第734回 功 徳

  平成19年 2月 15日〜


妙念寺 電話サービスお電話ありがとうございました。

毎月 大阪からおいでいただく 行信教校の天岸先生の
観経の勉強会では
 年一回 謝恩を兼ねて懇親会が開かれます。

その閉会の挨拶で お世話役の方が こんなことを おっしゃいました。
壮年会の方から 質問があって お経の最後に 願以此功徳 というが
いったい どういう意味ですかと。

功徳というのは 一般には 修行をして積まれた徳のように 
思われていますが
 ここでは そうした人間の功徳のことではなく 
仏さまの功徳のことでありますと。


親鸞聖人は 「功徳とまふすは名号なり」と 一念多念文意にお書き
いただいております。仏さまの呼び声でありますと。


どうか この会を終わるにあたって 最後にみなさん 願以此功徳 
の一行を ご唱和くださいと 結ばれ 全員で 願以此功徳 と
声にだして 会を終わりました。


「『功徳』といえば 『口説く』に通じる感じがしますね」と 
向かえ合わせの方に お話しましたら

「そうですよ そのとおりですよ。関係ありますよ」と 返事が
返ってきました。


納得させようとしきりに 説得したり 懇願したりする。
あの口説くです。


自分の思いどおりにしようとし、いろいろに言う。例えば
「父親を口説いて車を買わせるなどと言う 口説くです。


ことによると 功徳とは 仏さまが この私に 南無阿弥陀仏を 
口にしてくれと
 口説いていただいているのかもしれないなあと
思えてきました。


頼むから 南無阿弥陀仏を口にする 毎日を送ってほしいと 説得し 
懇願して おいでになるのではないかと味わいながら 春のように
暖かい道を帰ってきました。


南無阿弥陀仏は 仏さまの呼び声 私が呼ぶ前に 呼びかけて
いただいている
 有難い言葉です。

南無阿弥陀仏を 口にするたびに 阿弥陀さまが 呼びかけて
いただいている
 阿弥陀さまに頼まれている 見守られている 
そばにいて よりそって いてくださると味わえる 生活で
ありたいものだと思います。


妙念寺電話サービス お電話ありがとう ございました。
次回は、2月22日に新しい内容に変わります。


         


           私も一言(伝言板)