第395回 i モード(あいもーど)で

   
平成 12年 8月 17日〜

  妙念寺電話サービスお電話ありがとうございます。
お盆も終わり、少しは秋のよそおいが訪れることと思います。


暑い暑いと言っていますが、この暑さを喜んでいる生物も
いるようです。


今年は、墓地の雑草が伸びるのが早いようです。
夏に育つ植物には、暑さは大事なことなのでしょう。
お米は、今年は豊作ではないかと思います。



 さて、この電話サービスは、音声だけでお聞きいただいて
いますが、電話を使って、文字や映像を見ることが出来る
時代になってきました。


インターネットというのは、コンピュータを電話線で結んで、
情報を交換するものですが、コンピュータのように大きな
機械ではなく、手の中に入る携帯電話で、映像情報を送ったり、
受け取ったりすることが出来るのです

i モード(アイモード)というもので、若い人を中心に何と
一千万台も、こうした携帯電話が利用されているそうです。


妙念寺ではこの電話サービスの原稿を、インターネットで
見ることが出来るようにしていますが、情報量が多く、
手に入る小さな携帯電話では、最初の一部分だけしか
見ることは出来ないようです。


電話器では、受け取る情報量が少ないのです。

そこで、電話器でも利用できるように、親鸞聖人が
お書きいただいた、ご和讚と、その現代語訳が
見られるように、この8月から工夫を始めました。


現代語訳は、中央仏教学院の白川 晴顕(しらかわ
 はるあき)先生が訳していただいたものです。



例えば、ご和讚の最初の 「 弥陀の名号となへつつ  
信心まことにうるひとは 憶念の心つねにして 
仏恩ほうずるおもひあり 」 のご和讚と、

その現代語訳 「 衆生を信じさせずにはおれないという
阿弥陀仏の名号を称えながら、称える心が名号のいわれを
そのまま信ずる身になった人は、如来のはたらきをいつも
憶えて(おぼえて)忘れない心が具わるとともに、仏恩報謝の
念(おもい)が自然にほとばしり出てきます。」 と、
掲載しています。


アイモードの携帯電話をお持ちの方は、「浄土和讚」で
検索して、是非ご覧ください。


また、この電話は、留守番電話を使っていますので、
みなさんのご意見が録音出来ます。
最後の信号音の後に、一分間でご要望をお話しください。

ご意見をお待ちしています。

妙念寺電話サービスお電話有り難うございます。
次回は、8月24日に新しい内容に変わります。