域運動をしてもらったのは2回だけだし、病院のリハビリでは僕の関節を限界近くまで 攻めてくれることはないし…こんなものだろう。



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6月
6月29日 遅れても流石M看護師
木曜日の朝のケアは9時45分から、ギリギリまでTVerで動画を見ながらこの雑記帳(日記)を書きパソコンを シャットダウンし看護師さんの到着を待ったが なかなか…。15分以上遅れて訪問看護ステーションOのM看護師が K看護師を伴って来て、まずはバイタルを測り終えたところへK会のヘルパーMaさんが着いた。それからM看護師と Maさん それに時々K看護師が補助について排便介助。今日はM看護師にガスも便も出してもらったようなものだ、最初の 浣腸ではいつもより少し固いらしい便がほんのちょこっと出たのは分かったけど…便もガスも残便もM看護師がお腹を 押しながら敵便して出してくれた。便汁は仰向けになったら摘便の刺激で出た。まだ幾らか残っている感じはあったが これで終わりにした。今日も無事便が出た。あとは病院…。
午後3時からは車椅子移譲、社協のヘルパーKさんは少し前に来て車椅子移乗の準備と脚をマッサージして脚に装具を 付けた。M看護師はなかなか来ない。20分遅れて来て直ぐに二人で頸に装具を付けて僕を一度立たせてから スライドボードで僕を車椅子に移しテレビと庭が見える向きで座らせてくれた。時折激しい雨風が吹いていた。 明日の入院は雨の中か。

6月28日 gacco講座「痛みと麻酔科学」Week3
水曜日は午前10時過ぎからは入浴車。週末からはレスパイト入院、おそらく入院中はお風呂はない。入院前後を考えると 2週間はお風呂には入れない、頭も体も十分に洗って欲しいと思った。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんと Hさん・ヘルパーのMさんとNaさん(KさんはNaの指導)、久しぶりにNaさんの明るく挨拶する声が聞こえて嬉しかった。 根っから明るいNaさんがいると場が明るくなるような気がするから不思議だ。
今日もいつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでの間にH看護師さんが脚のマッサージをしてくれて、その後Y子看護師と H看護師の二人で万歳と左側臥位でタッピングした後吸引してもらってスライドボードでベッドから浴槽に入った(今日は スライドボードは使った?)。体が十分温もるまでの間Mさんが強めで丁寧に髪を洗ってくれて…ネットを上げてみんなが 身体を洗ってくれた。それからもう一度お風呂に入ってゆっくりと温まりお風呂からあがった。今日も気持ちの良い お風呂をいただいた。これからしばらくはこういう気持ちの良いお風呂は入れないかな、入院中入浴がないかも 知れないのだから。
午後3時半頃からはいつもなら訪問リハビリの時間なんだけど…H先生は今週有休をとらなければいけないということで 今日がお休み、僕はこの時間を今日の午後3時配信のgacco講座「痛みの麻酔科学」の学習に充てた。僕のパソコンは明日の 昼修理に出すから学習する時間は明日の午前9時半までしかない、今日中にWeek3の確認クイズまで終わったから丁度 タイミングが良かったのかも。

6月27日 庭の景色
火曜日のケアは朝9時半から。社協のヘルパーKさんは定刻前について早速洗顔準備を始めたけど、看護師は遅れて いたから今日の担当看護師はきっと訪問看護ステーションOのMさんだなと思った次第。M看護師は着いて直ぐにバイタルを 測り、それから二人で背中拭きと陰洗。M看護師は右肩を脱がしてから背中を拭く、だから背中を丁寧かつ綺麗に拭ける。 陰洗の準備にかかった頃K看護師が来た、M看護師と交代する予定だったらしい。だけどM看護師は陰洗を済ませて結局 車椅子移乗が終わるまで居た。
車椅子は火曜日は庭向きにしてもらう。ユキヤナギの枝は空に向かって伸び放題、モチノキに匹敵するほど高くなった。 生垣の南天の枝も結構伸びていた。そしてモチノキも葉っぱも天辺の方はいっぱいに増えて天高く伸びてきていた。 しかし何と言っても目を引くのは庭にある大きな石を取り囲むように咲く愛染カツラのカーキ色の花々、庭の緑の中で 花が色鮮やかに目立っていた。
午前11時前からは訪問リハビリ。火曜日のリハビリは上半身の可動域運動と4歩の歩行運動。まずは車椅子に座ったままで 左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動、今日は早起きしたからかケアの時間になった時に眠気が襲ってきて目を閉じて 休んでいたようなものだ。H先生の左上半身の可動域運動の時も瞼が重くて…歩行運動の前にようやく眠気が去って、 1歩目の左足重心の際は不安定な感じがして膝に力を入れて踏ん張る必要かあったけどまあまあの歩行運動だったかな。 ベッドに戻ってからは右上半身の可動域運動と呼吸リハ、今日の上半身の可動域運動もそこそこ痛かった。

6月26日 相変わらず思い通りにはならない
月曜日のケアは洗顔・清拭・排便でケアは午前10時半から、今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協の ヘルパーNiさん(Yさんは監督の立場)。Niさんは自分で洗顔するのは今日が2回目だけどちょっとは上手くなったようだ、 顔を洗う時にザラザラと剃り残しの音がする箇所もあったけど。まずNiさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを 測り、その後胸の聴診と脚のマッサージ。それからT看護師とNiさんの二人で清拭、Niさんの清拭はまあまあと思ったけど 手足の指の股はちゃんと広げて拭いて欲しかった。まあこれはほとんどのヘルパーさんに言えることだけけど。
そして最後は排便。今日は朝から便意がほとんどなかったから心配していたけれど、ケアの時間が近付いても催しが襲ってくることは全くなかった。最初にT看護師に摘便してもらったがほとんどガスも出なかった、摘便してガスも出ない日は 滅多にない。それから浣腸液1本全部を注入してもらっても最初は催してこなかった。2分ぐらいしてようやく便意が 襲ってきて、ガスがいっぱい出て軟便も幾らか出たけどどのくらい出たか量は自分では分からなかった。それから もう一度左側臥位で摘便してもらっても便はほとんど出なかったみたい。もう降りてきていた便はもう出尽くした 感じだった。そして仰向けになったら最後のガスと便汁が出たからこれで終わりにして洗ってもらった。お腹はかなり スッキリ。まあ満足。

6月25日 妻がお出かけ
今日は妻が朝9時頃からお出かけ、代わりに午前中は娘が 午後は重度障害者訪問介護のヘルパーが来てくれた。
娘にはケアの他に前使っていたパソコンにWindows11をインストールしてもらおうと思っていたけれど…インターネットに 繋がないとインストール出来ないことが判って 前のパソコンをインターネットに繋ぐ道が分からなくて、諦めた。
正午前重度のヘルパーAさんが来て昼の経管栄養、そして昼の経管栄養が終わってしばらくした午後3時半頃からケア 開始。Aさんの性格は真面目で丁寧、ケアにもそれが出てた。午後7時に重度のヘルパーがAさんからMさんに交代、 その頃一度帰ってきてた妻は「打ち上げがある?から」と言って出かけていった。Mさんは技術はしっかりしてるけど… 性格はどちらかというと大雑把、福祉施設に3年以上勤めていたというのに着替えや清拭も経験したことないヘルパーも いるようだし 重度のヘルパーは様々。

6月24日 無理か?
土曜日のケアは10時15分から。パソコンに目途がつかずケアの時間にちょっと食い込んでしまった、申し訳ない。今日の 担当は訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーTさんという絶好のコンビ、このペアなら土曜日の洗髪なしの コースなら予定通り1時間で終わると思っていたのだが…終わった時刻は11時半、このペアでも1時間15分かかるとなると やっぱり洗顔・清拭・陰洗で1時間で終われというのは無理があるのかなあ。ケアは全て丁寧にやってもらって 気持ち良かったけど ね。

6月23日 今週2回目の入浴車
今日の朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車、今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ ヘルパーのKさんとNiさんという僕にとっては新人二人が入ったグループ。いつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでに 看護師達に運動と吸引をしてもらい、スライドシートとスライドボードを使って浴槽に入った。ベッドから浴槽への 移乗はスタッフの構成によって上手いの度合いが異なるが…今日はまあ上手く行った方だろう、時間はちと要したが。 お風呂に入った瞬間はお湯が温めと感じたけど、しばらくしてからお湯の温度を1℃上げて足し湯をしてもらった汗が 吹き出してきた。たった1℃の違いでこれ程まで体感が違うのかと驚いたけど…十分に洗ってもらって温まった。今日も 気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後2時からかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換の後の雑談の中で新型コロナウイルスの感染者が 少しずつだけど増えているとのことだった。どうなることやら…。午後3時過ぎからH先生のリハビリ。まず脚と頸に 装具を付けてH先生に肩を支えてもらってベッドの右端に端座位、今日はベッドに座っている姿勢に何か安定感を感じた。 端座位している時に見えた庭の愛染カツラのカーキ色の花が色鮮やかだった。次は立位運動3回、まだH先生に立つ時も 腰を伸ばす時も頼りっぱなしだけど…2日前水曜日よりも良くなったように感じた。最後は脚の可動域運動、今日の H先生の攻めも厳しく感じたけど…ちゃんと耐えられた。

6月22日 何てことだ
木曜日の朝のケアは9時45分から、だけど訪問看護ステーションOのM看護師が来たのはもう10時15分となろうとした頃。 丁度バイタルを測ろうとした時にK会のヘルパーAちゃんが僕の部屋に入ってきた。今日は最初に排便から、朝から結構 強い感じの便意があったから簡単に便は出ると思っていたのだげれど…難しかった。
M看護師にまず摘便してもらった時も幾らかガスは出てきたのだが…、液1本を浣腸してもらって一塊弱の便は出たものの ガスばかりいっぱい出て気分は不完全燃焼。それをM看護師がお腹を押しながら懸命に摘便してくれお腹はスッキリに なったそうだ。どのくらい出たのか僕には分からなかった、ガスがバリバリといっぱい出たのは音がしたし肛門の感じで 分かったけど…汁に近い軟便は摘便してもらったら出た便の量は分からないのだ。M看護師は「いっぱい出た」と言ったけど お腹にまだ残っている感じで心配だったのでお尻に尿取りパットを当ててもらっていた。そのパットも車椅子移乗が 終わってベッドに戻った午後4時半過ぎ外してもらった。ところが5時半頃からお腹がグルグル言い出して…汁に近い便が 結構な量出た。人がいない時に何てことだ、実はこの日の重度障害者訪問介護(夜間)は7時からだったのだ。それで 7時まで待って重度のヘルパーさんに洗ってもらいそれから夜の経管栄養にした。夕方便が出るなんて何年ぶりだろう、 やっぱり前日のラキソベロンは調整が必要かな。

6月21日 久しぶりの井戸端会議
水曜日の朝10時過ぎからは入浴車、今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーの KさんとMさん(Naさんは見学)。いつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでにまず脚をマッサージしてもらい万歳・左側臥位で タッピングしてもらった後吸引してもらい、スライドシートとスライドボードを使って浴槽へ。今日のお湯はちょっと ぬるめ、後でお湯の温度を42℃から43℃へ上げてもらった。今日は珍しくみんなの井戸端会議の声が聞けた。話題は 朝鮮語(ハングル語)、韓流ドラマを見ているとハングル語を覚えるらしい。また韓流ドラマを見て朝鮮語を学ぼうとする 人間がいるらしい。十分に温まってから体を洗ってもらいもう一度ゆっくり温まり浴槽からあがった。今日も気持ちの 良いお風呂をいただいた。
午後3時半から訪問リハビリ、H先生の脚の可動域運動と3回の立位運動。最初は脚の可動域運動、今日のH先生の可動域 運動も攻めが厳しくて…股関節の屈曲運動も膝の裏伸ばしや踵伸しも結構痛みを感じた。次は立位運動。今日の出来も もうひとつ、ベッドから立ち上がるのも腰を伸ばすのもH先生に頼りっぱなしだった。良かったのは愛染カツラの花々を 見たかったから出来るだけ背を伸ばし顔を上げようとしていたことくらいかな。

6月20日 あれぇっ
火曜日のケアは朝9時半から、社協のヘルパーYさんが少し前に来て洗顔開始。看護師さんが10分遅れで来て障子を開けた 訪問看護ステーションOのM看護師の顔が見えた、あれぇーっ今日はK看護師じゃないの。聞いたところによると「K看護師は お風呂入れで腰を痛めた」とのことだった、K看護師は線が細いから可能性は十分あったな。
それから二人で背中拭き(+胸) いやもはや上半身の清拭、社協が清拭っていうのが解るな。今日も上半身の清拭は丁寧に 力強くM看護師は拭いてくれた。そして陰洗と車椅子移乗、車椅子移乗はスライドボードを使って車椅子に移して もらった。車椅子は庭向きで、愛染カツラの花が大きな庭石の上・左右でいっぱいになっていて鮮やかなカーキ色が緑の 葉っばの中でずい分目立っていた。ユキヤナギの枝も天高く伸びていたしモチノキもかなり茂ってきたし梅の木も 蘇ったし、やっぱり去年の春に剪定してもらったのが良かったのだろう。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と4歩の歩行運動。まず車椅子に座ったままで左上半身(肩・ 肘・腕・手)の可動域運動、今日も痛みはかなり来たけど先週よりは楽だった。4歩の歩行運動は1歩目の左足は膝が 不安定になりそうだったから膝に力を入れて左脚で下に踏み込んだことで安定した。右足重心は股関節に相変わらず少し 痛みは出てくるが…歩行はまあまあ。呼吸リハでH先生に「今日は胸が柔らかい」と褒められたが、自覚ないなあ。
gacco講座「痛みと麻酔科学」、この3日間苦戦しながらも時間を作って学習し明日の朝にはWeek1を終わらせる目途が 付いた。これで明日の午後3時配信のWeek2を取り組むことができそうでひと安心、予想以上。

6月19日 排便まあまあ?
月曜日のケアは朝10時半から、パソコンを早めに終え訪問の人の到着を待った。定刻5分前に社協のヘルパーIさんが 到着、Iさんの顔を見た瞬間「今日の看護師が訪問看護ステーションTのK所長だったら排便は駄目だな」と覚悟した。朝から 便意が弱かったしケアの時間が近付いてもほとんど便意は強くはならなかったからK所長の排便介助じゃ出ないだろうなと 思った訳だ。幸い定刻に玄関の扉が開いて「おはようございます」と聞こえた声がT看護師の声だと分かったから 安心したけど。
Iさんのケアの感想は受け身 積極的に動く方ではないと言うこと、清拭も排便もほとんどT看護師の指示に従っていた。 排便は中ぐらいは出たらしい、先週の月曜と木曜にいっぱい出たからこんなものだろう。これなら木曜日まで十分 もつだろう。

6月18日 E-lerning gacco再開?
1年以上ぶりにE-lerningをしようかなと考えた。gaccoの講座名は「痛みと麻酔科学」、なかなか興味深いテーマだ。 gaccoを再開するに当たっての一番の問題は雑記帳(今はほぼ日記)とgaccoとを両立出来るか。雑記帳だけなら余裕が あったがgaccoをやり始めるとWorkによるまとめに時間がかかる、まとめをしないと記憶に残らない。記憶に残らない 自己学習などやる意味がない。だから昨晩も今朝もやるかどうか大いに迷った、中途半端だと共倒れする可能性が 大きいと僕は考えている。だから優先順位は雑記帳に置く、特に月末までは。月末から1週間(予定)のレスパイト入院、 確認クイズ・課題(28点)の締切日が7月18日中だから優先順位をgaccoに移せば何とかなると見込んでいるが…甘いかな。 ただTverによるTVドラマ鑑賞は難しくなるだろうな。あと残り12日は忙しくなりそう。

6月17日 信じられない
土曜日のケアは10時15分から、そして今日の担当は訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパーMoさん。慣れてない N看護師でも今日は洗顔・清拭・陰洗だけだし、それにペアがMoさんだから上手くフォローしてくれるから大丈夫だろうと 高をくくっていた。Moさんが洗顔している間にN看護師はバイタルを測り脚のマッサージ、そこまではいつも通り。
それからMoさんが清拭用のお湯を汲みに行ってる間にN看護師は回路の水抜きをしてくれたのだけど…、回路から 発せられる音が余計激しくなったので「加湿器の方の回路の水を落として」と伝えた。それでも人工呼吸器のマウントを 外そうとしたり…と何度「加湿器の方」と言っても加湿器の方の回路になかなか触れようとしなかったので、「こりゃ ダメだ」と諦めて「(妻を)呼んで」と伝えたけど…呼んでも妻の反応がなかった。その時はっと思い付き「加湿器は 分かるか?」と聞いてみたら知らない様子。信じられない、人工呼吸器を着けている患者宅に加湿器も分からない看護師を 寄越すなんて。その後ウォーターとラップの中の水を捨てようとN看護師がしたら加湿器の方の回路の中の水も偶然落ちて …事なきを得た。ただ呆れるばかりで…それからのケアに注文を付ける気にもならなかった、もう無事に終われば いいと。流石のMoさんでも無知だけにはかなわないな。

6月16日 訪問理容
朝8時半 いつもより30分早く訪問の床屋さんリリアンさんが来てくれた。今日は20年来の付き合いKさんが一人で来た。 助手の人がいないのは珍しいが予約したのは昨日、Kさんが空いてる時間を見繕って来てくれたのだろう。カットは いつもの様にKさんにお任せ、最近の2-3回はかなりカットが短いようだけどその後のお風呂で笑われたことはないから きれいにカットしてもらっているのだろう。いつもありがとうございます。
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのKさんとMさん(Naさんは見学)、 Naさんは産休明けで出てきたということで会うのは何年ぶりかな。相変わらず明るくて場まで明るくしてくれる、「高校 1年の時に同じクラスだった誰かと同じタイプだな」なんてことをふと思い出した。僕の彼女に対する気遣いのなさで 長続きしなかったけど…。ベッドから浴槽へのスライドシートとスライドボードを使っての移乗は今日も上手くいった。 頭から足先まで全身をゴシゴシときれいに洗ってもらってお風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂を いただきました。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、T先生がバイタルを測り胸の聴診をしカニューレ交換。今日のカニューレも全く 抵抗なく抜けた、この抵抗のなさが先日の入浴車の時の出来事の原因かもしれない。やはりサイドのコネクタが茶色の 新しいカニューレは抜けやすいのか。診察の後の雑談の中でT先生から「新型コロナの患者が増えている」との話、新型 コロナの5類移行は世界の流れで仕方ないと思うが…第9波が来たら政府・自治体はどう動くのか。
午後3時半から訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。脚と頸に装具を付けてもらい、まずはH先生に支えてもらいながら ベッドの右端に端座位。端座位の姿勢でH先生に背骨を伸ばしてもらっている際に庭の方を見るとチビが庭をうろうろ、 そして手前の大きな石の上に寝っ転がってひと休み。それから立位運動3回、立った時にチビの方を見るとマルが側にいて ウロチョロしてた。これで今週は4日もチビを見ることが出来た、それだけでも嬉しかった。が 肝心の立位運動の出来は もうひとつ、腰を伸ばすのはH先生に頼りっぱなしだったし鼻水が垂れそうで集中力に欠けていた。脚の可動域運動も もうひとつ、痛みが早めに来て今日は耐える日となった。一番痛かったのは左足親指の付け根辺りの指圧、思わす 歯ぎしりして音を出してアピールしてしまった。だいたい左足の裏を指圧されると涙が流れるほど痛い、何故だろう。

6月15日 今日もチビとマルが居た
木曜日の朝のケアは9時45分から、10分ぐらい遅れて訪問看護ステーションOのM看護師が来た。着いて直ぐに吸引して もらいそれからバイタルを測り洗顔準備。その時「床屋は?」と尋ねるとM看護師から「忘れてた」と、やっぱり。そして M看護師は慌てて床屋さんと連絡を取り…明日の朝8時半からと決まった。それから洗顔開始。洗顔の途中でK会のヘルパー Maさんが合流、洗顔が終わったら二人で排便介助。最初にM看護師に摘便してもらった際にも浣腸液1本全部を注入して もらった時にもガスがとてつもなくいっぱい出た、もちろん浣腸をしてもらった時にも便は一塊出たけどね。浣腸が 終わった後にM看護師がお腹を押しながら摘便してもらった時にも沢山のガスと一緒に便を絞り出してもらったけど、便が どのくらい出たかは自分では分からなかった。だからM看護師が摘便してもらってもお腹になにかが残っているような気が してた、そして仰向けになったらお腹に残っていたと思われる便汁が出た。これで充分、朝も便意がなくてケアの時間が 近付いてきても便意はなかなか強くなってこなかったから便が出るかちょっと心配したけれどそこは流石M看護師… きっちりと排便させてくれた。おかげでお腹はスッキリ。
午後3時から車椅子移乗、今日の担当はM看護師と社協のヘルパーKさんという心配のないペア。木曜日の車椅子移乗は一度 立ってからスライドボードを使って車椅子に移る手順。二人に立たせてもらった時に腰伸ばしが少し不安定だったけど 何とか踏ん張った。それから庭向きで車椅子に座らせてもらったのだけど、庭の大きな石の上にチビが寝ているのが 見えた。それからしばらくしてマルが庭石の上に供えてある湯呑みの中の水を飲みに来て、水を飲んだ後もそのまま石の 上で眠って休んでしまった。こうしてチビとマル二匹の猫が僕の部屋の側僕の部屋から見える位置に居てくれるのは 月曜日に引き続き、こうして見える位置にチビやマルが居てくれるだけで嬉しいものだ。

6月14日 スムーズ
朝10時過ぎからは入浴車、今日は全体的に割とスムーズに そして上手くいった。今日の入浴車のスタッフは看護師の Fさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのKさんとNさん、僕の入浴に関しては今日はもうベテランと言えるスタッフが 多かったので安心出来た。いつもの様に浴槽にお湯が溜まるまでの間にまず脚のマッサージをしてもらいそれから万歳・ 左側臥位になりタッピングしてもらった後に吸引してから、スライドシートとスライドボードを使いベッドから浴槽の 上に張られた浴槽用ネットにスムーズに移りネットを緩めて浴槽のお湯の中に浸かった。そしてしばらく温もりネットを 上げてみんなに全身をしっかりとゴシゴシ洗ってもらってから(ただNさんには足の指を無理やり広げて指の股を洗って 欲しかった)、もう一度お風呂に入って温まりそれから浴槽からあがった。今日は温まり過ぎないようにしたから お風呂からあがってもあまり汗はかかなかった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半から訪問リハビリ、H先生の下半身の運動。今日の脚の可動域運動は何故だか分からないが早めに痛みが来た。 それを数を数えながら耐えた、股関節の屈曲運動も膝の裏と踵(アキレス腱)伸ばしも。足を挙げての膝の裏伸ばしは 大腿二頭筋の上の方が今日は痛かった。最後は立位運動3回。H先生にベッドから立ち上がらせてもらった時にチビが石の 上で休んでいるのが見えた、いつもならこんなのを見ると力が湧いてくるのだが…無気力から来る諦めか。庭の大きな 石の上に見える愛染カツラのカーキ色の花がもう咲き始めた。

6月13日 もう少し進化が欲しい
火曜日のケアは朝9時半から、訪問さんが来る前にパソコンを終わらせようと思ってたのだけれど…入力が間に合わなくて 定刻ギリギリ前に終わった。今日も担当は訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーKさん、いつもの様に Kさんが洗顔している間にK看護師がバイタルを測り脚のマッサージ。でもK看護師は何を考えて脚のマッサージをして いるのだろうと思った。それから二人で背中拭きと陰洗をしてもらったのだけど、K看護師のケアは紙に書かれている メニューを単にそのまま行なっているだけのように思えた。これではもし身体に何らかの異常があっても見つけることは 出来ないように思えるのだけれど、人工呼吸器に関係すること以外は看護師の仕事を厳密には果たしてないと僕は 考えるのだが。そして最後に車椅子移乗、スライドボードで車椅子に移してもらったがもうひとつかな…動きが スムーズじゃないしまだヘルパーさんの指示が要るようだ。車椅子は庭向きにしてもらった。ユキヤナギの枝や梅の枝・ 生垣の南天の枝や愛染カツラの蔓と葉も伸びていた、特にユキヤナギの枝は天高く。モチノキもかなり見栄えや葉付きが 良くなった、中盤の左側(北側)以外は。花や実の季節が楽しみ。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と5歩の歩行運動。まず車椅子に座ったままで左上半身(肩・ 肘・腕・手)の可動域運動、眠くてほとんど目を閉じていたけど。今日はどこの関節の可動域運動も結構痛かった、肩の 内転・外転運動も肘の運動も手の指の運動も。次にベッドに戻るための歩行運動、1歩目の左脚の爪先辺りが引っかかって 前に出なかったけど左膝にちゃんと力が入って踏ん張ってきちんと左足に重心を移した。2歩目と4歩目の右足重心の時は 右股関節が幾分痛んで不安感が出てくるけど上手く歩けたと思う。ベッド上での右上半身の可動域運動は左上半身の 運動より痛みは我慢出来た。
午後2時半からは訪問歯科、このところ左下奥歯の歯茎は落ち着いている。歯科衛生士さんが掃除した時は左下奥歯の 内側の歯茎から血は出たけど、後で痛むこともなかった。

6月12日 チビ 久しぶり
月曜日の朝のケアは洗顔・清拭・排便、また今日も排便かって感じで朝からちょっと憂鬱。そして朝から下腹が張っている 感じはあったけど便意はほとんどなかった。ただ便意はケアの時間が近付くに従って便意が強くなってきてケアが始まる 頃には出そうなほど強くなった。だが洗顔や清拭とケアが進むに従って便意がなくなっていった、こんなことなら最初に 排便からやってもらえば良かったと思ったが後の祭り…困った。しかし今日の担当の訪問看護ステーションTのT看護師と 社協のヘルパーさん達が上手く排便介助してくれて…スッキリとまではしなかったけど出た。これで次の木曜日までは 大丈夫だ。
午後3時からは車椅子移乗。担当はT看護師とYさん、この二人なら以上前に上手く僕を立たせてくれてスライドボードを 使って車椅子に移してくれるから心は軽い。今日も車椅子はテレビと庭が両方とも見える向きにしてもらった。庭の方を 見ると…チビが庭石の上にゆっくりと寝転がってる姿が見えた。チビは見るのさえも本当に久しぶり、なにせチビが僕の 部屋に自分から近寄ってくることなんてほぼないもの。でも僕はチビにご飯をあげたこともチビをなでなでしたことも 抱っこしたもないのだからしょうがないか。チビはたぶん僕のことを人間とは見ていない、物かなにかの類いだろう。 僕が車椅子に座っている間の1時間にチビは庭のあちこちの石やコンクリートの上を動き回りゴロンゴロンと寝転んだり 毛繕いしたりしていた。僕は1時間もの間チビが僕の見える範囲に居てくれたことが嬉しかった。ついでに言うとマルも 僕の部屋の側 エアコンの室外機の横隅に居たようだが…どこかに移動していった時にしかマルの姿は見えなかった。

6月11日 雑記帳が長すぎる?
ここ1年この雑記帳に書いてる日記?の1日の書く量が多くなって長過ぎて読みにくいだろうなと反省している。雑記帳が 長くなったのは最初はE-lerning gaccoをやらなくなって時間が出来たからなのだが、今は一日の出来事の大部分を 書くようになってどれを省いていいのか優先順位の感覚が麻痺してしまっているようだ。それに月曜日と木曜日は排便の 話ばかり、そんな話は毎回読みたくないと思うのだけれど…他に書くことがなくて。毎週毎週同じことばかりで 変わらない生活。こんなんで書く意味があるのかと思う方もいらっしゃると思うけど…書けるってことは生きているって こと・パソコンに入力出来るだけの体力があるってこと、それを伝えるためにも書ける間は書かなければならないと 思っている訳だ。書くこともあまり見当たらないしgaccoを再開しようかな。
11時半頃から妻がケアをしてくれた。まず洗顔、髭剃りをして石鹸で顔を洗ってもらいぬれタオルで拭いてもらった。 次は歯磨き。僕は歯磨き粉に慣れてないから…妻が付ける歯磨きはちょっと多くて辛いかな。それから手と足を拭いて くれて…最後に陰洗、妻の陰洗はすごく丁寧で…ただ側臥位すると体が下がるから僕の体を上げるのに苦労してる。 申し訳ない。毎週日曜日ケアしてくれて…ありがとうございます。

6月10日 心が…身体が…
最近午前中は身体がしんどいし午後になってもなお眠い、朝方目が覚めるのはここ十数年間毎度のことなのにひどく なっているのは加齢のせいか。昨夜の重度障害者訪問介護のヘルパーは一番気が休まるはずのAさんだったのに心穏やか ならず、もうひとつ打ち解けることが出来なかった。あらゆるところから受けるストレスによって僕の心の扉が閉じつつ あるようだ。死の気配が僕の部屋に漂っているのかチビが僕の部屋に近寄ってくることはないし…何か僕の気休めに なるものはないのか、なあモモ。
土曜日のケアは朝10時15分から。今日のケアメニューは洗顔と洗髪と清拭と陰洗の1時間半コース、そして今日の担当は 訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさんという絶妙のコンビで安心して任せて目を閉じていられた。まず Moさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測って脚のマッサージ。それから二人で洗髪・清拭・陰洗、洗髪も清拭も 丁寧にそして力強く洗ってくれたのでとっても気持ち良かった。ケアが終わったのは11時半頃、後片付けさえなければ 定刻に終わっていたのに(笑)。

6月9日 通院日
今日は通院日、天気は金曜日から下り坂と聞いていたんだけど午前中は僕の部屋にも明るい陽射しが差込んでいた。 午前11時半前に三人のヘルパーさんが来て外出準備。まず三人で玄関に組立式のスロープを設置、それからKさんは洗顔・ YさんとNさんは脚をマッサージして装具付け。そこへ訪問リハビリのH先生がもう着いて…脚の装具付けに苦戦している Nさんにアドバイス。そしてH先生とKさんで頸に装具を付けて、H先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせてくれた。 それから妻に吸引してもらって外に出た。空は青空 良い天気、絶好の外出日和?
今日もリフト車は隣の施設「ゆいたん」に駐車しているとのこと、運転手さんがまだ家の庭の入り口に慣れてないらしい。 庭を横切る際に小屋の方に耳を向けたがツバメの鳴く声は聞こえてこなかった、もう巣立ったの? 聞いてない。今回は 一度もツバメの姿を見なかった、寂しいものだ。ヘルパーさんから「リフト車が新しくなった」と聞いてはいたが… 駐車場に駐まっているリフト車を見ると車体に24時間テレビのマークが入っていて、遮光ガラスの窓が上下にあった。 乗り込むと前回の新しいリフト車に比べてリフト車の乗る床が低くく、その分フロントガラスや横の窓から見える景色の 範囲が広くなっていた。また3月まで利用していたリフト車に比べるとふた回りぐらい小さいけど側面上方に窓があって、 山の景色や路傍の高い木の様子も見えるようになった。これで秋の紅葉や春の梅見・桜見を心配する必要がなくなった。 ただ右側面の車窓からの景色の方は椅子(今までのリフト車の椅子は折畳み式)やら頑丈な太い窓枠やらが障害物になって 見づらくなった。良いこともあれば悪いこともある。病院までの往復の道中車窓からの景色を眺めていたら紫陽花が いい感じで色付いていた。病院までの道中紫陽花のポイントは6-7ヵ所あるのだけれど紫陽花の色は濃いピンクか青、 どうして。もっと驚いたのは街路樹のツツジ、二週間前より沢山咲いていた。季節外れなのにどうして。田んぼの様子も 一変、二週間前は黄金色に輝く麦が所々で目立っていたのに…今はそれも刈り取られ田植えの済んでる田んぼも5-6枚 あった。これから田植えの季節。
病院に着いてリフト車から降り待合室の入り口で検温して救急処置室に向かったら…救急処置室の入り口でM副看護師長が 出迎えてくれた、偶然? 今日は車椅子に座っているのがなぜだかしんどくて早くストレッチャーに横になりたかった。 救急処置室に入ったらみんなに直ぐに車椅子からストレッチャーに移してもらった。それで少し落ち着いた。そして バイタルを測ってから今日は血液検査の日ということで採血、M副看護師長が右腕から採血してくれたのだけど久々に全然 痛くなくて…つい上手って思った。それからすぐに主治医が来て診察と処置(カニューレ交換)、そして妻と主治医が 処方箋の打ち合わせ。ついでに胃ろうの交換があるからと去年の胃ろう交換の日を持ち出して次のレスパイト入院の 日程も決めていた。7月に胃ろう交換で入院することは僕も承知してるけど胃ろう交換の1年後はそんなに厳密なものじゃ ない、現に3年前は2ヵ月以上胃ろう交換を遅らせた。妻は7月の第1週に出かける大切な用事でもあるのか、僕は コーラスの発表は7月の第2週の日曜日と考えていたからレスパイト入院は7月7日からと思っていたのに(笑)。まあ どっちでもいいか。主治医から「今度は入院ですね」と言われ救急処置室から出ていってから時計を見るとまだ午後1時15分、 今日は血液検査もあったのに早かった。それから帰る準備、ストレッチャーから車椅子に戻してもらい看護師さん達に 見送られながらリフト車に乗り込んだ。病院に来る時は車椅子をリフト車に固定するのに大変な時間を要したが、帰りは 嘘のように短時間で車椅子を固定出来た。そして帰路についた。
帰った時もリフト車は施設の駐車場に停車、そこからリフト車を降り車椅子を押してもらって家へ向かった。隣の家の 塀際の細長い庭にあるナデシコの花は今日は目立たなかった。小屋からはツバメの鳴く声はやっぱり聞こえなかった。 部屋に入って時計を見たら午後2時半前、これから車椅子に座ったままで訪問リハビリのH先生を待つことにした。10-15分 経ってH先生が到着、4歩の歩行運動でベッドに戻った。歩行は左足に重心を移す時は何も考えず自然にやっているけど、 右足に重心を移す際はちゃんと「今から右足に重心を移すぞ」と身構えて出してもらった右脚に力を込めて踏ん張るように している。今日のH先生の脚の可動域運動は厳しかったように感じた。股関節の屈曲運動はやや内転気味だったし、脚を 挙げての膝の裏伸ばしもいつもより頭が低かったからか足先が高く見えたし、踵伸しの時間も長かったように思った。 これでH先生のリハビリも4月以前に戻ったのか?

6月8日 体調が変わった?
木曜日も排便の日、排便ことを考えると憂鬱な朝だ。ただ今日は朝からまあまあの便意、そして9時頃便が出た。2回 続けて排便の時間前に便が出た。こんなことは何年ぶりだろう、本当に久しぶりだ。もしかして体調が変わったのかも。 1年8ヵ月にも似たようなことがあった、今回とは逆だけど2年前の9月までは排便の時間の前に便が出ることも時々 あったけど…10月で訪問看護ステーションが替わったことをきっかけに便の出る気配もなくなり現在のような状態に なった。だからまた突然体調が変わることもあり得る。そしてもし体調が変わったのなら前日のラキソベロンの滴数を 変えなければならなくなる。
木曜日の朝のケアは9時45分から、今日の担当看護師は訪問看護ステーションOのM看護師。だけどM看護師は20分遅れで 着いた、便が出た時ぐらいは早く来て欲しかったけど…。僕は直ぐにM看護師に「便が出た」と伝え、まずお尻の下に 新聞紙を敷いたらすぐに排便してもらうように頼むつもりだったけど…以心伝心。そしてM看護師が排便の準備をしている ところにK会のヘルパーTさんが来て、二人で排便介助をしてくれた。最初の液1本全部の浣腸で便は出るには出たけど… どのくらい出たかは分からなかった。それでM看護師に摘便してもらって残便とお腹に溜まっていたガスを出して もらった。その後仰向けにしてもらったら自然に便汁が出て…これで排便を終わった。
次は背中拭き だったのだけど、朝方から右肩の方に痰が流れて…上着がびっしょりだったので上半身の清拭と着替えを してもらった。ここでM看護師がバイタルを測りその数値をTさんに伝えてここでTさんは解放、時刻は定刻(11時15分)を 過ぎていた。残ったM看護師は僕の洗顔をしてくれて…、ケアが終わったのは正午に近かった。最後にM看護師に「入院前に 床屋」と頼んだ。
午後3時からは車椅子移乗。5分前にYさんとNさんが来て車椅子の準備、Nさんは今日は見学とのこと。僕はひと区切り つくまで入力し急いでパソコンをシャットダウン。それから二人で脚のマッサージと装具付け、Nさんはぎこちなかったが 一応出来た。装具を付けてひと休み、そこへM看護師が10分遅れで着いた。そしてM看護師とYさんの二人で一度僕を 立たせてからスライドボードで車椅子に移乗させてくれた。車椅子は庭もテレビも見える向き、そこで1時間車椅子を 楽しんだ。途中でコールして妻を呼んで痰の吸引を依頼、僕が話し掛けると妻は嫌そうな顔で対応…まあ妻には僕が 苦虫を噛み潰したように見えたらしいが。全くこんな夢も希望もないような生活がいつまで続くのか、まあ今日は 初夏という季節にも関わらず一日寒さを感じていたからもうそろそろモモが迎えに来てくれるのかもしれないな。 「憎まれっ子世にはばかる」か、自分のことながら困ったものだ。車椅子からベッドへの移乗の担当はM看護師とYさん、 Nさんは来ていないのか。正直言うと行きの「一度僕を立たせてから車椅子に移す」のはNさんには難しいと思う、身長も ないし力も弱いから。帰りの「車椅子からベッドへ移す」方がNさんには無難だと思うが、だって怪我されちゃ 困るもの。
午後5時を過ぎても重度障害者訪問介護(夜間)のヘルパーは来なかった、ということは今日の担当は7時からのMさん。 Mさんはケアは確実なのだけど性格は誠実とは言えないし大雑把、今日も7時過ぎについても悪びれたところがなかった。 Mさんにとっては「約束の時間に現場に到着すれば十分・少々遅れたって許してもらえる(自分がいなくて困るのは 向こうの方だから返されることはない)」と高をくくっているのだろう。「遅れて申し訳ない」という気持ちがないことに 腹が立って口きかないことにした、まあMさんには遅れたという自覚すらないのかもしれないが。それにしてもNさんは 長崎から毎回時間ギリギリに着けるものだ、近くのコンビニで時間調整してるとしか思えないけど。Mさんを始めとして 重度のヘルパーは僕の常識では計れない・理解出来ない人が多すぎる、いつもどこかに「頭悪い=理解力がない&覚えが 悪い」って想いがある。最近それがなかったのはY子さんぐらい、辞めちゃったけど。次の新人Hさんも期待大。一番の 古株 Mさんも理解が早い=頭は良いと思っているんだけどそれ以前の性格が…。

6月7日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車、前回の入浴でカニューレが抜けるなんてことがあったから看護師さんは恐縮&緊張している ようだった。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とHさん・ヘルパーのKさんとNさん。 いつもの様にお風呂にお湯が溜るまでにまずH看護師が脚のマッサージをしてくれて、それから看護師さん二人で万歳・ 左側臥位になりタッピングの後吸引してもらいお風呂に入った。ベッドから浴槽への移乗はスライドシートとスライド ボードを使って、今日はちゃんと体の直ぐ下に敷いたバスタオル掴んで移動させてくれたのできれいに浴槽に入れた。 お風呂に浸かった時にはもう入浴が終わったような気になったが…本番はこれからだ。
お風呂に浸かって頭を洗ってもらいながら十分温まってから、ネットを上げてみんなに全身を丁寧に洗ってもらった。 それからもう一度お風呂に浸かって十分温まりそしてお風呂からあがった。前回の入浴の時ほどではないが今日も汗が 湧き溢れていた。今日のF看護師もちょっと手順を間違えたらガラガラと崩れていきそうなそんな雰囲気が見て取れた、 慌てることはないのに。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半からは訪問リハビリ、H先生の脚の可動域運動と立位運動。最初の脚の可動域運動は全般的にいつもより早く 痛みが来た。特に脚を挙げて膝の裏伸ばし、H先生はそんなに脚を挙げてはいないように見えたのに膝の裏が痛くなった。 股関節の屈曲運動も結構痛かった、全くH先生には遠慮がない(笑)。次に立位運動3回。腰を伸ばす時にH先生に 頼りっぱなしだったけど3回目は少しはましになったと思う。ベッドから立ち上がる時はベッドが少し高かったことも あって膝にも太ももにもまあ力は入った。右足重心の時に違和感を覚えたけど…まあこんなものだろう。
午後5時前に夜間の担当の重度障害者訪問介護のヘルパーさんが来た。それがSさんだったので驚いた、Aさんは「今日 新しいヘルパーを連れてくる」と言ってたんじゃないか・「二日続けて新人か、疲れることは勘弁してよ」と思った次第。 それでAさんの顔を見た途端文句が出た。Aさんが新しく連れてきた娘さんは19歳と聞いていたけど「知っていることは 知ってる」「知らないことには知らない・解らない」とはっきり言える良い娘さん、いつも良い返事をする誰かや解って いるのか解らないのか反応の薄い誰かとは大違い。病院勤務の経験もあってある程度知識もあるようだし、Hさんって 言ったっけ 第一印象は「僕の主力になってくれないかな」ってこと。それに馬鹿じゃなさそうだし…、こういう言い方は しちゃあいけないのは解っているんだけれど「重度障害者訪問介護のヘルパーは頭が良くないのが多過ぎる。

6月6日 物足りない
火曜日のケアは朝9時半から、まず社協のヘルパーYさんが入ってきていつも通り訪問看護ステーションOのK看護師が 続いた。そしてYさんが洗顔している間にK看護師はバイタルを測りその後脚のマッサージ。それから二人で背中拭きと 陰洗。いつも思うのだけどK看護師のケアは紙に書かれているケアの作業をただ一つ一つ黙々とこなしてるだけって感じ、 看護師なら肌の様子とか胃ろうの状態とかをケアを行ないながらも注視すべきだと思うのだけれど。K看護師にそこまで 求めるのが間違いなのだろう。最後に庭向きで車椅子に座らせてもらってケアを終わった。ヘルパーのYさんにいろいろ アドバイスをもらっていたけどK看護師の今日の出来は良かった方だと思った。
午前11時前からは訪問リハビリ。今日はH先生の上半身の可動域運動。可動域運動は最初は車椅子に座ったままで、生垣の 南天の白い花がユキヤナギの枝が伸びて一部見えなくなっていた。そして左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動は肩の外転 腕挙げの最初の時と肘の運動の時に痛みを感じたけど耐えることは出来た。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は今日は あまり気負いもなく自然に出来た。右上半身の可動域運動の時は肩の内転・外転の時と肘の運動の時に痛みを感じたけど 我慢出来た。最後の呼吸リハは肺がスースーする感じだった。痰は出てこなかったけど肺は大きく動いていたようだし 何らかの効果はあったということでしょう。
午後2時半からは訪問歯科、今日もI歯科衛生士が口の中の掃除に来てくれた。左下奥歯の歯茎にはほぼ痛みはなかった。 だけどIさんに左下一番奥の歯の内側の歯茎をホジホジされた時には血が出たようで、その後から左下奥歯に違和感が 出始めた。Iさんは気遣いの人だから痛がるまでホジホジ攻めたりしない。ただその中途半端な優しさが裏目に出ることも ある、中途半端な量血を流したことで余計に晴れてくることもあるのだ。僕は「どうせするならがっちり派」で痛くても 我慢するから完治を望む。左下奥歯の患部は完治はもう望めないから腫れのない痛みのない機関をどれだけ長く 出来るかだ。そのためにも悪い血はきっちり出して欲しかった、痛みは 出来る限りは我慢するから。
午後5時からは重度障害者訪問介護(夜間)、ヘルパーのOさんが今日から独り立ちだ。Oさんは吸引はほぼ安心してるけど… 僕の中で常識と思っている言葉の使い方が時々Oさんに通じないことがある。それから今日分かったことはOさんは 介護経験は3年以上あるとのことだが…寝たきりの人を着替えさせたことはないとのこと、今日ある出来事で着替える 必要が生じてあまりのぎこちなさに本人に訊いてみて判った。しかし初めてにしては左側臥位での右側のズボン上げまでは上手かった。たぶん排便処理も陰洗も出来ない…、でもOさんならちゃんと教えてもらって慣れれば出来るようになると 思う。それにしても寝たきりの人の着替えをしたことないヘルパーがいるとは、想定外だった。

6月5日 珍しい
月曜日の朝のケアは洗顔と清拭と排便介助、問題の排便に関しては朝の便意はたいして強くはなかったけれど…ケアが 始まる時間10時半が近付いてくるに従って便意がだんだん強くなっていった。これなら今日はどんな看護師が来ても便は 出そうと感じていた。
定刻に今日の担当の訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーNさん(Kさんは指導)が来た。僕はT看護師に最初に 「今日は便意がかなり強い」と告げて「(お尻の下に)新聞紙を敷いて」と頼んだ。Kさんから「洗顔の前に便をしなくても いいですか」と提案があったけど「大丈夫」と答えた。ところがNさんが洗顔をし始めた途端お腹がぐるぐる鳴り始めすぐに 便が出てしまった。Nさんの洗顔は…慣れるまでには上手くなるにはまだまだ時間がかかりそうだ。洗顔が終わったら 排便。最初にT看護師に摘便してもらったら降りてきていた軟便がヌルッと出た らしい。それから浣腸液1本全部を 注入してもらい残便とガスが出て、まだ何か残っている気がしてもう一度摘便してもらっても何も出なかったので 終わりにして洗ってもらった。最後に清拭、今日は脚の方から。Nさんの清拭もまだ慣れてないって感じ、「Nさんは 3年前に僕の所に何しに来ていたのか」忘れちゃった。
午後3時からは車椅子移乗、今度の担当はT看護師とYさん。月曜日の車椅子移乗は一度立ってから。二人に立たせて もらったけれど…先週よりずい分良くなってベッドから立ち上がる時も膝や太ももにもきちんと力が入ったし腰も ちゃんと伸ばせた。車椅子からベッドに戻る時のヘルパーはNさん、車椅子移乗もまだまだ出来てないって感じでさかんに Kさんの指導を受けていた。頑張れ。

6月4日 パソコン不調?
僕のパソコンから低いうなり声がするのは以前からのことなのだけれど、最近パソコンから発するそのうなり声の頻度が かなり増してきてた。おそらくパソコン内部のディスクに関係する何かの音だと思うのだが…壊れる前兆かも。なにせ このパソコンは買って1年ちょっとでハードディスクが壊れて起動出来なくなりディスクを交換した過去があるから。まあ この低いうなり声はその起動出来なくなった時ほど危険そうな音ではないのだが…。あと1年ちょっとすれば4回目の 意思伝達装置の申請が出来るようになる、それまでもてればいいのだけれど…。

6月3日 土曜日のケア
土曜日のケアは朝10時15分から。今日の担当は先週の土曜日・今週の月曜日に引き続きまたもや訪問看護ステーションTの K所長とK会のヘルパーFさんという見た目凸凹コンビ、そしてK所長の顔を見た瞬間僕のケアに対する期待値のレベルが 下がった。まずFさんが洗顔している間にK所長はバイタルを測り脚のマッサージ。それから二人で背中拭きと陰洗、 ケアの期待値レベルが下がっていた分ケアに対する不満など生じなかった。看護師もヘルパーも性格もレベルも 人それぞれ、大きな期待を抱くと失望も大きくなるのは20年以上の介護生活で何度も経験してる。特に重度障害者 訪問介護はレベルの差が大きい、応募者が少なくて選択出来る状況じゃないから仕方ないか。今日のケアにはあまり口を 挟まなかったのだけどケアが終わったのは11時半、文字盤を使うのが下手なこともあるけど…洗顔・清拭・陰洗の メニューで1時間は難しいか。
昼の経管栄養の時に妻が髭剃りの刃を見て嘆いてた「もう少しきれいに洗えないのか」と、人の性格はそれぞれ。そんなに 気になるのなら自分で言えばいいのに。

6月2日 とんでもない出来事
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとHさん・ヘルパーのFさんとNさん、 今日のスタッフのうち二人は新人?だったからスライドボードを使ってのベッドから浴槽への移動を心配した。それと Fさんが入浴車のスタッフとして来るのは久しぶり、Y子看護師がメインの役割(バイタル・吸引・洗顔等)をするのも 久しぶりだった。浴槽にお湯が溜るまでにいつもの様にH看護師が脚をマッサージしてくれた後、Y看護師と二人で万歳をし 左側臥位でタッピングしてから吸引してもらった後お風呂に入った。
お風呂に入る時はスライドシートとスライドボードを使って、だけどスライドシートまで浴槽に浸かってしまった。 何故だろう、スライドシートがスライドボードの上にあったのか。それからしばらくお湯の中で頭を洗ってもらいながら 温まってから、ネットを上げてみんなに全身を洗ってもらった後もう一度お風呂に浸かって温まった。事件が起きたのは 身体を洗ってもらっている途中、側臥位になるために人工呼吸器のマウントを外した際に回路にカフのエアーラインが 唐眞ってカニューレが抜けてしまった。急いで妻を呼んでカニューレを差込んでくれたから事なきを得たけど… 2分ぐらいは苦しかった。僕自身もカニューレが抜けたことに気付かないほどスムーズに抜けたから最初みんなの騒いでる 理由が分からなかった。カニューレが抜けた原因として考えられるのは第一に首に固定する紐が緩んでた、第二に カフエアーが減っていた。こう考えると思い当たることがあった。これ以降みんなペースが狂ったのかちぐはぐな 雰囲気になった。これを除けば ゆっくり温まることが出来たし…気持ちの良いお風呂だった。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診。僕は忘れていたけど…最初に新型コロナウイルスのワクチン接種(6回目)、僕も 流石にこれ以上ワクチン注射したくなくなった。注射した瞬間は上腕にかなりの痛みを感じたけど、それ以降は熱発も しなかったし痛みも出なかった。次はカニューレ交換。入浴車のスタッフ全員が午前中お風呂に入った時カニューレが 抜けた際にオロオロするだけだったので、T先生のカニューレ交換を見せるべきだと思ったので看護師さん達に 見てもらった。
午後4時前からはH先生の訪問リハビリ。最初に頸と脚に装具を付けてからベッドの右端に端座位、久しぶりの 端座位だったから背中に当たる物がなくて解放されて気持ち良いような疲れたような…。端座位の姿勢でH先生に支えて もらいながら庭のモチノキを見るといい感じに葉っぱが増えていた。てっぺんは見栄えが良くなったけど中ほどは 物足りないかな、でも中ほどに枝が出て延びて葉っぱがいっぱいになったら下から伸びてきたユキヤナギの枝や 愛染カツラの蔓と喧嘩しそう。端座位の姿勢でH先生が肩を下の方に押さえつけた時はかなりしんどかった。次は 立位運動3回、左足重心の時はそうでもないのだが右足重心の時は股関節に違和感が少しあった。今日は腰を伸ばすのが 少し難しかったかな、息苦しさもあったし。最後は脚の可動域運動。H先生の攻めは厳しくなったみたいだけど、 可動域運動時間が以前の半分ぐらいだったから耐えられた。
午後5時に夜間担当の重度障害者訪問介護のヘルパーAさんとSさんが来た。今週4回目の同行、本当に疲れる。特にSさんの 場合は吸引等マイナス(−)スタートだから特に疲れる。今週の火曜日気管の痰が一応カテーテルで吸え始めるように なった、まだ問題は山積みだけど。「これが何度目の同行か」と言いたいくらいだし僕を含めAさんとMさん(元Fさん)が何度 教えても気管からの痰の吸引は出来なかった。やる気は見せて理解しているような返事はするけど…不器用で要領も悪く (こういう言い方はしてはいけないのだろうけど)おそらく頭も悪い、これだけ教えられてもやり方を理解出来ないの だから。だけど「独り立ち」を提案した、もうこれ以上の同行はご免だしSさんにこれ以上同行しても(僕は楽だろうけど) Sさんのためにはならないと思うけど。

6月1日 今日も流石M看護師
今日は木曜日、排便の日。今朝から便意があまり強くはなかったので今日の排便は苦労するかなと思っていたのだけど… 午前11時にはもう終わっていた。流石は訪問看護ステーションOのM看護師、上手く排便介助をしてもらってお腹を上手く 押しながら摘便してくれて便も結構出て安堵した。
木曜日の朝のケアは9時45分から、担当看護師は今日もM看護師。M看護師は5分遅れてきて直ぐにバイタルを測りその後に 洗顔。そしてM看護師の洗顔が終わって背中拭きの準備をしている時にK会のヘルパーMoさんが着いて二人で背中拭き。 M看護師の背中拭きはいつも通り丁寧で気持ち良かった。最後に排便、最初にM看護師に摘便してもらったらコロコロ便が 何個か出たらしい(僕自身は分からなかった)しガスもいっぱい出た。今週の月曜日の摘便との違いは何だろう。次は液 全部を浣腸、それで半塊出たけど…止まってしまった。そこで上向きのままM看護師にお腹を押しながら摘便して もらったら…大腸の中に降りてきていた また残っていた便とガスがかなり出た、ここがM看護師の流石というところだ。 その後側臥位になって摘便してもらったら…しばらくしてから便汁が出た。「ここまで出たらいいだろう」と思って洗って もらうことにした。その時時計を見るとまだ10時45分、本当に早かった。
午後2時からは訪問歯科、今日は先生が診てくれる日。やっぱり先生は違う、左下奥歯の患部を的確に攻めてきた。左下 奥歯の歯茎は腫れてると思わなかったんだけど、左下一番奥の奥歯の内側の歯茎を攻めたら…鮮血だったけどどばっと 血が出た。歯茎に晴れかかっている所があったのだろう。先生に腫れる前に血を出してもらって助かった、まあ結構 痛かったけど。
午後3時からは車椅子移乗、社協のヘルパーYさんが10分前に来て脚をマッサージして装具を付けてくれた。10分遅れて 来たM看護師、直ぐに二人で頸に装具を付けてくれた。木曜日は本来一度立たせてもらってからスライドボードで車椅子に 移る日、月曜日の午後の車椅子移乗で立つのがもうひとつだったからちょっと心配したけれど…二人が上手く立たせて くれた。腰はピンと伸ばせなかったけどベッドから立ち上がるのは膝にも太ももにも力が入って結構上手く立てたと 思う。車椅子はテレビも庭も見える向きで座らせてもらった。ツツジの花が昨日の雨で落ちていた。



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5月
5月31日 三日連続同行
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのKaさん(洗髪担当)とKuさんと Nさん、今日がヘルパーのNさんがデビュー。浴槽にお湯が溜まるまでにY看護師が脚のマッサージ、それから看護師さん 二人で万歳を10回して左側臥位でタッピングしてもらった後に服を脱ぎながら吸引してくれてこれで入浴準備完了。 今日はお風呂に入る時はスライドシートとスライドボードを使って、今日は両方使うことでベッドから浴槽に横滑りして スムースに入れた。時間は少々要したけど見事。そしてゆっくり温まり全身を丁寧に洗ってもらってお風呂から あがった。汗があらゆる部位から吹き出していた、エアコンを点けた方が良かったか。Nさんは色々指導を受けていたけど …何とか付いていってた、Nさんは僕のケアには来たことはあるけれど入浴車のスタッフは初めてだから仕方ない。
午後3時半から訪問リハビリ。今日はH先生が休みを取っている(強制有休?)から代わりにM先生が来てくれて手脚の マッサージと可動域運動をしてくれた。M先生のリハビリは今日は前回よりもソフト、たぶん脚の動脈硬化のことを聞いて いたからだろう。M先生によると左脚の関節が硬いと(午前中の入浴車の看護師さん達にも言われたのだけれど)、やはり レスパイト入院中に左脚は10日以上動かさなかったからだろうか。M先生は代理の割にはよく手脚を動かしてくれた。
今日の夜間の重度障害者訪問介護も同行、これで三日連続だ。同行の嫌いな僕にとっては嫌な展開だ。ついでに言うと 三週連続3日以上の同行、人の入れ替わりで仕方ないとはいえこうも続くと疲れる。Sさんも何とか気管吸引で痰を 吸うことは出来るようになった(嫌いな所はまだまだあるが)し、「次回の同行を最後に独り立ちさせよう」と昨日Aさんに 話した。「同行の疲れより出来ないことによるイライラの方がましだ」と考えた訳だ。ところが今日になって安心している 方のOさんが「重度障害者訪問介護のヘルパーとして登録認定が出来てない」とAさんから連絡が入った。あ〜あ 同行は まだまだ続きそうだ。

5月30日 今日はM看護師 珍しい
火曜日のケアは朝9時半から、定刻前に社協のヘルパーKさんが来て(Nさんは今日も見学)ちょっと遅れて訪問看護 ステーションOのM看護師が着いた。あれっ火曜日の看護師はいつもK看護師なのに何で…体調でも崩して休んでいるの かな。Kさんが洗顔している間にM看護師はいつもの様にバイタルを測りその後お腹のマッサージ?、何で。それから脚も マッサージした後二人で背中拭きと陰洗、相変わらずM看護師の背中拭きは今日も丁寧で力強く気持ち良かった。今日も 首の後ろに湿布を貼ってもらった、未だに首の後ろの上下の付け根は痛む。
最後は車椅子移乗、今日はスライドボードを使って車椅子に移った。車椅子は庭向き、火曜日はいつもこう。 ユキヤナギは上に伸び放題、モチノキの中頃の葉っぱに届く勢いだ。モチノキのてっぺん辺りの葉っぱは今日もいい 感じだ。ツツジの花も三輪になっていた。生垣の南天にも白い花?がいっぱい付いてた、これが冬になったら赤い実に なるのか。愛染カツラの蔓や葉っぱも庭の大きな石の上だけではなく脇の方まで伸びていた。庭は今緑で一杯だ。
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身のリハビリ。H先生が「今日からリハビリのメニューを元に戻す」との こと、嬉しいような厳しい攻め?に付いていけるか不安なような。最初は車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 可動域運動、肩の内転運動と手の指の屈曲運動の時にかなりの痛みを感じたけど大方我慢出来た。次は久しぶりに4歩の 歩行運動、H先生に動かしてもらう歩幅が一歩一歩違ったから不安定になりそうで恐かったから頑張って脚に力を入れて 踏ん張った。歩行運動の前後妻とH先生がいつもの様に楽しそうに世間話で談笑、声の出ない僕は参加不可能だから 聞き流す。でもまあ訪問の方と家族が親しげに話せることは良いことだと思う、話しに参加出来ない自分に惨めさと 幾ばくの寂しさは感じるが。まあ仕方ないこととずっと昔に諦めたことだ。それにしても妻の朝との一変振りはどうだ、 感情を隠し変えよく談笑とか外面が出来るものだと感心してしまった。僕には到底出来ない、感情を表に出さないように するので精一杯だ。歩行運動でベッドに戻った後は右上半身の可動域運動と呼吸リハ、ベッド上での上半身の可動域 運動と車椅子上でのそれとはちょっと違う動かし方になるようだけど…同じように肩の内転運動や肘・手の指の屈曲運動で 痛みを感じた。呼吸リハで痰が少し出たようで最後にH先生が痰を吸引してくれてリハビリを終了した。明日H先生は 休みで代理が来るとのことだ。
午後2時半からは訪問歯科、最初に左上に口内炎があることを伝えたが口内炎は左右に2ヵ所唇の裏にあったようで 歯科衛生士さんがスポンジブラシを使った時に痛みがあった。左下奥歯の痛みは消えていたが外側の歯茎に少し違和感は あった。歯科衛生士さんは歯間を中心に特に左下奥歯の歯茎辺りを掃除して抗生剤?を注入してくれた。歯科衛生士さんが 左下奥歯のの患部を触って刺激したから後ほど痛みが来るかと心配したけど…それはなかった。

5月29日 2回続けてK所長
月曜日の朝のケアは10時半から、10時頃から眠っていたようで訪問さんの着いた声で目が覚めて慌ててパソコンを シャットダウンした。そして声の主が訪問看護ステーションTのK所長と分かり「(今朝から便意はある程度あるけれど) 今日の排便は難しくなりそう、K所長の摘便は効かないから」「今日は浣腸と自分の力で便を出すしかない」と覚悟した。 それに「今日は浣腸液を2本使おう」と決め「(一昨日と昨日服用したラキソベロンで)降りてきている便だけでも出れば いいや」と思った。
今日のパートナーは社協のヘルパーKさん(Nさんは見学)、Kさんが洗顔している間にK所長はバイタルを測りその後は脚の マッサージ。それからK所長とKさんの二人で清拭、排便の時間を出来るだけ多く残そうと思って簡単に済ませようと 思っていたけれど排便のための余裕の時間はあまり生まれなかった。そして排便の時間、最初の摘便でも2回の浣腸の後の 摘便でもガスすら出なかった。1回目の浣腸の後最初はガスしか出なかったのだけど…少し時間が経ったら便も一塊半 出た。2回目の浣腸の後は残便がきちんと出た。それにガスも出なかった最後の摘便でも刺激にはなったようで最後の後 しばらくしてから便汁が出た。これだけ出たら十分と思い洗ってもらうことにした。完全にケアが終わって挨拶したのは 0時15分、またオーバーしてしまった。申し訳ない。
午後3時からは車椅子移乗。担当はT看護師とKさんという馴染みのコンビ、今日は久しぶりに立たせてもらうからこの コンビなら安心。久しぶりに看護師さんとヘルパーさんに立たせてもらったけど膝に上手く力が入らなかった。コツを 忘れたようでしばらく苦労しそうだ。今日も車椅子はテレビと庭が見える斜めの位置にしてもらった。庭のモチノキの てっぺん辺りはかなり葉っぱが増えて見栄えが良くなっていたし、ツツジの木にも花が一輪咲いていて膨らんでるように 見える蕾も幾つかあった。1時間後来たのもT看護師とKさん、ただしNさんが見学で付いてきていた。Nさんもこれで一通り 見たはず、次はやる番。何とかなる。

5月27日 何か疲れてる
最近ずっと眠い、夜中もうひとつ眠れていないようだ。気を使うことが多すぎるのかなあ、同行が多いしな。元来僕は 同行が嫌いだから、おしゃべりするしそれに…。僕がこんな状態だから仕方ないけど。
土曜日のケアは朝10時15分から。ほぼ定刻に訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーFさんの顔が見えた。少し 頼りないコンビ?だけどケアの間(1時半)は目を閉じて身体を休めようと決めた。最初Fさんが洗顔している間にK所長は バイタルを測りその後に脚のマッサージ、だけど血圧を肘まで巻いて測定…昔徳州会病院の自動血圧計には「肘が曲がる ところまで腕を差し込んでから測ってください」と書いてあったけど…血圧は肘を巻いて測ってもいいのかいけないのか。 次は洗髪、K所長の洗髪はちょっと荒いかなって感じ。ま 個性だから。その次の清拭は二人とも手も足も指の間まで きっちり拭いてもらってある程度満足。僕のK所長の見る目がちょっと変わった。最後の陰洗はFさんのお尻を持ち上げる 力が今日は強かったと感じたのが一番の印象、K所長の陰洗は少し大雑把かな。まあ個性個性。全般を通して時々 話し掛けられて目を開けざるを得なかったのが何となく寂しい。

5月26日 通院日
今日は通院日。今日は循環器内科の医師から検査結果の説明があるということでいつもより20分早く外出準備開始、3人の ヘルハー(Yさん・Kさん:Nさんは見学)が来てまずはみんなで玄関にスロープを設置。そしてYさんが洗顔している間に KさんとNさんが脚をマッサージして装具付け。ところが洗顔が終わらないうちに訪問リハビリのH先生が着いて…ちょっと 待ってもらうことになったけど、洗顔が終わってから頸に装具を付けてH先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせて くれた。それから妻に痰の吸引をしてもらい体勢を整えてもらってから玄関から外に出た。空を見上げるとあいにくの曇り空、まあ今のリフト車はどうせ地面辺りしか見えないから…(悲)。
今日リフト車は隣の施設に駐まっていたから庭から隣の施設の駐車場まで車椅子を押してもらって移動しリフト車に 乗り込んだ。庭にいる時に小屋の中から威勢よく鳴くツバメの雛たちの声が聞こえてきた。ツバメの雛たちの姿は 外からはツバメの巣の土手が高くて見えないらしい、妻に写真をたのみたいだが残念。この時期には珍しく病院までの 道中所々にツツジが咲いていた、今年はほとんどの花々は早めに咲いているのにツツジだけが1ヵ月遅れというのは 不思議だ。紫陽花の花(ガク)もまだほとんどが緑だったが十分見えるくらいには大きくなっていた、2週間後の通院の 時には色付いた紫陽花が見られそうだ。お隣の家の塀際の細長い花壇にナデシコの花が咲いていた、ナデシコの花の ピンクはやっぱり色鮮やかでよく目に入る。
病院に着き玄関でリフト車を降りて、待合室の入り口で検温して救急処置室に入った。そこでみんなに車椅子から ストレッチャーに移してもらって時計を見ると午後0時半前で約束通りの時刻、それからバイタルを測ってしばし 循環器内科の医師を待った。今日は血管関係の諸々の検査の結論を聞く日、Fケアマネージャーと訪問看護のMさんも 来てた。結果から言うともう血液さらさらの薬は主治医の処方でレスパイト入院中から服用しているということで… 今のまま経過観察になった。左脚には動脈硬化により血管が狭くなっている所が骨盤の中と膝付近にあるらしいのだが、 これは薬で治ることはないので症状が悪化し始めたらバルーン治療などを考えようとのことだった。(右脚は動脈乖離?) 症状が悪化し始めるサインは一般の人なら100m歩いたら痛い・更に悪化すると50m歩いたら痛いというようなことが基準に なるらしいのだが、僕は歩けないからもうひとつのサイン 傷が出来た時にどのくらいで治るか。幸いなことにリハビリも 車椅子も今まで通りでOKということで安心した。
続いて主治医の診察と処置(カニューレ交換)、いつも通り10〜15分で終わった。妻と主治医は7月のレスパイト入院に ついて話していたようだが…いつから入院するのか等は聞こえなかった、まあ7月の入院は胃ろう交換もあるし 決まっていたことだから構わないけど。主治医が救急処置室から出てしばらくして帰る準備。ストレッチャーから 車椅子に戻り吸引してもらってから時計を見るとまだ午後1時半、今日も早かった。帰路リフト車の車窓からは黄金色に 輝く麦が見えた。だが余裕があったのはここまで、リハビリパンツがだんだん股に食い込んできて堪らなくなった。家に 着いたのが2時20分頃、いつもなら車椅子に座って訪問リハビリのH先生を待つのだけど…股の痛み耐えられなくなって ベッドに戻してもらいパンツの食い込みを直してもらった。
午後3時過ぎからはH先生のリハビリ。妻がH先生に今日の循環器内科の先生の結論を伝えて「徐々に元に戻して いきましょう」ということになった。今日のリハビリは脚の可動域運動、股関節の運動も膝の裏&アキレス腱伸ばしも かなり痛かったけどそれなりの心地良さがあった。

5月25日 流石M看護師
木曜日の朝のケアは9時45分から、朝から結構な便意があったから今日の排便はスムーズにいくと思っていたのだけれど。 今日の担当看護師は訪問看護ステーションOのMさん、10分遅れて着いたからさかんに「遅れてごめんなさい」と謝っていた …僕はそんなに時間が経っているとは思っていなかったのだけれど時計を見たら。直ぐにバイタルを測り洗顔開始。 そしたら洗顔している間にK会のヘルパーMaさんがもう着いて、だいたいMaさんは他のヘルパーさんより来るのが 早いのだ。洗顔が終わったら二人で背中拭き。背中拭きの時に首の後ろに湿布を貼ってもらった、首の後ろの上下の 付け根は1月のレスパイト入院の退院の時から痛かったのだけれど…最近その痛みが酷くなっていた。
最後は排便。最初に摘便してもらった時にコロコロした便が二個出たと聞いたから今日の排便は更に簡単にいくと 思っていたけれど…現実はそんなに甘くはなかった。初めの浣腸で1本全部を注入してもらったけど便がヌルッと一塊半 出て…止まってしまった。その残便をM看護師に摘便してもらったら一緒にガスも何度も出て、「流石M看護師」と 思ったけどまだ何か残っている感じがしてもう1本浣腸してもらった。結果便汁が幾らか出たけどスッキリ感は もうひとつだった。でも終わりにした。時間は少しオーバー、しかしまあまあか。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。しかしM看護師は30分遅れて着いた。その30分の間に Yさんは脚のマッサージを念入りにし脚に装具を付けてM看護師の到着を待った。そしてM看護師が来て二人で頸に装具を 付けてスライドボードで車椅子に移った。そこでM看護師がYさんを帰し、僕の車椅子での体勢を整えてくれた。車椅子は テレビと庭が見える向き、モチノキが窓の枠に隠れてほとんど見えなかったが葉っぱは元気そうで安心?。それにしても 今日の車椅子に座っているのは時間に経つに従って少しずつしんどくなっていった、「まあそんな日もあるよな モモ」。

5月24日 ベッドから浴槽へのスライドボードでの移動は難しい
朝10時過ぎから入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとHさん・ヘルパーのMさんとKさん(Nさんは見学)、 H看護師も今日で「3回目だからそろそろ慣れてきたかな」と思ったけど…やることが多くてもう少し時間がかかりそうだ。 今日のスライドボードを使ってのお風呂への移動はもうひとつ、やはりメンバーが変わると意思統一が難しいようで 手順の意見がバラバラでまとまるまでに少し時間を要した。お風呂に入る前にいつもの様に看護師さん達に脚の マッサージと万歳10回・左側臥位でタッビングの後に吸引してもらったのだが、17時間ぶりにまとまった量の痰が出て… カニューレの上の方に少しだけ痰が残ってお風呂に入ってからちょっと息苦しさを感じた。結局我慢出来なくて体を 洗ってもらってお風呂の中で温もっている時に吸引してもらったけど、浴槽の中で吸引してもらうのは何年ぶりだろう 本当に珍しい。痰の吸引を我慢し過ぎたからかお風呂からあがってからも幾らか息苦しさが残っていたが…、他は 気持ち良いお風呂だった。ありがとうございます。
午後3時過ぎからはH先生の下半身のリハビリ。最初にH先生の測った血圧(上)が140台と高かったから妻は大いに気にして いたけど、直前まで「H先生ももう着いているからパソコン止めて」とせかされながらひと区切り付くまで入力を続けていた ドキドキの僕の気持ち…妻には到底解らないだろう。まずは脚の可動域運動、今日のH先生の攻めは先週の金曜日より少し 強くなっていた。次は立位運動3回、ベッドから立ち上がる時も腰を伸ばす時もH先生に頼りっぱなしだった。これで いいのか。脚の締め方が緩いからか足の指のどれかが立ったらいつも曲がってしまうな。

5月23日 庭の景色の変化
火曜日のケアは朝9時半から、珍しく定刻の少し前にパソコンを終わらせて訪問さんの到着を待った。今日の担当は 訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーYさん、今日のK看護師は思考?が上手く働いていないように感じたけど ヘルパーのYさんが上手にフォローしてくれていた。いつもの様にヘルパーさんが洗顔している間にK看護師はバイタルを 測り脚のマッサージ。それから二人で胸・背中を拭いて陰洗、背中拭きの時に首の上下の付け根に湿布を貼ってもらった ことで時間を取ってしまった。時間オーバーするようなら胸は拭かなくてもいいのにな。
ケアの最後は車椅子移乗、今日はスライドボードでの車椅子への移動なのでYさんがN看護師に移動のコツを教えていた。 車椅子は庭の方を向けて座らせてもらった。ところが庭の方を向いた時に人工呼吸器のアラームが空気が来ているのに 鳴り出した。僕はてっきりセンサーに繋がってる細いチューブに水が入ってアラームが鳴ってるものと思い妻を呼んで もらったのだけど、原因が違ったようでその解決にも時間がかかった(最終的に回路交換)。その解決までの間に 訪問リハビリのH先生も着いて待たせてしまってYさんは長引かせてしまって、申し訳なかった。
まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動。僕は左上半身のリハビリの間庭の景色を眺めていた。 梅の木の新枝とユキヤナギの枝が車椅子からの見た目では二つ隣の家の二階の屋根まで伸びていた。先週の金曜日は 一階の屋根辺りだったのに…、一日一日大きく伸びてるみたいだ。愛染カツラの葉っぱも庭の大きな石の上に目立つほど 張り出していた。カーキ色の花の咲く時期が楽しみだ。モチノキもいい見栄えになってきた、。葉が一枚一枚大きく 鳴ってきたみたい、楽しみだ。左上半身の可動域運動はよく動いていたと思う。車椅子からベッドに戻る時にH先生が2歩 歩かせてくれた。久しぶりの歩行、ちょっと怖かったけどまあまあかな。ベッド上での右上半身の可動域運動は肩の 内転も先週の火曜日よりも広がったと感じたし全般的にも良い感じだった。呼吸リハも含め今日のリハビリは まあまあだったと思う。
午後2時半からは訪問歯科、左下奥歯の痛みは大分落ち着いていた。ただ歯ブラシや歯間ブラシで左下奥歯に触れた際は 痛み感じた、左下奥歯のブリッジの一番奥の内側が特に。歯科衛生士さんが左下奥歯を念入りに掃除して(歯茎の) ポケットに抗生剤を挿入してくれた。これで更により長く落ち着いてくれればいいのだが。

5月22日 Nさん久しぶり
昨晩から弱い便意があり今朝からはかなり強い便意があったから今日の排便は楽勝だと思っていた。月曜日のケアは 朝10時半から、昨夜服用したラキソベロン14滴がそろそろ聞いてくる時刻だった。今日の担当は訪問看護ステーションTの T看護師と社協のヘルパーYさん。いつもの様にYさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを測ってその後お腹と脚の マッサージ、M看護師はお腹のマッサージが上手だからだんだん便意が強くなってきた。まずはM看護師とYさんの二人で 清拭、やっぱりこの二人なら息もぴったりだし拭き方も力加減も丁度良いし…目を閉じていても安心して任せられる くらいだった。最後は排便、浣腸液1本全部を最初に注入してたくさん出たと思うけどまだ残っている感じがしたので… 半分ずつ2回に分けて浣腸した方が良かったのかなと一時後悔した。なんにしても今日は便がよく出た。終わった時刻は 10分オーバー、浣腸・摘便の後に時間を取り過ぎたか。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師とKさん。今日の車椅子移乗も立位禁止、スライドボードを使って車椅子に 移してもらった。Kさんが帰る時に「車椅子からベッドに戻る時にNさんを連れてくる」と言っていたけど、Nさんのことを 直ぐには思い出せなかった。車椅子からベッドに戻った時にNさんの顔を見たら「訪問してくれる眼鏡屋さんを紹介して くれたヘルパーさんだ」と思い出した。異動する時に確か「施設の方に行く」と挨拶をしてくれたと記憶しているが「訪問に 戻ってきた」とのことだ。Nさんは真面目過ぎるくらい真面目で真っ直ぐなヘルパーさん、おかえり。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーは昨日に引き続きMさん、1週間くらい前から風邪?を引いているようで昨日今日と くしゃみを繰り返してる。「こんなくしゃみをしているようなヘルパーにケアしてもらわないといけないのか」と思うと 情けなくなるが、今僕のグループはAさんとMさんの二人で回しているから仕方ない。でも再来週にはグループが4人になる 予定だからその時には「病気を完全に治してから来い」と言ってやろう。

5月21日 危なかった
朝10時半頃から妻の掃除する音が聞こえてきて 午前11時15分頃から僕のケア開始。他の日は当然のことながら訪問さんに お任せだけど日曜だけは妻がケアしてくれる、感謝&嬉。妻のケアは元々上手、だけど加減のないところもあって 歯磨きは痛かった。僕は重度障害者訪問介護のヘルパーAさんに左下奥歯の歯茎から悪い血を出してもらうくらいだから 心が構えている時の痛みには強いけど、突然襲ってくる痛みにはめっきり弱い。妻の歯磨きは左下奥歯の歯茎の患部に 急に来るからいたいのだ。それに歯磨きの量が多いのか辛みが口の中に残るし唾液がいっぱい出て口の中に溜まる、 まあいずれも僕のことを思ってのことだろうけど。
ケアが終わって妻が部屋から出ていく際に「痰を吸引しなくていい?」と尋ねられたのだが、気管や肺に痰が溜まっている 感じは全くしなかったので「大丈夫」と断った。ところが30分ほど経った頃固い痰がどこかから剥がれて人工呼吸器の低圧 アラームが何度も鳴る程固い痰が気管を塞ぎそうになった。僕は危うさを感じ何回もコールを鳴らしたけど…妻の来る 気配は中々なかった。後で分かったのだが妻はシャワーを浴びていたようだ、コールが聞こえないはずだ。妻が 来ないのはコールが聞こえない所にいるかもしてないと思ったので、遠方にいる姉にメールして何度も電話のコールを 鳴らしてもらったのだけど妻は電話を取らなかった。まあ浴室に居たのだから当たり前かな。5分ぐらい電話のコールが 鳴り呼び出しコールを鳴らし続けたところでようやく妻が気付いて駆けつけてくれて…吸引してもらった。今日の痰は やばかった・危なかった、助かった。これからは妻が「吸引しなくていい?」と聞いたら引いてもらうことにしよう。

5月20日 N看護師初陣
土曜日のケアは朝10時15分から。今日の担当はK会のヘルパーMさんと訪問看護ステーションTのN看護師、N看護師は 今日が独りでケアするのは初めて。まあペアのヘルパーがMさんだから初めからたぶん大丈夫だと思っていた。N看護師の ケアは何というかMさんのアドバイスもあり可もなく不可もなく…、ただ呼吸器のことはあまり知らないということが 分かったし吸引ももうひとつ安心出来ないということも理解した。看護師もヘルパーも色々なレベルがいるということを 再認識した1週間だった。上を見ても切りがないし下を見ても切りがないと若い頃思っていたが…今も世の中変わらない。 がっかりしない一番の方法は期待しないことだ。

5月19日 今週2回目の入浴車 有難い
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のGさんとHさん(Fさんは指導役)・ヘルパーの MさんとKさん、H看護師は今日も練習だ。浴槽にお湯が溜まるまでの間H看護師はF看護師(ケアマネージャー)の指導を 受けながら脚のマッサージ、それからバイタル等を終えたG看護師と二人で万歳10回と左側臥位になりタッピングした後 吸引してもらった。そしてベッドを浴槽に近付けてからスライドシートでベッドの端に寄りスライドボードを使って お風呂に入った、今日は完璧。まずお風呂に浸かって洗髪してもらいながら温まり、ネットを上げて全身を洗ってもらい もう一度お風呂に浸かり胸にもシャワーでお湯をかけてもらって十分温まってお風呂からあがった。今日も気持ちの良い お風呂をいただいた。
昼の経管栄養を落としながらしばらく休憩し?午後2時からかかりつけ医T先生の往診、妻がT先生に僕の脚のことを 話していたが全く解らなかった。ただ言えることは手術してまで長生きしなくていいのに、発病して28年も生きたの だから。まあ全て次の通院の日に循環器科の医師の話を聞いてからのことだ。
午後3時半からH先生の訪問リハビリ。最初は頸と脚に装具を付けてもらってからのベッドの端への端座位、背中に当たる 物が無くなって気持ち良かった。端座位の姿勢でモチノキを見た。良い感じで葉っぱが付いてた、期待大。次は立位運動 3回、ベッドから立ち上がる時にH先生がこれまでと違って力強く立ち上がらせて腰まで伸ばしてくれたから…僕はあまり 力も入れずに立ち上がれた。僕が脚にどこまで力を入れたら身体に悪影響を及ぼすのだろうか、分からないなあ。最後は 脚の可動域運動、股関節の屈曲運動にしても脚挙げによる膝伸ばしにしてもH先生の力が少し強くなったような気が するのだけれど…気のせいかな。
午後5時前に今日も重度障害者訪問介護のヘルパーAさんとSさんが来た。二日連続今週3回目の同行、正直Sさんとは何かが あわない感じで 嫌になる。Sさんが一所懸命なのは僕にも分かる、たぶんあの一所懸命さがポーズでなかろうことも。 痰の吸引の技術不足(不器用なのだろう)・どのケアにも時間がかかる。時間がかかるのはSさんの丁寧さが裏目に 出ているのでは、あの丁寧さは僕には合わないさは合わないけど年配の方に対応するヘルパーさんには向いているかも。 痰の吸引は明朝も今晩も気管からSさんは吸えなかった、Sさんは何か欠陥があるのかも。まあ僕と一番合わないのは Sさんのペースかな、あののんびりしたペースで待たされるとイライラしてくる。もうひとつ気になっているのは僕の 重度障害者訪問介護を辞めてもらったNさんと同じ臭いがすること、嫌な感じ。

5月18日 流石M看護師
木曜日のケアは朝9時45分から。しかし訪問看護ステーションOのM看護師から事前に「訪問先で不幸があって遅くなる」と 電話があったという。目安は10時半とのことだった…が 「難しいだろうな」と覚悟していた。10時10分頃にK会のヘルパー Fさんが到着、「話は聞いている」ということで洗顔開始。洗顔が終わって10時半を過ぎてもM看護師の来そうな気配は なかった。Fさんは時間を持て余して困った風で、「(M看護師)なかなか来ませんね」と言いながらも脚のマッサージを 続けてくれた。時刻が11時10分を回りFさんの帰る(契約)時間が近づいてきたので、妻に「ヘルパーさんにもう帰って もらおう」と言おうと思い妻を呼んでもらったところに…玄関の扉が開いてM看護師がようやく着いた。1時間半の 待ち時間か、ヘルパーさんが気の毒だった。
早速排便、まずお腹をマッサージした後に摘便でガスを出してもらった。そして浣腸、1本全部注入してもらっても最初は ガスしか出ず諦めかけたけど…途中でもよおしてきて下痢に近い軟便が2回出た。それからM看護師が左側臥位で摘便して 残便をお腹を押しながら押し出してくれて、仰向けに戻してもらったら一塊の便汁が出たからそれで排便を終了した。 後は陰洗して朝のケアは終わった。時刻は正午過ぎ、Fさんは最後まで付き合ってくれた。ありがとうございました。
午後3時過ぎからは車椅子移乗、今日も立つことは禁止でスライドボードで車椅子に移るのみ。担当はM看護師と社協の ヘルパーKさん、M看護師がちょっと遅れてきたけど車椅子移乗は慣れたペアだから何の問題もない。車椅子は今日も庭と テレビが見える向きで座らせてもらった。庭の梅の木の枝とユキヤナギの枝が上によく伸びていた。今は車椅子に 座っている時間帯のテレビも面白いし、庭の景色もテレビも両方楽しんでいる訳だ。1時間後ベッドに戻ってからは背中も 胸も拭いてもらった。M看護師は力強くしかも丁寧に拭いてくれるから下手な清拭より断然上。こんなM看護師とはもう 20年以上の付き合い、僕の身体のことはほとんど解ってくれているし有難い存在だ。今日車椅子に座っている時に少し 寒気を感じた。寒暖差の関係だろうが体調もうひとつって感じ。
今夜Oさんの2度目の実地研修。午後6時半前に重度障害者訪問介護のヘルパーAさんとOさんが来たのだが、先に着いた Oさんが僕の所へ来て「今日は2回目の実地研修です、よろしくお願いします」ときちんと挨拶してくれた。Oさんは若いけど こういうことがきちんと出来る娘さんなんだと見方が180度変わった。それに夜の経管栄養の前に痰を吸引してもらったの だけど気管も口腔もほぼ問題なし、その後の経管栄養も気になるところはなかった。これで文字盤さえ使えればOさんは 即戦力になりそうだ。

5月17日 H看護師 入浴車初陣
朝10時過ぎからは入浴車。入院中は祝日続き(祝日は4日)の関係でいつもより看護師が少なくて呼吸器を着けてる患者等の お風呂はなし、だから3週間振りのお風呂。今日の入浴車のスタッフは看護師のGさんとHさん(Y子さんはHさんの指導)・ ヘルパーのMさんとFさん、Fさんと会うのも久しぶりで嬉しかった。H看護師が入浴車のスタッフを務めるのは今日が 初めて、色々戸惑っていた。スライドボードを使っての入浴はこれで3回目?、久しぶりのスライドボード使用で手順が 違ってみんながどうだったっけと動きが止まる場面もあったけど…移動自体はスムーズだった。久しぶりに浴槽に 浸かって洗顔と激しく洗髪してもらいながら十分に温まり、ネットを上げて全身をボディソープで洗ってもらい(手が いっぱいあった)、もう一度しっかり温まってお風呂からあがった。どれもこれも久しぶり、本当に気持ちの良い お風呂だった。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身のリハビリ。H先生は僕の脚のリハビリに対する方針を決めたそうだ。 可動域運動は限界近くまでは攻めず無理のない可動域内の範囲で行ないマッサージも重視、まあこれはH先生が一班の 年配の方に施しているリハビリレベルだと想像しているが…。立位運動も無理のない範囲で行ない、金曜日のリハビリは 端座位もやりたいとのこと。その方針で今日の下半身のリハビリをやってもらったと思うのだけど…これまでのH先生に 比べたら物足りなさを感じた、仕方ないけど。

5月16日 訪問歯科
火曜日のケアは朝9時半から、ついついパソコンの区切り時をやり損なってケアの時間にちょっと食い込んでしまった。 申し訳なかった。今日の担当は訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーYさん、K看護師にはまだ不安げな ところもあってこっちの方が心配になったりするけど…今日のパートナーはYさんだかしっかりフォローしてくれる だろう。
Yさんが洗顔している間にK看護師はバイタルを測り脚のマッサージ。退院以降みんな(重度のヘルパー以外)僕の脚の ことを気にしてくれていてかえって面倒くさいんだけどK看護師にはそれがない、これをどう考えるべきか(僕はいちいち 説明・指示しなくて済むから楽だけど)。それから二人で背中拭きと陰洗。M看護師の場合は背中拭きがメインで胸を 福のはあくまでついで。しかしK看護師の場合は胸を拭くのも背中を拭くのもいずれもメイン、K看護師が一所懸命なのは 分かっているけど張り詰めてばかりだと疲れるしミスも出る。もっと自分を知りその中で出来ることを増やし無理のない 範囲でベストを尽くしたら。最後は車椅子移乗、スライドボードで車椅子に移り体勢を整えてから痰の吸引。K看護師も なんだかんだ言ってもスライドボードを使って僕を車椅子に移乗させるのが上手くなった、ヒヤーとすることも今はもう ない。車椅子は庭が見える向きにしてもらった。19日振りに見る庭、全体的に緑が濃くなった。それにユキヤナギの木の 枝と梅の枝が伸びて隣の庭が全く見えなくなっていた。愛染カツラも庭の大きな石の上まで伸びてずい分葉が見える様に なっていた。モチノキにもかなり葉っぱが増えていて少しはまともな木に見えるようになった、今年の冬は赤い実が 付いて小鳥が来るようになるかな。
午前11時前からは久しぶりの訪問リハビリ、H先生の上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動。H先生も僕の脚をどういう風に 扱っていいか・どこまで動かしてもいいのか迷っている?ようで、次回の通院で良い話が出るまで歩行運動はしないと 決まった。まずは車椅子に座ったままで左上半身の可動域運動、左肩は入院中寝る前に看護師さんでも動かすのが難しい 箇所だったから少々不安だったのだが思っていたより良く動いてた。次はH先生にベッドに戻してもらってから右上半身の 可動域運動、前から気付いてはいたのだけれど右肩の可動域は左肩の可動域より狭いようだ。呼吸器の回路を回してない 方で肩を動かすのに障害物のない右肩の方がどうして可動域が狭いのか。思い当たるのは一つだけ、23年前転倒して 右上腕骨を骨折(ヒビ)し右腕を1ヵ月ばかり三角巾で吊っていた。
午後2時半からは待ちに待った訪問歯科、1週間ほど前から左下奥の歯or歯茎が痛み始め結局痛み止めを服用しても抗生剤を服用しても結局今日まで痛みは取れなかった。歯科衛生士さんに妻から酷い現状を伝えてもらい…歯科衛生士さんは僕の 口の中の掃除に取りかかった。僕が痛みの原因=患部と考えている左下奥歯の歯茎(一番奥の歯と二番目の間)の外側を 歯科衛生士さんが歯ブラシや歯間ブラシで触っても痛みはほとんど感じなかった。ところが今度は歯科衛生士さんが歯の 内側を歯ブラシで磨きだして、歯ブラシが左下奥歯の歯茎の内側の患部に触れた瞬間強い痛みが走り「血が出てきた」と 歯科衛生士さんから聞いた。そうか 今回の悪い血(膿)の溜まり場は歯茎の内側だったのか、道理で外側の歯茎は腫れて ないし外側の歯茎を歯ブラシで磨いてもあまり血が出なかったはずだ。僕の左下奥歯の歯茎で悪い血が歯茎の内側に 溜まることもあるんだな。作業療法士さんが悪い血を出してくれたからこれで口の左側の歯の痛み・違和感が治まったら いいな。
午後5時前重度障害者訪問介護のヘルパーAさんとSさんが来た。今日は同行で二人、倍倍で大疲れしそう。

5月15日 Oさんの実地研修
月曜日のケアは朝10時30分から、今日は排便もあるのだが朝から便意はほとんどなかった。今日の担当は訪問看護 ステーションTのT看護師・N看護師と社協のヘルパーKさん、N看護師は清拭だけ行なって帰っていった。そのN看護師の 清拭だけど全体的にはまあまあかな。だけど部分的には指摘したい所もいっぱいあった。特に足の指の股、きちんと 指を開いて拭いて欲しかったんだけどその辺りがなかなか出来ないのは何故。次に排便、こちらはT看護師。Kさんが 洗顔している間にT看護師はバイタルを測ってその後してくれたお腹のマッサージで便意が少し強くなっていた。最初に 摘便してもらったのだけど便には触れずガスもほとんど出なかったそうだ。そして浣腸、今日は最初から浣腸液を丸々1本 注入してもらった。結果ガスが出た後に便が一塊半出た。これだけ出れば次の排便日(木曜日)まではもつだろう。時刻は 今正午を過ぎたところ、まあまあだ。
午後3時過ぎからは車椅子移乗、担当のKさんとT看護師の顔を見た途端これまでどうもなかったお腹が急に動き出し 便意が強くなってきた。今日の車椅子移乗は立つのは禁止、スライドボードを使って車椅子に移るよう指示されている。 他にもケアマネージャーやH先生から禁止事項が出ているみたいで面倒くさい。みんなは一体僕を生かしておく つもりなのか、僕は足が腐り落ちるよりモモが迎えに来る方がずっと早いと思っているのだけれど。それにこの血管が 細くなるという病気は数年前から始まっていてその間ずっと今の形のリハビリや車椅子移乗をやってきたのに、今更 リスクを取る必要があるのか…運命だろう。車椅子に座ったらすぐにお腹がぐるぐる言い出ししばらくしてから便汁が 出た、せめて看護師さんやヘルパーさんが部屋を出てから便は出て欲しかったのに…意地悪。そして1時間後ベッドに 戻ってから陰洗お尻洗いしてもらった。今までは昼の経管栄養を落としたら出ていたのに…。
午後5時前重度障害者訪問介護(夜間)のヘルパーAさんと新人のOさんが来た、今日はOさんの実地研修1日目。今日から 5日連続同行、本音を言えば「嫌になる」。普通重度障害者訪問介護のヘルパーさんは訪問看護師がケアしている間は部屋に 入るのを遠慮するものなのに…Aさんは入ってきた、どう思う? そして午後6時半指導看護師のNさんが到着、7時過ぎから 実地研修開始。まずは夜の経管栄養から。Oさんはたっぷり時間はかかったけど最初はこんなもんだろう。ただOさんは 教えてもらったことを覚えていない節がある、最初に来た時の電源コード確認でも覚えてなくてメモを取るよう 注意されていた。Oさんはどうやら僕には理解が難しい性格のようだ。経管栄養開始後しばらくして気管に痰が上がって きたので今度はOさんの吸引の実地研修、Oさんがカニューレの中にカテーテルを入れて痰をズーズーと吸い始めたのだが 直ぐに吸引する音がしなくなった。カテーテルをもう少し奥までいれば痰が吸えることが分かっているのにそれを 許さない実地研修の吸引のカテーテルを入れるのが許可されている10-15cmの壁、気管・口腔からきちんと痰を吸引が 出来るようになって初めて実地研修というものなのだろうけど…規定通りの深さしか入れさせないなんて矛盾してる。 こんな矛盾だらけの実地研修で合否を決めるから現場で後々不都合が起きるのだと思う。まあ「現場で育てて」なんて 言うところなんだから。

5月14日 妻がお出かけ
昨夕下の息子が帰ってきた。この息子と会うのは2ヵ月半振りかな、うちから30分ぐらいの所に住んでいるのだがなかなか 帰っては来ない。それだけ忙しいのだろう、いいことだ。会ってもほとんど話すことはない、まあ男親に対しては こんなもんだろう。
午前10時半頃妻が掃除機をかける音が聞こえてきた、いつもより少し早い。掃除が終わったら妻が僕のケアに 取りかかってくれる、僕は週一回の妻のケアを楽しみにしているのだ。まずは洗顔と陰洗、妻は髭剃りも上手く陰洗も かなり丁寧なのだ。それから口腔ケア、歯磨きしてもらっても左下奥歯の歯茎から血は出なかった。なので午後から 重度障害者訪問介護のヘルパーAさんが来ると聞いていたのでAさんに血状の膿を出してもらおうと決めた。Aさんは 昨夕5時から翌朝7時半の間もうちに居た、申し訳ないような気もするが…。ケアが終わった時に妻から「昼2時から 出かける」と聞いた、まあ何時から出かけるかは知らなかったけど…妻が出かけることはAさんの言葉で知ったが「なんで 直前にならないと言わないのかあ」という気持ちはいつも生じるが仕方ない。
午後2時前に重度のヘルパーAさんが再び着いて妻は(安心して?)出かけていって5時頃帰ってきた。「何処にいったの?」 なんて聞く必要ないだろう、聞いても何にも出来ないし何にも変わらない変えられないから。僕はAさんに二つのことを 頼んだ、「(体を)上に上げて欲しい」「(歯茎から)膿を出して欲しい」と。Aさんが夕方5時で帰るとは思ってなかったから 「体を上げる」ことは時間的に頼めなかったけど…「この前のように左下奥歯の一番奥と二番目の歯の間の歯茎に溜まった 血状の膿を出して」の方は頼めた。そしてこの前のようにドロッとした血は出たらしいのだが痛みは思っていたより 治まらなかった、いけると思ってのに何故だろう。この歯or歯茎の痛みは入院中 1週間ぐらい前から始まっていたの だけれど、病棟の看護師さんに「歯茎から血を出すように歯ブラシで磨いて」なんて言えるはずもなく…。退院した日に Aさんに悪い血を出してもらったはずなのだけれど…痛みが治まらなくて今日も左下奥歯の歯茎の外側から血を出すように 歯ブラシを使ってもらった。これで痛みが治まってくれればいいのだが。

5月13日 予定外のケア ご迷惑をおかけします
土曜日のケアは朝10時15分から、いつもなら土曜日のケアは洗顔と清拭と陰洗なのだけど退院開けの今日は洗髪と それに 排便介助を頼んだ。今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMoさん、時間のかかる洗髪と排便 介助を依頼するには絶好のペアだけど…時間がなかったら清拭を それでも時間が足りなかったら洗顔を断るつもり だった。でもMoさんが洗顔をし始めたものだから 言い出せなかった。
入院中お風呂が一度もなかったから洗髪ももちろんなかった。その分T看護師にしっかり髪も地肌も洗ってもらって痒みも 大分治まった。次は予定外の排便、T看護師にお腹をマッサージしてもらった際に便意が増したような気がしたから今日は 上手く行くと思った。案の定1回目の液全部の浣腸で降りてきていた便がひと塊+もうひと塊の便汁が出た。これだけ便が 出たら月曜日までは大丈夫だろう。排便が終わった時に時計を見たら時刻は11時30分くらい、清拭したらケアの時間は オーバーする そういう時間だったが準備万端だったから「もう清拭はいい」とは言い出せなかった。そして排便が終わった 後だから脚の方から清拭してもらった。脚の清拭が終わって次は上半身の清拭、こちらも丁寧にやってもらって2週間分の 垢を落としてもらった。お二人ともありがとうございました。

4月28日〜5月12日 レスパイト入院
今回のレスパイト入院の6階の病室はいつもの病室と違いナースステーションの北側・東側の病室、病院の裏山の風景が いつもの角度と違って西の方に繋がるもう一つの峰が見えなかった。それに病院の裏山のモコモコとした新緑の黄緑が この二週間の間にかなり緑っぽくなってきた、やはり季節は確実に動いている。
5月12日の午後3時過ぎに 完璧に無事とは言えなかったが まあ無事に帰ってきた。今回の二週間のレスパイト入院は リハビリもなく(元々作業療法士M先生になってから手脚の可動域運動はなし、立位運動3回と車椅子移乗)車椅子に 座れたのも1回だけ、なかなか厳しいものだった…身体拭き(清拭とは呼べない)は4回あったけどお風呂には入院中一度も 入れなかったしね。というのは以前から妻や訪問看護師さんが「右足より左足の方が血色が悪く冷たい」のをやけに気に していたので今回入院中に血管のエコー検査を受けたのだ。その結果は 静脈は問題なかったのだけど…動脈に狭くなって いるところがあるということで血栓の可能性があると。この日(5月2日)からリハビリと車椅子移乗が禁止になり、 ゴールデンウイーク開けの8日に血管造影剤を入れCT検査を受けた、ゴールデンウイークの開けるのがほんとにこんなに 待ち遠しく感じたことはなかった。CT検査の結果は主治医からは血管が細くなる病気と言われた(病名も言われたけど 忘れた)けど、ALSを発病して28年以上経って手も足も痩せ細っているから血管が細くても当たり前な気がするけど。まあ 僕は脚は結構肉が付いてる方だけどその脚の方が何故血管が細くなる病気になるのか…訳が分からない。体調は これまでと変わりないのにリハビリ&車椅子移乗禁止は参った、循環器科のM医者に「血圧を測りながらのリハビリはOK」と アドバイスをもらい助かった。それに血管が細くなる病気はずっと前から始まっていたらしくて、これまでも訪問 リハビリのH先生の厳しくも楽しいリハビリに何のために耐えてきたのか分からなくなっちゃう。そしてこれからも H先生の施してくださるリハビリを楽しみたいのにそろそろタイムリミットかな、今服用している薬が効けばいいなぁ。 二週間後の通院で循環器科の先生が諸々の検査結果を説明してくださるらしいから今後のH先生のリハビリの行方はその 内容次第になりそうだ。ま この2週間の入院で手脚の関節がそれほど固まらなかったのは寝る前に看護師さんがいつもの 様にしてくださった手脚の軽め?の運動のおかげだろうけど、ありがとうございました。
家に戻ったらH先生はもう来ていて 妻が脚の状況をH先生に説明し、H先生は右脚を除いて(僕は悪いのは左脚と 聞いていたから何故右脚?と思いながらも)左脚と上肢の可動域運動を施してもらった。月曜日の車椅子移乗はスライド ボードで車椅子に移動・以降の車椅子移乗は火曜日のリハビリの状況を見てからとのこと、どうなることか。



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4月
4月27日 今日の排便は順調
木曜日の朝のケアは9時45分から、今日の担当看護師の訪問看護ステーションOのMさんは10分遅れで着いた。M看護師は まずバイタルを測り それから洗顔を始めた。M看護師は今日は慎重に髭剃りをし洗顔に取りかかった。看護師さんが 洗顔してくれるのは木曜日だけだから大切にしたい日だ。そして洗顔が終わる頃にK会のヘルパーFさんが来た。それから 二人で背中拭き、M看護師の背中拭きはいつも丁寧だけど今日は特に丁寧だった。そして最後に問題の排便、朝からの 便意は月曜より弱かったので最初は浣腸液をどう使うか迷った。
M看護師の最初の摘便で「固い便がころころ3個出た」と言う。そして浣腸、月曜日の反省を踏まえ浣腸液を半分ずつ2回に 分けて注入するではなく最初から1本全部注入。そしたらガスが何回か出た後に軟便が二塊出た。しかし下腹にまだ便が 残っている感じだった。それをM看護師がお腹を押しながら摘便して取り出してくれた。そこがM看護師、流石に上手い。 その後「摘便の刺激で便汁が出るかもしれない」と思って5分待ってもらったが…、出なかったので陰洗してもらうことに した。時刻は11時10分過ぎ、オーバーするか。まあ妻が出かけていたからどっちにしろM看護師は家に残っていて くれたけど。
午後3時過ぎからは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日の車椅子移乗は一度立ってから、二人に 立たせてもらったのだが膝にも腰にもちゃんと力が入った。右腰の上に湿布を貼ってる効果が出ていた。それから もう一度ベッドに横になりスライドボードを使って車椅子に移った。車椅子にはテレビも庭も見える向きで座らせて もらった。梅の木と生垣の南天の木との間にもう1本木(僕には南天の木に見えるけど)があって、その木と梅の木の 間には空間がちゃんとあった。座る場所で見え方がこんなに違うとは、火曜日には梅の木のすぐ後ろに生い茂った木が あったように見えたのに。生垣の南天は枝も葉も上にすくすくと伸びていた、来年はお隣の庭の梅の花も見えなくなって いるだろうな。

4月26日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車、週末からレスパイト入院なので2週間以上お風呂には入れないだろうから初めから入念に洗って もらうつもりだった。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーはMさんとKさん、先週はH看護師の 初陣と聞いていたのだけれど…風邪引いたらしくて見送りになったという。ということで今日も慣れてる気も使わなくて 済む気楽なメンバーになった。いつもの様に浴槽にお湯が溜まる間に看護師たちに脚のマッサージと万歳・左側臥位の後に 吸引してもらってお風呂に入った。今日のお風呂の出入りもスライドボードとスライドシートを使って、僕にはどちらも 支障は感じなかったけど…G看護師は「お風呂に入る時は失敗した・あがる時はGOOD」と思ったようだ。それは「お風呂に 入る時にスライドボードがお湯に浸かって少し濡れた」ことをG看護師が気にしていたので。みんなの話を聞いていると 僕の感じていることと違いお風呂に入る時の方が難しいと考えてるようだ。ともかく今日も気持ちの良いお風呂を いただいた。しばらくこの気持ち良さともお別れだ。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身のリハビリ。まず脚の可動域運動。今日も右股関節の内転気味の 屈曲運動の時は右股関節の内側が痛かった。あとはいつもより余裕で?耐えられた。ただ…今日のH先生は左太ももの 内側の筋伸ばしと左股関節の屈曲運動を忘れたままだった。最後の3回の立位運動は右腰の上の痛みが金曜日からずっと 湿布を貼っていたのが効いて小さくなったから、ずい分立ちやすくなったし腰も伸ばしやすくなった。右腰の上の痛みの 大小でこんなに立ちやすさや腰の伸ばしやすさが違ってくるんだな。今度の入院で右腰の上の痛みに対し何らかの治療を してもらわないといけないな。

4月25日 今日の庭の様子
火曜日のケアは朝9時半から、今日の担当は訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーKさん。今日のケアは 洗顔と背中拭きと陰洗 そして車椅子移乗、今日は車椅子移乗の前までに10時20分までかかった。今日は僕がパソコンを 終わらすのが遅くなって2-3分余計に時間を食ってしまったけど…どうしてこんなに時間がかかるのか、あと10分早く 終われば車椅子移乗もずい分楽に出来るのに。おそらくK看護師は動きに無駄が多いのだ。慣れてもらうしかない。
車椅子には庭向きに座らせてもらった。午前11時前に訪問リハビリのH先生が来て車椅子に座ったままでリハビリ開始、 僕は庭の景色を見ながらリハビリを受けた。梅の木の隣の木が生い茂って目立ってきたけど この木は何という木?、 生垣の南天の木に葉っぱは似ているがここに今まで南天の赤い実がなったことあったっけ。梅の実がなっているのを 写真で見たけどその梅の実はどこにあるの?、そう思って梅の木を眺めていたが…どこに実が付いてるのかちっとも 分からなかった。ユキヤナギの隣の愛染桂は葉っぱが大きな石の上に出てきているのが見えた、先週までは去年 カーキ色の花が咲いた愛染桂はどこにあるのと思っていたのに。モチノキも上の方は枝が伸びてきて葉も付いていたが、 木の中ほどは相変わらずで寂しいままだった。
ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は 昨日立たせてもらった時に調子良かったので上手く歩けると思っていた 右足重心の 時にちょっと不安定感があった感じがしたけど、右脚に力を込めて踏み込んで重心が右足にあるのを確かめてからH先生の 出してくれた左足に重心を移して…まあ上手く歩けたと思う。右足から左足に重心を移す時は体重移動もスムーズに 行くけど…、左足から右足に重心を移す時は右腰の上が痛むのが気になって…右足に力を入れるようにしている。 上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動は数を数えながら我慢の時間、一刻我慢出来ず「H先生緩めて」と歯ぎしりする場面も あったけど。ただ車椅子に座っている時よりベッド上の方がH先生も動かしやすいのかな、可動域が広いはずの右側でも ベッド上で動かしてもらう時の方が痛いもの。

4月24日 排便はやっぱり難しい
今朝の経管栄養の後に妻が部屋にいたチビをベッドに上がるように誘ったら、今日のチビは自分からベッドに 上がってきて訪問さんの来た音がするまでのんびりと眠っていた。2日連続チビのベッドへの来訪。こんなことは1年前の モモ以来、嬉しいものだ。
月曜日のケアは午前10時半から。今日のケアは洗顔と清拭 それに時間がかかっていつも迷惑をかけてしまうから嫌いな 排便介護、だけど今日は朝からある程度強い感じの便意があったから便はすんなり出てくれると思っていたんだけど…。 今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーIさん(Kさんが同行指導)、Iさんが自分でケアするのは 今日が2回目で髭剃りは上手いと思っだけど清拭と排便介助にはまだ慣れてないようでもうひとつだったかな。
さて嫌いな排便、最初のT看護師の摘便で「指が便に届かない」と言われた時に「今日は浣腸液を最初から1本全部注入する」 と判断すべきだったのを「半分ずつ2回に分けて注入する」と決めてしまった。最初に浣腸液半分だったからガスは何回か 出たけど便はちょっと出てすぐに止まってしまった。その後T看護師に摘便してもらったのだが便がどのくらい出たかは 分からなかった。それから残り液を浣腸、間もなく正午になったが軟便がひと塊出ただけ、便汁が下腹に残っていると 思ったけど「時間がない」終わりにした。朝のケアが終わったのは12時半前で今日も30分オーバーした、申し訳ない。
午後の車椅子移乗は3時から、社協のヘルパーYさんとT看護師の姿が見えた。最初に脚のマッサージ、左股関節を深く 曲げてもらった際にも背骨の下の方の右側が痛くなった。この部位は腰をひねった時とか立ち上がって腰を<伸ばそうと した時、いろいろな時に痛む。右股関節の屈伸運動の時には珍しく右臀部の上の方が痛んだ、これは何だろう。それから 二人に立たせてもらったのだが今日は膝に力が入って右膝が折れそうになることもなかった、金曜日の夜から痛む方の 背中に湿布を貼っているんだけどその湿布を貼った効果が出てきたのかな。そしてもう一度ベッドに横になって スライドボードで車椅子に移り、テレビと庭の両方見える向きで座らせてもらったのだけど…今日はテレビ中心でCMの 間に庭を見ていただけだった。庭の白砂?の上に薄紫の1本花が咲いているのが見えたけどこの数日で花の紫色が 薄くなったような…、花がもっと目立っていたような気がしたのだが。

4月23日 誰も来ない日曜日 ゆっくり
昨日からリハビリパンツのシワでお尻が痛かったので妻に今日は洗顔・口腔ケアだけではなく陰洗もしてもらった。妻の いつも通り上手いのだけれど…今日は歯磨き粉の量が多かったのかしばらくの間口の中が辛かった。とわいえケアを やってもらってるんだから感謝しなくちゃね、ありがとう。
今日の昼過ぎ「重度障害者訪問介護のヘルパーが体調を崩して今日は来られない」と連絡があった。久しぶりに精神的に ゆっくり出来る日曜日、妻には面倒をかけることになるけど…。チビも夜僕がうちに居て他人がうちに居ないのは 4年ぶりのことだからゆっくりした気分になったのか、妻がチビを僕の脚の間に置いたら1年何ヵ月ぶりに逃げないで脚の 間に留まって部屋を暗くするまで1時間以上眠っていてくれた。チビも重度障害者訪問介護のヘルパーさんが夜ずっと隣の 部屋に居ることにストレスを感じていたのかもしれない。

4月22日 N看護師初陣
土曜日のケアは朝10時15分から。担当は訪問看護ステーションTのN看護師とK会のヘルパーTさん、N看護師は今日が初陣 独り立ちだ。でも今日のヘルパーがTさんだったから何とかなると安心してた。まずTさんが洗顔している間にN看護師は バイタルを測りその後に脚のマッサージ、そして二人で清拭と陰洗。N看護師の清拭や陰洗は看護師としてはもうひとつ だったかな、人工呼吸器のことは全然理解してないと思われるし リハビリパンツやズボンも上げっぱなしでお尻のシワを 伸ばすことにも気が回らないくらいだもの。後でお尻が痛くなりそうと思っていたけど…、懸念していた通りやっぱり 痛くなった。それにTさんや遅れてきたK所長に指示されたように動くばかり、自分ではあんまり考えてないんじゃ ないかな。
気管からの痰の吸引は重度障害者訪問介護のヘルパーさん以下、だって痰のある場所をカテーテルを動かして自分で 捜そうとしないんだもの。今までどんな所で看護師をしていてどんな経験があるのか心配になってしまう。これで 慣れたら出来るものなのかな。

4月21日 今日も順調
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日は水曜日の「ベッドからスライドボードを使って浴槽への移動」の改善点として 上がった「ベッドを浴槽に寄せた後に僕をベッドの中央から右端に移動させるのにスライドボードを使う」を試す日。 今日の入浴車のスタッフは看護師のFケアマネージャーとY子さん・ヘルパーのKさんとMさん。この内の三人は水曜日の 話し合いにたぶん参加したメンバー、だからか移動は極めて上手くいったと思う。ただ浴槽からベッドに移動する時は 浴槽の縁を乗り越えてスライドボードに移す際に全員結構な力で持ち上げて移したと思う、ネットで浴槽の中を上下する タイプだから浴槽の縁を持ち上げて超すのはしょうがないか。まあ以前に比べれば持ち上げて動かす移動距離が短いから ずい分楽だと思うけど…。今日も気持ちの良いお風呂をいただきました。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換をしていただいた。診察語の雑談の中で「今はうちの 医院で新型コロナの感染者は出てないけど、ゴールデンウイーク開けにどうなるか」と懸念しておられた。今回の カニューレはちょっとだけ息苦しいような気がするが気のせいか。
そして3時過ぎからはH先生の訪問リハビリ。最初は脚と頸に装具を付けてからH先生に支えてもらってベッドの右端に 端座位、久しぶりに背中に何にもない状態 気持ち良い。端座位の姿勢で庭の景色を見たら…ユキヤナギは水曜日と違い いつも通り、紫の花も大きくなり数も増えていた。モチノキの枝を見たら…幾つか伸びてる新枝を見つけた。元の モチノキの様に戻ろうとしている枝もある?
次は立位運動3回、1回目から腰を伸ばそうとしたら腰の右上が痛くて力が抜けそうになるのを理解した。こんなことは 何年ぶりだろう。こんな状態では立位を保つ気力が続かなかった。立位の姿勢でユキヤナギを見ようとしたが 見えなかった。最後は脚の可動域運動、今日はあまり関節に痛みは感じずに耐えられたと思う。ただ左脚の股関節の 屈曲運動をした時も腰の右上辺りがいつもより強く痛んだ、この痛みはほんと何で そして何故だろう。
午後5時からは重度障害者訪問介護(夜間)、AさんとSさんが来た。今夜はSさんの2回目の実地研修、ほんと言うと 実地研修はこっちが疲れるだけだから出来るだけ頻度(回数)を減らして欲しいのだけど…実地研修で指導看護師さんに 合格点を付けてもらわないと僕の重度障害者訪問介護のヘルパーになれない。だから土屋基準の実地研修は僕担当の ヘルパーさんを増やすためには受けざるを得ないのだ、仕方ないな。Sさんの実地研修は滞りなく終わり、県庁の 承認さえ降りればゴールデンウイーク開けには来るようになるだろう。

4月20日 順調
今日は木曜日、また排便の日で憂鬱な日。朝から何となく便意はあったけどそれは弱いもの。だけど今日の担当看護師は 訪問看護ステーションOのM看護師、何とかしてくれる と思いたかった。M看護師はまずバイタルを測ってそれから洗顔を 始めた。髭剃りでこの頃左顎を傷つけたから注意深くそって そして洗顔。洗顔が終わったところに早めにK会のヘルパー Maさんが着いて二人で胸と背中拭き、いつものことながらM看護師の拭き方は丁寧で気持ち良い。
背中拭きが終わっていよいよ排便。最初にM看護師に摘便してもらったのだがガスしか出なくて…「便には触れない」と いうことだったので最初から浣腸液を全部使おうと決めた。そして浣腸液1本を注入してもらうとガスが出た後に軟便が 2回ヌルーッと出た。それでも便が残っている感じがあったので摘便で残便を出してもらうと、しばらくしてから摘便の 刺激で便汁が出た。今日の排便は病院での理想的な便の出方だった。
午後2時からは急遽のことながら訪問歯科、僕が昨晩「(左下奥歯の)歯茎が腫れてきそう」と言ったので歯科衛生士さんから 電話があった時にそう言ったのだろう。歯医者さんが腫れていた患部を診て「膿が出た痕があるけど今は落ち着いている、 また腫れる可能性があるけどそれはその時考えて様子を見ましょう」ということになった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーKさん(Iさんは見学)。今日も車椅子に座る前に二人に 立たせてもらったのだが腰を伸ばしてもらった際に右膝が崩れそうになった。ダメだな、最近は腰がきちんと 伸びなかったり 毎回こんな調子だ。スライドボードで車椅子に移った後はテレビも庭も見える向きで座らせてもらった。 座敷への上がり石の向こうに久しぶりにチビが来て座ったり寝転がったり、こんなにチビの姿の全身を見ることが 出来たのは何ヵ月ぶりだろう。嬉しかった。その後に最近我が家の一員になった不細工だけど愛嬌のある顔してる野良猫 (名前:マル)も来て庭石の上でゆったりとお休み、ガラス越しで僕が見えているのかどうかは分からないけどマルが 堂々と僕の前に姿を見せるのは初めて、Wで嬉しかった。

4月19日 スライドボードを使って入浴
朝10時過ぎからは入浴車、今日は今までのやり方ではなく初めてスライドボードを使って浴槽に出入りする日。今日の 入浴車のスタッフは看護師のFケアマネージャー(Hさんは見学)とGさん・ヘルパーのMさんとKさん、H看護師の初見は感じの 良い人に見えた。浴槽にお湯が溜まるまでの間脚のマッサージと万歳・左側臥位になってタッピングした後で吸引して スライドボードを使って浴槽に入った。浴槽に入りきるギリギリのところで少しストンと滑り落ちた感じがしたけど ネットがたわんで丁度いい感じになった。でもこれだけネットがたわむということは浴槽からベッドに戻る時は 重そうだなと思ったけど…実際ネットからスライドボードに移る時は重かったと思う。そこが問題点だろう。今日も 気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、のはずがその前に入浴車のスタッフを招いて「スライドボードを使って浴槽への移動」の 改善点を話し合う場が持たれた。H先生が取り上げたのはベッドを浴槽に寄せてからの僕をベッドの中央から右端へ 移動させる方法。僕はスライドボードをうまく使えばそんな苦労をしなくても右端に異動出来ると思うのだけれど…、 H先生は左腰を持ち上げて次に右腰を持ち上げてお尻を右に移動する方法を伝授してた。腰をひねると右腰辺りが 痛むのだけど。話し合いが終わってリハビリ開始。最初は脚の可動域運動、右脚の股関節を内転方向に攻められると 内側は相変わらず痛んだけど耐えられた。左脚の股関節の屈曲運動の時に右腰辺りが痛むことを神経内科の主治医に 話した方がいいのだろうか。踵(アキレス腱)伸ばしもかなり痛みがあったけど我慢出来たし、最近パソコン操作で足首が 鈍い痛みがあったから気持ちも良かった。最後は立位運動3回、今日は話し合いで疲れたのか気合いがもうひとつ乗って なかった。1回目立った状態でユキヤナギを見るとユキヤナギの木のある風景が全然違って見えた。視線の高さでこんなに 景色が違って見えることを改めて知った。右の方に紫の花が咲いているも見えた、あの紫の花はなんて名前だろう。

4月18日 庭で見える風景
今日のケアは朝9時半から。定刻前に訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーYさん(Iさんは見学)が来た。 訪問の方の玄関を開ける音がしてからパソコンを終わらせたから9時半をちょっと過ぎてしまって…申し訳ない。でも Yさんが引っ張ってくれてK看護師が付いていって…、洗顔・背中拭き・陰洗までが10時20分前に終わっていた。今日も 気管切開穴から痰が左に流れた痕を妻もYさんもK看護師もやけに気にしていた。気切穴から痰が流れるのは 珍しいことではない、ただ左下に流れたことが珍しいだけで大騒ぎすることではないと僕は思うのだけど…。
車椅子には庭を向いて座らせてもらった。梅の葉っぱがやけに目につくようになった、去年の春は梅の葉っぱが どうだったか気にもならなかった。それだけ今年の葉っぱが成長してるということだろう。もしかしたら今年は梅の実が 付くかも、楽しみだ。お隣の家と境になってる生垣の南天の赤い葉も枝も上にずい分伸びてきた、週毎に成長のあとが 見られる? それに対してモチノキはたいして変わりはない、どうなっているのだろう。一昨年選定前のモチノキには 小鳥が来て朝から鳴き声を聞かせてくれていたのに。あれが僕の理想の朝の一刻…。
午前11時前からはH先生の訪問リハビリ。まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動。肩の内転・ 外転に痛みを感じたけど…耐えた。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動はまあまあ、右足重心の際に少し不安を感じだけど 意識して力を入れて踏ん張った。ベッド上での右上半身の可動域運動は肘と手の指の屈曲運動がかなり痛かったが…まあ こんなもんだろう。
今日午後5時からの重度障害者訪問介護にはAさんとSさんが来た、ということは今日がSさんの実地研修と悟った。 実地研修が必要なことは解るけど(性格が合わないからといって交代できる訳でもなし)僕にとって面倒くさいばかり。 だけど実地研修で指導看護師が合格点を与えないと僕の重度障害者訪問介護のヘルパーとして県庁に申請出来ない。 とは言っても実地研修で指導看護師がやり直しと決めたのは一人だけ、こんな手さばきでも合格点かと思う人が何人か いたから指導看護師は期待値を含めて評価しているのだろう。こんな実地研修や指導看護師の評価じゃ形骸化していると 思うのだけれど…。まあ幸い今回のSさんはある程度技術もしっかりしていそうだし…おしゃべりと聞いたのが気に なるけど。それに今回の指導看護師はいい感じだったしね。

4月17日 今日は順調
月曜日のケアは洗顔と清拭と排便介助、担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーIさん(Kさんが同行 指導)。Iさんは今日が初めてのケア実技、でも洗顔は思っていたより上手かった。Iさんが洗顔している間にT看護師は バイタルを測りその後お腹と脚のマッサージ、T看護師の行なうお腹のマッサージはやはり上手で朝はあまり強くなかった 便意がお腹のマッサージをしてもらってからは少しずつ強くなっていった。清拭でのIさんはKさんの指導があったから まあまあかな。清拭の後は問題の排便、今日はT看護師だから そして便意が強くなってきたから浣腸液は1本を半分ずつに 2回に分けて注入しようと決めた。1回目の液半分の浣腸でガスが何回か出てその後便がひと塊出たけれどまた途中で 止まって出なくなった。それから摘便して残便を出してもらって残りの液で浣腸、それで肛門の奥の方に残っていた 便汁が出て今日の排便は無事終わった。
午後3時からは車椅子移乗、そして今日の担当の二人はT看護師とYさん。今日もベッドに側臥位させてもらってから 立たせてもらったのだが腰が完全には伸びなかった、今日は出来が悪かった。それからもう一度ベッドに横になり スライドボードを使って車椅子に座らせてもらった。今日も良い天気で庭が明るく見えた。

4月16日 Nさん 不可解
今日の重度障害者訪問介護(夜間)の担当は夕方5時〜夜11時はNさん→夜11時〜翌朝6時まではAさん。夕方Nさんが来た時に 「しばらく横向く、その後(体を)上に上げる」と言ったのに…、Nさんは僕を左側臥位にさせた後スライドシートを敷いたら すぐに僕を仰向けにした。ちゃんと「しばらく横向く」と伝えたのになんでNさんこんな不可解な行動をするのか、意味が 分からない。それからしばらく文字盤で押し問答、Nさんはまだ上手く文字盤を使えないし僕は理解出来ないNさんに イライラしてきて…Nさんは自分ではコミュニケーション不能と判断したようで妻を呼んできて妻を介して押し問答。 それで分かったことは僕が「しばらく横向く」と言ったことをNさんは「しばらく(ベッドに)横になる」と受け取ったと いうこと。僕は思わず「馬鹿か」と、「いつもベッドに寝ている僕がわざわざ「しばらくベッドに横になる」なんて言うか、 考えたら分かるだろう」と伝えた。それからも「しばらく左側臥位」するためにしばし押し問答し、長い間かかってようやく 左側臥位をしてもらい体を上に上げてもらった。「こんな馬鹿は介護には向かない」と僕は悟った。
更に輪をかけて僕を呆れさせたのは夜の経管栄養で手順を守らなかった(Nさん本人は忘れたと言っているけど)こと。手を ひっくり返すのは僕独自のやり方だから忘れても仕方ないのかもしれないけど、ベッドをジャッキアップすることは経管 栄養する時の基本だから忘れてはいけないこと。呼吸器トラブルの時もそうだけど基本が出来ないNさんは命に直結する 介護には関わらせてはいけないと思う。
そんな不満がAさんに交代した時に一気に爆発した。だけどKさんが辞めた今ヘルパーのなり手不足で自らの身体を使って 穴埋めしているAさんに「Nさんを替えてくれ」と直接的に言うことは出来なかった。でもまあ「人員に余裕が出来た時は Nさんを替えて欲しい」というニュアンスは伝わったと思う。今僕の所に来るヘルパー好捕が二人見つかったみたいだから 丁度良い機会だったのかも。

4月15日 大雑把? 荒い?
土曜日のケアは朝10時15分から。担当は訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーMoさん、K所長の顔を見た瞬間 「アチャ」と思ったことは確かだけど。今日のケアのメニューは洗顔・洗髪と清拭・陰洗、今日のK所長はケアを何故か早く 済ませようとしているように見えた。そのためか清拭や陰洗をしてくれているK所長の手が僕にはとても荒っぽく思えて 仕方なかった。ヘルパーのMoさんも今日はK所長に引きずられていたようだ。今日のケアは1時間半の予定だったけど 11時半には(つまり1時間15分で)終わっていた。予定時間より早く終わることは決して悪いことじゃない、「今日は 効率的だった」「不思議に思うことはなかった」と利用者が納得出来さえすれば。でも 訪問看護ステーションTが時間より 早く終わったことは今までに一度もない たぶん、だからどうしてって気持ちはある。今日のK所長は慌てていた、 何故?

4月14日 通院日
今日は通院日、外はあいにくの雨模様。午前11時半前に社協のヘルパーさん二人が来て外出準備、まず二人でスロープを 玄関に設置してKさんは洗顔・Yさんは脚のマッサージ。ところが洗顔している途中で訪問リハビリのH先生が来て、 Yさんが脚のマッサージを終えた後でH先生とYさんの二人で脚と頸の装具付け。それからH先生が僕を一度立たせてから 車椅子に座らせてくれて、みんなが僕の体裁を整えてもらった後に妻に吸引してもらって部屋を後にした。部屋から出る 時に時計を見たらまだ11時50分過ぎ、今日の外出準備も早かった。
病院に着き玄関でリフト車を降りて待合室の入り口でおでこで検温したら36.1℃の平熱、救急処置室に入り車椅子から ストレッチャーに移してもらった後に時計を見ると12時50分前 早い!!。バイタルを看護師さんに測ってもらったらすぐに 主治医が来た、廊下ですれ違ったから主治医も準備していてくれたのだろう。診察と処置(カニューレ交換)・呼吸器設定 チェックと妻との処方箋の打ち合わせが終わったらすぐに帰る準備。車椅子に戻った際に時計を見ると午後1時10分前、 ものすごく早い。家に持ってベッドを整えてもらってから部屋に入り時計を見たらまだ2時10分前、呼吸器を着けてからも もう20年以上通院しているけど今までで一番早いんじゃないかな。リハビリまでの待ち時間が長くなりそうだ。
通院の道中どんな風景が見られるか楽しみにしていたのだけれど…。今日からリフト車が新しくなってふた回り大きな? おそらく有田陸運(タクシー会社)の介護タクシーと同じ型のハイエース。車内が広くなったのは快適なのだけど、 車椅子が入る床の部分がたぶん10cmぐらい高くなったみたいで窓からは歩道の少し上までしか景色が見えなくなった。 それに前のリフト車は窓の上に横長窓があって路傍の上の方の景色と山や空の様子が見えたのだけど、新しいリフト車は 車内の後方の空間の部分は車高の半分から下にしか窓がなく車椅子に座っていると車内が薄暗くなった。また前の リフト車はフロントガラスからも前方の景色が見えたのだけど、今度のリフト車は床が10cm高くなった分フロント ガラスからも車道しか見えなくなった。全くリフト車のメーカーは車椅子で座る人間の視線のことは全然考えてない、 まあメーカーはリフト車専用の設計をしているのではなく1Boxカーを改造する設計しかしてないのだから仕方ないけど。 これで景色の見えないリフト車を使う通院の場は僕の睡眠の場に成り下がった。景色を見る通院の楽しみを奪われた ことで病院に着いてもしばらくの間僕は落ち込んでボーっとしてた。
家に着いてから30分して訪問リハビリのH先生登場。最初に4歩の歩行運動でベッドに戻った。歩行運動の出来は脚に力も 入ったしまあまあだったかな。それから脚の可動域運動。今日はH先生の手心が加わっていたのか股関節や膝と踵の関節に あんまり痛みは感じなかったような気がしたが…。もしかしたら今日は長く(1時間半ぐらい?)座っていたからかも しれないけれど。最近アキレス腱の右上にパソコンのし過ぎか時々痛みがあるから踵を伸ばしてもらうと気持ちが 良い。
今夜の重度障害者訪問介護のヘルパーは夕方5時〜夜11時はAさん→夜11時〜翌朝6時まではKさん。交代の時に ショッキングな話を聞かされた。僕は今の僕のチームの中でKさんが担当の時が精神的に一番ゆっくり出来たしKさんの 持つ雰囲気も好きだったのに、そのKさんが僕の所は今日が最後に会社を辞めるという。僕のチームからKさんが いなくなったどうなってしまうのだろう、Fさんも心配だしNさんはもっと心配だ。安心して任せられるのはAさんだけ。 今度実地研修を受けるSさんが使い物になればいいけど、変に自信家だしちょっと変わり者みたいだけど。Kさんに 「辞めないで!」って言いたかったなあ。でもKさんの人生を邪魔する権利は僕にはない…。

4月13日 出すのは難しい
木曜日のケアは9時45分から、定刻通りに訪問看護ステーションOのM看護師が来て声が聞こえたので慌ててパソコンの シャットダウン作業に取りかかったのだが…M看護師は妻と話し始めてしばらく部屋に入って来なかった。M看護師が 部屋に入って来た時僕はパソコン疲れで目を閉じていただけなのに…「体調が悪いのか」と心配してくれていた。M看護師が 部屋に入ってきた後もバイタルを測りながら妻との話は続いていたので、僕が「時間」と遮り洗顔開始。ところが洗顔の 途中でもう玄関の開く音がしたので二人で「誰?」と予想、二人の答えは「K会のヘルパーMaさん」で一致。その根拠は M看護師は声から、僕は「5分も10分も早く来るのはK会ではMaさんしかいない」ということで。
洗顔の後は排便の時間。今日の便意はあるようなないような、便は少しは下りてきてるって感じはした。後はM看護師 頼り。今日は浣腸液を最初から1本注入してもらうことにした、そろそろ病院の浣腸のやり方に戻しておかないと いけないから。最初にM看護師に摘便してもらってもガスしか出なかった。それから浣腸液1本全部を注入してもらったら 最初はガスしか出なかったけど、ガスが出尽くしてようやく便が出てきたが…出尽くす前にまた止まった。その残便を M看護師に摘便で出してもらったら、しばらくしたら便汁とまあ大きなガスが出た。その後M看護師にお腹を押しながら 摘便して便汁を搾り出してもらって、陰部とお尻を洗ってもらい背中を拭いてもらって朝のケアは無事終わった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日の車椅子移乗は二人に一度立たせて もらってからもう一度ベッドに横になりスライドボードで車椅子に移してもらう手順。今日は二人にベッドから 立ち上がらせてもらう時も腰を伸ばしてもらう時もまあまあの出来。ただ立位の姿勢が長かったからベッドに腰が 落ちたけど…。

4月12日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。今日も朝から眠くて…ちょっと早めにパソコンを止めて目をつむって入浴車の到着を待った。 今日の入浴車のスタッフは看護師のFケアマネージャー(Hさんは同行)とY子さん・ヘルパーのMaさんとMoさん。Hさんとは 初対面、今日の様子だけじゃ何にも分かんなかったけど…真面目そう。お風呂に入る前に看護師さん達にいつもの様に 脚のマッサージと万歳・左側臥位になってからのタッピングの後に吸引してもらってお風呂に入った。
お風呂の中で温まっている時の井戸端会議の今日の話題は入学式のこと、最近の入学式には両親ともついてゆくらしい。 僕は入学式や卒業式のことは小学校・中学校・高校・大学 いずれの時も記憶から抜け落ちている。当然親が入学式や 卒業式に来たかどうかは全く覚えていないが…たぶん小学校ぐらいはお袋が来たと思うけど。普通高校の卒業式は一生の 宝物みたいなことを言うけど…僕には「本当に卒業式はあったの?」って感じで記憶の欠片さえ残っていない。僕の 高校時代の最後の記憶は進路相談室(居たのは樋口先生?)に大学合格を報告に行ったこと、それ以降は大学の生協で下宿 相談をした前までの記憶が完全に欠損しているのだ。おそらく高校時代の楽しくない思い出を僕自身の脳が強制的に いっぱい隠してしまったのだろう。そんなことを考えながら温まって、それからネットを挙げて全身を丁寧に洗って もらいもう一度ゆっくり温まってお風呂からあがった。温まり過ぎたのか顔や肩・腕から汗が次から次へと噴き出して いた。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半過ぎからは訪問リハビリ、H先生が娘さんの小学校の入学式に同伴するということでお休みで代わりにM先生が 来てくれた。M先生のリハビリは結構力強くて気持ち良い。H先生にはH先生のリハビリのやり方があるようにM先生には M先生固有のリハビリのやり方があるようで、H先生の可動域運動の強烈?な攻めに対しM先生はどちらかというと攻めは ソフト…対象相手によるのだろうが。そしてマッサージも可動域運動も丁寧だった、まあ脚も肩もH先生の強烈な 可動域運動を長年受けてきた僕には物足りなく感じたかな。
夜7時からは重度障害者訪問介護(夜間)、のはずが今日の担当のFさんから事前に「渋滞に巻き込まれた、7時30分頃に着く」 と連絡が入った。着いたFさんを見ると今日はまともそう。だけど寝る前の手順で異変が出た、脚のマッサージ機を着けて 上半身のマッサージが終わったところで話し掛けたら…「アンビューして吸引します」と言いやがった。手順を幾つ 飛ばしたことか、脚のマッサージ機を見たら分かるだろう。それにさえ注意が行かない程寝不足なのか、今日はまともと 思ったが今日もまともじゃなかった。「遅れてきた上にこれか」と無性に腹が立って「もう帰れ」と言ったら… 受け入れやがった。駄目だ。以前から無責任な態度は見られたけど…酷くなってる。妻に「「帰れ」と言われたと言え」と 言ったら…妻の反応は「自分たちで話し合え」と突き放す言い方、こちらも無関心。

4月11日 火曜日の訪問
火曜日のケアは朝9時半から。目が痛かったからパソコンを早めに止めて目を閉じて訪問さんの到着を待った。今日の 担当は訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーYさん、このところ火曜日はずっとK看護師が来ているから 火曜日のケアはK看護師に完全固定したようだ。僕もK看護師には木曜日もと欲張らずに火曜日に専念した方がお互いに 無難だと思う。
火曜日のケアは洗顔・背中拭き・陰洗とスライドボードを使っての車椅子移乗、10時10分までに車椅子移乗に入っていれば 安心なのだけど10時20分だと時間オーバーの可能性大。今日のコンビはまあまあのペース、K看護師の背中拭きや陰洗にも 取り立てて指摘するところはなく10時15分前には脚のマッサージをしてもらっていた。しかし 車椅子移乗はまだまだ ヘルパーの指示に従うばかり、自分で判断出来るようになって欲しい。車椅子は庭向きにしてもらった。車椅子に座って しばらくしたら頸の右側と右肩が痛くなってきた。どうやら頸の装具が左右で斜めに傾いていたようだったが…、今さら 傾いているのを直すことは出来なかった。結局ベッドに戻って頸の装具を外すまで我慢した。
午前11時前に訪問リハビリのH先生が到着。車椅子に座ったままで庭を見ながら左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動を 開始。梅の木の葉っぱが沢山付いてて葉っぱそのものも大きくなっていた。僕の記憶の中には梅の木にこんなに沢山の 葉っぱが付いているのを見たことは入ってなかった。それに生垣の南天の枝が上に伸びていた、来年の初春はお隣の庭の 真紅の梅の花は見られそうもない。肩の外転の可動域運動の時には痛くて歯ぎしりをした、他は数を数えながら耐えた。 次はベッドに戻る時の4歩の歩行運動。重心を移す足の方は移す瞬間脚に力を入れ十分に踏み込んだつもりだ。少し 踏み込む感じが違うと思ったらH先生が脚の運び方を若干変えたとのこと。歩行の調子はまあまあだったかな。その次の 右上半身の可動域運動は左上半身の可動域運動より痛かった気がした。やはりベッド上が動かしやすくて攻めが強く なるのか。最後の呼吸リハは今日はあまり肋骨や背骨の痛みは感じなかった。リハビリ全体で調子はまあまあだった。
午後2時半からは訪問歯科、歯科衛生士さんが口の中をきれいにしてもらえる時間。昨日左下奥歯のブリッジの奥の方が 腫れている感じがしたので気になっていたのだけれど…今日は腫れが少し小さくなったようだ。ただ歯科衛生士さんが 診ている箇所は僕が腫れの原因だと思ってる箇所と違うようだ。この辺りの事情を上手く伝える手段がないのが 現状だ、歯科衛生士のプライドも傷つけたくないしね。
夕方5時からは重度障害者訪問介護、担当はNさんで僕との相性は最悪だ。今日も左足のスイッチの設置と経管栄養の 滴下スピードのことでもめた。毎回もめる、出来るだけNさんのすることには無視・関わらないようにしているのだけど。 以前教えてもらったはずのことを実践しないし文字盤も疲れるし…、こんな言葉は使っちゃいけないの分かっているけど 「頭悪いのか」。うちに来る回数を減らして欲しいけどAさんやKさんにもっと来て欲しいけど、事情を知ってるから 言えない。でも ないがしろにされてる気がする。重度障害者訪問介護のヘルパー全般に言えることだけど「うち(職場)で くつろぐな」「雑談するなら外へ行け」。

4月10日 今日は良かった
なんか身体がとっても疲れてる。それためか午前中はずっと眠くてあくび連発だし…、「春眠暁を覚えず」の眠さとは全然 本質が違うようだし。この疲労の原因は毎日の寝不足から来る身体的な要因と、ベッド上での日々変わりようのない 虚しい暮らしの繰り返しとか日々疲労感を感じさせる諸々の人間関係とか精神的な要因がありそう。まあ4月28日からは レスパイト入院、病院ではパソコンしてもネットも使えないしやることは寝るしかない。あと20日経てば疲れも寝不足も なくなってリフレッシュ出来るはず、それまで耐えればいいだけのこと。
月曜日の朝のケアは10時半から。定刻前に玄関の開く音がして声が聞こえ、部屋の障子が開き今日の担当看護師訪問看護 ステーションTのK所長の顔が見えた。その時に朝から少し下腹が痛いくらいの便意はあったけど、K所長の摘便は僕には 効果がないから「今日は便は出ないかも」と半分諦めた。パートナーのヘルパーは社協のKさん(同行でIさん)、Kさんは 積極的に動いてくれるヘルパーだけどそれでも「難しいかな」と思った。同時に浣腸液を2本使うことを覚悟した。
洗顔と清拭が終わっていよいよ排便の時間、今日の便は3日振りにしては軟便であまり苦労せずに出た。最初に摘便して もらった時にはガスは2回出たけど「便には届かない」とのこと。それで浣腸液を1本注入してもらったら下腹に下りてきて いた便はほとんど出た。それでも便が幾らか残っている感じがしたので摘便してもらったら「便はない」と言われたけれど …刺激ですぐに便汁が少し出た。そこでもうお尻を洗ってもらって終わるつもりだったのだけど、まだ残っている気が してきてもう1本浣腸してもらったら…大きなガスと便汁が出た。「これだけ出れば木曜日までもてる」と思って終わりに した。時刻は正午、定刻通りだけど今日は早く終わった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とYさん(Iさんが同行)。車椅子移乗する前にT看護師とYさんに立たせて もらった後に腰を伸ばそうとした際に右膝が崩れかけた。二人に立ち直らせてもらったが膝崩れしそうになったのは 久しぶり。それからもう一度ベッドに横になりスライドボードを使って車椅子に座らせてくれた。そして1時間車椅子に 座りベッドに戻った。いつも通り安定してた。

4月9日 重度障害者訪問介護
重度障害者訪問介護(夜間)の担当は昨夕5時〜今朝7時半まではAさん。ところが妻は「今日は班の食事会がある」とのことで 「昼は出かける」と言ってた。そのため「留守中はAさんが来る」ということを妻からもAさんからも聞いた。そのAさんは夜の 重度のヘルパーさんが来るまで居た。しかしこれでAさんがうちに来るのは3日連続、他の現場もあるはずだし 僕には 「Aさんのくそ真面目な性格では家庭を犠牲にしてまで仕事をしているんじゃないか、ご主人との仲は大丈夫なのか」と 思えてならない。同時に「僕が生き続けているのは重度障害者訪問介護のヘルパーに仕事をさせるためなのでは」と思えて …寂しいものだ。基本的に僕は1日の半分以上を重度障害者訪問介護のヘルパーさんと過ごす。8ヵ月程前まではモモが 傍に居てくれていたけど…モモが逝ってしまった今は「自分は一人ぼっち」と感じる時間がほとんど。まあ僕の人生って こんなものだろう。
重度障害者訪問介護のヘルパーさんには馴染んでいるようで馴染めない、3年前の最初の時から重度のヘルパーさんとの 間には何とも言い難い距離を感じていた。それは何故? 重度障害者訪問介護のヘルパーさんの性格には何らかの共通点が あるみたい、それが何だか言葉で表すのは難しいけど、どこか親しみがない(完全に仕事と割り切って感情のないケア) ある種の陰(イン)の部分があるように見えることだろうか。まあY子さんはうちに来た重度障害者訪問介護の ヘルパーさん達の中で唯一の例外かな。

4月8日 不思議
土曜日のケアは10時15分から。ところが妻が掃除機をかけてる10時5分頃に玄関の開く音がして訪問の人の声が聞こえて きたのでびっくり。でもまだパソコンを終われる段階ではなかったのでひと区切り付くまでパソコンを続け、結局定刻を ちょっと超えた頃までパソコンをしていた。今日の担当は訪問看護ステーションTのN看護師(同行はT看護師)とK会の ヘルパーAちゃん、先週のN看護師のケアの出来がいいとは思えなかったので最初少し心配したけど…今日は良かった。 幾分慣れてきたのだろうがそれにしても違い過ぎる、不思議だ。
先週と今週の違いは同行した看護師と一緒にケアするヘルパー。看護師の違いとしては先週の同行はK所長だったから 無言のプレッシャーがあったのかもしれない、個人的には不要だと思うけど組織上は責任者だから。ヘルパーは性格上の 違いが大きくある。Aちゃんは根っから明るくて世話好きだからアドバイスもしてくれる、N看護師もやりやすかったと 思う。Aちゃんも僕の所でケアするようになって15年とのこと、(訪問看護ステーションOの)M看護師に次いで2番目に長い 付き合いのヘルパーさんだから僕のことをよく知っている。有り難い。

4月7日 今週2回目の入浴車
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのMさんとKさん、 Mさんと会うのはなんか久しぶりの感じ。今日もお湯が溜まるまでの間にY子看護師が脚をG看護師が腕をマッサージして くれて、その後は二人で万歳10回・左側臥位でタッピングした上で吸引。今日は入浴車の間に気管から何回も痰が出てきて 4回も吸引してもらった、本当にこんなことは珍しい。それからお風呂に入って一度温まり、ネット?を挙げた上で全身を 洗ってもらいもう一度浴槽のお湯に浸かった。これからは訪問リハビリのH先生待ち、実は11時過ぎにH先生が浴槽から ベッドに移動する様子を見に来ることになっていたのだ。けれど浴槽に浸かった状態で時計を見るとH先生の来る予定の 時刻まで10分近くあった、のぼせそう(笑)。そこをH先生の自動車の駐まる音がするまで待ってネットを挙げてもらい… 無事見てもらうことが出来た。温もり過ぎたのか汗が全身からしばらく湧き出ていた。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、その前にたっぷり妻に気管から痰を吸引してもらっていたのにカニューレ 交換中もその後も痰が出てきて妻に吸引してもらった。今日は本当に痰が多い。午後3時過ぎからは訪問リハビリ、 H先生の下半身の運動。頸と脚に装具を付けてから気管からも吸引してもらったのだけど、喉か気管のどこかに痰が 引っかかっているような気がしていた。リハビリの最初は端座位、H先生に後ろから支えてもらいながらベッドの右端に 座った。背中の圧迫がなくなって気持ち良かったが…、風邪引いてる訳ではなさそうなのだけれど鼻水が次から次に 出てきて気になって庭の景色を眺める気にもならなかった。その上端座位の最後で痰まで出てきて…H先生に体をしっかり 保持してもらったまま妻に気管から痰を吸引してもらった。
次は立位運動3回、今日のH先生もベッドから立ち上がる時に太ももを使わせる立たせ方。それに立位で左右の足 それぞれに重心を移して腰を伸ばす運動。立位運動そのものはまあまあ上手くいったと思うけど…、1回目→2回目→ 3回目になるに従って後半 右足重心の時に息苦しくなるのが問題。3回目の後半はかなりきついが…我慢して頑張ってる。 最後は脚の可動域運動。右股関節の屈曲運動は内側の股関節に痛みはあるけど必要なのだろうと耐えている。左股関節の 屈曲運動は右腰の上に痛みが来るけど我慢出来る範囲。膝の裏伸ばしは最近H先生の攻めが強くなっているように 感じているが…。まあ今日の可動域運動は全体的にいつもより時間が少し短かったかな。

4月6日 排便の日
今日木曜日は排便の日。前回の排便の日(月曜日)から便汁かガスが残っていたのかずっと幾らかの便意が続いていて、 昨日・一昨日と続けてラキソベロンを服用し便意が少しずつ強くなっていった。だから今日は便が簡単に出ると 思っていたのだけれど。
木曜日のケアは朝9時45分から。担当の看護師は訪問看護ステーションOのM看護師、まずバイタルを測りM看護師が妻と 雑談している間にもうK会のヘルパーMaさんが着いて…M看護師から「洗顔は後にして排便を先に済ませましょう」との 提案があった。で 排便の時間、最初にM看護師に摘便してもらってもガスしか出なかったらしいけど下腹がいい感じに なってきたので…浣腸液を半分ずつ2回に分けて使おうと決めた。1回目の浣腸でガスはいっぱい出たけど、便はぬるっと 出かかって途中で止まった。それで仰向けと左側臥位でお腹を押しながら摘便してもらって残便を出してもらった。 2回目の浣腸では大きなガスと適量の便汁が出たので洗ってもらって終わりにした。M看護師によるといっぱい出たと、 最近の僕には便がどのくらい出たかはもう分からないが。
午後3時過ぎからは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーKさん。木曜日の車椅子移乗は一度二人に立ってから ベッドに戻りスライドボードを使って車椅子に移してもらう手順。二人に立たせてもらった時に今日は膝を伸ばすのに ちょっと苦労した。M看護師とYさんのコンビはスライドボードで車椅子に移すのは上手かった、流石だ。車椅子は テレビも庭も見える向きで座らせてもらった。チビは今日もいつもの日溜まりに来なかった。最近僕はチビの姿を見て いない、毎朝チビは僕の部屋の隅っこの陽当たりの良い所定の場所で眠っているというのに…部屋に入ってくる時も 出ていく時も僕がチビの姿を見ることはない。

4月5日 Web面談
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのKさんと Mさん、ヘルパーのMさんは今日から独り立ちだ。先週の入浴車の時に浴槽に浸かった際に浴槽の後ろの壁に左足の指の 背が擦れて痛かったからちょっと心配していたのだけど…今日はそれ程でもなかった。F看護師がお風呂に入る前に いつもの様に脚の曲げ伸ばし・マッサージをしてくれた。その後看護師さん二人で万歳10回・左側臥位になってタッピング・ 吸引をしてもらってお風呂に入った。そして一度温まって体全部をみんなに洗ってもらい、もう一度温まってお風呂から あがった。腕から汗がしばらく噴き出していた、それだけ暑くなってきたのだろう。今日も気持ちの良いお風呂を いただきました。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動。ただ今日は3時40分からK先生とのWeb面談が 予定されているため右脚の可動域運動が終わったら一時中断とのこと。それから右脚の可動域運動が終わってH先生がWeb 面談の準備を始めたところへケアマネージャーのF看護師達が着いてWeb面談への参加とリハビリの見学。そしていよいよ Web面談の開始。K先生とはこのWeb面談以外では会ったことのない間柄、そのため余り親しみが湧かないのは仕方ないか。 でもK先生は愛嬌のある顔をしてるとタブレットに映る顔を見ながら僕は密かに思っている。H先生がここ3ヵ月の推移・ 現状と今後の方針をK先生に説明し、K先生から励ましの言葉をいただいて面談は終了。時間にして10分あまり、この わずか10分のために病院に出向く行為の代わりになるのだから…Web面談で済むなんて便利な世の中になったものだ。 でも一度くらいはK先生に実際に会いたいな(笑)。
Web面談の後はギャラリー(Fケアマネージャー達)の見守る中で左脚の可動域運動からリハビリ再開。H先生もギャラリーの 目があるからか股関節の屈曲運動も膝の裏伸ばしも右よりいつもより痛みが少し強く感じた。最後は立位運動3回。 ベッドから立たせる時もベッドに座らせる時もゆっくりで僕に太ももを使わせるようなH先生の動きはかなりきつかっだが 頑張った。立位運動の3回目は途中から息苦しくなって…でも頑張って腰を伸ばしたつもりだ。まあ今日はギャラリーが いたからか立位運動は全体的に調子良かった。

4月4日 庭の様子の変化
火曜日のケアは朝9時半から。定刻前に訪問看護ステーションOのK看護師も社協のヘルパーYさんも姿が見えたので 大慌てでパソコンをシャットダウンした。そしていつもの様にYさんが洗顔している間にK看護師がバイタルを取り脚の マッサージ。それから二人で胸・背中拭きと陰洗。K看護師の拭き方も丁寧で力強くなった、少し変わってきている。 最後にスライドボードを使っての車椅子移乗。まだヘルパーさんにずい分頼ってはいるが少しずつ早くなってるし 良くなってもいる。ただK看護師の弱点は力が弱いこと、それを補うには要領を身に付けるしかない。頑張り屋とは 聞いてるがもう半年、頑張って欲しい。
車椅子には庭向きで座らせてもらった。梅の木に葉っぱがいっぱい付いていた。モチノキは相変わらず枝も葉っぱも 貧弱、だけどモチノキを剪定したからユキヤナギ全体にも光が届き、大きく成長して目立つ程の白い花を付けたのかも しれない。モチノキを剪定ことも悪いことばかりじゃない。ツワブキも先週は産毛の付いた葉が見えていたが今日は どこにいったのか。今年の新葉らしきものもあるにはあったけど。
午前11時前?に訪問リハビリのH先生が来て上半身の可動域運動。まずは車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の 運動。どこもギリギリまで攻められて結構痛みはあったけど耐えられた。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は気力が湧いて きてない時期の割には上手く歩くことが出来た。ベッド上での右上半身の運動は左の方より痛みがきつくて目配せして 緩めてもらったほどだったが何とか我慢した。
午後2時半から訪問歯科。一昨日妻に歯磨きしてもらってから左下奥歯のブリッジ近くの歯茎が腫れてる感じがしてたの だけど、今日の歯茎はある程度落ち着いていた。僕は左下奥歯のブリッジの歯がない真ん中の部分の左外側の歯茎に 違和感があったのだけど、歯科衛生士さんはブリッジの奥側の歯茎を気にしていた。上手く伝えられないのは 歯痒いものだ。

4月3日 出たのかな?
木曜日便がすっきり出なくて、それ以降も便意は幾らかはあるけど便が出ない日々が続いて…ようやく今日月曜日排便の 日が来た。だけど便が出る自信はなかった。でもケアの時間が近付いてくるに従って便意が少しずつ強くなっていった。 1年半前まではこんな感じになったら便が少しは自然に出ていたのに今は…。
月曜日の朝のケアは10時半から、担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさん。普段なら排便介助には 十分なコンビなのだけど…自分には便を出す自信はまだなかった。いつも通り洗顔と清拭が終わった後排便介助。 浣腸液を1本全部使うか半分ずつ2回に分けて使うか最初迷ったんだけれど、最初にT看護師にしてもらった摘便で固い便が ある程度出たので浣腸液を半分ずつ2回に分けて使おうと決めた。1回目の浣腸では便が一塊半出たが途中でまた止まって しまった。その残便を仰向けと左側臥位でお腹を押しながら摘便で出してもらって、もう一度残り液を浣腸。それで 便汁と残ガスを出しもらって陰部とお尻を洗ってもらって朝のケアを終わった。お腹はある程度スッキリ、 便は出たみたい。良かった。
午後3時からの車椅子移乗の担当はT看護師とヘルパーのYさん。月曜日の車椅子移乗は一度二人に立たせてもらってから もう一度ベッドに横になりスライドボードで車椅子に移してもらう方法。ベッドから立ち上がる時は太ももに力が入り 今日も調子良かった、Yさんのお尻の持ち上げ方が上手いのだ。スライドボードでの車椅子への移動も二人とも力があって スムーズ。満足。

4月2日 疲れてる
夜は睡眠剤を服用しても3-4時間しか眠れなくて年中寝不足だし、最近諸々生かされているのにも疲れたって感じで何にも やる気が起きない。今日も考えるのが嫌になってTVerで動画を探して見てただけ、文章も思い浮かばなかったし文字を 書く気にもならなかった。時々何にも出来ない身体で生き続けていることが無性に嫌になるし、不定期にこんな想いが 心の中を渦巻くのにも疲れるし…何のために生かされているのやら。こんな想いの時は日曜日の妻の時間を割いてまでの ケアは要らないと思うのだけど…妻の折角の好意で言ってくれていることを無にすることは申し訳ないから陰洗は 断っている、体も下がってパソコンの入力も難しくなるしね。まあいつもの様にその内気持ちも回復するだろう…。

4月1日 素人並み?
土曜日のケアは朝10時15分から。担当看護師は先週と同じ訪問看護ステーションTのN看護師、K所長が指導のために同行と いう点も先週と同じだ。それなのにN看護師の介護が清拭でも陰洗でも素人並みに下手くそだと思った、先週はN看護師の 介護に一応合格点を出したのに。違うのは一緒にケアするヘルパーさんの性格、。先週のK会のヘルパーMさんは教え上手、 誰にでも積極的に教えていくタイプ。それに対して今日のヘルパーFさんは看護師についてゆくタイプ、自分から口を 出すことはない。その違いがN看護師の介護行為を変化させたのか、不思議だ。でもN看護師の今日のケアじゃ気分は ゆっくり出来ないな。



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3月
3月31日 通院日
今日は通院日、昨日に引き続きリフト車の車窓から桜の花見が出来る日。午前11時半頃に社協のヘルパー二人が来て外出 準備、Fさんが洗顔してKさんが脚のマッサージ&装具付け。そして洗顔が終わる直前に訪問リハビリのH先生が着いて Kさんと一緒に脚と頸の装具付け。それからH先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせてくれて、ヘルパーさん達が 体勢を整えて掛け物を掛けてくれた。最後に妻に吸引してもらって部屋を出た、丁度正午のサイレンが鳴っていた。 玄関から出たら外は青空 良い天気、いい外出日和になりそうだった。
今日の通院の楽しみはリフト車の車窓から見る花見。病院までの道中で花見の出来る場所は我が町では蔵宿駅と 炎博記念公園・隣町で4ヵ所、そして病院の敷地内の桜。どれも散り始めで今が見頃、特に病院の桜は幾分花吹雪に なってた。帰り道は炎博記念公園の取り付け道路を超ゆっくり走ってもらった。リフト車の窓から桜の花々がすぐ間近に 見え本当に桜の木の下で花見をしているようだった。家に着いた時にツバメが小屋に入っていくのが見えた。もうどこも かしこも春模様。
病院に着いて玄関でリフト車を降りて待合室の入り口で検温してから、救急処置室1に入って車椅子からストレッチャーに 移してもらった。時計を見るとまだ12時50分、今日も救急処置室1に入るのが早かった。それからバイタルを測り終えた ところで看護師さんが主治医に連絡を入れている姿が見えた。ところが隣 救急処置室2から主治医の声が聞こえた、 「これからレントゲンを撮りに行きます」という声が。そしてすぐに主治医が来て診察と処置(カニューレ交換)、それから 同行しているKさんが看護師さんに手伝ってもらって脚と頸に装具を付けストレッチャーから車椅子に戻った時に時計を 見るとまだ午後1時20分ぐらい。すぐにリフト車に乗り込み帰る時に玄関前の池を見たら今日は良い天気なのに亀は 甲羅干ししていなかった。家に着いて部屋に入り時計を見るとまだ午後2時20分前、今日の通院も早く済んだ。
午後2時45分頃訪問リハビリのH先生が来てリハビリ開始。最初は車椅子からベッドに戻る時の4歩の歩行運動、今日は 前回(水曜日)ほど良い調子ではなかったけれど自然体で歩けた感じだ。次の脚の可動域運動では今日も右股関節の 屈曲運動の際には股関節の内側に 膝の裏伸ばしの時は膝の裏に少し我慢するくらいの痛みはあったけど…水曜日ほどは 痛まなかった。最近立位運動も歩行運動も調子が良くて関節の痛みがちょっとだけ小さく感じられるのは暑くなって きたからかなあ。

3月30日 お花見(散歩)
木曜日は排便の日、でも今日も便があんまり出なかった。もう毎回便が出るか出ないか気にするのにも疲れた。浣腸液を 使うのはもう1本だけにして便が出るか出ないかは自然に任せようと思い直した。出なかったら仕方ない、自然に出そうに なるまで待つことにしよう。
午後3時からの車椅子移乗の時間に近所の大樹神社と竜泉寺に桜を見に連れていってもらった。桜は満開で少しだけ地面や 池・ツツジの葉っぱに散っている花びらもあって今が丁度見頃、これで朝みたいに青だったら最高だったんだけど出かける 頃から雲が広がってきて…。訪問看護師さんが「私が雨女だから…(申し訳ない)」って言ってたけど、「連れてきてもらった だけで感謝」です。
それにしてもお寺の境内が綺麗にそして広くなった、このお寺に最後に入ったのは20年くらい前の一八夜の日の 昼間だったかな。元気だった頃は毎年のように大晦日の真夜中お寺に行って除夜の鐘をついた後焚き火の周りに集まり 地元の方々と話をして、その後大樹神社に初詣してうちに帰っていたものだが。懐かしいなあ。

3月29日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。今日も入浴車の止まった音がするギリギリまでパソコンで動画を見てた、なにせYahoo GyaOで 動画が見えるのは今月いっぱいだから。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさんとFさん(今日はヘルパー役を 担当)・ヘルパーのKさん、ヘルパーさんが1人しか行けないと分かった昨日の時点でF看護師(ケアマネージャー)に連絡が 入ったとのこと。F看護師が入浴車のヘルパーの役割を担うのは今回が初めてらしい、ヘルパーの役割を知らないので たまにどうかしたのかなと思うことがあったけど不都合らしきものは入浴中はなかった。
お風呂に入る前にY子さんが脚のマッサージをしてくれて、その後に万歳を10回・左側臥位でタッピング・吸引してもらって 浴槽に浸かった。お湯は若干熱め、でもすぐに慣れた。十分に温まり体を洗ってもらってからもう一度温まりお風呂から あがった。今日も気持ちの良いお風呂だった。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動。股関節の屈曲運動では特に右脚の時に内側が 結構痛かった。膝の裏(大腿二頭筋)伸ばしも踵(アキレス腱)伸ばしも今日はいつもより痛く感じたけど時間は少しだけ 短かったのかもしれない。立位運動は3回とも立つ時もベッドに腰掛けようとする時も太ももにまあ力が入り、腰も H先生の加勢のおかげでスムーズに伸ばせたと思う。

3月28日 
火曜日のケアは朝9時半から、まず訪問看護ステーションOのK看護師が僕の部屋に入ってきて社協のヘルパーKさんが 続いて入ってきた。そしていつも通りKさんが洗顔している間にK看護師はバイタルを測りその後は入念に?僕の脚を マッサージしてくれた。それから二人で背中拭きと陰洗、前から思っていたのだけれどK看護師はケアの時に何だか無駄な 動きが多いような気がしてた、だからケアの時間が長引くのだと。その次に車椅子移乗、今日も庭の方を向いて座らせて もらった。庭の小屋の後ろに赤色の葉っぱ?が見えた、これが窓から見える唯一の色合い?
午前11時前からは訪問リハビリ、H先生の上半身の可動域運動と4歩の歩行運動。最初の左上半身の可動域運動は車椅子に 座ったまま、左手の指の屈伸運動はかなり痛みを感じたが肩・腕・肘の稼働は耐えられた。歩行運動は医師になる末の 息子に見てもらいたくて呼び出した。4歩の歩行運動は1歩目左足に重心を移す際に体を上手く前足(左足)に移すことが 出来たし左足に力を入れて踏み込むことが出来た。歩行運動の出来はまあまあ。息子には「たとえALSの身体でも部位に よって筋肉の萎縮するスピードは大きく異なる、そして筋肉の残っている部位を鍛え続けていれば発病から30年近く 経っていても機能する・サポートがあれば歩く機能も保持出来る」ということ解って欲しかった。4歩の歩行運動でベッドに 戻ってからは右上半身の可動域運動と呼吸リハ、右上半身の可動域運動で肩の運動で痛みが来たけど…耐えられた。
夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーは僕の苦手なNさん、馬鹿丁寧な話し方が元々肌に合わなかったのだけど…先週の 呼吸器トラブル時の対応の悪さぶりに僕の中の不信感が大きくなり更に苦手になった。それにNさんは他のヘルパーに 比べて一つ一つの行為に時間がかかる、それが右手の障害からくるものなのか性格からくるものかは分からないけど。 その上気が利かないし吸引も上手くならない…。だけど重度障害者訪問介護の募集に応募してくる看護師・ヘルパーも 極端に少ないからこちらにヘルパーを選ぶことは出来ない、来る者拒まず・拒めずの状態だ。選択肢がないというのも 困ったことだ。

3月27日 体調悪し
今日は朝目覚めた時から肺が冷えて上半身に寒気を感じていた。最近肺の調子がもうひとつで肺に寒さを感じることが 多い。身体が弱ってきているのかも。やはりこの前の呼吸器トラブルで30分も強めにアンビューを押し続けてもらって いたからかな。
朝のケアは10時半から。担当は訪問看護ステーションTのK所長と社協のヘルパーYさん。今日の朝は便意はあまり強く なかった、どちらかというと昨日の方が便意は強かった。そしてケアの時間が近付くに従って便意は強くなっていった。 ただ僕の部屋の障子が開いてK所長の顔を見た瞬間「今日の排便は難しいかも」と思い「今日の排便で浣腸液を2本使おう」と 決めた。
いつも通りYさんが洗顔している間にK所長はバイタルを測った後にお腹と脚のマッサージをしてくれた…、が K所長の お腹のマッサージで便意が強くなることはほぼなかった。それから二人で清拭、清拭中に僕が口を挟むことはほとんど なかったから?清拭は11時15分にはもう終わっていた。そしてすぐに排便介助、まずK所長に摘便してもらったら便や ガスがまあまあは出ると思っていたけれど…便が出ることはなかったし 不思議なことに便意が強くなることもなかった。 それからK所長に1本浣腸してもらったら…お椀一杯分の便が出たらしいが、残便感はあったけどK所長に摘便して もらっても出なかった。次にもう1本浣腸してもらうと残便が出て大きなガスも爆発したけど…摘便では何にも 出なかった。もうK所長の摘便では何の効果がなく何にも出ないと理解して、洗ってもらってケアは終わった。時刻は 正午、諦めたら早く終わった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とYさん。月曜日の車椅子移乗は一度立ってからスライドボードを使って 車椅子に移る手順。二人に立たせてもらった時に今日は上手く立てたと思う。最近調子良い。庭の方を向いて座らせて もらったらユキヤナギの木がほぼ緑になってた。窓から見える風景にまた色がなくなった。

3月26日 友来たる
今朝は6時まで眠れたからか眠気も疲れも幾らか取れたようで朝からパソコンで文字を入力する気にはなった、昨日までの 二日間は眠たくて何もする気にもならなかったからYahoo GyaOで動画ばかり見て過ごしていた。
正午前に妻がケアをしてくれたのだが陰洗は面倒くさくなったので断った、陰洗したら体も下がるから妻一人で体を 上げてもらわなくちゃいけないので…それも嫌だったし。午後3時には中学から50年来の友Mが顔を見せに来てくれた。 そして1時間半ほど話をして帰っていった。僕は話を聞くだけでほとんど話に参加することはないのだけれど、今回は 地図の話から話に参加することが出来た。有田・伊万里の地図を見てたら知らない建物の名前がいっぱいあった。20年も 経ったら当然だろうが色々変わっていた、変わっていると知らなかったことが悔しかった。小中高校の同級生で僕の家に 訪ねてきてくれるのは今ではほぼMのみ。僕はほとんどの人とすぐに話すことは出来たけど深い付き合いをする努力は 怠った、僕を訪ねてくる人がいないという今の現状をそれが物語っているのだろう。まあ全て自分のせいだから 仕方ないな。

3月25日 N看護師初陣
土曜日のケアは朝10時15分から、担当は訪問看護ステーションTのN看護師(K所長は指導のため同行)とK会のヘルパー Mさん。昨日お風呂に入ったから今日のケアメニューは洗顔と清拭と陰洗で1時間、出来るだけ短いのがN看護師の初陣には 適しているしヘルパーが教え上手なMさんなのも丁度いい。いつも通りMさんが洗顔している間にN看護師はバイタルを測り その後K所長と二人で脚のマッサージ。それからN看護師とMさんの二人で清拭と陰洗(K所長は監督?)、清拭はまあまあだと 思ったけど陰洗は差し込み便器をきちんと差し込めるようになるまでにまだまだ時間がかかりそう。それにやり方に時々 指導が入るからケアには1時間20分かかったが…仕方ないか。まあ初めてにしてはよく出来た方かな。
どうも気温に身体がついていってないみたい。何かやろうという気持ちがしないし疲れも貯まってきているのか一日中 眠かった、まあ昨日のリハビリの疲れも幾分は残っているのだろうけど。それに体温調節が上手く出来ない身体だから エアコンや掛け物を調整しても変な汗をかいてしまう。かといって掛け物を何枚か減らすのも風邪引きそうで怖い。

3月24日 H先生のリハビリ
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのKさんとMさん (Fさんは同行)、若いMさんは次から独り立ちという。テレビのワイドショー的な番組では今日もWBCでの日本優勝の ことばかり報じていた。聞いててまだ心地良いけど少々飽きてはきた。今日のお風呂はちょっと熱め、でもいつもの様に 少しずつ慣れてきてお湯の温度は気にならなくなった。しかし今日は左足の指がお風呂の後方の壁に擦れて痛かった。 普通の人は踵は直角だから指の上の方が壁に当たるなんてことは想像出来ないのだろう。今日もお風呂をあがってから 顔や腕に汗が吹き出した、これから半年以上こんな季節が続くのだろうな。
午後3時過ぎからはH先生のリハビリ。今日のリハビリはいつもよりかなり厳しかった、特に立位運動と脚の可動域 運動が。最初のベッドの右端での端座位は背中に当たるものがなくてスッキリしていつも通り気持ち良かった。背中を 伸ばしてもらった時に窓の外を見たらユキヤナギには白い花がまだ残っていたので嬉しくなった。次の立位運動では立つ 時もベッドに腰掛ける時も今日は太ももの力をかなり使わされた。立位運動で太ももにこんなに力を使うのは久しぶり、 最近は腰を伸ばす時の腰の様子ばかり気にしていた。時には太ももの力を使うのも良いものだ、3回とも鍛えているって 感じがした。最後の脚の可動域運動では膝の裏伸ばしとアキレス腱伸ばしが特にきつかった。体調がもうひとつだった せいではないと思うが…。

3月23日 今日は快便
今日は排便の日。昨日ラキソベロンを1滴増やして14滴にした効果が出たのか朝から結構強い便意があった。
木曜日のケアは9時45分から。最近訪問看護ステーションOのM看護師が時間通りに来るからパソコンを事前にシャット ダウンした。M看護師はちょっと遅れてきてすぐにバイタルを測り洗顔開始。そして洗顔が終わった時にK会のヘルパー Fさんが合流して…いつもなら二人で背中を拭いてもらうところなのだが急に便意が強くなってきたので排便介助を先に してもらうことに。M看護師にまず摘便してもらうと…固い便が出た後に片手山盛りの軟らかい便が出たそうな。その後は 液を半分ずつに分けて浣腸を2回してもらって、M看護師にお腹を押しながら摘便で残便と便汁を出してもらったらお腹も すっきり。背中を拭いてもらっても時間も余裕を持って終わった。今日は便もたっぷり出て良い終わり方だった。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。木曜日の車椅子移乗は一度立ってからスライド ボードで車椅子に移る手順、二人に立たせてもらった際は脚に結構力が入ってかなり安定して立てた。車椅子には テレビが見える位置で座らせてもらった。横目でユキヤナギ?の木を見たけど白かった花が緑っぽく見えた。1時間後 車椅子からベッドに戻った時には少し寒気を感じた。今日一日体調はもうひとつ。

3月22日 WBC決勝日本vsアメリカ戦
今朝未明死に繋がるかもしれない出来事があった。午前3時?過ぎ 水抜きをした時に回路のどこかが外れたらしい、 呼吸器を着けても(回路外れの低圧)アラームが鳴っているのに夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーNさんはアラームの 音を気にも止めなかった。慌てて僕が文字盤で「(息)苦しい、アンビュー」と伝えて…ようやくNさんが呼吸させて (アンビューして)くれた。呼吸して一息ついたこの後は「この危機を妻にどうやって伝えるか」が問題、Nさんにはこんな 危機にどうやって対処するか考える頭がないから…僕が考えて文字盤でNさんに伝えるしかない。だからアンビューして もらっている合間合間に文字盤を使ってNさんに「電話して」という要件を伝えた。ただNさんは文字盤初心者だから要件が なかなか伝わらないし、呼吸器から空気が送られてきてないことを分かってない(何回も「呼吸器を着けてもいいですか」と 聞かれた)&呼吸器から空気が送られてきてない時の対処法を知らない・アンビューし続けないと僕が呼吸出来てないと いうことさえも理解していないと思った。幸い妻が電話に気付いて来てくれたから死なずに済んだけど…、Nさんからは 危機感を全然感じなかった。改めて重度障害者訪問介護のヘルパーの無知さ加減を知った。トラブルの時に どう対処するか、マニュアルの必要性を感じた。それにこんなトラブルの時は両手が使えないと無理だと思った。
日本時間午前8時過ぎからWBC決勝 日本vsアメリカ戦開始。日本の先発は今永投手、1回表2番バッターにツーベース ヒットを打たれたがこの回は0点に抑えた。だが2回表6番バッターにソロホームランを打たれ1点を先取された。しかし 2回裏先頭打者村上が完璧な当たりでソロホームラン、1アウト満塁でヌートバーの1塁ゴロの間に3塁ランナー岡本が 帰ってきて2:1で逆転した。更に4回裏岡本のソロホームランで1点を追加し3:1とした。アメリカの打撃陣は誰も一発が あるバッターで今日の日本の投手陣は大変だった。今永→戸郷→高橋(宏)→伊藤→大勢と繋ぎ8回はダルビッシュ・9回は 大谷で締めた。ダルビッシュはまだ本調子ではなく5番バッターにソロホームランを打たれたが追加点は与えなかった。 大谷も先頭バッターを四球で出したけど次の1番バッターをセカンドゴロ併殺打に打ち取り2アウト、そして2番トラウトを 三振に打ち取りゲームセット、3:2でアメリカに勝利し侍Japanが世界一に輝いた。WBCのMVPは大谷選手、だけど日本 チームのMVPは初日から宮崎キャンプに参加しチームを一つにまとめたダルビッシュだと僕は思う。僕が注目していた 吉田選手は13打点でWBCの打点王、今日は目立った活躍はなかったけど昨日の準決勝の同点3ランホームを初めとして 大活躍だった。

3月21日 WBC準決勝日本vsメキシコ戦
今日は朝8時からWBC準決勝日本vsメキシコ戦、チャンネルを間違えて覚えていて最初を見逃すところだったけど妻が チャンネルを合わせてくれた。佐々木朗希投手は調子良さそうに見えたが4回の表に2アウトを取ってから2者連続ヒットと ホームランを打たれメキシコに3点を先行されたが、7回裏に近藤のヒットと大谷の四球で2アウト1-2塁にし吉田の ホームランで追いついた。これで安心したのもつかの間佐々木の後を継いで5回から投げた日本のエース山本投手が8回 表に捕まりツーベースヒット2本で1点を取られ、1-3塁にランナーを残したまま湯浅投手に交代。湯浅投手もタイムリーを 打たれ1点を取られたがレフト吉田のバックホーム好返球でタッチアウト、3:5の2点差で何とか食い止めた。8回裏岡本の 死球・山田のヒットで1-3塁、山川のレフト犠牲フライで4:5の1点差にした。そして9回裏先頭の大谷がツーベース ヒット、これで僕は何とかなると思った。続く4番吉田は四球を奪い代走周東、0アウト1-2塁でバッターは今日3三振の5番 村上。でも僕は「ライトフライぐらいは打てるだろう」と楽観視してた、ライトフライで1アウト1-3塁になれば同店までは 持って行けると。ところが神様村上様はセンターフェンスに当たるツーベースヒット、大谷に続いて周東まで帰り6:5の 逆転サヨナラ勝ち、明日の決勝vsアメリカ戦に駒を進めた。それにしても周東は速かった、メキシコのセカンドが ボールをつかんだ時にはホームベースのすぐ手前まで来ていた。
WBC準決勝日本vsメキシコ戦の間に朝のケアとリハビリを受けた。朝のケアの担当は訪問看護ステーションOのM看護師と 社協のヘルパーFさん。洗顔・背中拭き・陰洗をしてもらってそれから車椅子移乗、全てがスムーズにいって10時半には全て 終わって妻と雑談してた。10時50分頃訪問リハビリのH先生が1週間振りに来てリハビリ開始。最初は車椅子に座った ままで右上半身の可動域運動、それぞれの関節が程々に痛んだけど十分我慢出来た。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動は 前に出した足に体重を移動する際に前足に力を込めて踏み込むことが出来たので調子良かった。ベッド上での左上半身の 可動域運動では肩と指の運動がきつかった。呼吸リハでは胸を下から押してもらった時に痰が剥がれ出た。 いい感じだった。

3月20日 今日の排便も難しかった
今日は月曜日 またもや排便の日、朝から弱い便意はあったけど昨日の方が強かった感じだ。昨日経管栄養の前に ラキソベロンを13滴服用したのに今日は効果が弱かったか、15滴まで増やした方がいいのかな。今日の朝のケアの担当は 訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさん、排便には悪くないコンビだけどT看護師にお腹をマッサージ してもらっても便意が強くならなくて難しかった。洗顔と清拭が終わっていよいよ排便タイム、1回目の液半分の浣腸では ガスは出たけど便は出なかった。だけど便が降りてきた感じはあったからT看護師に摘便で固い便を出してもらって残り 半分の液を浣腸、それで便が一塊出たけど下腹に残ったまままた止まった。急いでT看護師を呼んでお腹を押しながら 摘便して下腹に降りてきていた分の便を出してもらって…これで木曜日までもてるなとひと安心した。後は左側臥位で 残便・便汁を出してもらってお尻を洗って終わった。今日も25分もオーバーした、ヘルパーさんにも看護師にも申し訳 なかった。出来るのならばいっそのこと朝のケアの時間を2時間にしてくれないかな。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師と社協のヘルパーFさん。月曜の車椅子移乗は一度立ってからスライドボードで 車椅子に移してもらう手順。二人に立たせてもらった際今日はとても安定してた、Fさんのお尻の持ち上げ方が上手くて 僕の身体を支える手も安心感を与えたのだ。そんなFさんも今月末で異動とのこと、入浴車のスタッフとしては来るけど ケアでは来ないと。寂しいけど仕方ない。僕はFさんの性格も明るいキャラクターも好きなのだ。

3月19日 疲れた
夜中何度目が覚めただろう、何時であろうとも一度目が覚めたらもう二度と熟睡出来ない体質だから。ほんと毎日毎日 寝不足みたいな感じで疲れている。それに今週の重度障害者訪問介護のヘルパーさんの日々のシフトを考えると更に 疲れる。その上最低でも次の重度のヘルパーさんが見つかるまではこの体制が続くと思うと…更に更に疲れる。この 疲れ、多少の違いはあっても死ぬまでずっとだろうな。まあ仕方ないか、それが僕にとって生きてるって ことだから。

3月18日 重度障害者訪問介護
土曜日のケアは朝10時15分から、定刻ギリギリまでパソコンをしていた僕は玄関の開く音を聞いてからシャットダウン 操作を始めたから間に合わなかった。時計を見たら10時15分丁度、まあいいかと思った次第。今日の担当は訪問看護 ステーションTのT看護師とK会のヘルパーMさん、何の心配もない絶好のコンビだから安心して任せて目を閉じた、今日も 寝不足みたいで朝から眠かった。昨日は通院だったから今日のケアは洗顔・洗髪・清拭・陰洗の1時間半コース、丁寧に 洗ってくれるし拭いてもくれるから満足だった。ケアが終わった時間も11時45分、ぴったしだった。久しぶりに時間を 気にせずケアを受けることが出来た。
午後5時からは重度障害者訪問介護、夜間のヘルパーは昨日に引き続きAさん。でもAさんがこうして頻繁に来ることは これからはなくなるだろう。昨日のAさんの話によると「Fさんは日・月・水・木の週4日」「Nさんは本業の関係で曜日が変わる 可能性はあるものの基本は週2日」「Kさんは隔週1日」。ということはAさんも基本は隔週1日、ただし誰かが来られなく なった時はAさんが代わり来る+繋ぎが必要な時は繋ぎに入る。今まで繋ぎは「火曜日は常時・日曜は時々・水曜は無視」の 週2回あったのを0にしFさんの努力目標に変えるとのこと。Aさんは週の重度障害者訪問介護の質がどんなに落ちるかには 考えが及ばないのだろう、シフトを埋めるので精一杯だからケアの質なんてものは考えたことがないのだ。まあ僕が 諦めた・何も言わず我慢しようと決めたNさんを出来ると判断して週2回もシフトに入れるのだから。「いくら募集しても 人が集まらない」ということを言い訳にして何か厄介者を押し付けられたみたいな心境だ、なにせこっちには選択権が ないのと同じ状況だから。Aさんも嫌いになりそう、重度障害者訪問介護はますます疲れる一方だ。

3月17日 通院日
今日は通院日。午前11時半前に社協のヘルパーYさんとFさんが来て…Yさんは洗顔・Fさんが脚のマッサージと装具付け。 その途中でFケアマネージャーが来て…今日は訪問リハビリのH先生が来られないから何らの手伝いに来たのかな。二人に 任せればいいのに車椅子移乗の様子を自分の目で見ないと心配だったのだろう、本当にいい人過ぎ。それからYさん・ Fさん二人で頸に装具を付けスライドボードで僕をベッドから車椅子に移動させた。それがヘルパーさん二人なのに 火曜日より上手い、流石ベテラン二人。そして体勢を整えてもらいFケアマネージャー(看護師)が最後の吸引をして もらって、妻も呼吸器を車椅子の下の板の上に動かしたりして外出準備完了。時計を見ると正午少し前、今日も 早かった。
外に出ると曇り空、ヘルパーさんが「病院までの往復で雨が降らないといいですね」と言っていた。今日の通院の目的の 一つは桜の咲き具合を見ること、東京で開花宣言したからこっちの方はどうかなと楽しみにしてた。病院までの道中1ヵ所 早咲きの桜があることは数年前から知っていたので、今年もこの早咲きの桜が咲いてると思って予め妻に「写真を撮って 欲しい」とメールしておいたのだが…早咲きの桜のある場所を直前にして「カメラを忘れた」と。まあこんなもんだろう。 結局今日は4ヵ所?で桜を見ることが出来た。早咲きの桜は3分咲きくらいかな。道中の路傍で目立ったのは白と黄色の 水仙、もう3月も下旬になろうとしているのに今年の水仙は未だに元気だ。
隣町のナフコの交差点で僕の乗ってるリフト車を救急車が追い越して病院の方へ向かったから救急処置室は使用中だとは 思っていたけれど、病院に着いた時救急処置室の入り口の前に救急車がやっぱり停まっていた。玄関でリフト車を降り 待合室の入り口で検温して招かれたのは救急処置室A、そこで車椅子からストレッチャーに移してもらいバイタルを 測ってから主治医を待った。20分後(時計が見えなかったからはっきりとは分からないけど)主治医が来て診察と処置 (カニューレ交換)。それから主治医と妻が話していたけど目新しい話は次のレスパイト入院のこと、次のレスパイトが 4月28日からの二週間に決まった。診察が終わってストレッチャーから車椅子に戻り帰途についた。
家に着いた時に周りを見渡してもツバメの姿は見えなかった。使っているカラス撃退グッズは1種類だけ、折角3種類 買ったのに。自分の部屋に入り時計を見ると午後2時20分前、今日の通院も早く終わった。今日はリハビリがないから すぐに経管栄養、そして重度障害者訪問介護のヘルパーさんが来た頃には外が暗くなりかけていた。今日はほんと一日 天気がもうひとつだった。

3月16日 WBC準々決勝 イタリア戦
今日木曜日も排便の日、どうにかして排便を週1回に出来ないものかなと思うが…。朝9時45分ほんのちっょと前に 訪問看護ステーションOのM看護師が着いてバイタルを測り洗顔開始。そして洗顔が終わった時にもう玄関の開く音が して誰かの声がした。M看護師が「誰かしら」という問いに僕は「こんなに早く来るのは(K会のヘルパー)Mさん」と思ったが… その通り障子を開けて入ってきたのはMさんだった やっぱり。
それから二人でいつもの様に丁寧な背中拭きをしてもらい次は問題の排便。今日は朝は便意はなかったけど時間が経つに 従ってだんだん便意が強くなってきた、それでも便を出す自信はなかった。まず摘便でガスと固い便を出してもらった。 次に浣腸、最初ガスがいっぱい出て便も一塊出たけど腹圧が足りなくてまた途中で止まってしまった。それでM看護師を 呼んで下腹を押してもらったらいっぱい出た。それでもまだ残っている感じがしたのでもう1本浣腸してもらったら… 残便と便汁がヌルッと出た、これでお腹もスッキリになった。ケアも11時には終わっていた、今日は排便にしては珍しく 早く終わった。
朝のケアが終わった時にM看護師から「天気が崩れなかったら昼から庭に車椅子で出てみませんか?」と提案があった。僕は 来週には神社でも桜が咲いてるだろうからそっちの方を見に行きたいので「来週(散歩に)行きたい」と言ってしまって…、 つい「(今日は)どっちでもいい」とも言ってしまった。午後3時前M看護師が来た時には雲が広がってきていた。それで M看護師は「庭に出ます?」と聞いて僕は「行く」と答えた。社協のヘルパーYさんと二人に僕は一度立たせてもらってから スライドボードで車椅子に移って外に出た。外にはまだ日が射していて暖かく感じたし風も前回の散歩の時ほど冷たくは なかったしそろそろ散歩にはよい時期になってきた。最初は「ゆいたん」の見学、きれいな建物・内部もきれい・Y子さんにも 会えた。それから近所をぶら散歩(さるく)、菜の花が良い時期を迎えていたが椿はもう少しかな。妻が世話を焼いている 野良猫も石の上でくつろいでいた。朝晩のご飯と庭の3畳ぐらいの道具小屋の中に寝床与えたらしい、もううちの外猫 みたいなもののようだ。みんなこの猫のことを「不細工」と呼ぶけど愛嬌のある顔をしてると僕は思った。チビはこの 「不細工」を嫌ってはいないようで時々つるんで遊んでいるとのこと、チビは誰にでも優しいから。今年もツバメが巣に 来ていたらしい、今度こそツバメを烏から守ってやらねば。
今日の一番の楽しみは「WBC準々決勝 日本vsイタリア戦」を見ること。今日の先発は大谷翔平、前回の中国戦より調子は よかったようで4回までは2安打1四球5三振無失点に押さえていた。ところが5回表はこれまでの全力投球の疲れが出たのか 制球が乱れて2死球1安打、2アウト満塁で3番バッターにタイムリーを打たれ2点を奪われて降板、その後は伊藤投手が ぴしゃりと押さえた。日本の攻撃は3回裏近藤が四球で出塁すると大谷のセイフティーバンドで1アウト1-3塁、4番吉田の センターに抜けるような当たりをショートが取って1塁でアウトにする間に近藤が帰ってまず1点。そして5番村上の 四球の後6番岡本がホームランを放ちこの回4点を先取した。大谷が2点を取られた5回裏には大谷・吉田の四死球の後 村上・岡本の連続タイムリーツーベースヒットで3点を取り返した。最終的には9:3で日本の快勝、打撃陣も3回に先取点 4点→5回に中押し3点→7回にダメ押しの2点と理想的な点の取り方・投手陣も大谷(4回2/3)→伊藤(1/3)→今永(1回)→ ダルビッシュ(2回)→大勢(1回)と万全の布陣。ただ大勢は左打者?に弱いらしく2安打打たれた。クローザーが課題に なるかも。良い兆候もあった、村上がツーベース2本 打球も上がってきた。期待大。
ダルビッシュの登板は必要だったのか、栗山監督が日本のファンを喜ばせるために登板させたのかも。それとも決勝戦の クローザーに起用するためには今日の登板が必要だったのか。

3月15日 今日のリハビリ
午前10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のYさんとGさん・ヘルパーのIさんとMさん、久しぶりの 組み合わせだったが熱心に洗ってもらった。今日の井戸端会議の話はWBCの準々決勝の侍JAPANの先発メンバーのことを 考えていたから聞こえなかった。今日は先週ほど汗をかかなかった、今日の方が気温が低かった ということは体感的に ないはずだが。体長の問題か、不思議だ。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後2時過ぎからは訪問リハビリのH先生の代理 M先生のリハビリ、今日は脚も手も動かしてくれるとのこと。あんまり 機体はしていなかったけどありがたかった。M先生のリハビリが2時に変更になったってことを知らなかったから2時前に 玄関の開く音がしてM先生の声が聞こえた時はびっくりしたけど…、おそらく入浴車のスタッフとして最初来る予定だった Fケアマネージャー(看護師)が伝えるつもりだったのだろう。まあM先生のリハビリでは立つことがないから経管栄養が 終わったすぐ後にリハビリだとしても構わなかったが…。意外だったけどM先生のリハビリは下半身は結構力強くて まあまあ気持ち良かった。今週のリハビリは今日のみと、まあ仕方ない。

3月14日 ホワイトデー
ホワイトデー、昔からそして今でも僕には関係のない日だ。まあ関係ないと思っていた時点で僕の思いやりのなさを 露呈してると言えるのだろう。本当にしょうもない性格だ。もし僕が気遣いの出来るこまめな性格だったならばもてると いう言葉と縁がのかもしれない。
火曜日のケアは朝9時半から。ちょっと前に僕の部屋の障子を開けて入ってきたのは訪問看護ステーションOのK看護師と 社協のヘルパーFさん、K看護師は僕を立たせることは出来ないから何処までやるのかなと思っていたらFさんから 「聞いてます、端座位5分でいいですか」と。誰かと誰かが話し合って?「K看護師は端座位までなら出来る」との判断で ここまでになったのだろう。実際ほぼFさんの指導を受けて端座位までなら出来た。でもケアが終わったのは10時50分、 ちょっとかかり過ぎ? ケアが終わった時にFさんから「バレンタインデーにチョコレートをいただいたかお返しを持って きました」とのこと。後でプレゼントを見せてもらって…花とハンドタオル、妻が「きれいだから飾っておこうか」と。
何故いつもと違うケア内容になったのか、それは訪問リハビリのH先生が最低1週間は来られないから。

3月13日 排便はやっぱり難しい
今日は月曜日 排便の日、なのに朝から(ガス?で)便意はあったけど便が降りてきている感じはなかった。月曜日の朝の ケアは午前10時半から、定刻に今日の担当の訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさんが部屋に 入ってきた。このコンビなら排便に適した方なのだけど…便が出る自信は今日もなかった。
いつもの様にKさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸とお腹を聴診した後でお腹と脚のマッサージ。 それから二人で清拭、やっぱりこの二人の清拭なら安心して任せられた。ただテレビで「WBC」の話題が出た時なんかに 世界選手権の参加資格の話になって文字盤を使って二人の会話に加わって…時々清拭を中断させたりもした。そのつけは 後で回ってくる。
さて 問題の排便、今日はラキソベロンの効果があんまり出なくて便が降りてきてないようだったので浣腸液を2本使うと 決めた。T看護師に摘便でガスを出してもらい1本目の浣腸液を注入、ガスはいっぱい出たけど便は出ず…ただ便が 降りてきた感じはした。それから摘便で大腸を刺激してもらい2本目を浣腸、それで便は出かかったがまた止まった。 仕方ないのでT看護師を呼んで下腹を押してもらって便を出した。僕はもう自分では便を出すことが出来なくなった みたい、情けない。排便が終わった時に時計を見たら30分オーバー、申し訳ない。
午後3時からの車椅子移乗、T看護師とYさんが来てくれた。月曜日の車椅子移乗は一度立ってから、二人に立たせて もらったら…立ち上がる時は膝が少し不安定だったけど腰を伸ばす時は上手く力が入った。車椅子にはテレビも庭も 見える向きで座らせてもらった。梅の花はもう散ってしまっていたけれど隣に白い小さな花がいっぱいの枝に連なって 咲いていた。名前の花か知らないが…庭に花の色があるってやっぱりいい。

3月12日 WBC1次ラウンド全勝突破
WBC1次ラウンドプールB最終オーストラリア戦、国内の大エース山本投手の4回1安打無失点の好投と1回表3番大谷の3ラン ホームランで流れを掴んだ侍Japanは第二先発・中継投手陣の好投もあり7:1でオーストラリアに快勝、1次ラウンド プールBを全勝で突破し16日の準々決勝進出を決めた。テレビで見ていて日本の強みは投手陣の層の厚さ、他の国は リリーフに出た投手が制球をよく乱しているが日本のリリーフ陣にはそれがない。それに三振を取れるピッチャーが 多いのが日本の強み。世界一まであと三勝、先発投手以外は総力戦で頑張れ。BR> 正午30分前から妻にケアをしてもらった。その後妻に「(午後)4時から(実家の親戚の)法事があるので出かける、4時に重度 障害者訪問介護の人が来るようになってる」と告げれた。出かける数時間前に「出かける」という話を聞くのはよくある ことだからもう何とも思わないけど…それにどうせ聞いても僕には何も出来ないし。そして4時前重度障害者訪問介護の ヘルパーAさんが来ると妻は出かけたようだ。Aさんがうちに来るのは3日連続、Aさんと一緒にいる時間は妻と一緒にいる 時間よりたぶん長い。同時にもしかしたらAさんがご主人と一緒にいるより僕と一緒にいる時間の方が長い。こんなことを 続けていてAさんの結婚生活は大丈夫かな。

3月11日 WBC 佐々木朗希のピッチング
今朝「訪問リハビリのH先生が濃厚接触者になった」と連絡が入った。これで最短一週間はH先生の訪問リハビリは休み、 暖かくなって調子が上がってきたところみたいだけど…まあ仕方ないか。
土曜日のケアの担当は訪問看護ステーションTのN看護師(T看護師は指導係)とK会のヘルパーAちゃん、Aちゃんが土曜日に 我が家にケアに来たのは本当に久しぶりとのこと。それで「ケアの手順を忘れているかもしれない」と言いながらも N看護師にアドバイスをしていた、その辺は流石Aちゃんだ。Aちゃんが僕の所にケアに来るようになってからもうすぐ 15年になるそうで、僕のことを一番知ってるヘルパーさんになる。
今日のケアは洗顔と清拭と陰洗の1時間コース、ただT看護師の言うことを聞いてからN看護師はケアに取りかかることに なるから30分も時間もオーバーした。N看護師の清拭ももうひとつ、まあN看護師もその内慣れてくるだろう。
WBC1次ラウンドプールB チェコ戦 今日先発は佐々木朗希投手、世界戦デビューでどんなピッチングをするか楽しみに してた。1回表チェコのバッターは佐々木の160km/hのストレートをフルスイングで打ってきた。僕はプロ野球もない チェコのバッターが160km/hのストレートに当てることに驚いた、野球後進国チェコのバッティング技術はそんなに 高いのかと・佐々木の160km/hのストレートでも空振りは奪えないのかと。そして3番バッターに二塁ヒットを打たれ4番 バッターのショートゴロを中野が悪送球し1点を先取された。2回からは決め球をフォークボールに替えた。結局 佐々木投手の成績は3回2/3 打者17人に対し被安打2・奪三振8・四死球3・失点1・自責点0、11のアウトのうち8個が三振 なのだから素晴らしい成績なのだけど…僕は佐々木朗希だからこその物足りなさを感じた。それは四死球の多さと ストレートでの空振りの少なさ、贅沢かな。WBCだからそこまで求めるのは間違いか。
試合は1巡目手こずったチェコの先発軟投派投手を3回に捉え吉田のタイムリーで逆転、その後も追加点を重ね宮城投手が 5回を1失点2安打に押さえて10:2で快勝した。8回裏に4番村上にも良い当たりのヒットが出た、これでひと安心。

3月10日 WBC韓国戦
WBC(World Baseball Classic)開幕、昨日の中国戦は中盤までチャンスは作るものの肝心なところでタイムリーが出ず 接戦になりイライラする展開に。7回の裏牧のホームランから流れに乗ったものの、それまでは「完全な格下相手にこんな 試合しか出来ないんじゃあ世界一に黄色信号」と思わせるような前・中盤だった。とはいえピッチャー陣は安定してたし 試合も全体的に見れば先制点・中押し・ダメ押しと理想的な得点パターンだった。ただ気になるのは4番村上・5番吉田に 良い辺りがなかったこと、僕は世界一への打線のキーマンは吉田選手と考えているから尚更だ。8回山田哲人にタイムリーが出て良かった。栗山監督もセカンドに牧を使うか山田を使うか悩みどころだ。
さて日本にとって今日の韓国戦はプールBの1次ラウンドの天王山になると思っていていたが…思っていたより韓国 投手陣が意外にもろかった。3回表ダルビッシュがホームランを打たれ3点を取られたものの、その裏1-2回で5三振を 奪って絶好調と思えた韓国先発投手が突如乱れヌートバー・近藤・吉田のタイムリーで4点を取って逆転した。この回村上・ 吉田の打席を楽しみにしていたのだけど…吸引してもらっていて見られなかった、残念。その後も日本の投手陣は きっちりと押さえ打撃陣はまんべんなく点を取って13:4で韓国に快勝した。僕が注目している吉田選手はこの試合 3安打5打点、復活したと言えるだろう。心配なのは源田選手の怪我の具合と村上選手に良い当たりがないこと、このまま 不調が続く場合いつまで村上を使い続けるか・いつから山川選手に替えるのか、1次ラウンドの間は村上を使うと 思うけど…。
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのIさんとKさん、今日も浴槽に お湯が溜まるまでにY子さんが脚をマッサージしてくれた。お湯に浸かった時は少し熱く感じたけれどすぐに慣れた。 今日のスタッフの井戸端会議の話題は「卒業式」のこと、僕の小学・中学校の卒業式に親は来たのかなと考えながら みんなの話を聞いていたが最近の卒業式には親のどちらかは参加するようだ。足し湯と胸にシャワーでお湯をかけて もらって温もってからお風呂からあがったら…全身から汗が噴き出してきてしばらく汗が止まらなかった、もうそんな 季節になったということだろう。もうすでに春。
午後3時半前からは訪問リハビリ。最初はH先生に支えてもらってベッドの右端に端座位、背中を伸ばしてもらった時に 庭の梅の木を見ても白い花はあんまり見えなかったような気がした。昨日の車椅子移乗の時に見たらまだまだ花は 付いていたのだけど、夜の激しい雷雨で散ってしまったのかな。次に立位運動3回、H先生の立たせ方が今日からちょっと 変わった感じで少しばかり僕の力を使わせる方向にH先生の意識が向いたみたい。最後は脚の可動域運動では股関節や膝の 裏や踵にはそれなりの痛みがあったけど…いつもより痛みが弱くなったように感じた。暖かくなったからかも。

3月9日 出た!!
今日の担当の訪問看護ステーションOのM看護師が久々に定刻9時45分前に来て、最初にひと言「今日はどうしても外せない 用事があるから11時15分(定刻)には帰る」と。まずバイタルを測り胸とお腹の聴診、朝からある程度の便意はあったけど お腹の聴診をしてもらったことがお腹の良いマッサージになったみたいで便意が強くなった。そして洗顔開始。洗顔が 終わったところでK会のヘルパーMさんが着いて…背中拭きより排便介助を優先してもらった。まず最初に摘便してもらい 固い便一塊を出してもらった。次に浣腸液半分を注入してもらったら今日もまた便が途中で止まった。その分の便を 摘便してもらったら大きなガスと一緒にドバッと便がいっぱい出た。それから残り半分の浣腸液を注入してもらったら 残便が一塊出て止まった。どうやら僕には便をいっぺんに出す力はもうないようだ。でもとりあえずお腹はぺっこりと 減っこみ便意もほぼなくなった。M看護師 お世話になりました。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーFさん。今日は木曜日、二人に立たせてもらったけど結構 上手く立てたと思う。いや上手く立たせてもらったというべきか。そしてスライドボードで車椅子に移って庭もテレビも 見える向きで座らせてもらった。庭の白梅の花もちょっと散ったかなって感じ。でも庭に花があるっていいな。1時間弱 車椅子に座っていたらM看護師早めに来て社協のKさんが5分前に来た。すぐに二人に車椅子からベッドに戻してもらい 午後4時45分にはすでに全て終わっていて雑談タイム。ニュースでソメイヨシノの開花も来週中にはと言われている中、 雑談に入り込み「桜を見に行きたい」と言いたかったのだけど…飲み込んだ。

3月8日 風呂上りに汗をかく季節
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とY子さん・ヘルパーのMさんと Kさん、お風呂にお湯に溜まるまでにF看護師は僕の脚を入念にマッサージしてくれた。その後看護師二人に万歳と 左側臥位をしてタッピングした上で吸引をしてもらいお風呂に入った。お風呂に浸かろうとした時に回路から気管に水が 入りむせてしまった。その影響があったのか今日はずっと息苦しさを少し感じていたと思う。Fケアマネージャーによると 4月1日付で社協において大幅な人事異動があるとのこと、今日の井戸端会議はこの人事異動のことで盛り上がって いたけれど…僕には知らない名前ばかりで何にも分かんなかった。お風呂に浸かって温まってからネットを上げて身体を 十分に洗ってもらい…ネットを下ろしてお湯に浸かり足し湯をして胸にシャワーでお湯をかけてもらってもう一度十分に 温まってお風呂からあがった。久しぶりにタオルで腕を何回も拭いてもらうくらい汗がいっぱい出た。そういう季節に なりつつあるのか、僕の脳はまだ感じないが。今日も気持ちの良いお風呂をいただきました。
午後3時半前からは訪問リハビリ、H先生の下半身の可動域運動と立位運動3回。脚の可動域運動では股関節・膝の裏・踵の 痛みが少し薄くなったような気がした。立位運動では昨日の歩行運動でH先生に車椅子から立ち上がらせてもらった時の ことを思い出してベッドから立ち上がろうとした、3回とも立ち上がりは意識していた分少しは良かったと思うが…。 立位保持は 装具に踵を浸けようとしたけど、難しかった。

3月7日 うちの梅が咲いた
火曜日のケアは9時半から。なかなか熟睡出来なくて眠くて何もする気が起きなかったのでパソコンを早めに シャットダウンした。今日の担当は訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーKさん、ここ2回連続 ヘルパーさんの帰るのが遅くなっていたので今日こそは定刻に帰してあげたいと考えていたのだが…無理だった。 どうして難しいのか。確かに(Kさんが今日指摘したように)K看護師のやり方には無駄がある。でもそれだけではない、 技術が身についていないのだ。所々に経験のなさが露呈する、そういう現場で働いていなかったのだから仕方ないし 訪問看護としての経験を積むしかないのだ。K看護師は病院事務の資格を持ってるという。たぶん病院事務の方が給与は 高いと思うのだけど…どうして訪問看護師になったのか、K看護師なりの理由があると思うけど。陰洗までは10時25分まで かかったけど車椅子移乗自体は20分で終わって訪問リハビリのH先生が来る前に済んでた、車椅子移乗はすごい進歩だ。 あとは洗顔・背中拭き・陰洗をどうやって10時10分までに終わらせるか。
午前11時前にH先生が到着。車椅子に座ったままで左上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動、肩の内転・外転・上方への運動は 数を数えながら耐えた。庭には白梅の老木が沢山?の花を付けてた、うちの梅の木にこんなに沢山の白い花が付くなんて 僕の記憶にないことだ。去年の春に活動してない方の幹を切ってもらったのがこんなに良い結果を導いたのか。庭を 剪定してもらって良かったって思うのはこれが初めて、モチノキなんて枝が全然横に伸びてこなくて坊主みたいな ものだもの。次はベッドに戻る時の4歩の歩行運動、H先生に車椅子から立ち上がらせてもらう時に太ももと膝に少し力が 入ったような気がして それから腰を伸ばすことが出来た。それに歩行の4歩目に不安を感じたので脚に力を入れて 踏ん張った。最後はベッド上での右上半身の可動域運動と呼吸リハ、呼吸リハでは胸を押してもらっても背骨が 痛むことはなくなった。

3月6日 疲れる一日
月曜日 また排便の日、憂鬱だ。でもまあまあ便意はある、期待出来る。そう思っていたが…。
今日の担当は訪問看護ステーションTのK所長と社協のヘルパーSさん、僕の部屋の障子を開けて入ってきたK所長の顔が 見えた瞬間「今日は駄目だ」と諦めた。K所長の排便介助は僕と相性が悪いのだ。洗顔と清拭が終わった時に時計を見たら 午前11時15分前、まあまあの進行状態だったけど浣腸を3回(半分ずつ+1本)したけど…ガスはいっぱい出たが便は小さい コロコロ二個しか出なかった。まあ排便しながらしょっちゅう文字盤をしなければいけないんじゃ気分的にもゆっくり 出来なかった。こんな気持ちじゃ出るものも出ない…。
午後5時からは重度障害者訪問介護(夜間)。朝帰る時Aさんから「今日はNさんと一緒に来る」と聞いていたからNさんの顔を 見た時もびっくりはしなかったが…、「また朝まで疲れるのか」と思いはした。Nさんのケアはどれも時間がかかる、右手に 障害があるからか慣れてないからか それとも性格から来るものかは分からないけれど…僕はもう疲れてきた。 かといって新しいヘルパーの応募→採用がない限りどうすることも出来ない事情は分かっているし…無理だ。諦めの ムード。

3月4日 なんかバタバタ
土曜日のケアは朝10時15分から。昨日が通院だったから今日のケアは洗顔・洗髪・清拭・陰洗の1時間半コースで、今日の 担当は訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーMさん。ヘルパーがMさんだからK所長を上手くリードしてくれる だろうと思っていたが…なんかバタバタはしてはいたけどMさんは期待通りだった。陰洗は終わったのは11時半、これを 効率的なケアだったと見るべきか。僕には清拭や陰洗では病院でのケアみたいで大雑把だなと思えるところもあって… パートナーがMさんだったけどケア中にもうひとつゆったりした気分になれなかった。まあ土曜日のケアは こんなものだろうけど。

3月3日 通院日
今日は通院日。午前11時半頃Yさん・Kさん二人が来てKさんは洗顔・Yさんは脚のマッサージと装具付け。ところが二人が ケアしている間に訪問リハビリのH先生がもう着いて二人は「もう」とちょっとびっくりした表情だった。洗顔が終わったら H先生とKさん二人で頸に装具を付けH先生が僕を一度立たせてから車椅子に座らせてくれた。今日はベッドが低かったから H先生も苦労するだろうと思い膝に力を入れるつもりだったのだけど力が入らず、H先生がしっかり立たせてくれて…僕は 腰を伸ばそうと力を入れただけだった。妻に最後の吸引してもらって車椅子で動こうとした時に正午のサイレン、今日も 外出準備が30分で終わった。リフト車に乗り込んで窓から空を見上げたら一面青空、今日も外出日和だ。
今日の通院で僕が見たいのは梅の花の咲いている様子、隣町に入って「行きに紅梅3本」「帰りに紅梅3本と大きな白梅1本」が 見れた。白梅は紅梅6本を合わせたくらい大きかった。山の方に登る道の途中にあるこの大きな白梅は去年も見て綺麗・ 見事だと思ったから位置も覚えていた。今日は梅の木を見ることばかりに目が行っていたから他の風景がほとんど目に 入らなかった。それにしてもリフト車に車椅子で乗り込んだ時は目の位置が窓に合わないから風景が見づらい。一般の 大きなワゴン車をリフト車に改造したから窓の位置がリフト車には合わない。ワゴン車のフォルムの型はそのまま 使っていいから窓を特別でっかく高くしてくれないかな。
病院に着いて玄関でリフト車を降り待合室の入り口で検温して救急処置室に入って時計を見たら午後1時5分過ぎ、結構 時間がかかった。すぐに車椅子からストレッチャーに移してもらいバイタルを測り終えた後に前回に続いて採血。 いつもなら採血の結果が出た後に主治医が来るはずなのに…今日は採血が終わったらすぐに主治医が来た。そして 診察をしカニューレ交換をした後採血の結果を妻に伝え出ていったようだ。いつもならここで一息ついてから帰り準備を するところなのだけれども…「救急車が入る」と連絡があったとかで慌てて車椅子に戻り追い出されるようにバタバタと 救急処置室を後にした。玄関でリフト車に乗り込んでいる時に救急車のサイレンの音が聞こえた。出発した際に玄関前の 池を横目で見たら亀が3-4匹甲羅干ししているように見えた。家に戻り隣の部屋から時計を見るとまだ午後2時15分、 前回より1時間以上早かった。
20分ほど待つとH先生が到着、すぐに下半身のリハビリ開始。まずベッドに戻るための4歩の歩行運動、右足重心になる 時に思いっ切り踏み込まないと不安定になりそうで怖かった。次の脚の可動域運動では股関節の屈曲運動も膝の裏 伸ばしも踵伸しもいつもより若干長かったような気がした。H先生から「今日は関節が柔らかい」とのこと。調子が 良かったからこそ少しぐらい長くても耐えられるとH先生は考えたのかな なんて。

3月2日 散歩
今日木曜日も排便の日。だけど朝から幾分便意もあって月曜日よりいい感じ。今日の担当は訪問看護ステーションOの M看護師とK会のヘルパーFさん、排便介助はまず摘便でガスを出してもらい浣腸液半分を注入。最初はガスしか出なかった けれどしばらくすると半分ぐらい便が出た。M看護師にお腹をマッサージして押してもらうと途中で止まってしまった 残便が出て、確認の摘便をした上で残り液を浣腸してもらったら便汁とガスが出た。今日はこれでたぶん大丈夫、以外に スムーズにいった。流石M看護師。朝のケアの終わりにそのM看護師から「午後車椅子に座った時に散歩に行きましょう」と 言われ僕は大喜び。
午後3時からの車椅子移乗、先に社協のヘルパーYさんが来て「M看護師は10分遅れてくる」と僕に伝えてから脚の マッサージをし装具を付けた。そこへM看護師が着いてYさんと一緒に頸に装具を付けて…一度立たせてもらってからもう 一度ベッドに横になってスライドボードで車椅子に移って、外出準備が終わったところへFケアマネージャー(看護師)が 着いてみんなで外に出た。
ご近所への梅散策に付き合ってくれたのはM看護師とFケアマネージャーと妻。まずは道路沿いの斜め後ろのお宅の 枝垂れ梅を観賞、今が満開のようで垂れた枝に幾つもの花々が付いて今が見頃と綺麗に咲いていた。枝垂れ梅の上の方の 枝(幹に近い方)には花が付いていないのを今日初めて知った。次は30〜40mぐらい離れた焼き物屋さんの駐車場、去年は きれいな紅梅・白梅が咲いていたと記憶しているのだけれど今年は紅梅の花がふた塊ほど見えただけ、白梅は何輪か 咲いているようにも見えたがよくは分からなかった。もう散ってしまったのかまだ咲いていないのか…、この辺りはよく 風が通るから気温が低い。次は道路を上って我が班の端の方へ、といっても我が家の2軒隣だが。奥のお宅へつながる 道へ入っていくと奥のお宅に紅梅が両側のお宅には見事な白梅が咲いていた。いずれも今が満開、散歩の日を今日に 決めてくれて良かったって感じだ。それから田んぼの様子や路傍に咲く菜の花・スミレを眺めて家に戻った。家に戻る時に 東の山々が見えたのだけど…僕の知ってる子供の頃の山の景色と違っていて月日の流れを感じ寂しくなった。家に 着いたら庭で日向ぼっこ、その時庭の石の上で同じように日向ぼっこしている野良猫が見えた。野良猫と言っても妻が 餌と道具小屋に寝ぐらを与えているようで「ここが我が家」とでも言うように堂々としていた、が 僕があんまり 見つめるものだからばつが悪くなったの少し奥の見えにくい所まで引っ込んだ。妻とM看護師は畑?庭?に入り込んで ふきのとうを採っていた。風は冷たかったけど青空、絶好の散歩日和だった。ありがとうございました。

3月1日 訪問理容
今日は訪問理容、入浴車の前の朝9時に訪問理容リリアンのKさんが初めて?一人で来て散髪開始。ほぼバリカン1つで 散髪。バリカンの使い方の様子から髪は短く切られたらしいと思ったけど、妻からは「さっぱりしたね」と言われ入浴車の 時に髪を洗っている感じも直に指が頭に触れてるみたい。後でパソコンの画面に映った自分の頭を見たらほんと「短い」。 中学生の時のボウズの頃は「頭の後ろが出っ張ってる」と言われるのが嫌だったけど…今はいつも寝ていて人から 見えないから気にもならない。
午前10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のスタッフが部屋に入ってきた時の第一声は「髪切ったんですね、短く なりましたね」と。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさんとGさん・ヘルパーのMさんとFさん(Mさんは同行)、今日も Kさんは脚の係りとベッドメイクをFさんの指導の元実施。お風呂に入る前にF看護師が脚をマッサージしてくれて、その後 看護師さん二人で万歳をしてもらってから左側臥位してタッピングした後吸引してもらった。お風呂に浸かっている時の 井戸端会議のみんなの話題は「エホバの商人の輸血問題」のことから始まって色々、結構面白かった。井戸端会議の後は ネットを上げてもらい体をしっかり洗ってもらって、もう一度お湯に浸かり足し湯と胸にもシャワーでかけてもらって しっかり温まりお風呂からあがった。今日のお風呂も気持ち良かったし楽しかった。
午後3時半前からはH先生の下半身のリハビリ。初めに脚の可動域運動、股関節の屈曲運動は今日も内転気味。股関節の 内側が痛むが最近この痛みにも少し慣れてきた。耐えていれば良いことがあるのかも。脚を挙げてもらう膝伸ばしは だいたい90〜100秒、膝の裏や大腿二頭筋の膝側に痛みがうねりのように襲ってくるけどいつもの様に数を数えながら 耐えている。踵伸しもかなり痛い。アキレス腱の方はまだまだ耐えられる範囲だけど足の甲の方はもうぎりぎり。しかし 足の甲がこれ以上変形すると機能的にも問題が出てくるし見かけも悪い、だからH先生にお任せでただ我慢。H先生に よると今日はこの頃では可動域が一番動いてたと。立位運動はまだH先生に頼りっぱなし。ただ立ち上がって腰を伸ばす 動きが今日は3回ともスムーズで一連の動きになっていた。



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2月
2月28日 時間がかかる
火曜日のケアは朝9時半から、今日の担当の訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーFさん二人が部屋の障子を 開けて入ってきた。どうやら火曜日の担当はK看護師と決めたようだ。洗顔・背中拭き・陰洗までは10時15分までには 終わっていてまあ悪くはないペースだった。ここから車椅子移乗、車椅子に座って庭の方を向いて体勢を整えてもらった 時にはもう訪問リハビリのH先生がもう着いた。Fさんは「遅くなってもいいから安全に そして確実に」とK看護師に対して 言ってたけど、ヘルパーさんをケア時間以上に留めておく訳にもいかないから…。K看護師に車椅子移乗に早く慣れて 欲しいなあ。
上半身のリハビリはまず車椅子に座ったままで。左肩の可動域運動を受けながら庭を見たら梅の老木に白い花が4〜5輪 付いてたが…だけど花が小っちゃい。妻は「栄養不足」と言うが、それならどうしたら普通に花が咲くの。ベッドに 戻る際の4歩の歩行運動では重心のかかる足をつく時に力を込めたら久しぶりに普通に歩けた。ベッドに戻ってからは 右上半身(肩・腕・手)の可動域運動と呼吸リハ、可動域運動は数を数えながら耐えた。可動域は少しは広がって いるのかな。
午後5時前に重度障害者訪問介護(夜間)のヘルパーKさんが部屋に入ってきた。だがその後にNさんも、えっ二日続けて 同行っ。介護を受ける者のことも考えてよ、同行は精神的にほんと疲れるんだから。特にNさんは右手に障害を持って いるから一つ一つのケアに時間がかかる、その辺は考慮に入れてるのかな。異常時で吸引が必要な時は僕はかなり 苦しむと思う、僕はそれを許可してる訳じゃない。重度障害者訪問介護が構造的人手不足だから技術が…。

2月27日 自信がなくなった
今日は月曜日 またもや排便の日、排便する自信がなくなって 困ったものだ。今日は朝から幸い幾分ながら便意はある、 「出ればいいのだが…」と思っていた。今日の担当は訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーSさん、Sさんは 僕にとってはほんとに久しぶりだったけど…T看護師は「スーパーで何度か会ったことがある」と言う。いつもの様に Sさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸の聴診をしお腹と脚のマッサージ、このT看護師の上手なお腹の マッサージでお腹が動いて幾らかガスが出た。次に二人で清拭、ゆったりとした気持ちで安心して任せた。最後は課題の 排便、まず摘便でガスを出してもらい液半分を浣腸。それで半分ぐらい便は出たが途中で止まって出し切らなかった。 その分を摘便で出してもらって残りを浣腸。それで残便が出てお腹もスッキリ、ただ時間は15分ほどオーバーした。 申し訳ない。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師とYさん。月曜日の車椅子移乗は一度立ってからスライドボードで車椅子に 移る手順。立たせてもらった時に今日はちょっとばかり上手く立てたような気がした。車椅子からベッドに戻る際の T看護師のペアはKさん、午前中のケアが永くなった分出来るだけ早くYさんに帰って欲しかったのだけど…出来なかった。 駄目だなあ。

2月26日 最後の放浪
昨日の夕方下の息子が帰ってきた。新潟・佐渡と屋久島に行って、今度釧路に流氷・4湖・生き物を見に行くと言っていた。 国家試験に受かっていれば(受かっていると思うけど)4月から仕事、もうゆっくり休める機会はなくなる。卒業式までの間 今のうちに6年間勉学を伴にした友人たちと遊び回るのも良いことだと思う、自分で貯めたお金を使ってなら特に。もう これが学生時代の友人たちと遊ぶ本当に最後の機会になるかもしれないのだから。
思い起こせば42年前規模は違うけど同じようなことをしてた。学生時代の特に仲の良かった10人ぐらいが集まって 山口県の湯来温泉で1泊してお別れ会をした、露天風呂に雪が積っていて趣のある景色だなと思ったことしか覚えて いないが。卒業式が終わって滋賀県の膳所に帰るという友達に誘われ付いていった。途中で降りて倉敷の美観地区と 後楽園を見学し、2日に渡って京都市内を案内してもらった。「哲学の道」「嵐山」「小倉寺・苔寺」等々、その友達とは それ以降会っていない。その後静岡県小山の友人宅にも友人と二人で遊びに行った。富士山の裾野辺りをドライブし ポルシェ館に立ち寄ったことを覚えている。
今思うと学生時代にもっと色んな所に行っておけばよかった。夏休みの北海道でのアルバイト・列車や自転車での 中国地方の散策、お金がないことを言い訳にしてたけどケチケチ旅行が出来たはず。思い切りがなかった!!

2月25日 寒いっ
今日は朝起きた時から肺が冷えて…体調が悪くなりそうな感じだった。
土曜日のケアは朝10時15分から、メニューは洗顔・清拭・陰洗の1時間コース。担当は訪問看護ステーションTのT看護師と K会のヘルパーTさんという何の問題も起こりそうにないペア、僕は安心して目を閉じてケアを受けていた。いつも通り Tさんが洗顔している間にT看護師はバイタルを測り胸の聴診をし それから脚のマッサージ。次に二人で清拭、僕は 上半身の前の方を清拭してもらう時は肺が冷えないようにするためにいつも胸にホットタオルを置いてもらうのだけど、 胸に置いてもらった熱っつ熱のホットタオルが今日はすぐ冷たくなった。それだけ今日は気温が低いのだろう。最後の 陰洗が終わった後に時計を見るともう11時半。今日も15分時間over、申し訳ない。介護の単位時間が今の30分ではなく 15分ならばもっと融通が利いて増やせるし…僕も気が楽なのに。

2月24日 スイッチ交換
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのFさん(同行 Kuさん)とKaさん。Kuさんは同行2回目、今日はFさんが「一緒に来るのは3回よ」と言いながら指導しKuさんが介助してた。 F看護師がスタッフの中にいない今日はY子看護師が脚のマッサージと膝の屈伸運動、ありがたいことに脚のマッサージも 僕の入浴車のルーティンに組み込まれたようだ。その後看護師二人に万歳と左側臥位になってタッピング・吸引して もらってお風呂に入った。お湯は今日も結構熱く感じた、今朝も冷え込んだそうだ。頭を洗ってもらいながら体が十分 温まったところでネットを上げてもらい、体を隅々まで洗ってもらってもう一度お湯に浸かって温まっていたら… 久しぶりに汗が出てきた。今日はそれくらい温まったということだろうか。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半前から訪問リハビリ、いつもよりちょっと遅れ気味でH先生の顔が見えた。まずは脚と頸に装具を付けてから H先生に支えてもらいながらベッドの右側に端座位、いつも背中が何かにくっついているから背中が解放されたみたいで 気持ち良かった。端座位でH先生に背中を伸ばしてもらった時に僕の部屋の定位置(部屋の南・東側の窓の隅)に置いてある 猫ベットの上で眠っているチビの背中がちょびっと見えた。僕がチビの姿を見ることはほとんどないから背中のちょっと 見えるだけで嬉しかった。立位運動は今日も3回ともH先生に頼りっぱなしだった、腰や太ももにもう少し力が入らない ものかな。H先生の脚の可動域運動は今日も激しくていつも通り数を数えながら耐えた、いつもよりちょっと 少なかったかな。
退院ししばらくして右足の親指と人差し指の間に挟んで使っていた圧電素子スイッチ(PPS)が上手く作動しなかったので、 ピルケーススイッチを使ってみたがスイッチがたまにしかONに反応せず使い物にならなかった。しかしスイッチを指に 挟んで使っていたら指の筋力トレーニングになるかもしれないと思いそのまま右足に挟み続け、その間は左足のピル ケーススイッチでパソコンを操作していた。ところがこの2〜3日左足でのパソコン入力が上手く出来なくなってきて イライラと右足入力が懐かしくなって、スイッチ交換(ピルケース→圧電素子PPS)して試してみたら…入力出来るように なっていた。やっぱり使える筋肉は使っていれば幾らかは成長するんだ。

2月23日 天皇誕生日
今日は天皇誕生日、去年までなかった祝日で今年カレンダーで赤字なっていたから最初なぜだか分からなかったけど… 天皇陛下が一学年下の早生まれだと思い出してそうかと。祝日なのに訪問さんはみんな来てくれた。ありがたい。
今日も悩み多き排便の日、だけど便意も便が降りてきている感も月曜よりなかった。かなり心配だったけど…今日の 担当が訪問看護ステーションOのM看護師だと分かっていたから何とかしてくれるかも と幾らかは期待してた。
M看護師は今日も定刻(午前9時45分)に到着、まずバイタルを測り洗顔開始。そして洗顔の途中で玄関の開く音がして… 「あの声は誰かな?」と話していたら障子を開けて部屋に入ってきたのはK会のヘルパーFさん、久しぶり。それから 二人で背中拭き、毎度のことながらM看護師の背中拭きは清拭並みに丁寧で「そこまでしてくれなくてもいいのに」と思う。 さて問題の排便、今日も苦労した。今日は浣腸液を半分に分けず初めから2本使おうと決めていた。1本目で半分は 出たのだけれど…途中で止まって残った分を出すことが出来なかった。その分をM看護師に摘便で出してもらって2本目の 浣腸、それで残便も幾らか出たが…それも途中で止まって残りを出すことが出来なかった。その残便と便汁をM看護師が 絞り出してくれて、お腹もスッキリになった。ありがとうございます。
午後3時からは車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーFさん。二人で脚をマッサージし脚と頸に装具を付け僕を 一度立たせてからもう一度ベッドに横にしてスライドボードを使って僕を車椅子に移してくれた。今日も車椅子は 庭向き、庭の梅の老木に付く蕾は少しは大きくなったみたいだが…今日はお隣の庭の色鮮やかな紅梅は生垣の南天?の陰に なりほんのちょっとしか見えなかった。車椅子の背もたれを倒し過ぎたのか。その後もM看護師は部屋に残り足浴を してくれた。何年ぶりかの足浴、お湯に足を浸けることは同じだけど足浴には何か違った良さがあるような気がする。 M看護師の心? ありがとうございます。

2月22日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。今日の入浴車のメンバーは看護師のFさん(ケアマネージャー)とY子さん・ヘルパーのIさんと Kさん、F看護師は月末近くになると来月のスケジュール表を見せるためも合わせてかだいたいメンバーに加わっている。 この前の通院で左足が「血行不良としもやけ」と診察されたからか入浴前にF看護師のしてくれる脚のマッサージや屈伸 運動の時間が長くなった、ありがたいことだ。今朝はまた冷えたからお風呂に入った瞬間はお湯が熱く感じたけど… すぐに慣れた。それで足し湯と胸にシャワーで暖かいお湯をかけてもらって温まり、ネットを上げて全身をゴシゴシと 洗ってもらいもう一度お湯に浸かり十分に温まってお風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ、H先生の下半身のリハビリ。最初に脚の可動域運動をしてもらったのだけれど、 相変わらず股関節の屈曲運動も膝の裏伸ばしや踵伸しも初めの頃から結構強い痛みが来る。ほぼ1ヵ月間激しい可動域 運動から離れていた影響が未だに残っているのか、それとももう年齢的なものなのか。その後の立位運動も3回とも 立つのも腰を伸ばすのももうH先生に頼りっぱなし、やり方を忘れたみたい。立位状態で左右の足に重心移動した時に 腰を伸ばそうと色々試行錯誤してもがいてはいるが…これもなかなか難しい。
H先生のリハビリの直前に妻に「梅の写真を撮って」と頼んだのだが答えは「No」、だけど夕方ご近所の梅の写真を 撮ってきてくれた。僕が見たかったのは「うちの梅の木の蕾の付き具合」だったのにご近所の梅の花まで、 ありがとう。

2月21日 K看護師 独り立ち?
火曜日のケアは9時半からと早い。なのに訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーKさんが定刻に来た。 火曜日のケアは洗顔・背中拭き・陰洗と車椅子移乗で1時間、しかし車椅子に移乗し終わったのは訪問リハビリのH先生が 来た時で時間がかかり過ぎだ。K看護師はひとつひとつの作業に時間がかかる、またひとつの作業(例えば背中拭き)に 時間をかけ過ぎだ。背中はそんなに何回も拭かなくていいのに、でも丁寧というのは違うような…。K看護師が 独り立ちするにはまだまだ時間がかかりそうだ。
車椅子に座り終えて庭の方に向かせてもらった時にH先生が来た。まずは車椅子に座ったままで左肩・肘・腕・手の 可動域運動、庭の方を見るとモチノキは相変わらずさえないけど梅の木に蕾がいっぱい付いていそうお隣の庭の紅梅が 紅色で色鮮やかに見えた。可動域運動は今日も厳しかった、特に肩の内転・外転が。ベッドに戻る際の4歩の歩行運動は 4歩目の歩幅が広くて踏ん張りきれず少し不安定感を感じた。ベッドに戻ってからは右上半身の可動域運動と呼吸リハ、 呼吸リハで下から胸を押されても背骨はほとんど痛まなくなった。

2月20日 何とか出た
今日月曜日は排便の日、昨日一昨日とちゃんとラキソベロンを服用していたのに朝から便意もほとんどなく便が降りて きている感じもあまりなくて不安はあった。今日の朝のケアは10時半から、担当は訪問看護ステーションTのT看護師と 社協のヘルパーYさん。今日もN看護師が同行、今日はメモするだけではなく少し手伝っていたようだったが…。洗顔と 清拭は何の問題もなく順調にいったけど排便介助では二人にずい分苦労をかけた。
1回目浣腸液半分を注入した時はガスしか出なかった。その後摘便で固い便を取り出してもらって2回目残りの浣腸液を 注入、それで半分ぐらい出た感じはしたが摘便してもらってもまだ残っている感じがしたのでもう1本浣腸液を使って もらった。これでほとんど出たと僕自身も思っていたけれど便汁が出てない気がしたので用心のためにテープ式オムツを 着けてもらった。ケアが終わったのは12時半過ぎ、30分以上もオーバーしまった。三人に申し訳ない。
午後3時からは車椅子移乗、担当はT看護師と社協のヘルパーKさん。今日は一度立たせてもらってからスライドボードで 車椅子に移ってもらった。今日立った感じももうひとつ、なかなか上手く出来ないなあ。

2月18日 新人さん
土曜日のケアは朝10時15分から、定刻にK会のヘルパーFさんとそして訪問看護ステーションTのT看護師が僕の部屋の 障子を開けて顔を見せた。久しぶりにN看護師が同行、この前「訪問看護ステーションTの新しい看護師さんとは会った?、 名前はなんて言うの?」と聞かれ「Nさん」と答えたけど間違いなかった。昨日が通院だったから今日のケアは洗顔・洗髪・ 清拭・陰洗の1時間半コース、洗髪はゴシゴシと洗ってもらって気持ち良かったし清拭も特に手足を丁寧に拭いてもらって …ちょっとだけ時間オーバーして終わった。N看護師はケアの間ずっとメモ、笑顔も時たま見せるけど根っからが 真面目そう。まだN看護師は文字盤を一度も使ったことがないけど大丈夫かな。

2月17日 通院日
今日は通院日。午前11時半にヘルパーさん二人が来て外出準備、まず二人でスロープを玄関に設置しFさんが洗顔・Yさんは 脚のマッサージと装具付け。そして二人で頸に装具を付け終えたところに訪問リハビリのH先生が着いて僕を一度 立たせてから車椅子に座らせてくれた。玄関のスロープを下り外に出て空を見上げたら空一面の雲、外出日和とはほど 遠く 気温も下がって雨が降ってないだけましくらいの天気だった。今日見たかったのは梅の咲き具合、だけどご近所の 枝垂れ梅(紅梅)の蕾が大きくなってきたかな程度で リフト車の車窓からは道中どこに梅の木があるかも判らなかった。 今年は梅の開花が遅れているような気がするのだがそういう感じがしているのは僕だけ? 病院までの道中に路傍で 見ることが出来た花は水仙のみ、今の時期が路傍で見られる花々の一番少ない頃かもしれないな。
病院に着き玄関でリフト車から降りて待合室の入り口でヘルパーさんと一緒に検温、その際待合室を眺めると待ち人は いつものごとく二〜三人だけ。僕の来院時間が真っ昼間ということもあるけど「この病院大丈夫か」と来る度に 思ってしまう。救急処置室に入った時に時計を見たらまだ12時45分、ヘルパーさんが「今日は早く着いた」と 言っていたが…。みんなに車椅子からストレッチャーに移乗してもらい 看護師さんがバイタルを測って採血をしてから 主治医に電話を入れると 「病棟で患者さんに応対中」とのことで結局待ち時間50分、人工呼吸器を着けて以降の20年間の 通院でこんなに待つのはおそらく初めて。しかしあまり待たないで済む通院の方が一般的に言えば珍しいか、僕は昔から 大事にされていたということだろうか。待ち時間に話題に上がっていたのが僕の左足のこと。「右足より浮腫んでいるし 足先が冷たくてより紫色が酷い」のだそうだ、自分では指先の感覚もあるしなんとも感じないのだが…。結構待って ようやく主治医が来て診察とカニューレ交換、その後左足を診てくれて「長い間呼吸器を着けている方の中にはこういう 症状の出る方がいますものね」とのことで「皮膚科に診てもらいましょう」と。それからまたしばらく待つと皮膚科の先生が 来て左足と気管切開部の上部に出来た肉芽を診察、左足の方は「血行障害としもやけ」とのことで両方の部位とも塗り薬を 出してもらった。そのあとストレッチャーから車椅子に戻してもらい帰る準備をして救急処置室を出る時に時計を見たら もう14時15分、今日の診察はいつもより1時間以上長くかかった。リフト車に乗り込んでからも会計待ちで妻はなかなか 戻って来られず、今日は待たされっぱなしのアンラッキーな通院日だった…天気ももうひとつでしかも梅の花もまだ 咲いてなく見られなくて残念な日だった。
リフト車の運転手さんも急いで帰ってくれたのだけど家に戻り部屋に入って時計を見たらもう15時20分過ぎ、リハビリの H先生をずい分長いこと待たせてしまった。早速リハビリ開始。車椅子からベッドに戻る際の4歩の歩行運動では2歩目の 左足重心の時に十分重心が乗らないうちに3歩目に移行した感じで右膝が崩れた。次の脚の可動域運動では今日のH先生は 全体的に厳しいように感じた。股関節の屈曲運動では最近のH先生は股関節のやや内側向きに攻めるし、膝の裏と踵伸しは いつもより長い時間に感じたし…。40分ぐらいリハビリをしてもらいそれから昼の経管栄養、遅い昼食になったが リハビリを優先するというのが僕の考えだからしょうがない。

2月16日 排便の日
木曜日は排便の日、最近排便の日に便がちゃんと出てくれるかどうか不安になる。週に1回の排便ですむ経管栄養は ないのかとか、肛門近くに機器を埋め込んで降りてきた便を便器まで自動瞬間移動させることは出来ないのかなんて 未来話を考えてしまう。現実にちゃんと向き合って週2回便がスムーズに出る方法を考えないと駄目だな。
木曜日の朝のケアは9時45分から、定刻に訪問看護ステーションOのM看護師が来てバイタルを測り洗顔開始。そして洗顔が 終わる頃玄関の開く音がして小さく?「おはようございます」の声がした。「誰?」という話になってM看護師は「Moさん」僕は 「Maさん」、僕の部屋の障子を開けて入ってきたのはK会のヘルパーMoさん M看護師が正解。僕がMaさんと思ったのは ヘルパーさんが定刻(10時15分)8分前に着いたから、Maさん以外に10分ぐらい早く来るヘルパーがいるとは思って いなかった。でもM看護師とMoさんは息の合ったコンビ、朝からある程度の便意はあったし今日の看護師はMさんだと 分かっていたからほぼ出ると思っていたけど…案の定排便は順調で多少の残便感が残った程度。このくらいの方が次の 月曜日も便が出る予感。
午後3時からは車椅子移乗、社協のヘルパーFさんが少し前に来てパソコンの移動・車椅子移乗の準備・脚への装具付け。 Fさんが脚をマッサージして装具を付けている時に訪問看護ステーションOのK看護師が着いて、K看護師も右脚に装具を 付けた。その後二人で頸に装具を付け終えたところにM看護師が着いた。木曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから もう一度ベッドに横になりスライドボードを使って車椅子に移してもらう手順、K看護師は僕を立たせたことがないから M看護師とFさんが僕を立たせるところを担当し、後はK看護師とFさんに任せてM看護師はK看護師の指導に徹する ことに なっていた。ただいくら「手は出さない」と言っててもすぐ手が出てしまうのがM看護師の悪いところであり良いところ、 手が出てしまうのは仕方ないか。でもK看護師の積極性は買うべきだろう。

2月15日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。部屋に入ってきたスタッフのFさんが開口一番「新人を連れてきた」と、3週間前?にFさんから 「新人を連れてくる」と聞いていたけど…幼稚園でインフルエンザが流行っていて幼稚園が休みになり延び延びになって いた。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーのFさん(Mさん)とKさん、Fさんが 熱心にKuさんに僕の場合の入浴車のやり方を教えていた。
スタッフにG看護師がいるとお風呂に入る前に脚のマッサージや屈伸運動をしてくれる、それがかなり気持ち良い。その後 看護師さん達に万歳10回と左側臥位の姿勢で30秒タッピングしてもらって吸引してからお風呂に入った。お風呂に入った 瞬間お湯はあんまり熱くは感じなくて、それで足し湯をしてもらい胸にシャワーでお湯をかけてもらって温まってから 体や髪を丁寧にそしてごしごしときれいに洗ってもらった。お風呂に浸かって温まっている時の今日の井戸端会議の 話題は中国人が購入したという沖縄の小島のこと、最初「どのくらいで買える?」ということから話は始まってやがて 「侵略じゃない?」と話しは移って偵察用気球に話は至った。体を洗い終わるともう一度お風呂に浸かり十分温まって お風呂からあがった。今日も気持ちの良いお風呂をいただいた。
午後3時半からは訪問リハビリ、H先生の脚の可動域運動と立位運動。可動域運動はH先生の厳しい動かし方にもある程度 耐えられたと思うけど3回の立位運動は立つのも腰を伸ばすのもH先生に頼りっぱなし、今日は力が入りにくくほとんど ダメだった。特に3回目?の右足重心になった時に踏ん張りきれずに右腰が落ちた。H先生とタイミングが合わなかったのは 確かだけれど…気力不足、立位運動の際はもっと気力を入れないと駄目だなあ。
ほんとに本当に久方ぶりにアンナさんのホームページを見た。アンナさんの心臓の状態がかなり思わしくないことは ずっと前から知っていたのだから…定期的にアンナさんのホームページのブログを見ていればアンナさんが亡くなった ことをもっと早く分かったのだろうけど。この日が来てまた友を失うのが怖かったのは確か…。つまらない言い訳を してもよかったら Web閲覧ソフト「Internet Explorer」が終わるのが分かって「Google Chrome」に切り替えたのだが、 IEのお気に入りをどうやってChromeに移していいか分からなくて…。今回アンナさんのホームページを開くのも 苦労したが、IEのお気に入りの中の「アンナさん」のプロパティにURLがあって無事開けた。7月末まで命がけでブログを 書き命ある限り生きたアンナさんの姿がそこにはあった。僕には出来そうもない。好きな相撲の話を熱く語る アンナさんの姿が瞼に浮かんだ。

2月14日 悲しい知らせ
昨日の夜悲しい知らせが入った、僕の呼吸器を着けた最初の友人の訃報が。福岡県の筋ジストロフィーを患っていた アンナさんが昨年の9月25日の早朝に亡くなったそうだ、喪中にも関わらず不謹慎にも年賀状を出してしまったのだけど その年賀状を見て娘さんからメールが入ったのだ。メールアドレスはアンナさんの、娘さんみぃちゃんはまだ アンナさんのメールアドレス・パソコン?を使ってくれている、何となく嬉しい。それと同時にアンナさんのブログを ずい分見ていなかった自分が情けなく申し訳なかった、大事な大切な友人なのに。何もする気がなくなってしばらく力が 入らなかった。
火曜日のケアは朝9時半から。なんと訪問看護ステーションOのM看護師と社協のヘルパーYさんが定刻前に僕の部屋に 一緒に入ってきた、M看護師にしては珍しく早く。M看護師は「K看護師が来たら交代して次の訪問先に行く」とのこと。 いつもの様にYさんが洗顔している間にM看護師はバイタルを取って脚のマッサージ。それから二人で背中拭きをしようと しているところにK看護師がもう着いた、たしか10時を過ぎると言っていたはずなのに。K看護師はM看護師の指導を 受けながら背中拭きと陰洗、火曜日にK看護師が来るのが何回目になるのか忘れてしまったがなかなか慣れてくれない。 M看護師も側臥位する時にK看護師に対して「呼吸器・呼吸器」と言い過ぎ、確かに大事なことだけど呼吸器に注意が 行き過ぎて他のことがおろそかになっている傾向がある。陰洗が終わるとM看護師は次の訪問先に向かっていった。
車椅子移乗はK看護師とYさんの二人、スライドボードを使って車椅子に移った。Yさんがいろいろリードしてくれて何とか 上手く車椅子に座ることが出来た。車椅子は今日も庭向きにしてもらった。今日の車椅子の位置からはモチノキも老梅も よく見えた。モチノキは今年はもう望みなし、梅の木には蕾が付いているように見えた。妻に近所の枝垂れ梅の様子を 聞いたら「まだ咲いてない」と、今年は梅が咲くのが遅いようだからうちの老梅もこれから咲くのかな。咲けばいいな。
午前11時前からはH先生の上半身のリハビリ。上半身の可動域運動は車椅子に座ったままで。肩の内転(腕を反対の肩の 方に近付ける)と腕を横から上に挙げる時は相変わらず痛みが早めに来るけど、これはもう仕方ないのだろう。ベッドに 戻る時の4歩の歩行運動は先週よりは良くなったと思うけどまだどこかに違和感がある。去年のようには中々戻らない 感じだ。呼吸リハで胸を下から押してもらった時の背骨の痛みはどんどん小さくなっている、身体が馴染んで きたのだろう。

2月13日 無事出た
今日は朝から便意はある程度あったし便が降りてきている感じがあったけど…先週のことがあるから便が出るか大いに 気になっていた。だけど今日便は無事に出た。本当自分の排便ひとつコントロール出来ないなんて情けない話だ。今日の 担当の訪問看護ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさんは僕の便が出たことを喜んでいたし安心もしてた。 やり方は今までと同じ、違うのは前の排便の後にどのくらい残便感があったかどうか。先週の木曜日は車椅子に座った 後に少し便意が出てきたけど、先々週は便がスッキリ出過ぎて日曜まで便意は全くなかった。排便の後も少し残便感が あった方が次の時に便が出やすくなるという矛盾、困ったものだ。

2月12日 実地研修
今日は2回(昼・夜)に分けて重度障害者訪問介護のヘルパーさんの実地研修。2回になったのは経管栄養の手順の確認を2回 するため、気管から痰がそんなに度々出る訳でもないから痰の吸引の2回の確認も兼ねてるんだと思う。実地研修は普通は 2日に分けて実施するらしいが、僕の実地研修は何回も延び延びになっているから1日に2回実地研修をして実地研修を 1日で終わらせるようにAさんが各所を調整してくれた。その一つが指導看護師を大分県から呼び寄せたこと、僕はAさんに そんな調整能力があると思っていなかったから大いに見直した。
さて実際にNさんの実地研修だけど緊張していたからか片手に不自由な部分があるからかは分からないけれど一つ一つに 時間がかかった。それに気管の吸引も口の吸引もテクニックの問題で取り残しがあった。時間が解決すると評価されそう だけど。集合研修で現場に即対応したことも教えてほしいんだけど時間的に無理だから実地研修で教えるのか。しかし 実地研修は概ね評価の場になっているから同行の時に教えてもらえということか、教えることに関して素人に。今日も 疲れたけどこれからも疲れそうだ。
まあ指導看護師さんがアイシャドーは濃ゆくて若い頃の僕の好みじゃなかったけどきれいな人だと思った。でも部屋の 中でもコートを着たままで常識に欠けてるなあとは思った、コートの下を垣間見たらかなりの薄着だったから寒くて 脱げなかったのかもしれないけど。

2月11日 建国記念の日
今朝訪問看護ステーションOのM看護師から「今日のケアの担当の看護師から「風邪を引いたので今日は休ませてほしい」と 連絡があったので、代わりに私が(午前)10時半に行く」と電話があったとのこと。僕はてっきりヘルパーさんも10時半に 来るものと思い込んでパソコンを楽しんでいたのだが…、定刻10時15分前に僕の部屋の障子を開けて入ってきたK会の ヘルパーMさんの顔が見えたので驚いて そして慌ててパソコンをシャットダウンさせた。
Mさんは看護師さんが遅れることにたいして驚くこともなく洗顔開始。そして洗顔が終わる前にM看護師が来てバイタル 測定と脚のマッサージ。僕はもっと遅くなると思っていたので正直びっくりした。洗顔が終わると二人で清拭と陰洗、 息も合ってて僕もゆったりと安心してケアを受けた。M看護師は今日のケアにかかっていい時間が1時間だということを 知らなかったようで時間をかけて丁寧なケア、それで15分ばかりオーバーしてケアは終わった。M看護師 代打 お疲れ様でした。
夜のテレビの番組で池上彰さんが言っていたのだけど2月11日は正式には「建国記念の日」と呼ぶそうで、日本の建国 (国家の基礎が確立したこと)を祝う日だそうだ。僕は今までずっと「建国記念日」と呼んでいたがそれは間違いだった。 2月11日は「古事記」「日本書紀」によると初代天皇 神武天皇の即位日とのこと(紀元節)。

2月10日 真田紐
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とKさん・ヘルパーの FさんとKさん。今日のメインの役はK看護師が務めるとのこと、久しぶりだったけど安心していた。ところが困ったことが 起きた、カニューレが抜けることを防ぐための空色のウレタンの紐が今日はなかった。妻に相談すると真田紐を2本持って きて渡した。僕が見るのも何年ぶりかの真田紐。看護師さんが使い方を知ってるかどうかも分からないのに黙って 真田紐を渡した妻、優しくない。看護師さんは二人とも真田紐でカニューレを結ぶ様子は見たことあるようなのだけれど 使い方は覚えていなかった。仕方ないので僕がお風呂に浸かりながら文字盤で一つ一つやり方を教えた。が 言葉で 真田紐の使い方を教えるのはやっぱり難しかった。一つ発見したことは今のカニューレの箱の中に入っている真田紐は 両端が始めから斜めに切ってある、昔紐の両端は四角だった。このことを知っていればやり方の説明が一つ少なくて 済んだのに。
今日も楽しくて気持ちの良いお風呂をいただいた。お風呂に入る前にF看護師が脚のマッサージ&軽い運動をして くれるのだけどこれが結構気持ち良い。お風呂に浸かりながらの井戸端会議での話題は11テレビ(地元のケーブルテレビの 放送)の事、みんながインタビューを受けたらしいのだがテレビの映り具合を気にしていた。こんなたわいのない話を 聞くのも楽しいものだ。そして体も髪も全身しっかり洗ってもらって湯船の中でゆっくり温まり気持ち良くお風呂から あがった。やっぱりお風呂はいい。
午後2時からはかかりつけ医T先生の往診、診察とカニューレ交換をしてもらった。妻にカニューレを抜いた時に 気管切開穴 特に穴の上部を見てもらったら「また肉芽が出来ている」とのこと、ほとんど毎回気切ガーゼに血が付いてるし どうりで痛いはずだ。
午後3時過ぎからは訪問リハビリ。最初にH先生に支えてもらってベッドの右端に端座位、今日は端座位の姿勢も先週より 結構安定していたしモチノキもかなり見えたければ葉っぱは相変わらず寂しい。次の立位運動はベッドがあまり高く なかったこともあり3回とも厳しかった。1回目→2回目→3回目とだんだん良くなっていくんだけれど、腰の伸ばし方を 体が忘れてしまったみたいで元に戻るには時間がかかりそうだ。最後の脚の可動域運動はだいぶ我慢した。H先生の 力加減が違うのかもしれないけどまた慣れてはきたようだ。

2月9日 いっぱい出た
今日(木曜日)は排便の日。そこそこに便は降りてきていて下腹が幾分ぽっこり膨れてる感じは朝からあったし便意も そこそこあった。しかしいくら便が降りてきている感があっても月曜みたいに出ないこともあると心配していたが…。
今日の担当は訪問看護ステーションOのM看護師、定刻にK看護師を伴って来た。そしてM看護師が洗顔している間に K看護師はバイタルを測りお腹のマッサージ(僕の要望)。それから二人で背中拭き。いつものことながらM看護師の 背中拭きは上半身の清拭と言える程本当に丁寧、頭が下がる思いだ。背中拭きの途中でK会のヘルパーAちゃん到着、 Aちゃんと会うのはほんと久しぶり 若いけど最古参?の頼りになるヘルパーさん。
そして排便介助の刻、まずM看護師が摘便して「固いコロコロした小さな便がある」と言って出してくれた。それから 浣腸液を2回に分けて注入、これで便はたっぷり出たようだったけど…便汁がまだ残っているような気がしたので M看護師に摘便で出してもらいもう1本浣腸液を注入。これで肛門の上辺りに残っていた便汁の残便も出て下腹も スッキリ。一度の排便で浣腸液を2本使うなんて離れ業は病院では頼めない 家での訪問看護ならではのことだな。
午後3時からの車椅子移乗で1時間車椅子に座った後ベッドに戻ったら…下腹に幾らか便が降りてきている感じがあった、 今頃になって昨日のラキソベロンの効果が出てきたか…遅すぎる。でも このまま便が溜まっていったら来週の月曜日 (次の排便日)は安泰だろう。

2月8日 入浴車
水曜日の朝10時過ぎからは入浴車。入浴はこの寒い季節1週間の内で僕が楽しみにしている時間帯でもある。今日の 入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのIさんとMさん、G看護師もメインとしての役割を十分に果たして いるし入浴車のスタッフとしてIさんが加わったのは久しぶりだ。いつも通りお風呂に入る前に看護師さん二人に万歳 10回と左側臥位になりタッピングしてもらった上で気管から吸引してもらいお風呂に入った。お風呂に入った瞬間は「少し 熱いかな」と思ったのだけれどすぐに熱さに慣れて「そろそろぬるくなりそう」と感じて足し湯をしてもらった。そして 全身をしっかりと洗ってもらい、浴槽に浸かり胸にもシャワーで熱いお湯をかけてもらって十分に暖まってお風呂を あがった。今日も気持ちの良いお風呂をいただきました。
午後3時半前からは訪問リハビリ、今日は下半身の運動。最初は脚の可動域運動。今日のH先生の股関節の屈曲運動も結構 きつくて特に内転に近い方の屈曲運動の際に痛みが早めに来た。膝の裏伸ばしと踵伸しは痛かったけどまあまあかな。 4歩の歩行運動は1回目の立たせてもらってから腰を伸ばした時に腰が抜けたようで力が入らなくてH先生に伸ばして もらった感じだ。2回目・3回目とだんだん良くなって力が入るようになってきた。1回目にきっちり腰を伸ばすことは やっぱり難しいなあ。

2月7日 まだまだ
今日のケアは朝9時半から。定刻少し前に訪問看護ステーションOのK看護師と社協のヘルパーYさんが僕の部屋の障子を 開けて部屋に入ってきた。いつもの様にYさんが洗顔している間にK看護師はバイタルを取り脚のマッサージ、体温を 3回計り直していたけど。次に二人で背中拭きと陰洗、パジャマの脱ぎ着せに何だかまごまごして時間がかかった。要領が 悪いのだろう。それに人工呼吸器を着けたままの状態で回路を持ち上げるのは止めてくれないかな、水は高い方から低い 流れると決まっているのだからそんなことをしたら気管に水が逆流するのが分からないのか。僕の中じゃ呼吸器を着けた ままで回路を持ち上げないのは常識なんだけど。最後のスライドボードを使っての車椅子移乗はYさんが上手くリードして くれたので、今日のケアの中では一番?良かった。でもK看護師一人では安心出来るという域までまだまだ 行っていないのは確かだ。
車椅子は外が見える向きで座らせてもらった。午前11時前にH先生が来て車椅子に座ったままリハビリをしてもらった。 庭にあるモチノキはマットレス用乾燥シートの陰になって今日は見えなかった。梅の木は「蕾の付いている枝が あるのかな?」って感じ。今日も色のない寂しい庭だった。上半身(肩・肘・腕・手)の可動域運動では先週より痛みが遅く 来て我慢出来るようになったと思う。ベッドに戻る時の4歩の歩行運動では左足重心を意識して歩いたけど、去年に 比べるとまだまだ本調子ではないと感じた。

2月6日 便が出なかった
昨日から夜間の重度障害者訪問介護のヘルパーは五日連続Fさんとのこと。Fさんの勤務時間は夜の8時からの特別扱い、 それを言い出したのも許可したのも僕だけど五日も続くと思うとやってられないって感じ。まあ火曜日と水曜日はAさんが 夕方5時からつなぎで入ってくれるとは聞いているが、(吸引は一番上手いけど)慣れ過ぎて大雑把な介護(性格?)が五日も 続くのは嫌だなと。こういう現象は重度障害者訪問介護のヘルパーの人手不足から起きているのだろうと 想像出来るけど、どこの現場もギリギリの人数で回ってるとのことだし…求人広告を出しても佐賀県では応募してくる ヘルパー(看護師含む)もいないらしいし八方ふさがりのようだ。だからこんな事態はまたすぐに起こるだろう。
今日月曜日は排便の日。朝から少しは便が降りてきている感じはあったから今日は大丈夫だと思っていたのだけれど… 便は出なかった、結局降りてきていたのはガスだったようだ。今日の朝のケアの担当は土曜日の予想通り訪問看護 ステーションTのT看護師と社協のヘルパーKさんという排便介助も上手なコンビ、今日もいつもの様に浣腸液を2回に 分けて注入したら上手くいくと思っていたのだが…1回目はガスだけ出て2回目は何も出なかった。昼の経管栄養を 入れても出なかったし夜の経管栄養を入れても出なかった…、入院中は午前中便が出なくても経管栄養を入れたら 出たのに。おそらく先週の月曜日と木曜日に2回とも便がいっぱい出たからだと思うけれど…、困った。

2月4日 土曜日のケア
土曜日のケアは朝10時15分から。定刻少し前に訪問看護ステーションTのK所長とK会のヘルパーMさんが僕の部屋の障子を 開けて顔を見せた。最初「あちゃぁ 困ったなあ」と思ったけど…月曜日のケアはT看護師の可能性が高いと思ったら「まあ いいか」と、それに今日のヘルパーはMさんだから「きっと上手くリードしてくれるだろう」と思った次第。思った通り 今日のケア(洗顔と清拭と陰洗の1時間コース)はMさんが所々でK所長を上手くリードしてくれて…10分余りオーバーは したけれど何の問題もなく無事終わった。それにしても「自分がK所長と相性が悪い」という思い込み?はいつになったら 直るのか、今はそんなに支障はないはずなのに。一度合わないと思ったらなかなか抜けない、僕の悪い癖だなあぁ。

2月3日 節分
今日は節分、恵方巻きを食べて豆まきするのが今の家庭では一般的なのだろうか。僕らの時代では「恵方巻き」という 言葉は一般的ではなく切る前の巻き寿司と同じ物だと思うのだが、どうして呼び方が違うのか。家では節分の行事は 豆まきしかやったことがないのだけど、下の息子が小学生の頃までだったからもうひと昔以上前のことだ。それ以降 我が家では一年のうちにやる行事はお正月とお盆だけになった。僕が元気だったら…。
朝10時過ぎからは今週2回目の入浴車。今日の入浴車のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とGさん・ヘルパーの FさんとKさん。F看護師から「国家試験はもうすぐ?」と聞かれて「今週末」と答えることが出来たのは妻から教えてもらって いたから、入院中僕はずっと「2月末ぐらいかな、もう少しある」と思っていたから。体中のどこもかしこも十分に 洗ってもらって…今日も温かくて気持ちの良いお風呂をいただきました。
午後2時からかかりつけ医のT先生の往診で久しぶりに2週間の間隔を開けてカニューレ交換をしてもらった後、3時半頃に 訪問リハビリのH先生が来てリハビリ開始。まずは脚と頸に装具を着けてからベッドの端に座らせてもらって端座位。 10分以上背中をフリーに出来る端座位は久しぶりでとっても気持ち良かった。次は3回の立位運動。今日の1回目は 立ち上がってからの腰伸ばしではH先生にかなり助けてもらったけれど、2回目・3回目は腰にも膝にも力が入ったと思う。 ただ立ち上がって腰を伸ばしてからの左右の足への重心移動はまだ不安定だ。最後の脚の可動域運動では水曜日より 痛みが早く来た。股関節の屈曲運動はまだまだ戻っていない。

2月2日 久しぶり
木曜日の朝のケアは9時45分から。それなのに訪問看護ステーションOのM看護師が9時半には顔を出した。こんなことは M看護師とは21年?の付き合いになるけど初めてじゃないかな、「他の訪問先の通院に同行しないといけないから11時15分 (定刻)には帰りたい」とのことだった。木曜日の朝のケアには排便もある、長引くことを怖れたようだ。こんな律儀な ところもM看護師らしい。M看護師の計画ではヘルパーさんの来る前に洗顔と背中拭きを終わらせて、ヘルパーさんが 来たらすぐに排便介助に取りかかりたいようだ。でも その割には早く来た理由を長々と妻に話し始めた。話し好きであり 話しが長く話し始めると手が止まるのもM看護師の特徴だ、だから二度ほど歯ぎしりをして「急げ」と話を中断させた。 M看護師はバイタルを計り終えるとまず洗顔をしそれから背中拭き、相変わらずM看護師の背中拭きはもはや上半身の 清拭と言えるほどバカ丁寧。この背中拭きで手を抜きさえすれば15分も早く来る必要はないだろうに、その背中拭きでも 手を抜こうと思わないのがM看護師の特徴であり律儀なところでもあるのだろう。
M看護師が洗顔と背中拭きを丁度終えたところにヘルパーさんが来た。今日のヘルパーはK会のMさん、今日のM看護師には 最適とも思えるヘルパーだった。早速二人で排便介助。M看護師の(今日は特別)予想しづらい動きにも臨機応変に ついてゆくMさん。今日も浣腸液は2回に分けて注入してもらった、1回目はガスと降りてきていた便を出すため・2回目は 残便と肛門近くに残っている便汁を出すため。今日はこれが上手くはまって、しかも今日は朝から程良い便意もあって 便は幾分頑張ったらM看護師のフォローもあって順調に出た。ケアが終わった時間も11時10分とM看護師の意図通り。 良かった。
午後3時からの車椅子移乗、ヘルパーの社協のヘルパーFさんは5分前に来て移乗の準備をしM看護師はちょっと遅れて 合流するといういつものパターン。M看護師があまりにも遅れて到着するというのは困りものだけど…この方がドキドキ しないですむ。木曜日の車椅子移乗は一度立たせてもらってから再度ベッドに横になりスライドボードを使って車椅子に 移してもらう手順。看護師さんとヘルパーさんに立たせてもらった時もまだ不安定できちっと立つまでに時間がかかって 迷惑をかけているけど、今の調子はまだこんなもんだけど「その内また良くなるから」と思って…勘弁してもらっている。 今日車椅子は外の景色もギリギリテレビも見える向きで座らせてもらった。嘆きたくなるのはモチノキの葉っぱと新枝の 貧弱さ、これで来年モチノキに赤い実は付くのか(今年はもう諦めた)不安。色のない庭は寂しいな。
僕が車椅子に座った後もM看護師は家に残ってくれた。というのは施設から連絡があり「お袋に続き親父も新型コロナに 罹って、肺に疾患を持っている親父には新しい治療を行うので承諾書にサインしてほしい」と、そういうことで妻が施設に 出かけていったからM看護師が家にとどまってくれたって訳。1時間余り経った頃M看護師が動き出しベッドメーキング、 Fさんは定刻5分前に着いたのにベッドが整えられていたことにびっくりしてた。それから二人で僕をスライドボードを 使って車椅子からベッドに戻しこれで今日のケアは終了、その後しばらく二人で昔話をしてそして帰っていった。僕は 看護師さんやヘルパーさんのそんな世間話を聞くのが結構好きなんだ。

2月1日 入浴車
朝10時過ぎからは入浴車。浴槽に浸かったのは28日ぶり、退院前日に入浴があったけどシャワー浴だったので浴槽で 暖まることは出来なかった。でも介護人?の方2人とK看護師が丁寧に洗ってくれたから気持ち良かった。ありがとう ございます。しかし 冬のシャワー浴は寒く感じた。だけど久しぶりの入浴車はやはり暖かかくて本当に気持ち良かった、 入浴車のスタッフも僕のことをよく知っていて体中を力強くゴシゴシ洗ってくれるから安心して任せられるしね。今日の 入浴車のスタッフは看護師のY子さんとGさん・ヘルパーのMさんとKさんという僕に慣れたいつものメンバーで構成。 ありがとうございました。
午後3時からは訪問リハビリ、いつもより30分あまり早いのはWebでK医師との面談があったから。Web面談なら医師も 現場に行かなくて済む、本当に便利な世の中になったものだ。Web面談の後はいつもの水曜日通り下半身のリハビリ。 最初の脚の可動域運動では退院の日より我慢出来るようになったと思うけど、左脚は股関節の屈曲運動も脚挙げ(膝の裏 伸ばし)もまだつらかった。次の3回の立位運動ではベッドからの立ち上がりも腰伸ばしも1回目は全てH先生任せだったが、 2回目は腰や膝に少し力が入るようになり、3回目はH先生の力を借りて自分で立ち上がり腰を伸ばすイメージで出来た。 3回目だけはまあまあか。



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1月
1月31日 H先生の上半身のリハビリ
火曜日のケアは9時半からと早い。しかし今日は早めにパソコンを止め訪問の到着を待った。定刻少し前に訪問看護 ステーションOのS看護師と社協のヘルパーFさんが到着、Fさんはパソコンを片付け洗顔準備、S看護師はFさんに段取りの 教えを請いながらバイタルを測定。そしてFさんが洗顔しているところにM看護師が着いてS看護師の指導員が代わった。 今日のケアは洗顔・背中拭き・陰洗とスライドボードを使っての車椅子移乗。M看護師の背中拭きはいつもとっても丁寧で 力強いから上半身は本当に清拭しているようなものだ、ただS看護師に教えながらケアしてるからいつもより時間が かかった。
今日も車椅子は庭向きにしてもらったが…庭にはほぼ色がなかった、南向きの窓から散り残りの蝋梅の黄色い花が2輪 見える以外はモチノキにも南天にも実の付く気配すらないように見えた。去年白い花が咲いた白梅も今年は蕾が 膨らんでいるようには見えなくて…庭の何もかもが寂しくなった。剪定したのはやっぱり失敗だったかなあ。
午前11時前?からはH先生の上半身のリハビリ。右上半身は車椅子に座ったままで左上半身はベッド上で肩・肘・腕・手の 可動域運動。やはり上半身の各関節の可動域は狭くなっているようで動かしてもらうとずい分早く痛みが来るように なった。ベッドに戻る際の4歩の歩行運動では今日は左足重心の時に幾分不安を感じた。従来不安を感じる時は 右足だったのに、何故だろう。呼吸リハの時も下から胸を押してもらう際に背中に弱い痛みを感じた。ひと月以上呼吸 リハがなく胸も押してもらってなかったからこんなもんか。
午後2時半からは訪問歯科。入院中歯磨きしてもらった後に左下一番奥のブリッジの左側の歯茎が少し腫れた感じに なっていたことを思い出し、その事を文字盤で妻に言って妻から歯科衛生士さんに伝えてもらった。歯科衛生士さんは そのブリッジと歯茎の間を歯間ブラシと歯ブラシで入念に掃除して「これで様子を見て欲しい」と。歯科衛生士さんに よると「(その部分は)赤みは見られるものの腫れはない」とのこと。僕としてはもう少し激しく磨いて悪い血が出るなら 出して欲しかったのだけど…。

1月30日 上手くいった
今日は月曜日 排便の日、朝からまあまあの便意があった。入院中ラキソベロンは前日の寝る前のみ13滴、これで翌朝便が 降りてきている感じはあったけど便意はほとんどなかった。今回ラキソベロンは一昨日寝る前に5滴・昨日夜の経管栄養 前に13滴服用、この違いが今朝の便意に繋がったのか。今日の朝のケアの担当は訪問看護ステーションTのT看護師と 社協のヘルパーKさん、このコンビなら清拭も排便もスムーズにいくと思っていたが便も順調に出た。ただ問題が少々、 頸の痛みが段々強くなっていることとかなりの時間オーバー。円盤状の大きな時計がないから時刻が分からなかった。 頸の痛みが出たのは車椅子に座る機会が入院中少なかったからだと思う…、僕の身体の中で肩・腕・手以外で筋力の最も 弱い部位だから。
午後3時からの車椅子移乗、担当はT看護師とヘルパーのFさん(戻る時はKさん)。久しぶりに看護師さんとヘルパーさんに 立たせてもらうから不安はあったけど…案の定まごついた。看護師も久々の車椅子移乗で戸惑う場面もあった。まあ 久々はこんなものだろう。

1月29日 左足が痛い
退院した日から夜間の介護担当の重度障害者訪問介護のヘルパーを利用。一昨日がKさん(夕方5時〜翌朝6時)・昨日がAさん (夕方5時〜翌朝7時半)・今日がFさん(夜8時〜翌朝6時)、それぞれ独自の癖(個性)を持つヘルパーさんで面白くもあり 取り扱いに注意もあり。これは病棟でも同じこと、NGWordは悪口かな。僕の意図してない言葉でも使い方を間違えば 悪口に聞こえることもある、今回の入院中にもKさんに気を悪くさせた。「そんな意味で使った訳ではない」と言い訳 しようとも思ったがこの言い訳では同じ様にKさんを悲しませると理解し…言い訳は止めた。申し訳ないことをした。 言葉って難しいなあと改めて思った。重度のヘルパーは個人経営だけど結束は固い、変な事は言わないように結構気は 使う。それが僕を無口にさせる?
お昼前から妻のケア、週に1度だけのケアだけど僕はいつも日曜日の妻のケアを結構楽しみにしている。妻のケアは丁寧な ところもありきついなあと思うところもあり、一人でやってくれているのだから側臥位が絡むと少々荒っぽくなるのも 仕方ないけど。いつもありがとうございます。
いつの頃からか病院にいる時はパソコンはしないと決めて…今回入院が3週間と1週間いつもより延びたためか右足が パソコン入力用PPSスイッチへの信号の伝え方を今現在は忘れてしまったようだ。右足の入力用スイッチは圧電素子PPSを 貼り付けたプラスチック板を親指と人差し指の間に挟んで、指を閉じることによって信号を発生させようと しているのだがなかなか反応しない…入院中も指を閉じる運動はしてきたつもりなのだけれど。左足は横に置いた缶に 貼り付けたピルケーススイッチを親指で叩くことによってパソコンを操作している。こちらはまあ順調。ただ入院中に 左足を横に動かす動きは全くしてなかったからか夕方には左くるぶしの上左足のすねの左側の筋肉がかなり痛くなった。 明らかにパソコンのし過ぎ、それでも湿布を痛む部位に貼ってもらってパソコンを楽しんだ。やりたいことが 溜まっていたから…。

1月28日 久しぶりの訪問ケア
土曜日のケアは朝10時15分から、1月5日以来の家での訪問ケア。病院でのケアと家での訪問ケアとの一番の違いはケアに かけれる時間、病院では何人もの患者さんのケアを限られた時間ですることになるから大雑把になるのも仕方のないと 思う。個人的に思うに週2回の清拭にこだわらなくても清拭を週1回にして時間をかけても良いのではないかと。
今日のケアの担当は訪問看護ステーションTのT看護師とK会のヘルパーTさん、今日のケアは洗顔と洗髪と清拭と陰洗の フルコースで1時間半。いつもの様にヘルパーのTさんが洗顔している間にT看護師がバイタルを測り胸を聴診した後に脚の マッサージ、可動域運動不足からか脚を動かしてもらっている時にいつもより脚の筋肉や関節が痛かった。次は二人で 洗髪、力強い洗髪で頭の痒みがかなり取れた。それから清拭、腕を力強く拭いてくれて垢が出てきたのでT看護師も驚いて いた。背中の痒みもあったけどが背中を拭いてもらって痒みも幾分取れたけど背中を拭いてもらった時に何か違和感が あった。最後は陰洗、陰部にも少し痒みがあったけど薬(市販の薬 カブレーナ)を塗ってもらってだいぶ治まった感じだ。 キメ細やかなケアをする時間があること、それが訪問ケアの強みだ。

1月6日〜27日 レスパイト入院
今日(27日)の午後3時過ぎ病院から戻ってきた。戻ってきた時には訪問リハビリのH先生はもう着いていてひと月振りの 4歩の歩行運動と脚の激しい可動域運動。歩行運動で感じた違和感はたいして多くはなかったけど…脚の可動域運動は かなりの痛みを感じた、やはり入院中の関節の可動域運動が少なかったのが原因だろう。看護師さんには毎晩寝る前に 手脚を動かしてもらったけど、これがなかったら手足の関節はもっと固くなっていたと思う。
今回の入院の目的はレスパイトと首の皮膚の生理検査。11日(水曜日)に首の左下のでき物を手術室で生検したのだけど… 「生検の結果が出るのと抜糸をするのに二週間かかる」と言われて今日1週間遅れで何事もなく無事に帰ってきた、1cmに 満たない生検の傷跡だったのでどうして二週間も抜糸に必要なのかと文句タラタラ思っていた。が 2週間目に入ると キズの奥がたまにズキンと結構痛んで…半分納得した。生検結果は「悪性ではなかった」とのことだったが…「詳しいことは 奥さんに次の通院の時に話す」というのはちょっと不気味だったかな。
それに抜糸するはずの水曜日に「皮膚科の先生は大雪になると帰られない所らしく 昨日は先に帰って今日はお休み」と 聞かされた時には「来週まで入院が伸びるのは辛いな」とマジで思った。なんせ今回の入院は新型コロナの影響が一番強く 出てリハビリも休む方が多かったようでリハビリの回数も車椅子移乗も予定の半分以下、リハビリしてくれる方も僕は 初めての方で恐る恐る。でもリハビリに来てくれただけで 看護師さん達が車椅子に座らせてくれただけでありがたい 状況だった。
シャワー浴をする機会は本当は2回あったのだけど、生検の前日この日の部屋担当の看護師さんに「お風呂に入るか車椅子に 座るかどちらかしか時間がないのですが?」と聞かれ車椅子に座ることを優先してしまった。だけど午後4時半にリハビリが 遅くなることが分かりリハビリも中止にしたから車椅子にも座れずじまい、リハビリの時間を読み間違えた僕の判断ミス。 結局お風呂には入れたのは昨日1回のみ、途中で洗髪してもらったけど週に1回はお風呂に入りたいものだ… 寝たきりだからこそ頭や背中が痒くて堪りません。
とは言っても6階病棟のスタッフのみなさまには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

1月5日 木曜日のケア
木曜日の朝のケアは9時45分から、今日のケアのメニューは洗顔と背中拭きと陰洗 (それに追加でリハビリ)。いつもなら 陰洗ではなくて排便介助なのだが、昨日排便はしたから今日はなし。そして担当看護師は今日も訪問看護ステーションOの M看護師、一人だったのがちょっと意外だったけど。定刻より10分遅れで着いたが今日は排便がないから十分だろう。まず M看護師が洗顔、木曜日は看護師さんに洗顔してもらえる唯一の機会。M看護師が洗顔している時に玄関の開く音がして 「今日のK会のヘルパーは誰だろう」と話してたら僕の部屋の障子を開けて入ってきたのはMさん、「これはいい 柔軟性も あるしベストペア」と僕。そしてM看護師が「(僕が)しばらく体を動かしてないから脚を動かしてもらってもいい?」と確認、 最近のヘルパーさんはケアマネージャーが書類に記載しているケアの内容以外はしてはいけないのだ 面倒くさい。 洗顔が終わったら二人で背中拭きと陰洗、M看護師の背中拭きはとても丁寧でついでに胸やお腹も拭いてくれるし、これは もう清拭のようなものだ。手浴もしてもらって 余った時間で脚のリハビリもしてもらって、ありがとうございます。
午後3時からの車椅子移乗、担当はM看護師と社協のヘルパーYさん。10日ぶりの車椅子移乗と立位運動だったけど出来た。

1月4日 ケア再開
昨日の夕方からケアが再開。5時からKさんで8時からは引き続きでFさん、Kさんは正月三ヵ日はずっと仕事と言ってたけど Fさんはどうだったのか。朝方4時頃人工呼吸器の回路がボコボコと結構高い音で鳴っていたので目が覚めて、何十回と 懸命に歯ぎしりしたんだけど隣の部屋からは何の反応もない。聞き耳を立ててみると隣の部屋からは小さないびきが… 熟睡しているようだ。これが回路のボコボコいう音でなく気管に痰が詰まっている状態だったとしても、あのいびきでは 気付かないだろう。結局今日は30分?15分?で目覚めて僕のガリガリ歯ぎしりに気付いて来てくれたけど、僕にとっては とっても長い時間だった。それに長く歯ぎしりしてたことで歯も痛くなったし…。
水曜日は午前10時過ぎから入浴車・午後3時半から訪問リハビリがいつものケアメニューなのだが、大晦日に排便したから 今日は4日目排便の日。特別に訪問看護ステーションOのM看護師とS看護師が入浴車の50分前に来てくれて排便介助。 そこは流石M看護師で摘便と浣腸を組み合わせて、一昨日と昨日のラキソベロンで降りてきていた便をお腹を押しながら きちんと取り出してくれた。今朝の便意はあまり強くなかったのに…やっぱりM看護師は上手い。排便はきっちり入浴車に 間に合った。ありがとうございます。
午前10時過ぎからは入浴車、今日のスタッフは看護師のFさん(ケアマネージャー)とY子さん・ヘルパーのMさんとkさん。 F看護師は新年の挨拶をするためを兼ねてスタッフに加わったのだと思うけど、僕がお風呂に浸かっている時に色んな 話題を提供してくれて井戸端会議は大いに盛り上がった。5日ぶりのお風呂なのでスタッフのみんなは僕の体を十分に 洗ってくれたし、足し湯をしてもらったり胸にシャワーをかけてもらったりして僕も十分に温まってお風呂からあがった。ベッドの上でも顔や腕に久々に汗が少しの間引かなかった。
午後3時半からは訪問リハビリ、H先生が新型コロナの濃厚接触者扱いでまだ自宅待機の期間だからK園の M先生(理学療法士)が来てくれた。M先生が僕の身体に触れるのは今日が初めてだから「今日の可動域運動はどうせ様子見 だろう」と思っていたのだが…なかなかしっかりと動かしてくれた。ありがとうございます。

1月3日 上の息子帰る
今日の午前中名古屋から帰省していた上の息子が帰っていった。新幹線で帰ってきて新幹線で帰っていった、帰省客が 多くて大変だっただろう。それにしても名古屋まで6時間とは早くなったものだ。この息子の帰省中話したのは風邪で 息子が体調を崩してたこともあり2回だけ、向こうに帰ったらすぐ出張とのこと。仕事していて忙しいということは 良いことだろう、仕事が嫌でなければ。嫌そうには見えなかったし…いいや。
正月三ヵ日は駅伝とパソコン三昧、妻にケアしてもらう時以外はずっとパソコンしていたようなものだった。ただ今日の ケアは陰洗なし、チビが僕の脚の間にのんきそうに寝ていたから遠慮した。今日チビは脚の間に3-4時間寝ていた、脚が 暖かくて…嬉しかった。

1月2日 チビが来た
昨夜寝る前に右足の親指と人差し指の間に挟んでパソコンを操作していたPPS(圧電素子)スイッチが急に反応しなくなり、 今朝PPSコントロールボックスの表示が変になっていて調子が悪いことが分かった。妻と下の息子が色々やって くれたのだが直らなかった。僕は初期化を指示したのだけれど初期化の場所が見当たらなかったらしい。その時古い (感度調整用)つまみが壊れただけのPPSコントロールボックスがあったことを思い出し、下の息子に新しい方のつまみを 古い方に付けられないかと指示したが駄目だったと。その後PPSコントロールボックスを古い方に交換しドライバーで 感度を調整出来るようにしてくれた。
昨日の朝経管栄養を落としている時に妻が僕の脚の間にチビを置いたら今まですぐにベッドから飛び降り一目散に 逃げてたチビが…昨日は1時間ぐらい脚の間に留まって寝ていた。ただ音がするとどんなに小さな音でも全身がピクンと 動いて警戒している風だった。今日のチビは自分からベッドに上がってきて僕の脚の間に潜り込み昨日よりゆったりと 落ち着いた感じで眠っていたと思う。ただ脚の間に留まっていた時間は2時間×2程度、まだ心安まる場所になっていない のだろう。それにしてもようやく猫がチビが脚の間に来て眠るようになった。モモが逝ってしまってからの空席、 長かったし寂しかった。埋まるかな…。

1月1日 元日
せめて年末年始は家族だけで過ごさせたい過ごしたいからと毎年夜間の重度障害者訪問介護がいないように心がけて 例年は僕が入院、本年は僕が家に居るから重度障害者訪問介護の夕方5時から翌朝6時までの介護は12/31〜1/2の間は 休みにしてもらった。そしてその内の夜間の時間帯は妻の負担にならないようにと下の息子が僕の介護を務めてくれて いる、ありがたいことだ。上の息子も一昨日の夜中帰ってきたとのこと。昨日の朝は挨拶を交わして「3日に帰るけど やってほしいことがあったら言って」と言われた時には元気そうだしその気遣いが嬉しかったのだけれど…それ以降顔を 見せなくなった。体調を崩しているとのこと。「正月から気の毒」といいながら誰もあまり気にしている風はないけど… 僕だけは「もしかしたら新型コロナかも」って心配している、顔見て話していたらこんな心配はしていないのかも しれない。まあ風邪?を移したくないから僕の部屋に近付かないのだろうけど。
午前11時頃から妻がケアをしてくれた。洗顔・手足拭き それに陰洗、いつものことながら丁寧に優しく力強くして もらった。この三ヵ日は毎日妻にお世話になる、嬉しいけど申し訳ない。正午前に娘夫婦が僕の部屋に正月の挨拶に 来た。この正月は娘夫婦とも二人の息子とも会えた、こんなに嬉しいことはない。それから家族みんな?が座敷に集まって 賀詞交換と昼食、僕は一人部屋でテレビで「全国実業団駅伝」を見ながら昼の経管栄養…これなら家にいても結局独り ぼっちのようなもの。加われない寂しさは変わらないなと思いながらも、こんな体だから仕方ないけど…。


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