第982回 反抗しても 抵抗しても 〜目的地に必ず誘導する カーナビ〜

 平成23年11月17日〜

自動車の運転、慣れたところと 初めてのところとでは その緊張に違いがあります。
初めてのところに出かけるときには、カーナビという便利なものが誘導してくれて 
重宝しています。

出発する時に、目的地の電話番号か住所を打ち込みますと、いくつかの道順を
選べるようになっており、そのうち一つのルートを決定すると
到着する時間も知らせてくれます。


道なりの時は何の指示もありませんが、分かれ道が近づくと,車を中央車線で
走らせればいいのか、それとも左車線がいいのかを、判断できるように
五百メートル先、左折しますとか、右折しますと、あらかじめちゃんと教えてくれます。

そして、分岐点の三百メートルまで近づくと 画面が変わり、三百、二百、百メートルと、
目印が少しずつ減っていき、分岐する交差点を確実に
 教えてくれるのです。


もし、その指示に従わずそのまま進むと、新しいルートに変わりましたと、
また新たな道順を指示し始めます。

ちゃんと指示に従わないから知らない、もう教えないと怒ることもなく
むくれることもなく、ひたすら目的地への最短距離を、教えてくれるのです。

目的地さえはっきりしていれば、どんなに反抗し抵抗しても、すぐに計算して

間違いなく道順を教えてくれるのです。
指示する道順は いつも同じなのかと,試しに馴染みの場所を指定して

確かめますと、時間により道路の混雑状況も加味して、もっとも早く
到着出来る道を選び教えてくれる優れものです。


ところで、私たちの人生の目的地は どこでしょうか。
お念仏の人にとっては、それは、お浄土です。

このお浄土への道を、正確に教えてくださるのが 南無阿弥陀仏の
 
お念仏のはたらきだと味わいます。
右に行くのか左にいくのか、まっすぐ行くのか、この私を導いて
くださるのが 南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏の呼び声。



どうか、自分で口にしながら,自分で聞きながら 進むべき方向を
確認しながらの毎日でありたいと思います。
間違った道へ 進んでしまっても ちゃんと修正してくださる呼び声。

このまま道なりに行けばいいのか、どちらかへ曲がるのか、前もって教えて

くださるアナウンス。

予想もしない大問題が起ころうと、希望道理にことが進まなくても、
病気をしても、物忘れしても、悲しい苦しい辛い出来事に出会っても

朝晩のお勤め、本堂でのお聴聞、南無阿弥陀仏の生活をさせていただければ
必ずお浄土へ導いてくださる、先輩たちもすでに行っているお浄土へ
この私も導いてくださる。

そう信じられる安心した心豊かな生活を送らせていただきたいものです。
この道で良いんだよ、急がなくてもいいのだよ、そのまんま南無阿弥陀仏の

この道でいいんだよと、呼びかけていただけるのです。

妙念寺電話サービス 次回は、11月24日に新しい内容に変わります。

         


           私も一言(伝言板)