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 山家の 
  伝教大師は

 国土人民を
  あはれみて

 七難消滅の 
  誦文には

 南無阿弥陀仏を
  となふべし

     
(現代語訳)

比叡山の伝教大師最澄は、国土と人びとがさまざまな災難に遭遇し苦しんでいる相を憐れんで、七難の天災地変の災難を消滅させる誦文をつくり、その中で南無阿弥陀仏の念仏を称えるよう勧めておられます。

白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 308頁より


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