(1) 弥陀の名号
   となへつつ

  信心まことに
   うるひとは

  憶念の心
   つねにして
   
  仏恩報ずる
   おもひあり


(現代語訳)

衆生を信じさせずにはおられないという阿弥陀仏の名号を称えながら、称える心が名号のいわれをそのまま信ずる身になった人は、如来のはたらきをいつも憶えて忘れない心が具わるとともに、仏恩報謝の念が自然にほとばしり出てきます。


白川 晴顕師著
「浄土和讃を
 読む」 7頁より


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